四半期報告書-第53期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 9:48
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループの関連業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、外出自粛や当社グループの取引先である商業施設の休業・営業時間短縮、商品の発売延期やイベント開催の中止などが発生いたしました。緊急事態宣言の解除後、市場環境は段階的に回復しているものの、依然厳しい状況で推移しております。その一方で、巣ごもりにより需要が高まった商品もありました。
このような状況の中、当社グループの経営成績につきましては、売上高はビデオゲーム事業が好調に推移したことや、玩具事業で2019年11月に模型玩具卸売事業に参入したことにより、前年同期を上回りました。営業利益、経常利益につきましても、適正在庫の維持により在庫の評価損失が減少したことや、販売費及び一般管理費の抑制により、前年同期を上回りました。なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う特例措置を受け、助成金収入を営業外収益に計上しております。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に特別損失としてハピネット設立50周年記念費用の計上があったことにより、大幅な増益となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,113億4千万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は19億4千8百万円(同21.4%増)、経常利益は20億2千3百万円(同28.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億6千万円(同65.0%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①玩具事業
玩具事業につきましては、BANDAI SPIRITSの「一番くじ」関連商品や「鬼滅の刃」関連商品などのコンビニエンスストア向け商材が好調に推移したことや、2019年11月1日付けで株式会社イリサワの株式を取得(子会社化)し、模型玩具卸売事業に参入したことにより、売上高は前年同期を上回りました。利益面につきましても、適正在庫の維持に努め、在庫の評価損失が減少したことなどにより、前年同期を上回りました。 この結果、売上高は398億1千8百万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益は11億7千4百万円(同65.5%増)となりました。
②映像音楽事業
映像音楽事業につきましては、米津玄師のアルバム「STRAY SHEEP」や当社独占流通のアニメ「プリンセスコネクト! Re:Dive」のパッケージなど一部ヒット商品に恵まれたものの、外出自粛による配信サービスの普及の加速や新譜の発売延期などの影響を受けた第1四半期までの落ち込みをカバーするに至らず、売上高、利益面ともに低調に推移いたしました。
この結果、売上高は306億1千1百万円(前年同期比12.3%減)、セグメント利益は4億9千5百万円(同11.3%減)となりました。
③ビデオゲーム事業
ビデオゲーム事業につきましては、巣ごもり需要により「Nintendo Switch」関連のハードや「あつまれ どうぶつの森」などの関連ソフトが依然好調に推移していることに加え、当社オリジナルのゲームアクセサリーの販売も伸長し、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回りました。
この結果、売上高は334億4百万円(前年同期比57.4%増)、セグメント利益は5億9千6百万円(同243.2%増)
となりました。
④アミューズメント事業
アミューズメント事業につきましては、外出自粛や当社グループの取引先である商業施設の休業・営業時間短縮が緩和され市場環境は段階的に回復しているものの、第1四半期までの落ち込みをカバーするに至らず、インバウンド需要の低下などの影響もあり、好調だった前年同期と比較して売上高、利益面ともに低調に推移いたしました。
この結果、売上高は75億5百万円(前年同期比25.5%減) 、セグメント利益は2億8千6百万円(同63.8%減)と
なりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ74億6百万円増加し、781億6千万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加29億8千9百万円、受取手形及び売掛金の増加17億4千8百万円及びたな卸資産の増加13億5千3百万円によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ56億7千8百万円増加し、382億5千3百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加55億9千6百万円によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ17億2千7百万円増加し、399億6百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益計上による利益剰余金の増加12億6千万円、その他有価証券評価差額金の増加11億1千5百万円及び剰余金の配当による利益剰余金の減少6億6千万円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて31億3千9百万円増加し、173億7千1百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、44億3千8百万円(前年同期は16億3千8百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上19億9千8百万円、売上債権の増加による使用26億5千5百万円、たな卸資産の増加による使用13億4千6百万円及び仕入債務の増加による獲得55億9千6百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、6億3千1百万円(前年同期は3億8千6百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億4千1百万円及び無形固定資産の取得による支出3億5千万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、6億6千6百万円(前年同期は6億6千4百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払6億6千万円によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
なお、当社は、2022年3月期に開始を予定しておりました第9次中期経営計画を2023年3月期より開始することといたしました。
当社は2019年3月期より3ヵ年の第8次中期経営計画「Shinka2020」のもと、「1.流通事業をShinkaさせ、更なる成長を図る」、「2.ビジネスネットワークを創出し、メーカー事業を強化する」、「3.新規事業に積極的に挑戦する」の3つを基本戦略として掲げ、様々な施策を推進してまいりました。
流通事業においては、玩具事業で株式会社イリサワの株式を取得(子会社化)し、模型玩具卸売事業に参入したことでハイターゲット向け商材の取扱いを拡大するとともに、映像音楽事業で当社と当社子会社の映像音楽パッケージの卸売部門を統合し、物流機能やシステム等の共通利用を図ることで生産性の向上を実現いたしました。
メーカー事業においては、映像音楽事業で邦画とアニメ作品に投資を集中し、自社幹事作品で「日日是好日」などのヒットを創出するとともに、株式会社ファントム・フィルムの株式を取得(子会社化)し、映像作品の企画・製作から配給、国内外へ向けたライツやパッケージ販売まで一気通貫のビジネスを行うことが可能となりました。
また2020年4月1日より社内カンパニー制を導入し機動的な事業運営を行うとともに、新たに「経営戦略本部」を設置し、既存事業領域にとらわれない様々なマーケットニーズに応える新規事業の開発に取り組んでおります。
当社グループの関連業界においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、先行きが不透明な状況が続いており、消費者ニーズを始めとした経営環境・事業環境も大きく変化しております。2022年3月期は、第9次中期経営計画を策定するための経営基盤増強の年度と位置づけ、2023年3月期から開始する第9次中期経営計画については、計画の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、20百万円であります。

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