訂正有価証券報告書-第65期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2018/06/25 15:26
【資料】
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【項目】
125項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
当連結会計年度末における資産合計は163,717百万円であり、前連結会計年度末に比べ24,497百万円増加しております。流動資産は96,200百万円と前連結会計年度末に比べ7,375百万円増加しましたが、これは主に当連結会計年度に株式取得した子会社の売上債権やたな卸資産が加わったことによるものです。固定資産は67,517百万円と前連結会計年度末に比べ17,122百万円増加しました。これは主に子会社株式の取得によるのれんの発生、事業基盤整備による有形固定資産及び無形固定資産の増加によるものです。
負債合計は54,825百万円であり、前連結会計年度末に比べ24,122百万円増加しております。これは主に長期借入金及び仕入債務の支払方法変更による電子記録債務の増加によるものです。
純資産合計は108,892百万円であり、前連結会計年度末に比べ374百万円増加しております。
これらにより当社グループの流動比率は295.3%、自己資本比率は66.5%となり、その他の要素も含め、健全な財政状態を維持しております。
(2) 経営成績
当社グループの中核事業であるインテリア事業におきましては、営業政策の中心は見本帳にあります。見本帳は商品種類ごとに作成し、およそ2年もしくは3年おきに更新しております。見本帳の更新期をめどに市場のトレンドを捉え、デザイン、機能等を新たにして商品を開発し、新見本帳に掲載、発売しております。新商品の開発、見本帳発行時期、商品価格政策は重要な経営戦略であり、業績向上のため鋭意努力しております。当連結会計年度の経営成績の詳細は1「業績等の概要」(1) 業績に記載のとおりでありますが、その結果、売上高総利益率は29.6%、売上高営業利益率は5.6%、売上高経常利益率は6.2%となりました。
このような状況のもと、当社グループは市場を起点とした商品開発や、将来の成長の基軸となり得る新分野・販路の開拓に取り組むとともに、これを支える強靭な組織体制の整備を行ってまいります。
(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況については、1「業績等の概要」(2) キャッシュ・フローに記載のとおりであります。