四半期報告書-第50期第3四半期(平成30年5月1日-平成30年7月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 財政状態の分析
①資産
流動資産は、前事業年度末と比べて2億56百万円増加し、35億82百万円(前事業年度末比7.7%増)となりました。主な要因は、借入の実施等により現金及び預金が79百万円増加したこと、売上高が増加したことにより受取手形及び売掛金が38百万円、電子記録債権が45百万円、それぞれ増加したこと、売上高の増加に伴う生産量の増加により商品及び製品が63百万円増加したこと、生産量の増加に対応するために原材料及び貯蔵品が33百万円増加したことによるものです。
固定資産は、前事業年度末と比べて1億1百万円増加し、28億73百万円(前事業年度末比3.7%増)となりました。主な要因は、新規工場に係る機械設備の購入等により機械装置が1億79百万円増加したことによるものです。
この結果、総資産は、前事業年度末と比べて3億57百万円増加し、64億56百万円(前事業年度末比5.9%増)となりました。
②負債
流動負債は、前事業年度末と比べて1億77百万円増加し、15億19百万円(前事業年度末比13.2%増)となりました。主な要因は、設備支払手形3億57百万円減少したものの、仕入が増加したことにより支払手形及び買掛金が87百万円、新規工場建設資金の借入を実施したことにより短期借入金が3億40百万円、冬季賞与の支給に備えたことにより賞与引当金が52百万円、それぞれ増加したことによるものです。
固定負債は、前事業年度末と比べて7百万円増加し、2億16百万円(前事業年度末比3.7%増)となりました。主な要因は、退職給付引当金が15百万円増加したことによるものです。
この結果、負債合計は、前事業年度末と比べて1億84百万円増加し、17億36百万円(前事業年度末比11.9%増)となりました。
③純資産
純資産は、前事業年度末と比べて1億73百万円増加し、47億19百万円(前事業年度末比3.8%増)となりました。主な要因は、時価の上昇によりその他有価証券評価差額金が4百万円増加したこと及び配当金の支払いにより利益剰余金が1億25百万円減少したものの、四半期純利益を2億81百万円計上したことにより利益剰余金が1億55百万円増加したことによるものです。
(2) 経営成績の分析
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、企業収益及び雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかながら回復基調がみられましたが、米国政権の施策による貿易摩擦問題及び各国の政治情勢の変動による地政学的リスクの高まり等、景気の先行きは不安定な状況で推移しました。
こうした状況のなかで、フィルター部門の国内におきましては、自動車用フィルター業界は、自動車メーカーの生産ライン、カーディーラーに供給するフィルターメーカー(以下、純正メーカー)とカーショップ、ガソリンスタンド及び整備工場等に供給するフィルターメーカー(以下、市販メーカー)に大きく2つに分かれます。純正メーカーは、取引先の自動車メーカー、カーディーラー以外にも他の自動車メーカーのフィルターを品揃えして、補修用として市販メーカーの納入先にも販売しております。よって、自動車用フィルター市場は、純正メーカー、市販メーカーが入り混じって激しい競争を繰り広げており、特に価格の面では、新興国で製造された安価な商品が増加し、激しい価格競争にも晒されております。輸出におきましては、当社ブランド「VIC」を約40年間、海外の日本車向けに販売しておりますが、日本のフィルターメーカー、海外のフィルターメーカーと品質、価格等で激しい競争を展開しております。さらに、燃焼機器部門におきましては、プレス加工技術を活かし、昭和51年から風呂釜用バーナを製造するようになり、現在は、厨房機器メーカー、ボイラメーカー及びコインランドリーメーカー等にガスバーナ、熱交換器等を販売しております。最近では、特にコインランドリー用バーナの受注が増加しております。
このような環境のなかにあって、当社はフィルター部門において国内では、付加価値の高い大型車用フィルター、既存品と差別化した高性能オイルフィルター及びプレス部品の拡販に注力すると共に、新規取引先の開拓、既存取引先との取引拡大に取り組んでまいりました。輸出では、主要輸出先への営業活動を強化すると共に、新規輸出先の開拓にも取り組みました。さらに、燃焼機器部門では、取引先から依頼を受けたバーナの開発、既存のバーナ部品及び熱交換器の拡販に取り組んでまいりました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ1億98百万円増加し、44億66百万円(前年同四半期比4.7%増)、売上高は増加したものの、原材料の値上り等により売上原価が増加したことが要因となり、営業利益は前年同四半期に比べ46百万円減少し、3億73百万円(前年同四半期比11.2%減)、経常利益は前年同四半期に比べ50百万円減少し、3億91百万円(前年同四半期比11.4%減)、四半期純利益は前年同四半期に比べ25百万円減少し、2億81百万円(前年同四半期比8.2%減)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
(フィルター部門)
売上高に関しては、国内売上は同業者向けが増加しました。輸出売上はアジア向け及び中近東向けが増加しました。営業利益に関しては、売上高は増加したものの、原材料の値上り等により売上原価が増加したことが要因となり減少しました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ1億38百万円増加し、41億29百万円(前年同四半期比3.5%増)、営業利益は前年同四半期に比べ31百万円減少し、5億35百万円(前年同四半期比5.6%減)となりました。
(燃焼機器部門)
売上高に関しては、コインランドリー用バーナの売上高が増加しました。営業利益に関しては、売上高が増加したことが要因となり増加しました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ60百万円増加し、3億36百万円(前年同四半期比21.8%増)、営業利益は、前年同四半期に比べ5百万円増加し、49百万円(前年同四半期比11.9%増)となりました。
(その他)
ティッシュケース及び灰皿等の販売をしております。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ15万円増加し、85万円(前年同四半期比21.4%増)、営業損失は56万円(前年同四半期は営業損失85万円)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は、3,647千円であります。
(5) 主要な設備
(新設)
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期累計期間に著しい変動があった設備は次のとおりであります。
(注) 1 完成後の生産能力は一部増加しますが、全体としては微増であります。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(1) 財政状態の分析
①資産
流動資産は、前事業年度末と比べて2億56百万円増加し、35億82百万円(前事業年度末比7.7%増)となりました。主な要因は、借入の実施等により現金及び預金が79百万円増加したこと、売上高が増加したことにより受取手形及び売掛金が38百万円、電子記録債権が45百万円、それぞれ増加したこと、売上高の増加に伴う生産量の増加により商品及び製品が63百万円増加したこと、生産量の増加に対応するために原材料及び貯蔵品が33百万円増加したことによるものです。
固定資産は、前事業年度末と比べて1億1百万円増加し、28億73百万円(前事業年度末比3.7%増)となりました。主な要因は、新規工場に係る機械設備の購入等により機械装置が1億79百万円増加したことによるものです。
この結果、総資産は、前事業年度末と比べて3億57百万円増加し、64億56百万円(前事業年度末比5.9%増)となりました。
②負債
流動負債は、前事業年度末と比べて1億77百万円増加し、15億19百万円(前事業年度末比13.2%増)となりました。主な要因は、設備支払手形3億57百万円減少したものの、仕入が増加したことにより支払手形及び買掛金が87百万円、新規工場建設資金の借入を実施したことにより短期借入金が3億40百万円、冬季賞与の支給に備えたことにより賞与引当金が52百万円、それぞれ増加したことによるものです。
固定負債は、前事業年度末と比べて7百万円増加し、2億16百万円(前事業年度末比3.7%増)となりました。主な要因は、退職給付引当金が15百万円増加したことによるものです。
この結果、負債合計は、前事業年度末と比べて1億84百万円増加し、17億36百万円(前事業年度末比11.9%増)となりました。
③純資産
純資産は、前事業年度末と比べて1億73百万円増加し、47億19百万円(前事業年度末比3.8%増)となりました。主な要因は、時価の上昇によりその他有価証券評価差額金が4百万円増加したこと及び配当金の支払いにより利益剰余金が1億25百万円減少したものの、四半期純利益を2億81百万円計上したことにより利益剰余金が1億55百万円増加したことによるものです。
(2) 経営成績の分析
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、企業収益及び雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかながら回復基調がみられましたが、米国政権の施策による貿易摩擦問題及び各国の政治情勢の変動による地政学的リスクの高まり等、景気の先行きは不安定な状況で推移しました。
こうした状況のなかで、フィルター部門の国内におきましては、自動車用フィルター業界は、自動車メーカーの生産ライン、カーディーラーに供給するフィルターメーカー(以下、純正メーカー)とカーショップ、ガソリンスタンド及び整備工場等に供給するフィルターメーカー(以下、市販メーカー)に大きく2つに分かれます。純正メーカーは、取引先の自動車メーカー、カーディーラー以外にも他の自動車メーカーのフィルターを品揃えして、補修用として市販メーカーの納入先にも販売しております。よって、自動車用フィルター市場は、純正メーカー、市販メーカーが入り混じって激しい競争を繰り広げており、特に価格の面では、新興国で製造された安価な商品が増加し、激しい価格競争にも晒されております。輸出におきましては、当社ブランド「VIC」を約40年間、海外の日本車向けに販売しておりますが、日本のフィルターメーカー、海外のフィルターメーカーと品質、価格等で激しい競争を展開しております。さらに、燃焼機器部門におきましては、プレス加工技術を活かし、昭和51年から風呂釜用バーナを製造するようになり、現在は、厨房機器メーカー、ボイラメーカー及びコインランドリーメーカー等にガスバーナ、熱交換器等を販売しております。最近では、特にコインランドリー用バーナの受注が増加しております。
このような環境のなかにあって、当社はフィルター部門において国内では、付加価値の高い大型車用フィルター、既存品と差別化した高性能オイルフィルター及びプレス部品の拡販に注力すると共に、新規取引先の開拓、既存取引先との取引拡大に取り組んでまいりました。輸出では、主要輸出先への営業活動を強化すると共に、新規輸出先の開拓にも取り組みました。さらに、燃焼機器部門では、取引先から依頼を受けたバーナの開発、既存のバーナ部品及び熱交換器の拡販に取り組んでまいりました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ1億98百万円増加し、44億66百万円(前年同四半期比4.7%増)、売上高は増加したものの、原材料の値上り等により売上原価が増加したことが要因となり、営業利益は前年同四半期に比べ46百万円減少し、3億73百万円(前年同四半期比11.2%減)、経常利益は前年同四半期に比べ50百万円減少し、3億91百万円(前年同四半期比11.4%減)、四半期純利益は前年同四半期に比べ25百万円減少し、2億81百万円(前年同四半期比8.2%減)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
(フィルター部門)
売上高に関しては、国内売上は同業者向けが増加しました。輸出売上はアジア向け及び中近東向けが増加しました。営業利益に関しては、売上高は増加したものの、原材料の値上り等により売上原価が増加したことが要因となり減少しました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ1億38百万円増加し、41億29百万円(前年同四半期比3.5%増)、営業利益は前年同四半期に比べ31百万円減少し、5億35百万円(前年同四半期比5.6%減)となりました。
(燃焼機器部門)
売上高に関しては、コインランドリー用バーナの売上高が増加しました。営業利益に関しては、売上高が増加したことが要因となり増加しました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ60百万円増加し、3億36百万円(前年同四半期比21.8%増)、営業利益は、前年同四半期に比べ5百万円増加し、49百万円(前年同四半期比11.9%増)となりました。
(その他)
ティッシュケース及び灰皿等の販売をしております。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ15万円増加し、85万円(前年同四半期比21.4%増)、営業損失は56万円(前年同四半期は営業損失85万円)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は、3,647千円であります。
(5) 主要な設備
(新設)
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期累計期間に著しい変動があった設備は次のとおりであります。
| 事業所名 (所在地) | セグメントの 名 称 | 設備の内容 | 投資金額(千円) | 完了年月 | 完成後の 増加能力 |
| 本社・本社工場 (静岡県御前崎市) | フィルター部門 | 塗装設備 | 66,500 | 平成29年11月 | (注)1 |
(注) 1 完成後の生産能力は一部増加しますが、全体としては微増であります。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。