四半期報告書-第97期第1四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における当社グループの主要関連市場におきましては、世界経済は依然として新型コロナウイルス感染症による不透明な経済情勢が続くものの製造業などを中心に回復傾向がみられ、小型プリンターの需要については米国市場を中心に好調に推移し、主力の工作機械の需要も中国をはじめとした各市場で回復の動きがみられました。
このような状況のなか、当第1四半期連結累計期間の売上高は、主に工作機械の販売が増加したことから127億
9千1百万円(前年同期比19.5%増)となりました。利益につきましては、売上の増加などにより営業利益は11億3千
6百万円(同121.9%増)、経常利益は12億3千万円(同391.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億9千1百万円(前年同期は1億2千2百万円の損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。変更の詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。
(特機事業)
小型プリンターでは、米国市場はフードデリバリー向けの販売が好調に推移したことなどにより売上は大きく増加しました。欧州市場は大口案件を中心に販売は堅調に推移し、また、国内市場はmPOS向けの需要が底堅く推移したことから売上は増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は36億2千3百万円(前年同期比16.0%増)と増収となり、営業利益は8億5千2百万円(同100.9%増)と大幅な増益となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、米国市場では幅広い業種で好調な市況となるなか、物流の遅延などから販売の遅れが発生したことにより売上は減少しました。欧州市場では自動車関連向けが回復し販売が好調となり売上は増加しました。また、アジア市場では前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響から経済活動を大幅に制限されていた中国において、活動再開とともに通信関連や自動車関連などが好調に推移したことにより売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は91億6千8百万円(前年同期比20.9%増)と大幅な増収となり、営業利益は7億9百万円(同12.9%増)と増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産は、有価証券などが減少したものの、現金及び預金やたな卸資産が増加したことなどにより、前期末に比べ44億8千7百万円増加の761億9百万円となりました。負債は、仕入債務や流動負債のその他が増加したことなどにより、前期末に比べ29億6百万円増加の247億6百万円となりました。純資産は、為替換算調整勘定の増加などにより、前期末に比べ15億8千万円増加の514億2百万円となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は3億5千4百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの主要関連市場におきましては、世界経済は依然として新型コロナウイルス感染症による不透明な経済情勢が続くものの製造業などを中心に回復傾向がみられ、小型プリンターの需要については米国市場を中心に好調に推移し、主力の工作機械の需要も中国をはじめとした各市場で回復の動きがみられました。
このような状況のなか、当第1四半期連結累計期間の売上高は、主に工作機械の販売が増加したことから127億
9千1百万円(前年同期比19.5%増)となりました。利益につきましては、売上の増加などにより営業利益は11億3千
6百万円(同121.9%増)、経常利益は12億3千万円(同391.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億9千1百万円(前年同期は1億2千2百万円の損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。変更の詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。
(特機事業)
小型プリンターでは、米国市場はフードデリバリー向けの販売が好調に推移したことなどにより売上は大きく増加しました。欧州市場は大口案件を中心に販売は堅調に推移し、また、国内市場はmPOS向けの需要が底堅く推移したことから売上は増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は36億2千3百万円(前年同期比16.0%増)と増収となり、営業利益は8億5千2百万円(同100.9%増)と大幅な増益となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、米国市場では幅広い業種で好調な市況となるなか、物流の遅延などから販売の遅れが発生したことにより売上は減少しました。欧州市場では自動車関連向けが回復し販売が好調となり売上は増加しました。また、アジア市場では前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響から経済活動を大幅に制限されていた中国において、活動再開とともに通信関連や自動車関連などが好調に推移したことにより売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は91億6千8百万円(前年同期比20.9%増)と大幅な増収となり、営業利益は7億9百万円(同12.9%増)と増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産は、有価証券などが減少したものの、現金及び預金やたな卸資産が増加したことなどにより、前期末に比べ44億8千7百万円増加の761億9百万円となりました。負債は、仕入債務や流動負債のその他が増加したことなどにより、前期末に比べ29億6百万円増加の247億6百万円となりました。純資産は、為替換算調整勘定の増加などにより、前期末に比べ15億8千万円増加の514億2百万円となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は3億5千4百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。