四半期報告書-第62期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 15:42
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
そのため、当第3四半期連結累計期間における経営成績に関する説明は、前第3四半期連結累計期間と比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済につきましては、9月末の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の解除を受け、持ち直しの動きがみられたものの、世界的なインフレ懸念に加え、足元ではオミクロン株による感染急拡大により、再び予断を許さない状況となっております。
当食品包装容器業界におきましては、緊急事態宣言、重点措置の解除により、外食・旅行関連需要が回復する一方、スーパーマーケット・テイクアウト等、内食・中食関連需要にはピークアウトの兆しがみられます。
世界的な環境意識の高まりの下、わが国では「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が成立し、資源循環を通じての地球環境保全への具体的な取り組み・行動が求められます。当社は環境配慮型素材・製品事業の拡充、リサイクルへの取り組み等を加速しております。
一方で、需要回復・供給制約により、原油をはじめとして各種素材価格の騰勢が続き、当社の使用する原材料の価格は、かつてないスピードと上げ幅で上昇を続け、また、電力料・物流費等も急騰しています。当社としましては、コスト増加分を自助努力だけで吸収することは極めて困難な状況となったことから、製品価格改定の方針を発表いたしました。
こうした事業環境下、「エッセンシャルユース」として生活に欠かせない食品包装容器のメーカーとして、当社は、衛生・安全管理を徹底するとともに、品質向上・安定供給に努めてまいりました。
中国においては、3工場体制での競争力の一段の強化、環境配慮型新素材・新製品の開発を進め、事業基盤を着実に強化しております。
こうした活動の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が36,592百万円(前期同四半期は37,036百万円)、営業利益1,243百万円(前期同四半期は2,143百万円)、経常利益1,278百万円(前期同四半期は2,119百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は957百万円(前期同四半期は1,795百万円)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」等を適用したことにより、従来の会計処理方法に比べて、売上高が669百万円の減少、営業利益が21百万円の減少、経常利益及び税金等調整前四半期純利益が6百万円の増加となっております。
また、前第3四半期連結累計期間において、当該会計基準等を適用したと仮定して算出した増減率は、売上高0.7%増、営業利益41.2%減、経常利益39.7%減、親会社株主に帰属する四半期純利益46.7%減となります。
所在地別セグメントの業績は次のとおりであります。
(日本)
世界的な環境意識の高まり、ライフスタイルの変容等、社会構造の大変化を見据え、当社スローガンとして「変革、挑戦、開発」を掲げ、以下施策に取り組んでおります。
・環境配慮型素材・製品の開発・拡販
「C-APG」(リサイクルPETを原料とする)、「TALFA」(天然素材タルクを主原料とし石油由来プラスチック使用量を削減する)、「MAPKA」(紙を主原料とし石油由来プラスチック使用量を削減する)、「バイオCT」「バイオCF」(バイオマスプラスチックを含有する)の5素材を、CО2排出削減等に資する戦略素材と位置付け、新製品投入・品揃えの拡充を進めてまいりました。
・食品ロス削減に貢献するロングライフ容器の拡販
SDGsへの取り組みとして大変重要な課題である食品ロス削減に寄与する製品として、ロングライフ容器「Ever Value」シリーズの提案・販売促進を強化しました。
・中国事業との連携強化
中国では、生分解性プラスチックを原料とする新製品の開発に着手する等、新たな取り組みが加速しており、既存製品に加え、新たな中国製品の日本市場への導入に着手しております。
この結果、当セグメントの売上高は30,579百万円(前期同四半期は32,172百万円)、営業利益は1,161百万円(前期同四半期は1,982百万円)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」等を適用したことにより、従来の会計処理方法に比べて、日本においては、売上高が669百万円の減少、営業利益が21百万円の減少となっております。
(アジア)
中国でも環境意識は急速に高まっており、当社は、中国にて新素材の開発、非プラスチック製品の品揃え拡充等を進めております。事業環境のドラスチックな変化をチャンスと捉え、巨大市場中国での市場シェア向上、新市場・成長市場への参入を図っております。
原材料価格高騰に伴い、利益率は前年同期比低下していますが、生産性の向上、省人化等を進め、事業基盤の強化に取り組んでおります。
この結果、当セグメントの売上高は6,749百万円(前期同四半期は5,375百万円)、営業利益は481百万円(前期同四半期は542百万円)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、有価証券の減少333百万円や商品及び製品の減少263百万円等があった一方、受取手形、売掛金及び契約資産の増加2,370百万円や原材料及び貯蔵品の増加572百万円等により、前連結会計年度末と比べ2,229百万円増加し38,725百万円となりました。
負債は、短期借入金の減少1,000百万円等があった一方、長期借入金の増加1,437百万円や支払手形及び買掛金の増加782百万円等により、前連結会計年度末に比べ950百万円増加し28,165百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益957百万円等により、前連結会計年度末に比べ1,279百万円増加し10,560百万円となり、自己資本比率は27.3%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、3,623百万円となり前連結会計年度末に比べ45百万円の増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加2,163百万円等があった一方、税金等調整前四半期純利益1,251百万円や減価償却費1,332百万円、仕入債務の増加936百万円等があり、842百万円の収入(前期同四半期は2,640百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の減少による収入379百万円等があった一方、固定資産の取得による支出615百万円等があり、211百万円の支出(前期同四半期は682百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入3,730百万円があった一方、長期借入金の返済による支出2,845百万円や短期借入金の減少1,000百万円、リース債務の返済による支出573百万円があり、688百万円の支出(前期同四半期は493百万円の支出)となりました。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に、重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、347百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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