四半期報告書-第97期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における当社グループの主要関連市場におきましては、世界経済は新型コロナウイルス感染症による不透明な経済情勢が続いたものの製造業などを中心に回復傾向にありました。小型プリンターの需要については米国市場を中心に好調に推移し、主力の工作機械の需要も各市場で回復が進みました。
このような状況のなか、当第2四半期連結累計期間の売上高は、主に工作機械の販売が大幅に増加したことから279億3千万円(前年同期比32.5%増)となりました。利益につきましては、売上の大幅な増加などにより営業利益は26億3千万円(同319.8%増)、経常利益は28億7千2百万円(同371.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
21億1千4百万円(前年同期は6千9百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。変更の詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。
(特機事業)
小型プリンターでは、米国市場はフードデリバリー向けの販売が好調に推移したことなどにより売上は大きく増加しました。欧州市場は大口案件を中心に販売は好調に推移し、また、国内市場はmPOS向けの需要が好調に推移したことから売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は74億5千7百万円(前年同期比27.9%増)、営業利益は12億7千9百万円(同54.6%増)と大幅な増収増益となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、米国市場では幅広い業種で好調な市況となるなか、物流の遅延による影響などから売上は前年同期並みに留まりました。欧州市場および国内市場では自動車関連向けが回復し販売が好調となり、また、アジア市場では中国における通信関連や自動車関連などを中心に好調な販売が続き、売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は204億7千2百万円(前年同期比34.3%増)、営業利益は21億7千1百万円(同145.6%増)と大幅な増収増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産は、有価証券などが減少したものの、現金及び預金やたな卸資産が増加したことなどにより、前期末に比べ76億1百万円増加の792億2千3百万円となりました。負債は、仕入債務などが増加したものの、新株予約権付社債の減少などにより、前期末に比べ32億7千3百万円減少の185億2千6百万円となりました。純資産は、新株予約権付社債の転換による資本剰余金の増加や自己株式の減少などにより、前期末に比べ
108億7千5百万円増加の606億9千7百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、営業活動では61億6千9百万円の収入、投資活動では15億1千9百万円の収入の一方、財務活動では11億4千1百万円の支出となり、これらに現金及び現金同等物に係る換算差額を加え、前期末に比べ74億5千5百万円増加の304億8千5百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動では、たな卸資産の増加や法人税等の支払いなどがあったものの、仕入債務の増加や税金等調整前四半期純利益などにより、61億6千9百万円の収入(前年同期は19億7千3百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動では、有形固定資産の取得による支出があったものの、短期投資の純増減額による収入や有価証券の売却による収入などにより、15億1千9百万円の収入(前年同期は6億7百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動では、配当金の支払いなどにより、11億4千1百万円の支出(前年同期は10億8千4百万円の支出)となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は7億7千4百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの主要関連市場におきましては、世界経済は新型コロナウイルス感染症による不透明な経済情勢が続いたものの製造業などを中心に回復傾向にありました。小型プリンターの需要については米国市場を中心に好調に推移し、主力の工作機械の需要も各市場で回復が進みました。
このような状況のなか、当第2四半期連結累計期間の売上高は、主に工作機械の販売が大幅に増加したことから279億3千万円(前年同期比32.5%増)となりました。利益につきましては、売上の大幅な増加などにより営業利益は26億3千万円(同319.8%増)、経常利益は28億7千2百万円(同371.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
21億1千4百万円(前年同期は6千9百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。変更の詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。
(特機事業)
小型プリンターでは、米国市場はフードデリバリー向けの販売が好調に推移したことなどにより売上は大きく増加しました。欧州市場は大口案件を中心に販売は好調に推移し、また、国内市場はmPOS向けの需要が好調に推移したことから売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は74億5千7百万円(前年同期比27.9%増)、営業利益は12億7千9百万円(同54.6%増)と大幅な増収増益となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、米国市場では幅広い業種で好調な市況となるなか、物流の遅延による影響などから売上は前年同期並みに留まりました。欧州市場および国内市場では自動車関連向けが回復し販売が好調となり、また、アジア市場では中国における通信関連や自動車関連などを中心に好調な販売が続き、売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は204億7千2百万円(前年同期比34.3%増)、営業利益は21億7千1百万円(同145.6%増)と大幅な増収増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産は、有価証券などが減少したものの、現金及び預金やたな卸資産が増加したことなどにより、前期末に比べ76億1百万円増加の792億2千3百万円となりました。負債は、仕入債務などが増加したものの、新株予約権付社債の減少などにより、前期末に比べ32億7千3百万円減少の185億2千6百万円となりました。純資産は、新株予約権付社債の転換による資本剰余金の増加や自己株式の減少などにより、前期末に比べ
108億7千5百万円増加の606億9千7百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、営業活動では61億6千9百万円の収入、投資活動では15億1千9百万円の収入の一方、財務活動では11億4千1百万円の支出となり、これらに現金及び現金同等物に係る換算差額を加え、前期末に比べ74億5千5百万円増加の304億8千5百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動では、たな卸資産の増加や法人税等の支払いなどがあったものの、仕入債務の増加や税金等調整前四半期純利益などにより、61億6千9百万円の収入(前年同期は19億7千3百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動では、有形固定資産の取得による支出があったものの、短期投資の純増減額による収入や有価証券の売却による収入などにより、15億1千9百万円の収入(前年同期は6億7百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動では、配当金の支払いなどにより、11億4千1百万円の支出(前年同期は10億8千4百万円の支出)となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は7億7千4百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。