四半期報告書-第41期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の変異株による拡大の懸念があるものの、いち早くコロナ禍を脱した中国で景気回復が加速し、米国や欧州においても政府主導による景気刺激対策及びワクチン接種の進展により、各国でのポストコロナに向けた経済活動の正常化が進みました。
我が国の経済は、政府による国民へのワクチン接種推進、及び大都市圏を中心に断続的に続いた緊急事態宣言が2021年9月30日付で全面解除となることを見据え、企業収益及び個人消費は本格的な回復が期待されるものの、当第2四半期連結累計期間においては先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループを取巻く業界は、自動車関連分野においてはEV化、軽量化、自動運転技術に関係する素材及び部品の需要が加速度的に多様化しており、特に前連結会計年度後半以降にそれらの需要が急速に回復したため、関連の素材・部品の生産及び販売は共に好調に推移いたしました。半導体・電子部品関連では、IoT、AI等におけるデータ通信量の増加や自動車のEV化と5Gに適した製品や機器の生産量の増大、さらにデジタルシフトによる経済活動の広がりやリモートワークの浸透により、関連素材、IT機器や半導体の需要が高水準で推移いたしましたが、急速な需要回復と生産の急拡大は深刻な半導体の供給不足をもたらし、各方面において一時的な減産や生産調整等の影響が発生いたしました。
このような経済環境のもと、当社グループにおいては、半導体、情報通信関連向け需要の増加により半導体製造装置向け等の加工部品が収益に貢献し、商社流通においてもスマートフォン等IT機器向け電子・電池材料の取扱いが好調でありました。また国内外の自動車向け需要は好調に推移しており、金属精密プレス部品、及び小型モーター向けカーボンブラシ等の出荷が急増した他、商社流通においても非鉄原料、アルミ圧延品並びに伸銅品等の取扱いが伸長し、当社グループの収益に大きく貢献いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における連結経営成績は、売上高74,572百万円(前年同期は96,147百万円)、営業利益5,621百万円(前年同期は2,459百万円)、経常利益6,060百万円(前年同期は2,495百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,525百万円(前年同期は1,212百万円)となりました。
なお、当社グループは2022年3月期の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日公表分。以下、「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。このため、経営成績に関する説明においては、連結売上高及び連結段階利益の前年同期比(%)を記載しておりません。収益認識会計基準等の適用の詳細については「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は次のとおりであります。また、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
なお、第1四半期連結会計期間において、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値であります。
・商社流通-電子機能材事業
スマートフォン・タブレット端末向け部材は、新型コロナウイルス感染症により制限されていた経済活動が段階的に回復したこともあり、前年同期に比べ好調でありました。また、二次電池関連部材及び環境関連部材の需要は、リモート・テレワークが進行し、そこから派生する需要を背景として高水準の受注が継続いたしましたが、一部の需要家においてグローバルな半導体不足から一時的な生産調整等が生じ、先行き不透明感を醸し出しております。一方、レアメタル・レアアース等は、自動車関連需要の回復が続き、売上・利益は共に大きく増加いたしました。これにより、前述の取扱量の回復等により、セグメント利益は大きく改善いたしました。
この結果、当セグメントにおける売上高は16,847百万円(前年同期は24,670百万円)、セグメント利益は1,939百万円(前年同期は726百万円)となりました。
・商社流通-アルミ銅事業
製品分野においては、自動車のEV化・軽量化が加速し、アルミ・銅を主とする非鉄金属製品の需要はさらに増加いたしましたが、当第2四半期連結累計期間においては半導体不足による生産調整が部品・素材メーカーに波及したため、一時的に製品需要を押し下げる要因となりました。一方、建築需要は回復基調が続き、関連部材の取扱いは前年同期に比べ増加いたしました。これによりアルミ圧延品及び伸銅品の取扱いは前年同期に比べ増加いたしましたが、当第2四半期連結累計期間より当セグメントに加わったチタン・新素材の分野においては、主たる用途である航空機生産の低迷が続き、取扱いは低調でありました。原料分野においては、銅市況が2021年5月に史上最高値を更新する等、指標相場が高騰しており、また、コロナ禍での巣ごもり消費の増加等による家電製品向けの需要増やEV化に伴う自動車関連需要の急増により、主力の銅スクラップ、アルミスクラップ、及びアルミ再生塊の取扱いが好調でした。
この結果、当セグメントにおける売上高は29,553百万円(前年同期は52,316百万円)、セグメント利益は1,464百万円(前年同期は414百万円)となりました。
・製造-装置材料事業
めっき材料は景気回復が著しい米国及び中国の両拠点において、旺盛な需要拡大が続く電子材料関係、及び自動車向けの出荷が好調でありました。また、小型モーター向けカーボンブラシ、ブレーキ摩擦材向けカシュー樹脂製品、及び溶接材料は国内外における自動車需要の急速な回復に伴い、出荷は前年同期に比べ順調に推移いたしました。非破壊検査装置及びマーキングは国内外での鉄鋼向け大型マーキング装置及びペイント等消耗材料の出荷が業績に貢献いたしました。
この結果、当セグメントにおける売上高は17,163百万円(前年同期は11,314百万円)、セグメント利益は738百万円(前年同期は118百万円の損失)となりました。
・製造-金属加工事業
精密研削加工部品は、半導体実装装置需要自体は堅調であるものの、半導体不足の影響による取引先の生産調整等を受けて出荷は前年同期に比べ減少いたしました。また精密切削加工部品においてはリモートワークの拡大に伴う半導体需要の増加により、半導体製造装置向けの出荷が好調に推移いたしました。金属精密プレス部品は、国内外における旺盛な自動車向け需要を取り込み出荷は高水準で推移いたしました。空調機器向け金属加工部品は国内の空調関連向け出荷が堅調に推移いたしました。
この結果、当セグメントにおける売上高は13,912百万円(前年同期は10,458百万円)、セグメント利益は1,900百万円(前年同期は1,460百万円)となりました。
・財政状態に関する説明
①財政状態
a.流動資産
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は120,671百万円であり、前連結会計年度末比14,066百万円の増加となりました。主な内訳は、棚卸資産の増加8,482百万円、受取手形及び売掛金の増加4,947百万円、並びに現金及び預金の増加330百万円であります。
b.固定資産
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は42,177百万円であり、前連結会計年度末比864百万円の増加となりました。主な内訳は、連結子会社における有形固定資産の取得、及び連結範囲の拡大等による有形固定資産の増加1,547百万円、及び投資その他の資産の減少274百万円であります。
c.流動負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は85,938百万円であり、前連結会計年度末比7,926百万円の増加となりました。主な内訳は支払手形及び買掛金の増加5,898百万円、コマーシャル・ペーパーの増加1,999百万円、短期借入金の減少1,011百万円、及び1年内返済予定の長期借入金の増加61百万円であります。
d.固定負債
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は27,907百万円であり、前連結会計年度末比1,373百万円の増加となりました。主な内訳は長期借入金の増加1,316百万円、及び社債の減少74百万円であります。
e.純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産は49,002百万円であり、前連結会計年度末比5,630百万円の増加となりました。主な内訳は利益剰余金の増加3,833百万円、為替換算調整勘定の増加1,508百万円、その他有価証券評価差額金の増加195百万円、及び繰延ヘッジ損益の増加113百万円であります。
②経営成績
a.売上高
売上高は、テレワーク等のオンラインでの経済活動の拡大に伴う半導体、電子材料関係、及び自動車を中心とした世界的な需要拡大によりグループ全体で好調に推移いたしました。取扱品及び製品別でみると、商社流通では、スマートフォン・タブレット端末向け電池・電子材料、磁性材向けレアアースの取扱いが増加した他、前年同期では需要が急減したアルミ圧延品、伸銅品、アルミ再生塊、銅スクラップ等の非鉄原料の取扱いも好調に推移いたしました。
製造では半導体実装装置向け精密研削加工部品が取引先の生産調整等の影響により出荷が前年同期に比べ減少いたしましたが、通信、IT向け精密切削加工部品の出荷が堅調に推移した他、めっき材料、金属精密プレス部品、及び小型モーター向けカーボンブラシ等の出荷は景気回復による自動車関連需要増を取り込み、前年同期に比べ好調でありました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は74,572百万円(前年同期は96,147百万円)となりました。
b.売上総利益
商社流通及び製造の収益が共に好調であったことから、当第2四半期連結累計期間における売上総利益は12,708百万円(前年同期は8,616百万円)となりました。
c.販売費及び一般管理費
取引拡大に伴う営業費用の費消が前年同期に比べ大きく増加し、当第2四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は7,086百万円(前年同期は6,156百万円)となりました。
d.営業利益
上記の結果、当第2四半期連結累計期間における営業利益は5,621百万円(前年同期は2,459百万円)となりました。
e.営業外収益、営業外費用
受取配当金の増加、及び為替差益等により、営業外収支(営業外収益-営業外費用)は439百万円の収入超となりました(前年同期は35百万円の収入超)。
f.経常利益
上記の結果、当第2四半期連結累計期間における経常利益は6,060百万円(前年同期は2,495百万円)となりました。
g.特別利益、特別損失
投資有価証券売却益等の特別利益287百万円を計上する一方、固定資産除却損等の特別損失10百万円を計上いたしました。
h.親会社株主に帰属する四半期純利益
税金等調整前四半期純利益6,337百万円から、法人税等1,745百万円、連結子会社15社における非支配株主に帰属する四半期純利益66百万円を差引き、当第2四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純利益は4,525百万円(前年同期は1,212百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は26,424百万円(前年同四半期連結累計期間は23,509百万円)となり、前連結会計年度に比べ421百万円増加いたしました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な変動要因は次のとおりであります。
・営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは379百万円の増加(前年同四半期は5,378百万円の増加)となりました。主な増加要因は税金等調整前四半期純利益6,337百万円、仕入債務の増加額4,666百万円、及びのれんを含む減価償却費2,011百万円であります。一方、主な減少要因は、売上債権の増加額3,537百万円、棚卸資産の増加額7,732百万円であります。
・投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,471百万円の減少(前年同四半期は2,126百万円の減少)となりました。主な減少要因は設備投資等に伴う有形・無形固定資産の取得による支出2,101百万円、投資有価証券の取得による支出19百万円であります。
・財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,078百万円の増加(前年同四半期は1,157百万円の減少)となりました。主な増加要因は、コマーシャル・ペーパーの発行による収入1,999百万円、及び長期借入金の純増加額1,345百万円であります。一方、主な減少要因は、短期借入金の純減少額1,293百万円、及び配当金の支払額513百万円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について特記すべき事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営者の問題認識と今後の方針について重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の変異株による拡大の懸念があるものの、いち早くコロナ禍を脱した中国で景気回復が加速し、米国や欧州においても政府主導による景気刺激対策及びワクチン接種の進展により、各国でのポストコロナに向けた経済活動の正常化が進みました。
我が国の経済は、政府による国民へのワクチン接種推進、及び大都市圏を中心に断続的に続いた緊急事態宣言が2021年9月30日付で全面解除となることを見据え、企業収益及び個人消費は本格的な回復が期待されるものの、当第2四半期連結累計期間においては先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループを取巻く業界は、自動車関連分野においてはEV化、軽量化、自動運転技術に関係する素材及び部品の需要が加速度的に多様化しており、特に前連結会計年度後半以降にそれらの需要が急速に回復したため、関連の素材・部品の生産及び販売は共に好調に推移いたしました。半導体・電子部品関連では、IoT、AI等におけるデータ通信量の増加や自動車のEV化と5Gに適した製品や機器の生産量の増大、さらにデジタルシフトによる経済活動の広がりやリモートワークの浸透により、関連素材、IT機器や半導体の需要が高水準で推移いたしましたが、急速な需要回復と生産の急拡大は深刻な半導体の供給不足をもたらし、各方面において一時的な減産や生産調整等の影響が発生いたしました。
このような経済環境のもと、当社グループにおいては、半導体、情報通信関連向け需要の増加により半導体製造装置向け等の加工部品が収益に貢献し、商社流通においてもスマートフォン等IT機器向け電子・電池材料の取扱いが好調でありました。また国内外の自動車向け需要は好調に推移しており、金属精密プレス部品、及び小型モーター向けカーボンブラシ等の出荷が急増した他、商社流通においても非鉄原料、アルミ圧延品並びに伸銅品等の取扱いが伸長し、当社グループの収益に大きく貢献いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における連結経営成績は、売上高74,572百万円(前年同期は96,147百万円)、営業利益5,621百万円(前年同期は2,459百万円)、経常利益6,060百万円(前年同期は2,495百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,525百万円(前年同期は1,212百万円)となりました。
なお、当社グループは2022年3月期の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日公表分。以下、「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。このため、経営成績に関する説明においては、連結売上高及び連結段階利益の前年同期比(%)を記載しておりません。収益認識会計基準等の適用の詳細については「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は次のとおりであります。また、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
なお、第1四半期連結会計期間において、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値であります。
・商社流通-電子機能材事業
スマートフォン・タブレット端末向け部材は、新型コロナウイルス感染症により制限されていた経済活動が段階的に回復したこともあり、前年同期に比べ好調でありました。また、二次電池関連部材及び環境関連部材の需要は、リモート・テレワークが進行し、そこから派生する需要を背景として高水準の受注が継続いたしましたが、一部の需要家においてグローバルな半導体不足から一時的な生産調整等が生じ、先行き不透明感を醸し出しております。一方、レアメタル・レアアース等は、自動車関連需要の回復が続き、売上・利益は共に大きく増加いたしました。これにより、前述の取扱量の回復等により、セグメント利益は大きく改善いたしました。
この結果、当セグメントにおける売上高は16,847百万円(前年同期は24,670百万円)、セグメント利益は1,939百万円(前年同期は726百万円)となりました。
・商社流通-アルミ銅事業
製品分野においては、自動車のEV化・軽量化が加速し、アルミ・銅を主とする非鉄金属製品の需要はさらに増加いたしましたが、当第2四半期連結累計期間においては半導体不足による生産調整が部品・素材メーカーに波及したため、一時的に製品需要を押し下げる要因となりました。一方、建築需要は回復基調が続き、関連部材の取扱いは前年同期に比べ増加いたしました。これによりアルミ圧延品及び伸銅品の取扱いは前年同期に比べ増加いたしましたが、当第2四半期連結累計期間より当セグメントに加わったチタン・新素材の分野においては、主たる用途である航空機生産の低迷が続き、取扱いは低調でありました。原料分野においては、銅市況が2021年5月に史上最高値を更新する等、指標相場が高騰しており、また、コロナ禍での巣ごもり消費の増加等による家電製品向けの需要増やEV化に伴う自動車関連需要の急増により、主力の銅スクラップ、アルミスクラップ、及びアルミ再生塊の取扱いが好調でした。
この結果、当セグメントにおける売上高は29,553百万円(前年同期は52,316百万円)、セグメント利益は1,464百万円(前年同期は414百万円)となりました。
・製造-装置材料事業
めっき材料は景気回復が著しい米国及び中国の両拠点において、旺盛な需要拡大が続く電子材料関係、及び自動車向けの出荷が好調でありました。また、小型モーター向けカーボンブラシ、ブレーキ摩擦材向けカシュー樹脂製品、及び溶接材料は国内外における自動車需要の急速な回復に伴い、出荷は前年同期に比べ順調に推移いたしました。非破壊検査装置及びマーキングは国内外での鉄鋼向け大型マーキング装置及びペイント等消耗材料の出荷が業績に貢献いたしました。
この結果、当セグメントにおける売上高は17,163百万円(前年同期は11,314百万円)、セグメント利益は738百万円(前年同期は118百万円の損失)となりました。
・製造-金属加工事業
精密研削加工部品は、半導体実装装置需要自体は堅調であるものの、半導体不足の影響による取引先の生産調整等を受けて出荷は前年同期に比べ減少いたしました。また精密切削加工部品においてはリモートワークの拡大に伴う半導体需要の増加により、半導体製造装置向けの出荷が好調に推移いたしました。金属精密プレス部品は、国内外における旺盛な自動車向け需要を取り込み出荷は高水準で推移いたしました。空調機器向け金属加工部品は国内の空調関連向け出荷が堅調に推移いたしました。
この結果、当セグメントにおける売上高は13,912百万円(前年同期は10,458百万円)、セグメント利益は1,900百万円(前年同期は1,460百万円)となりました。
・財政状態に関する説明
①財政状態
a.流動資産
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は120,671百万円であり、前連結会計年度末比14,066百万円の増加となりました。主な内訳は、棚卸資産の増加8,482百万円、受取手形及び売掛金の増加4,947百万円、並びに現金及び預金の増加330百万円であります。
b.固定資産
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は42,177百万円であり、前連結会計年度末比864百万円の増加となりました。主な内訳は、連結子会社における有形固定資産の取得、及び連結範囲の拡大等による有形固定資産の増加1,547百万円、及び投資その他の資産の減少274百万円であります。
c.流動負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は85,938百万円であり、前連結会計年度末比7,926百万円の増加となりました。主な内訳は支払手形及び買掛金の増加5,898百万円、コマーシャル・ペーパーの増加1,999百万円、短期借入金の減少1,011百万円、及び1年内返済予定の長期借入金の増加61百万円であります。
d.固定負債
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は27,907百万円であり、前連結会計年度末比1,373百万円の増加となりました。主な内訳は長期借入金の増加1,316百万円、及び社債の減少74百万円であります。
e.純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産は49,002百万円であり、前連結会計年度末比5,630百万円の増加となりました。主な内訳は利益剰余金の増加3,833百万円、為替換算調整勘定の増加1,508百万円、その他有価証券評価差額金の増加195百万円、及び繰延ヘッジ損益の増加113百万円であります。
②経営成績
a.売上高
売上高は、テレワーク等のオンラインでの経済活動の拡大に伴う半導体、電子材料関係、及び自動車を中心とした世界的な需要拡大によりグループ全体で好調に推移いたしました。取扱品及び製品別でみると、商社流通では、スマートフォン・タブレット端末向け電池・電子材料、磁性材向けレアアースの取扱いが増加した他、前年同期では需要が急減したアルミ圧延品、伸銅品、アルミ再生塊、銅スクラップ等の非鉄原料の取扱いも好調に推移いたしました。
製造では半導体実装装置向け精密研削加工部品が取引先の生産調整等の影響により出荷が前年同期に比べ減少いたしましたが、通信、IT向け精密切削加工部品の出荷が堅調に推移した他、めっき材料、金属精密プレス部品、及び小型モーター向けカーボンブラシ等の出荷は景気回復による自動車関連需要増を取り込み、前年同期に比べ好調でありました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は74,572百万円(前年同期は96,147百万円)となりました。
b.売上総利益
商社流通及び製造の収益が共に好調であったことから、当第2四半期連結累計期間における売上総利益は12,708百万円(前年同期は8,616百万円)となりました。
c.販売費及び一般管理費
取引拡大に伴う営業費用の費消が前年同期に比べ大きく増加し、当第2四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は7,086百万円(前年同期は6,156百万円)となりました。
d.営業利益
上記の結果、当第2四半期連結累計期間における営業利益は5,621百万円(前年同期は2,459百万円)となりました。
e.営業外収益、営業外費用
受取配当金の増加、及び為替差益等により、営業外収支(営業外収益-営業外費用)は439百万円の収入超となりました(前年同期は35百万円の収入超)。
f.経常利益
上記の結果、当第2四半期連結累計期間における経常利益は6,060百万円(前年同期は2,495百万円)となりました。
g.特別利益、特別損失
投資有価証券売却益等の特別利益287百万円を計上する一方、固定資産除却損等の特別損失10百万円を計上いたしました。
h.親会社株主に帰属する四半期純利益
税金等調整前四半期純利益6,337百万円から、法人税等1,745百万円、連結子会社15社における非支配株主に帰属する四半期純利益66百万円を差引き、当第2四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純利益は4,525百万円(前年同期は1,212百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は26,424百万円(前年同四半期連結累計期間は23,509百万円)となり、前連結会計年度に比べ421百万円増加いたしました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な変動要因は次のとおりであります。
・営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは379百万円の増加(前年同四半期は5,378百万円の増加)となりました。主な増加要因は税金等調整前四半期純利益6,337百万円、仕入債務の増加額4,666百万円、及びのれんを含む減価償却費2,011百万円であります。一方、主な減少要因は、売上債権の増加額3,537百万円、棚卸資産の増加額7,732百万円であります。
・投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,471百万円の減少(前年同四半期は2,126百万円の減少)となりました。主な減少要因は設備投資等に伴う有形・無形固定資産の取得による支出2,101百万円、投資有価証券の取得による支出19百万円であります。
・財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,078百万円の増加(前年同四半期は1,157百万円の減少)となりました。主な増加要因は、コマーシャル・ペーパーの発行による収入1,999百万円、及び長期借入金の純増加額1,345百万円であります。一方、主な減少要因は、短期借入金の純減少額1,293百万円、及び配当金の支払額513百万円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について特記すべき事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営者の問題認識と今後の方針について重要な変更はありません。