有価証券報告書-第63期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
当連結会計年度における当社グループ(当社及び当社の子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)経営成績等の概要
①経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、相次いだ自然災害の影響もみられましたが、企業収益の改善を背景として雇用環境の改善、設備投資が堅調であり、国内景気は緩やかながら回復基調で推移しました。また、海外では英国のEU離脱問題をめぐる欧州の経済情勢の他、米国、中国間の貿易摩擦や東アジア地域の経済の鈍化等、世界経済の懸念材料も多く、依然として先行き不透明な状況が続きました。
当社の主要顧客である製造業においては、清掃作業中の安全に配慮したバックモニター付きの搭乗式床洗浄機の他、強アルカリイオン電解水生成機「ZKシリーズ」への需要は引き続き根強く、高圧洗浄機等も含め、総じて販売が増加しております。
一方、ビルメンテナンス業界においては、全国各地での展示会や代理店のユーザー向け講習会等を通じて、「ZKシリーズ」や各種振動式洗浄機等を利用したあらたなメンテナンス方法の提案を積極的に行った結果、関連商品の販売が堅調に推移いたしました。
また、OEM供給によるオリジナル商品(独占販売権付卸売販売)の提案については、インターネット、ホームセンター等、コンシューマー市場でのあらたな販路拡大を図るため、衣類スチーマーのほか、真空掃除機等のアイテムを加えながら、市場シェアの拡大に努めてまいりました。
アフターサービスについては、定期点検のほか、作業時間の短縮等迅速な対応に注力することで、工賃及びパーツの合計売上が堅調に推移いたしました。
なお、子会社であるエタニ産業株式会社については、プール向け水質浄化剤等の化成品関連売上等が堅調に推移し、増収となりました。
これらの結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は、6,949百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益は1,090百万円(前年同期比7.0%減)、経常利益は1,123百万円(前年同期比6.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は738百万円(前年同期比5.7%減)となりました。
商品群別の経営成績を示すと、次のとおりであります。
清掃機器関連
日本専用モデルとして投入した左ハンドル仕様の搭乗式大型清掃機の販売が堅調に推移したこと等から、1,545百万円(前年同期比14.6%増)となりました。
洗浄機器関連
コンシューマー向けのスチーム機器の販売が減少したこと等から、2,684百万円(前年同期比18.2%減)となりました。
その他
子会社エタニ産業株式会社の売上が増収となったことや工賃・パーツ等の売上が堅調に推移したこと等から、2,719百万円(前年同期比5.9%増)となりました。
②財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて4.1%増加し、8,509百万円となりました。これは主として受取手形及び売掛金が138百万円減少したものの、現金及び預金が325百万円、有価証券が100百万円増加したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.5%減少し、5,094百万円となりました。これは主として建物及び構築物が62百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて1.9%増加し、13,604百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて12.3%減少し、854百万円となりました。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて2.5%増加し、953百万円となりました。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて5.0%減少し、1,808百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3.0%増加し、11,795百万円となりました。これは主として利益剰余金が337百万円増加したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動の結果得られた資金は845百万円(前年同期比22百万円増加)となりました。収入の主な要因は、税金等調整前当期純利益が1,123百万円、売上債権の減少額が138百万円、減価償却費が81百万円であり、支出の主な要因は、その他の流動負債の減少額が50百万円、たな卸資産の増加額が36百万円あったこと等によるものであります。
投資活動の結果使用した資金は、18百万円(前年同期比15百万円増加)となりました。収入の主な要因は、従業員に対する貸付の回収による収入が5百万円であり、支出の主な要因は、有形固定資産の取得による支出が12百万円、従業員に対する貸付による支出が10百万円あったこと等によるものであります。
財務活動の結果使用した資金は、400百万円(前年同期比52百万円増加)となりました。支出の主な要因は、配当金の支払額が400百万円あったこと等によるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べて425百万円増加し、5,839百万円(前年同期比7.9%増加)となりました。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記の通りです。
(注)1 各指標は、以下の計算式により算出しております。
2 株式時価総額は、連結期末株価終値×連結期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
(3)生産、受注及び販売の実績
当社グループ(当社及び当社の子会社)は、環境クリーニング機器等以外の事業に関しては重要性が乏しいと考えられるため、セグメント情報は省略しておりますので、セグメント別の仕入実績及び販売実績の記載は行っておりません。
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
受注実績と販売実績の差異は僅少なため、受注実績の記載は省略しております。
c.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注)1 金額は、仕入価格で表示しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
d.販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析、検討内容
当社グループは株主利益重視の観点から、収益性と資本効率を高め、ROE(株主資本利益率)10%以上を達成することを経営目標としておりますが、当連結会計年度では6.4%でとどまっております。自己資本比率は86.7%と安定性はあるものの、その資本を効率的に使う必要があり、将来的には成長性(M&Aや関連商品の強化等)を重視していくことを検討してまいります。
(5)資本の財源及び資金の流動性
①資金需要
当社グループの主な資金需要は、営業活動に必要な運転資金(商品の仕入及び販売管理費の支払等)であります。また、営業拠点の新設等の際には設備資金としての需要が発生いたします。
②財政政策
当社グループでは、現在、有利子負債はありません。今後につきましても、運転資金及び設備資金ともにまずは内部資金を充当し、不足する場合は銀行借入等の有利子負債の調達をする予定でおります。
(1)経営成績等の概要
①経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、相次いだ自然災害の影響もみられましたが、企業収益の改善を背景として雇用環境の改善、設備投資が堅調であり、国内景気は緩やかながら回復基調で推移しました。また、海外では英国のEU離脱問題をめぐる欧州の経済情勢の他、米国、中国間の貿易摩擦や東アジア地域の経済の鈍化等、世界経済の懸念材料も多く、依然として先行き不透明な状況が続きました。
当社の主要顧客である製造業においては、清掃作業中の安全に配慮したバックモニター付きの搭乗式床洗浄機の他、強アルカリイオン電解水生成機「ZKシリーズ」への需要は引き続き根強く、高圧洗浄機等も含め、総じて販売が増加しております。
一方、ビルメンテナンス業界においては、全国各地での展示会や代理店のユーザー向け講習会等を通じて、「ZKシリーズ」や各種振動式洗浄機等を利用したあらたなメンテナンス方法の提案を積極的に行った結果、関連商品の販売が堅調に推移いたしました。
また、OEM供給によるオリジナル商品(独占販売権付卸売販売)の提案については、インターネット、ホームセンター等、コンシューマー市場でのあらたな販路拡大を図るため、衣類スチーマーのほか、真空掃除機等のアイテムを加えながら、市場シェアの拡大に努めてまいりました。
アフターサービスについては、定期点検のほか、作業時間の短縮等迅速な対応に注力することで、工賃及びパーツの合計売上が堅調に推移いたしました。
なお、子会社であるエタニ産業株式会社については、プール向け水質浄化剤等の化成品関連売上等が堅調に推移し、増収となりました。
これらの結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は、6,949百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益は1,090百万円(前年同期比7.0%減)、経常利益は1,123百万円(前年同期比6.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は738百万円(前年同期比5.7%減)となりました。
商品群別の経営成績を示すと、次のとおりであります。
清掃機器関連
日本専用モデルとして投入した左ハンドル仕様の搭乗式大型清掃機の販売が堅調に推移したこと等から、1,545百万円(前年同期比14.6%増)となりました。
洗浄機器関連
コンシューマー向けのスチーム機器の販売が減少したこと等から、2,684百万円(前年同期比18.2%減)となりました。
その他
子会社エタニ産業株式会社の売上が増収となったことや工賃・パーツ等の売上が堅調に推移したこと等から、2,719百万円(前年同期比5.9%増)となりました。
②財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて4.1%増加し、8,509百万円となりました。これは主として受取手形及び売掛金が138百万円減少したものの、現金及び預金が325百万円、有価証券が100百万円増加したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.5%減少し、5,094百万円となりました。これは主として建物及び構築物が62百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて1.9%増加し、13,604百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて12.3%減少し、854百万円となりました。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて2.5%増加し、953百万円となりました。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて5.0%減少し、1,808百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3.0%増加し、11,795百万円となりました。これは主として利益剰余金が337百万円増加したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動の結果得られた資金は845百万円(前年同期比22百万円増加)となりました。収入の主な要因は、税金等調整前当期純利益が1,123百万円、売上債権の減少額が138百万円、減価償却費が81百万円であり、支出の主な要因は、その他の流動負債の減少額が50百万円、たな卸資産の増加額が36百万円あったこと等によるものであります。
投資活動の結果使用した資金は、18百万円(前年同期比15百万円増加)となりました。収入の主な要因は、従業員に対する貸付の回収による収入が5百万円であり、支出の主な要因は、有形固定資産の取得による支出が12百万円、従業員に対する貸付による支出が10百万円あったこと等によるものであります。
財務活動の結果使用した資金は、400百万円(前年同期比52百万円増加)となりました。支出の主な要因は、配当金の支払額が400百万円あったこと等によるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べて425百万円増加し、5,839百万円(前年同期比7.9%増加)となりました。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記の通りです。
| 2017年3月期 | 2018年3月期 | 2019年3月期 | |
| 自己資本比率(%) | 84.9 | 85.7 | 86.7 |
| 時価ベースの自己資本比率(%) | 70.5 | 81.0 | 60.8 |
(注)1 各指標は、以下の計算式により算出しております。
| 自己資本比率 | :自己資本÷総資産 |
| 時価ベースの自己資本比率 | :株式時価総額÷総資産 |
2 株式時価総額は、連結期末株価終値×連結期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
(3)生産、受注及び販売の実績
当社グループ(当社及び当社の子会社)は、環境クリーニング機器等以外の事業に関しては重要性が乏しいと考えられるため、セグメント情報は省略しておりますので、セグメント別の仕入実績及び販売実績の記載は行っておりません。
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
受注実績と販売実績の差異は僅少なため、受注実績の記載は省略しております。
c.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目別 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| 清掃機器 | 889,269 | 27.5 |
| 洗浄機器 | 1,162,354 | △28.2 |
| その他 | 1,316,718 | 9.7 |
| 合 計 | 3,368,342 | △4.2 |
(注)1 金額は、仕入価格で表示しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
d.販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目別 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 清掃機器 | 1,545,736 | 14.6 |
| 洗浄機器 | 2,684,837 | △18.2 |
| その他 | 2,719,135 | 5.9 |
| 合 計 | 6,949,709 | △3.5 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析、検討内容
当社グループは株主利益重視の観点から、収益性と資本効率を高め、ROE(株主資本利益率)10%以上を達成することを経営目標としておりますが、当連結会計年度では6.4%でとどまっております。自己資本比率は86.7%と安定性はあるものの、その資本を効率的に使う必要があり、将来的には成長性(M&Aや関連商品の強化等)を重視していくことを検討してまいります。
(5)資本の財源及び資金の流動性
①資金需要
当社グループの主な資金需要は、営業活動に必要な運転資金(商品の仕入及び販売管理費の支払等)であります。また、営業拠点の新設等の際には設備資金としての需要が発生いたします。
②財政政策
当社グループでは、現在、有利子負債はありません。今後につきましても、運転資金及び設備資金ともにまずは内部資金を充当し、不足する場合は銀行借入等の有利子負債の調達をする予定でおります。