有価証券報告書-第50期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及び キャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当連結会計年度における当社グループの関連業界におきましては、ビデオゲーム市場はヒット商品の牽引により好調に推移しているものの、玩具市場は消費者ニーズの多様化、映像音楽市場は配信サービスの普及など視聴方法の多様化により、依然厳しい状況で推移しております。
このような状況の中、当社グループの経営成績につきましては、ビデオゲーム事業にて「Nintendo Switch」のハード及び関連ソフトが好調に推移したことや、映像音楽事業にて一部ヒット商品に恵まれたことにより、売上高、利益面ともに前期を大幅に上回りました。また、株式会社SRAとの訴訟の控訴審判決に伴い、受取賠償金を特別利益に計上しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,976億7百万円(前期比13.5%増)、営業利益は48億6百万円(同30.0%増)、経常利益は47億1百万円(同35.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は40億3千1百万円(同97.6%増)となりました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。また、当社は平成30年3月1日を効力発生日として、当社子会社にて株式会社星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を会社分割により承継いたしました。市場に密着したサービスの提供、物流機能やシステム等の共通利用の充実を図ることで、両社の強みを活かした全国ネットの流通網を更に強化し、各得意先様とのより強固な関係の構築を図るとともに、数多くのメーカー様との連携強化により市場拡大に努めてまいります。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
玩具事業
中核事業であります玩具事業につきましては、バンダイの「仮面ライダービルド」や「HUGっと!プリキュア」などの一部商材は好調に推移いたしましたが、最大の商戦期であります年末商戦において、ビデオゲームの好調が玩具に影響し、売上高、利益面ともに前期を下回りました。
この結果、売上高は714億3百万円(前期比3.2%減)、セグメント利益は24億6千7百万円(同19.0%減)となりました。
映像音楽事業
映像音楽事業につきましては、株式会社星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を会社分割により承継したことや、映画「君の名は。」や自社作品である映画「キセキ―あの日のソビト―」などのパッケージが好調に推移したことにより、売上高、利益面ともに前期を上回りました。
この結果、売上高は424億6千6百万円(前期比21.7%増)、セグメント利益は8億8千2百万円(同110.9%増)となりました。
ビデオゲーム事業
ビデオゲーム事業につきましては、2017年3月に発売された「Nintendo Switch」のハード及び「スプラトゥーン2」や「スーパーマリオオデッセイ」などの関連ソフトが大ヒットしたことや、「PlayStation4」のソフト「モンスターハンター:ワールド」などが好調に推移したことにより、売上高、利益面ともに前期を大幅に上回りました。
この結果、売上高は631億7百万円(前期比40.9%増)、セグメント利益は11億8千万円(同207.0%増)となりました。
アミューズメント事業
アミューズメント事業につきましては、カードゲーム商材は低調に推移したものの、カプセル玩具は高速道路のサービスエリアや駅構内、大型ショッピングモールなどの優良ロケーションを獲得したことに加え、仮面ライダー関連商品などが好調に推移し、売上高は前期とほぼ横ばいとなりました。利益面においては、オペレーションの効率化や、ロケーションの見直しなどを図ったことにより前期を上回りました。
この結果、売上高は206億3千万円(前期比0.1%減)、セグメント利益は16億7千8百万円(同31.0%増)となりました。
仕入及び販売の実績は次のとおりであります。
①仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
②販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態
当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ139億8千5百万円増加し、753億2千3百万円となりました。これは主に、株式会社星光堂から承継した事業による売上債権の増加83億2千6百万円及びたな卸資産の増加18億5千万円によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ95億9千7百万円増加し、386億2千4百万円となりました。これは主に、株式会社星光堂から承継した事業による仕入債務の増加64億7千8百万円によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ43億8千7百万円増加し、366億9千8百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加40億3千1百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億4千7百万円減少し、114億5千8百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は44億5千3百万円(前期は30億5千5百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上58億2千3百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は38億3千7百万円(前期は11億7百万円の使用)となりました。これは主に、株式会社星光堂からの事業譲受による支出30億円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は7億6千2百万円(前期は17億5千4百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払7億6千1百万円によるものであります。
当社グループの資本の財源につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金の他、金融機関からの借入による資金調達にて対応していくこととしております。資金の流動性につきましては、当社及び連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入することにより、各社における余剰資金を当社に集中し、一元管理を行うことで資金効率の向上を図っております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当連結会計年度における当社グループの関連業界におきましては、ビデオゲーム市場はヒット商品の牽引により好調に推移しているものの、玩具市場は消費者ニーズの多様化、映像音楽市場は配信サービスの普及など視聴方法の多様化により、依然厳しい状況で推移しております。
このような状況の中、当社グループの経営成績につきましては、ビデオゲーム事業にて「Nintendo Switch」のハード及び関連ソフトが好調に推移したことや、映像音楽事業にて一部ヒット商品に恵まれたことにより、売上高、利益面ともに前期を大幅に上回りました。また、株式会社SRAとの訴訟の控訴審判決に伴い、受取賠償金を特別利益に計上しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,976億7百万円(前期比13.5%増)、営業利益は48億6百万円(同30.0%増)、経常利益は47億1百万円(同35.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は40億3千1百万円(同97.6%増)となりました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。また、当社は平成30年3月1日を効力発生日として、当社子会社にて株式会社星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を会社分割により承継いたしました。市場に密着したサービスの提供、物流機能やシステム等の共通利用の充実を図ることで、両社の強みを活かした全国ネットの流通網を更に強化し、各得意先様とのより強固な関係の構築を図るとともに、数多くのメーカー様との連携強化により市場拡大に努めてまいります。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
玩具事業
中核事業であります玩具事業につきましては、バンダイの「仮面ライダービルド」や「HUGっと!プリキュア」などの一部商材は好調に推移いたしましたが、最大の商戦期であります年末商戦において、ビデオゲームの好調が玩具に影響し、売上高、利益面ともに前期を下回りました。
この結果、売上高は714億3百万円(前期比3.2%減)、セグメント利益は24億6千7百万円(同19.0%減)となりました。
映像音楽事業
映像音楽事業につきましては、株式会社星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を会社分割により承継したことや、映画「君の名は。」や自社作品である映画「キセキ―あの日のソビト―」などのパッケージが好調に推移したことにより、売上高、利益面ともに前期を上回りました。
この結果、売上高は424億6千6百万円(前期比21.7%増)、セグメント利益は8億8千2百万円(同110.9%増)となりました。
ビデオゲーム事業
ビデオゲーム事業につきましては、2017年3月に発売された「Nintendo Switch」のハード及び「スプラトゥーン2」や「スーパーマリオオデッセイ」などの関連ソフトが大ヒットしたことや、「PlayStation4」のソフト「モンスターハンター:ワールド」などが好調に推移したことにより、売上高、利益面ともに前期を大幅に上回りました。
この結果、売上高は631億7百万円(前期比40.9%増)、セグメント利益は11億8千万円(同207.0%増)となりました。
アミューズメント事業
アミューズメント事業につきましては、カードゲーム商材は低調に推移したものの、カプセル玩具は高速道路のサービスエリアや駅構内、大型ショッピングモールなどの優良ロケーションを獲得したことに加え、仮面ライダー関連商品などが好調に推移し、売上高は前期とほぼ横ばいとなりました。利益面においては、オペレーションの効率化や、ロケーションの見直しなどを図ったことにより前期を上回りました。
この結果、売上高は206億3千万円(前期比0.1%減)、セグメント利益は16億7千8百万円(同31.0%増)となりました。
仕入及び販売の実績は次のとおりであります。
①仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前年同期比(%) | |
| 玩具事業 | 60,992 | 96.9 |
| 映像音楽事業 | 39,999 | 127.2 |
| ビデオゲーム事業 | 59,939 | 141.8 |
| アミューズメント事業 | 15,486 | 98.9 |
| 合計 | 176,444 | 115.8 |
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
②販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前年同期比(%) | |
| 玩具事業 | 71,403 | 96.8 |
| 映像音楽事業 | 42,466 | 121.7 |
| ビデオゲーム事業 | 63,107 | 140.9 |
| アミューズメント事業 | 20,630 | 99.9 |
| 合計 | 197,607 | 113.5 |
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| アマゾンジャパン合同会社 | 28,732 | 16.5 | 34,343 | 17.4 |
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態
当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ139億8千5百万円増加し、753億2千3百万円となりました。これは主に、株式会社星光堂から承継した事業による売上債権の増加83億2千6百万円及びたな卸資産の増加18億5千万円によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ95億9千7百万円増加し、386億2千4百万円となりました。これは主に、株式会社星光堂から承継した事業による仕入債務の増加64億7千8百万円によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ43億8千7百万円増加し、366億9千8百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加40億3千1百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億4千7百万円減少し、114億5千8百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は44億5千3百万円(前期は30億5千5百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上58億2千3百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は38億3千7百万円(前期は11億7百万円の使用)となりました。これは主に、株式会社星光堂からの事業譲受による支出30億円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は7億6千2百万円(前期は17億5千4百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払7億6千1百万円によるものであります。
当社グループの資本の財源につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金の他、金融機関からの借入による資金調達にて対応していくこととしております。資金の流動性につきましては、当社及び連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入することにより、各社における余剰資金を当社に集中し、一元管理を行うことで資金効率の向上を図っております。