四半期報告書-第98期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用し
ております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載しております。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、全般に景気は回復傾向にありましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大や中国におけるロックダウンに加え、世界的なインフレの加速および長期化するウクライナ情勢に起因した資源価格の高騰、さらには半導体をはじめとする部材の逼迫や急激な為替相場の変動などにより、依然として先行きが不透明な経済情勢が続きました。
当社グループの主要関連市場におきましては、小型プリンターの需要については米国市場を中心に好調に推移し、主力の工作機械の需要は海外市場および国内市場ともに総じて高い水準を維持しました。
このような状況のなか、当第3四半期連結累計期間の売上高は、主に工作機械の売上が増加したことから616億5千7百万円(前年同期比35.1%増)となりました。利益につきましては、売上の増加などにより営業利益は92億8千6百万円(同72.2%増)、経常利益は92億1千9百万円(同66.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は65億7千2百万円(同53.4%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(特機事業)
小型プリンターでは、各市場において旺盛なmPOS向けの需要が続き市況は好調に推移したことに加え、為替の円安の影響も受けたものの、部材の調達難による生産台数の減少や物流の混乱などがあったことから売上は前年同期並みとなりました。地域別の売上につきましては、米国市場は製品の供給不足を受けたものの為替の円安の影響により売上は増加しました。欧州市場や国内市場はそれぞれ市況は好調に推移しているものの製品の供給不足から売上は減少しました。
以上の結果、当事業の売上高は119億1千7百万円(前年同期比0.6%減)となり、営業利益は21億3千6百万円(同5.5%減)となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、世界的に旺盛な設備投資需要を背景に売上は大幅に増加しました。地域別の売上につきましては、米国市場では医療関連を中心に幅広い業種で好調となり、欧州市場では自動車関連を中心に好調で、それぞれ売上は大幅に増加しました。アジア市場では中国におけるロックダウンの一時的な影響はあったものの、自動車関連を中心に高い水準が続き売上は大幅に増加しました。また、国内市場では幅広い業種で回復がみられ売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は497億4千万円(前年同期比47.8%増)、営業利益は86億1千3百万円(同95.6%増)と大幅な増収増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、全体に為替の影響を受けるなか、棚卸資産や売上債権が増加したことなどにより、前期末に比べ161億3千2百万円増加の984億9千2百万円となりました。負債は、仕入債務や流動負債のその他が増加したことなどにより、前期末に比べ66億1千7百万円増加の272億4千9百万円となりました。純資産は、自己株式の取得および消却などがあったものの、為替換算調整勘定や利益剰余金の増加などにより、前期末に比べ95億1千4百万円増加の712億4千2百万円となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は13億2千2百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
ております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載しております。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、全般に景気は回復傾向にありましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大や中国におけるロックダウンに加え、世界的なインフレの加速および長期化するウクライナ情勢に起因した資源価格の高騰、さらには半導体をはじめとする部材の逼迫や急激な為替相場の変動などにより、依然として先行きが不透明な経済情勢が続きました。
当社グループの主要関連市場におきましては、小型プリンターの需要については米国市場を中心に好調に推移し、主力の工作機械の需要は海外市場および国内市場ともに総じて高い水準を維持しました。
このような状況のなか、当第3四半期連結累計期間の売上高は、主に工作機械の売上が増加したことから616億5千7百万円(前年同期比35.1%増)となりました。利益につきましては、売上の増加などにより営業利益は92億8千6百万円(同72.2%増)、経常利益は92億1千9百万円(同66.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は65億7千2百万円(同53.4%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(特機事業)
小型プリンターでは、各市場において旺盛なmPOS向けの需要が続き市況は好調に推移したことに加え、為替の円安の影響も受けたものの、部材の調達難による生産台数の減少や物流の混乱などがあったことから売上は前年同期並みとなりました。地域別の売上につきましては、米国市場は製品の供給不足を受けたものの為替の円安の影響により売上は増加しました。欧州市場や国内市場はそれぞれ市況は好調に推移しているものの製品の供給不足から売上は減少しました。
以上の結果、当事業の売上高は119億1千7百万円(前年同期比0.6%減)となり、営業利益は21億3千6百万円(同5.5%減)となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、世界的に旺盛な設備投資需要を背景に売上は大幅に増加しました。地域別の売上につきましては、米国市場では医療関連を中心に幅広い業種で好調となり、欧州市場では自動車関連を中心に好調で、それぞれ売上は大幅に増加しました。アジア市場では中国におけるロックダウンの一時的な影響はあったものの、自動車関連を中心に高い水準が続き売上は大幅に増加しました。また、国内市場では幅広い業種で回復がみられ売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は497億4千万円(前年同期比47.8%増)、営業利益は86億1千3百万円(同95.6%増)と大幅な増収増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、全体に為替の影響を受けるなか、棚卸資産や売上債権が増加したことなどにより、前期末に比べ161億3千2百万円増加の984億9千2百万円となりました。負債は、仕入債務や流動負債のその他が増加したことなどにより、前期末に比べ66億1千7百万円増加の272億4千9百万円となりました。純資産は、自己株式の取得および消却などがあったものの、為替換算調整勘定や利益剰余金の増加などにより、前期末に比べ95億1千4百万円増加の712億4千2百万円となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は13億2千2百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。