四半期報告書-第67期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、平成28年11月14日に行われたKoroseal Interior Products Holdings,Inc.との企業結合に係る暫定的な会計処理は前第3四半期連結会計期間に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析に当たっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は165,091百万円であり、前連結会計年度末に比べ5,904百万円減少しております。流動資産は89,773百万円と前連結会計年度末に比べ4,847百万円減少しましたが、これは主に季節変動による売上債権の減少によるものです。固定資産は75,317百万円と前連結会計年度末に比べ1,056百万円減少しました。
負債合計は61,881百万円であり、前連結会計年度末に比べ2,967百万円減少しております。これは主に季節変動による仕入債務の減少によるものです。
純資産合計は103,209百万円であり、前連結会計年度末に比べ2,936百万円減少しております。これは主に配当金の支払及び取得した自己株式を消却したことによる利益剰余金の減少によるものです。
これらにより当社グループの流動比率は287.7%、自己資本比率は62.0%となり、その他の要素も含め、健全な財政状態を維持しております。
②経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収支や雇用環境の改善に伴い、緩やかな回復基調となりました。他方、世界経済においては、欧米における金融政策の転換や、通商問題による貿易摩擦が及ぼす影響など、先行きは不透明な状況です。当社事業に関連の深い建設市場においては、公共投資や設備投資は堅調であったものの、非住宅分野における内装仕上げ工事は端境期を迎えており、新築住宅着工戸数もやや弱含みで推移したことから、全体として力強さを欠いた結果となりました。また、建設業界全体における施工技術者の不足や、物流関連費・原材料価格の上昇など、厳しい経営環境が継続しております。
このような状況のもと、当社グループは2017年5月に発表した中期経営計画(2017-2019)「PLG 2019」の2年目として、成長に向けた事業戦略を着実に実行しました。効率化や継続性向上を見据えた物流体制の統廃合や高付加価値商品の開発に注力したほか、社内にワーキンググループを設置し、働き方改革・生産性向上に向けた取り組みを進めました。当第2四半期連結累計期間の業績は、2017年12月に買収したGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.の業績を新たに連結対象としたことにより、売上高と販売費及び一般管理費が増加しました。その結果、売上高75,963百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益2,503百万円(同3.3%増)、経常利益2,973百万円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,005百万円(同10.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(インテリア事業)
壁装事業では、東京オリンピックや首都圏を中心とする都市再開発需要の増加を背景に、非住宅向けの不燃認定壁紙見本帳「FAITH」の売上が堅調に推移しました。また、フィルム営業部による商品特化型の営業活動が奏功し、粘着剤付化粧フィルム「リアテック」と「ガラスフィルム」が売上に貢献しました。一方、住宅市場における低価格帯商品比率は増加傾向にあり、その結果壁装材の売上高は27,278百万円(前年同期比3.4%減)となりました。
なお、特定の仕入先からの一部の商品において品質問題が発生し、お客様相談室を設置の上、当該仕入先と連携しつつ当該商品の施工先住居、施設等に対する補修対策を実施しております。この補修に係る費用は仕入先によって全額負担されており、当社において損失は計上されておりません。
床材事業では、商業施設や賃貸住宅等において、床用塩ビタイルの売上が継続して堅調に推移しました。また、8月にはオフィスなど非住宅向けの繊維系床材見本帳「カーペットタイル NT-700」を発売し、全国で新作展示会を開催したほか、施工講習会の開催など市場への浸透に注力しました。一方、非住宅分野での大型物件の納品が一巡したことや医療・福祉分野における昨年からの新築着工面積の減少が影響し、床材事業における売上高は20,131百万円(同0.5%減)となりました。
ファブリック事業では、住宅市場での販売が順調に推移し、住宅向けカーテン見本帳「STRINGS」、ワンプライスによる選びやすさを追求したカーテン見本帳「Simple Order」が売上を牽引しました。また、カーテン専門の販売会社「サンゲツヴォーヌ」では、東京・大阪・名古屋・福岡の主要4都市での営業体制を整備しました。この結果、カーテンと椅子生地をあわせたファブリックの売上高は3,929百万円(同8.5%増)となりました。
これらのほか、施工費や接着剤などを含むその他の売上5,281百万円(同4.9%減)を加え、インテリア事業における売上高は56,621百万円(同1.8%減)、営業利益は2,372百万円(同5.1%減)となりました。
(エクステリア事業)
エクステリア事業を担う株式会社サングリーンにおいては、販売の主力となるガーデン製品のほか、門周り全体をデザインした「ファサードエクステリア」、宅配ボックスやIoTなどデジタル技術を融合した商品など、市場の変化に対応した商品の拡販に注力しました。しかしながら、他社との競争が激化する中、猛暑や台風等の自然災害の発生も影響し、エクステリア事業における売上高は7,307百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は180百万円(同24.9%減)となりました。
(照明器具事業)
照明器具事業を担う山田照明株式会社においては、インバウンドやオリンピック需要増加に伴うコントラクト市場の好調を背景に、ホテル・宿泊施設分野にて売上が伸長しました。また、サンゲツのコントラクト営業部と営業活動を強化し、事業シナジーの創出に取り組みました。重点分野である道路照明の強化を進めるとともに、販売費及び一般管理費の削減にも努めた結果、売上高は1,902百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は2百万円(前年同期は営業損失44百万円)となりました。
(海外事業)
北米市場を担うKoroseal Interior Products Holdings,Inc.においては、ホテル市場を中心にデジタルプリントや粘着剤付化粧フィルム「リアテック」の販路拡大が進み、売上に貢献しました。中国市場を担う山月堂(上海)装飾有限公司においては、中国国内における従来のスケルトン販売からインフィル化への推奨が追い風となり、レジデンシャル分野、医療・福祉分野にて、壁紙と塩ビ系床材等の納品が進みました。また、第1四半期より業績の連結対象となったGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.においては、山月堂(上海)装飾有限公司との連携など、サンゲツグループとのシナジー効果を高める仕組みづくりを進めました。この結果、海外事業の売上高は10,342百万円(前年同期比17.9%増)、営業損失は63百万円(前年同期は営業損失202百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,550百万円増加し、25,406百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4,371百万円(前年同期は974百万円の獲得)となりました。これは主に、売上債権の減少による収入5,250百万円及び税金等調整前当期純利益による収入2,884百万円、仕入債務の減少による支出2,824百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は5,269百万円(前年同期は2,451百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入2,342百万円、有価証券の償還による収入1,700百万円及び投資有価証券の解約による収入1,000百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3,944百万円(前年同期は4,947百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額1,786百万円及び自己株式の取得による支出2,904百万円などによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、34百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、平成28年11月14日に行われたKoroseal Interior Products Holdings,Inc.との企業結合に係る暫定的な会計処理は前第3四半期連結会計期間に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析に当たっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は165,091百万円であり、前連結会計年度末に比べ5,904百万円減少しております。流動資産は89,773百万円と前連結会計年度末に比べ4,847百万円減少しましたが、これは主に季節変動による売上債権の減少によるものです。固定資産は75,317百万円と前連結会計年度末に比べ1,056百万円減少しました。
負債合計は61,881百万円であり、前連結会計年度末に比べ2,967百万円減少しております。これは主に季節変動による仕入債務の減少によるものです。
純資産合計は103,209百万円であり、前連結会計年度末に比べ2,936百万円減少しております。これは主に配当金の支払及び取得した自己株式を消却したことによる利益剰余金の減少によるものです。
これらにより当社グループの流動比率は287.7%、自己資本比率は62.0%となり、その他の要素も含め、健全な財政状態を維持しております。
②経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収支や雇用環境の改善に伴い、緩やかな回復基調となりました。他方、世界経済においては、欧米における金融政策の転換や、通商問題による貿易摩擦が及ぼす影響など、先行きは不透明な状況です。当社事業に関連の深い建設市場においては、公共投資や設備投資は堅調であったものの、非住宅分野における内装仕上げ工事は端境期を迎えており、新築住宅着工戸数もやや弱含みで推移したことから、全体として力強さを欠いた結果となりました。また、建設業界全体における施工技術者の不足や、物流関連費・原材料価格の上昇など、厳しい経営環境が継続しております。
このような状況のもと、当社グループは2017年5月に発表した中期経営計画(2017-2019)「PLG 2019」の2年目として、成長に向けた事業戦略を着実に実行しました。効率化や継続性向上を見据えた物流体制の統廃合や高付加価値商品の開発に注力したほか、社内にワーキンググループを設置し、働き方改革・生産性向上に向けた取り組みを進めました。当第2四半期連結累計期間の業績は、2017年12月に買収したGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.の業績を新たに連結対象としたことにより、売上高と販売費及び一般管理費が増加しました。その結果、売上高75,963百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益2,503百万円(同3.3%増)、経常利益2,973百万円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,005百万円(同10.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(インテリア事業)
壁装事業では、東京オリンピックや首都圏を中心とする都市再開発需要の増加を背景に、非住宅向けの不燃認定壁紙見本帳「FAITH」の売上が堅調に推移しました。また、フィルム営業部による商品特化型の営業活動が奏功し、粘着剤付化粧フィルム「リアテック」と「ガラスフィルム」が売上に貢献しました。一方、住宅市場における低価格帯商品比率は増加傾向にあり、その結果壁装材の売上高は27,278百万円(前年同期比3.4%減)となりました。
なお、特定の仕入先からの一部の商品において品質問題が発生し、お客様相談室を設置の上、当該仕入先と連携しつつ当該商品の施工先住居、施設等に対する補修対策を実施しております。この補修に係る費用は仕入先によって全額負担されており、当社において損失は計上されておりません。
床材事業では、商業施設や賃貸住宅等において、床用塩ビタイルの売上が継続して堅調に推移しました。また、8月にはオフィスなど非住宅向けの繊維系床材見本帳「カーペットタイル NT-700」を発売し、全国で新作展示会を開催したほか、施工講習会の開催など市場への浸透に注力しました。一方、非住宅分野での大型物件の納品が一巡したことや医療・福祉分野における昨年からの新築着工面積の減少が影響し、床材事業における売上高は20,131百万円(同0.5%減)となりました。
ファブリック事業では、住宅市場での販売が順調に推移し、住宅向けカーテン見本帳「STRINGS」、ワンプライスによる選びやすさを追求したカーテン見本帳「Simple Order」が売上を牽引しました。また、カーテン専門の販売会社「サンゲツヴォーヌ」では、東京・大阪・名古屋・福岡の主要4都市での営業体制を整備しました。この結果、カーテンと椅子生地をあわせたファブリックの売上高は3,929百万円(同8.5%増)となりました。
これらのほか、施工費や接着剤などを含むその他の売上5,281百万円(同4.9%減)を加え、インテリア事業における売上高は56,621百万円(同1.8%減)、営業利益は2,372百万円(同5.1%減)となりました。
(エクステリア事業)
エクステリア事業を担う株式会社サングリーンにおいては、販売の主力となるガーデン製品のほか、門周り全体をデザインした「ファサードエクステリア」、宅配ボックスやIoTなどデジタル技術を融合した商品など、市場の変化に対応した商品の拡販に注力しました。しかしながら、他社との競争が激化する中、猛暑や台風等の自然災害の発生も影響し、エクステリア事業における売上高は7,307百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は180百万円(同24.9%減)となりました。
(照明器具事業)
照明器具事業を担う山田照明株式会社においては、インバウンドやオリンピック需要増加に伴うコントラクト市場の好調を背景に、ホテル・宿泊施設分野にて売上が伸長しました。また、サンゲツのコントラクト営業部と営業活動を強化し、事業シナジーの創出に取り組みました。重点分野である道路照明の強化を進めるとともに、販売費及び一般管理費の削減にも努めた結果、売上高は1,902百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は2百万円(前年同期は営業損失44百万円)となりました。
(海外事業)
北米市場を担うKoroseal Interior Products Holdings,Inc.においては、ホテル市場を中心にデジタルプリントや粘着剤付化粧フィルム「リアテック」の販路拡大が進み、売上に貢献しました。中国市場を担う山月堂(上海)装飾有限公司においては、中国国内における従来のスケルトン販売からインフィル化への推奨が追い風となり、レジデンシャル分野、医療・福祉分野にて、壁紙と塩ビ系床材等の納品が進みました。また、第1四半期より業績の連結対象となったGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.においては、山月堂(上海)装飾有限公司との連携など、サンゲツグループとのシナジー効果を高める仕組みづくりを進めました。この結果、海外事業の売上高は10,342百万円(前年同期比17.9%増)、営業損失は63百万円(前年同期は営業損失202百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,550百万円増加し、25,406百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4,371百万円(前年同期は974百万円の獲得)となりました。これは主に、売上債権の減少による収入5,250百万円及び税金等調整前当期純利益による収入2,884百万円、仕入債務の減少による支出2,824百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は5,269百万円(前年同期は2,451百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入2,342百万円、有価証券の償還による収入1,700百万円及び投資有価証券の解約による収入1,000百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3,944百万円(前年同期は4,947百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額1,786百万円及び自己株式の取得による支出2,904百万円などによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、34百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。