四半期報告書-第69期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/15 17:04
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は155,551百万円であり、前連結会計年度末に比べ8,550百万円減少しております。流動資産は91,415百万円と前連結会計年度末に比べ9,176百万円減少しましたが、これは主に借入金の返済による減少及び季節変動・売上減少による売上債権の減少によるものです。固定資産は64,136百万円と前連結会計年度末に比べて626百万円増加しました。
負債合計は61,234百万円であり、前連結会計年度末に比べ8,649百万円減少しております。これは主に借入金の減少によるものです。
純資産合計は94,316百万円であり、前連結会計年度末に比べ99百万円増加しております。
これらにより当社グループの流動比率は257.5%、自己資本比率は60.1%となり、その他の要素も含め、健全な財政状態を維持しております。
②経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、厳しい状況が継続しました。5月末の緊急事態宣言解除後は、経済活動の再開により、輸出や生産の一部に持ち直しの動きも見られましたが、感染者数は再び増加に転じており、先行きは極めて不透明です。当社事業に関連の深い建設市場においては、新型コロナウイルス感染症により、郊外での戸建住宅に堅調な動きが見られる一方、宿泊施設・店舗等の非住宅物件の改装需要が大きく低迷するなど、事業環境は予断を許さない状況です。
このような環境下で、当社グループは、お客様及び従業員の安全を第一に、テレワークの推進や事務所内分散勤務、マスク着用・消毒の徹底等の感染拡大防止策を講じ、事業活動の継続と商品の安定供給に努めるとともに、オンラインによる抗ウイルス商品セミナーの開催やWEBサイトによる商品情報提供の拡充といった、ウィズコロナに対応した営業活動の展開に努めました。また、2021年1月5日に稼働開始した新関西ロジスティクスセンターの開設準備や、東南アジアにおける営業拠点の再編など、中期経営計画(2020-2022)[ D.C.2022 ]に基づく施策を着実に実行しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高106,939百万円(前年同期比10.6%減)、営業利益4,447百万円(同32.2%減)、経常利益4,848百万円(同30.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,446百万円(同31.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントを以下のとおり4区分に変更し、前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(インテリアセグメント)
壁装事業では、2020年6月に発売した住宅向け壁紙の見本帳「リザーブ」の市場浸透が進みました。また、当第3四半期連結会計期間には住宅やマンションリフォーム市場が若干の回復を見せ、リフォーム向け壁紙を収録した見本帳「リフォームセレクション」の売上が好調に推移しました。一方、非住宅市場においては、商品バリエーションや機能を拡充したガラスフィルム見本帳「CLEAS」が市場の評価を得て、売上を伸ばしました。しかしながら、依然として新型コロナウイルス感染症による市場への影響は続いており、壁装材の売上高は41,328百万円(前年同期比7.8%減)となりました。
床材事業では、住宅リフォームにも使われる「フロアタイル」の売上が堅調に推移したほか、非住宅向け床材を中心に収録した見本帳「Sフロア」や、マンション共用部等に使用される防滑性ビニル床シート「ノンスキッド」、「ロールカーペット」など、多数の見本帳を発刊し、販促活動に努めました。特に「Sフロア」においては、抗ウイルス商品に対するニーズの高まりから、医療施設をはじめ官公庁・教育施設などでの採用が進みました。また、家庭用カーペットタイル「スタイルキット」が、巣ごもり需要を捉え売上を伸ばしました。その一方で、宿泊・商業分野での需要減少等が影響し、床材の売上高は30,011百万円(同8.8%減)となりました。
ファブリック事業では、機能性商品の拡充や市場のニーズに沿った商品開発により、抗ウイルスや制菌機能を持つ商品等を収録した各種施設向け見本帳「コントラクトカーテン」の売上が伸長しました。医療施設物件においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止策への助成金・補助金施策も、衛生的な空間づくりに役立つカーテンへの吊り替え需要を後押ししました。また、住宅向けカーテン見本帳「AC」の売上が引き続き堅調に推移したほか、厳しい状況が続く非住宅市場においては、椅子生地見本帳「UP」が、無地ビニルレザーや高付加価値商品「アクアクリーン」を中心に売上を伸ばしました。しかしながら、依然として市場環境は充分な回復に至っておらず、カーテンと椅子生地をあわせたファブリックの売上高は5,671百万円(同9.4%減)となりました。
これらのほか、施工費や接着剤等を含むその他の売上5,015百万円(同22.8%減)を加え、インテリアセグメントにおける売上高は82,027百万円(同9.4%減)、営業利益は4,698百万円(同29.1%減)となりました。
(エクステリアセグメント)
エクステリアセグメントを担う株式会社サングリーンにおいては、市場環境全体の低迷が続く中、主力商材のフェンス、門扉、カーポートの売上が減少しました。その一方、巣ごもり需要の拡大により、ポスト、物置、テラス、ウッドデッキの販売が堅調に推移したほか、ホームセンターやEC販売店等を通じた売上が伸長しました。また厳しい経営環境が続く中、中期経営計画に基づく施策として、管理システムを通じた配送体制の効率化や専門性を高める人材育成、新規顧客の獲得等に取り組みました。
この結果、エクステリアセグメントの売上高は11,024百万円(前年同期比9.9%減)、営業利益は346百万円(同32.8%減)となりました。
(海外セグメント)
海外セグメントでは、海外関係会社の2020年1月から9月までの実績を、第3四半期連結累計期間の業績に算入しております。
北米市場を担うKoroseal Interior Products Holdings,Inc.においては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、建設市場の縮小や工場の稼働にも影響が及ぶなど、厳しい状況となる中、新規壁紙生産設備の稼働による品質と生産性の向上に継続的に努めました。また、主要市場であるホスピタリティ市場以外への活動強化により、レジデンシャルや教育施設への採用が進んだほか、従来から拡販に取り組んでいたサンゲツの粘着剤付き化粧フィルム「リアテック」においては、工期の短縮化やコスト削減、環境への配慮といったニーズを捉え、売上が伸長しました。
中国市場を担う山月堂(上海)装飾有限公司においては、中国市場は全体として回復傾向にあり、営業活動の再開が進んでおります。しかしながら、建設工事の延期や出張の制限が発生するなど、依然として新型コロナウイルス感染症拡大前の状況には至っておりません。このような中、カーテンやカーペットタイルといった取り扱いエレメントの拡充や顧客の開拓に加え、グループ全体を通じた中国事業の組織再編成に向けた準備を進めました。
東南アジア市場を担うGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.においては、東南アジア各国で状況が大きく異なり、非常に不透明な経営環境となる中、人やモノの移動に制限がかかり、事業活動にも大きな影響を与えております。このような状況下でも、オンラインを活用した販促活動に努めたほか、11月には、Sangetsu Goodrich(Thailand)Co., Ltd.の営業を開始する等、各国の市場に合わせた拠点体制や営業体制の強化やコスト削減を進め、より効率的な経営体制の構築に向けた見直しを行いました。
これらの結果、海外セグメントにおける売上高は11,289百万円(前年同期比23.7%減)、営業損失は695百万円(前年同期は営業損失693百万円)となりました。
(スペースクリエーションセグメント)
第1四半期連結会計期間より新たなセグメントに加わったスペースクリエーションセグメントは、内装仕上工事業を担うフェアトーン株式会社と、当社のスペースクリエーション事業部で構成しています。
フェアトーン株式会社においては、非住宅の新築内装仕上事業への新型コロナウイルス感染症の影響は限定的であり、ほぼ計画通りの進捗となりました。一方、市況の影響を受けやすい改修工事事業においては、10月以降、経済活動の回復に伴い工事着工数も回復の兆しが見えましたが、12月以降は新型コロナウイルス感染症が再拡大し、工事量は減少しました。
当社のスペースクリエーション事業部においても、事業のメインターゲットの一つであるオフィス、ホテルの改修市場は厳しい状況が継続しており、営業活動の抑制や改修工事の中止といった影響を受けました。その一方、働き方改革・オフィスの見直しに伴う新たな需要等もあり、新規案件の獲得に向けた営業活動の積極化や、顧客の開拓、人材の強化に努めました。
この結果、スペースクリエーションセグメントの売上高は3,562百万円(前年同期比33.4%増)、営業利益は114百万円(同21.2%増)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、68百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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