四半期報告書-第53期第2四半期(令和4年3月1日-令和4年5月31日)
(1) 経営成績の分析
当第2四半期累計期間(自2021年12月1日 至2022年5月31日)における日本経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が和らぎ、景気に回復の兆しが見えましたが、中国国内におけるロックダウン及び半導体不足による製造遅延や原油高騰による各種産業のコスト上昇等が続き、景気は不透明な状況が続きました。
当社の関わるアウトドア関連産業のうち、釣用品市場では、3密を避けられる屋外アクティビティとして注目された釣りへの需要に一服感がみられた一方、アウトドア衣料品市場は、百貨店やショッピングセンター等の商業施設へ客足が回復した影響により、ジャケット類を中心に販売は順調に推移しました。
このような状況の中、当社では収益確保に取り組み、当第2四半期の売上高は16億89百万円(前年同期比12.3%増)、営業利益は68百万円(前年同期間 営業損失25百万円)、経常利益は75百万円(前年同期間 経常損失17百万円)、四半期純利益は67百万円(前年同期間 四半期純損失35百万円)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高は4,259千円減少しておりますが、営業利益、経常利益への影響はありません。
セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
(フィッシング事業)
フィッシング事業に関しては、3密を避けられるアクティビティとして、特に釣りが注目された前年同期に比して、釣りに対する需要は平常に復し、販売は前年同期に比べ低調に推移しました。
また、新型コロナウイルスの影響により商品の納期に乱れが生じたほか、中国国内において都市ロックダウンが発生した要因が加わり、新製品投入に遅延が生じました。その結果、当第2四半期におけるフィッシング事業の売上高は、5億48百万円(前年同期比9.9%減)、セグメント利益は94百万円(前年同期比8.9%減)となりました。
(アウトドア事業)
アウトドア事業に関しては、3月下旬にまん延防止等重点措置が終了して以降、登山や旅行の需要の回復がみられました。それにより、百貨店やショッピングセンター等の商業施設への客足の回復がみられ、衣料品の販売は順調に推移いたしました。
特に男女共に、透湿防水素材(ゴアテックス)を使用した軽量ジャケットや、虫の忌避効果のある防虫素材(スコーロン)を使用した商品の販売が順調に推移して、売上高は前期を上回りました。
その結果 当第2四半期におけるアウトドア事業の売上高は11億29百万円(前年同期比28.2%増)、セグメント利益は63百万円(前年同期間 セグメント損失43百万円)となりました。
(その他)
その他の主な内容は、不動産賃貸収入売上であります。賃貸面積の縮小により、当第2四半期に関しては、その他売上高は10百万円(前年同期比23.0%減)となりました。また、セグメント利益(営業利益)は5百万円(前年同期比35.7%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
資産、負債、純資産の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末の資産は、前事業年度末に比べ3億14百万円増加し57億76百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金の増加76百万円や受取手形及び売掛金の増加1億16百万円、商品の増加89百万円などの影響により、前事業年度末に比べ3億20百万円増加し、39億69百万円となりました。
固定資産は、投資その他の資産に含まれる投資有価証券の増加4百万円などの一方で、有形固定資産や無形固定資産の減価償却などによる減少9百万円などの影響により、前事業年度末に比べ5百万円減少し、18億6百万円となりました。
(負債)
当第2四半期会計期間末の負債は、前事業年度末に比べ2億57百万円増加し12億36百万円となりました。
流動負債は、支払手形及び買掛金の増加3億5百万円などの一方で、返品調整引当金の減少29百万円やポイント引当金の減少2百万円、未払法人税等の減少1百万円などの影響により、前事業年度末に比べ2億62百万円増加し、10億7百万円となりました。
固定負債は、退職給付引当金の減少5百万円などの影響により、前事業年度末に比べ4百万円減少し2億28百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ57百万円増加し、45億39百万円となりました。これは主に、四半期純利益67百万円の発生やその他有価証券評価差額金の増加2百万円などの一方で、前事業年度決算の配当支出13百万円などによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ68百万円増加し、6億98百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1億5百万円(前年同四半期の使用した資金は43百万円)となりました。これは主に、税引前四半期純利益78百万円や減価償却費26百万円、仕入債務の増加3億6百万円などによる資金の増加の一方、売上債権の増加1億16百万円や棚卸資産の増加90百万円、未払消費税等の減少55百万円などによる資金の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、23百万円(前年同四半期の使用した資金は15百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出14百万円や定期預金の預入と払戻による差額支出8百万円などによる資金の減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、16百万円(前年同四半期の使用した資金は16百万円)となりました。これは主に、前事業年度決算に係る配当金による支出13百万円とリース債務の返済による支出3百万円によるものです。
(4) 重要な会計上の見積もり及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は30百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期累計期間の販売実績は、2020年以降続いている新型コロナウイルス感染症の影響が和らいだことにより、百貨店やショッピングセンター等の商業施設へ客足が回復いたしました。その結果、アウトドア事業の売上が好調に推移して、全社売上高は前年同期比12.3%増と回復致しました。