四半期報告書-第68期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/09 16:10
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、2017年12月20日に行われたGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.との企業結合に係る暫定的な会計処理は前連結会計年度に確定したため、前第1四半期連結累計期間との比較・分析に当たっては、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直し後の金額によっております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は165,494百万円であり、前連結会計年度末に比べ5,381百万円減少しております。流動資産は93,432百万円と前連結会計年度末に比べ4,242百万円減少しましたが、これは主に季節変動による売上債権の減少によるものです。固定資産は72,062百万円と前連結会計年度末に比べ1,138百万円減少しました。
負債合計は66,591百万円であり、前連結会計年度末に比べ4,141百万円減少しております。これは主に法人税等の支払による未払法人税等の減少及び長期借入金の減少によるものです。
純資産合計は98,903百万円であり、前連結会計年度末に比べ1,239百万円減少しております。これは主に配当金の支払及び自己株式の取得によるものです。
これらにより当社グループの流動比率は263.1%、自己資本比率は59.2%となり、その他の要素も含め、健全な財政状態を維持しております。
②経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢・所得環境の改善が継続し、全体として緩やかな回復基調で推移しました。しかし、輸出及び生産には弱さも見え、米中貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱問題、その他地政学的リスクが日本経済に与える影響は、依然不透明な状況です。
当社事業に関連の深い建設市場におきましては、非住宅分野では、働き方改革等に伴うオフィスリニューアル需要が好調であった一方、医療・福祉分野は低迷しました。また住宅分野においては、持家は堅調に推移したものの貸家は減少し、新設住宅着工戸数はおおむね横ばいで推移しました。
このような状況のもと、当社グループは中期経営計画(2017-2019)「PLG 2019」の最終年度を迎え、グループ全体の連結経営体制強化に向けた施策を実行してまいりました。国内インテリアセグメントにおいては、原材料費・物流費の高騰に対応するために2018年10月から実施した商品卸売価格の改定が進み、収益が改善したほか、2019年5月から6月にかけて発売した壁紙、カーテンの各種新見本帳の市場浸透に努めました。一方、海外セグメントにおいては、新規生産設備の導入や経営体制の強化を進めました。その結果、当期の連結業績は、売上高38,884百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益1,873百万円(同94.5%増)、経常利益2,170百万円(同62.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,820百万円(同81.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間期首をみなし売却日として、当社の連結子会社である山田照明株式会社の全株式を譲渡し、照明器具セグメントを担っていた同社を連結の範囲から除外したことに伴い、当第1四半期連結会計期間より照明器具セグメントを報告セグメントから除外しております。
(インテリアセグメント)
壁装事業では、住宅向け見本帳「リザーブ1000」「リフォームセレクション」及び5月に発売となった「ファイン1000」が売上を牽引しました。また、不燃認定壁紙「FAITH」は、首都圏を中心とした都市再開発およびインバウンド需要の底堅さを背景に、売上が堅調に伸長しました。さらに、6月には、住宅市場の多様なニーズに応えるべく、商品ラインナップを拡充した量産壁紙「SP」を発売しました。これらに加え、昨年実行した値上げ効果もあり、壁装材の売上高は14,635百万円(前年同期比6.2%増)となりました。
床材事業では、首都圏を中心とした都市再開発や働き方改革の推進によるオフィス環境整備需要の増加を背景に、オフィス市場での新築・リニューアルにおいて、繊維系床材見本帳「カーペットタイルDT/NT」が売上を牽引しました。中でも、耐久性とデザイン性を兼ね備えた「NT-700シリーズ」の戦略的販促活動が奏功したほか、住宅市場、商業施設における床用塩ビタイルの売上が引き続き堅調に推移した結果、床材の売上高は10,835百万円(同6.4%増)となりました。
ファブリック事業では、住宅向けカーテン見本帳「STRINGS」とワンプライスによる選びやすさを追求した「Simple Order」が、引き続き売上を牽引しました。また、5月に発売した「AC」では、同時期に発売した壁紙見本帳「ファイン1000」との連動企画を実施するなど、トータルインテリアの強みを活かした提案力を強化しました。一方、非住宅分野においては、医療・福祉分野における市場縮小傾向に伴い、コントラクト向けカーテンの売上が減少し、この結果、カーテンと椅子生地をあわせたファブリックの売上高は1,953百万円(同3.4%減)となりました。
これらのほか、施工費や接着剤などを含むその他の売上2,747百万円(同4.8%増)を加え、インテリアセグメントにおける売上高は30,173百万円(同5.4%増)、営業利益は1,972百万円(同69.7%増)となりました。
(エクステリアセグメント)
エクステリアセグメントを担う株式会社サングリーンにおいては、前期に発生した自然災害に伴う補修・復旧工事の継続に加え、遅延していた新設工事の進捗により、「フェンス」「カーポート」が売上を牽引しました。さらに、インターネット通販の利用拡大に伴い、「宅配ボックス」の設置需要が増加しました。
また、施工力の強化も奏功した結果、エクステリアセグメントの売上高は4,098百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は168百万円(同102.0%増)となりました。
(海外セグメント)
北米市場を担うKoroseal Interior Products Holdings,Inc.においては、2018年9月より販売権を取得した欧州壁紙メーカー「VESCOM」製品が売上に貢献しました。伸長分野であるデジタルプリントでは、2019年5月に新設備を導入し、生産性の向上を図りました。
中国市場を担う山月堂(上海)装飾有限公司においては、マンションのインフィル化(内装付き住宅)への転換を追い風に、引き続き壁装材が売上を牽引しました。
東南アジア市場を担うGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.は、山月堂上海との中国市場における営業施策やサンゲツとの壁装材、床材、ファブリックの商品開発においてグループシナジー創出に向けた協業を進めました。
一方、米国での非住宅市場の減退及び中国・東南アジアにおける競合他社との競争激化の影響もあり、海外セグメントにおける売上高は4,709百万円(前年同期比10.9%減)、営業損失は273百万円(前年同期は営業損失208百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、20百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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