有価証券報告書-第62期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/24 13:22
【資料】
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【項目】
118項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は780億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ44億23百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が23億73百万円減少したものの、現金及び預金が35億90百万円、商品及び製品が15億36百万円、未収入金が15億99百万円増加したこと等によるものであります。
固定資産は73億85百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億51百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産のその他(純額)が1億93百万円、無形固定資産が1億25百万円、投資有価証券が5億30百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、総資産は、854億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ53億75百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は227億41百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億33百万円増加いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が5億円、未払法人税等が3億88百万円、流動負債のその他が18億5百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が28億91百万円、短期借入金が2億27百万円増加したこと等によるものであります。
固定負債は51億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億83百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が6億円、繰延税金負債が3億75百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は、279億36百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億17百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は575億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ39億58百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が15億45百万円、その他有価証券評価差額金が5億37百万円、為替換算調整勘定が18億43百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は66.7%(前連結会計年度末は66.3%)となりました。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、1,457億4百万円(前期比3.6%増)、営業利益は42億72百万円(前期比4.8%増)、経常利益は41億55百万円(前期比1.6%増)、当期純利益は24億74百万円(前期比9.0%減)となり、前連結会計年度に比べ増収となりました。主な要因は、海外における自動車電装関連・産業機器関連の海外移管が順調に推移し、また、NOVALUX EUROPE,S.A.を新規連結子会社に加えた事で、前年と比較して売上高が増加したことによるものであります。
なお、セグメント、及びキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」及び「(2)キャッシュ・フロー」の項目をご参照下さい。