四半期報告書-第68期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/11 14:34
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、2017年12月20日に行われたGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.との企業結合に係る暫定的な会計処理は前連結会計年度に確定したため、前第2四半期連結累計期間との比較・分析に当たっては、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直し後の金額によっております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は167,511百万円であり、前連結会計年度末に比べ3,364百万円減少しております。流動資産は95,869百万円と前連結会計年度末に比べ1,805百万円減少しましたが、これは主に季節変動による売上債権の減少によるものです。固定資産は71,641百万円と前連結会計年度末に比べ1,559百万円減少しました。
負債合計は67,595百万円であり、前連結会計年度末に比べ3,136百万円減少しております。これは主に季節変動による仕入債務の減少によるものです。
純資産合計は99,915百万円であり、前連結会計年度末に比べ227百万円減少しております。これは主に配当金の支払及び自己株式の取得によるものです。
これらにより当社グループの流動比率は260.1%、自己資本比率は59.1%となり、その他の要素も含め、健全な財政状態を維持しております。
②経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢・所得環境の改善が継続する中、個人消費に力強さは見られず、企業における輸出や生産の弱さが続いております。一方、米中貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱問題など、日本経済に与える影響は依然不透明な状況です。当社事業に関連の深い建設市場においては、非住宅分野では堅調であった宿泊・小売関連の需要が低下し、住宅分野では貸家の減少が影響し、新設住宅着工戸数全体として前年比減少で推移しております。
このような状況のもと、当社グループは中期経営計画(2017-2019)「PLG 2019」の最終年度を迎え、グループ全体の連結経営体制強化に向けた施策を実行してまいりました。国内インテリアセグメントにおいては、原材料費・物流費の高騰で圧迫されていた収益は自社の収益改善努力に加え、2018年10月から実施した商品卸売価格の改定によって改善したほか、2019年5月から6月にかけて発売した壁紙、カーテンの各種新見本帳の市場浸透に努めました。一方、海外セグメントにおいては、新規生産設備の導入や経営体制の強化を進めました。その結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高80,064百万円(前年同期比5.4%増)、営業利益4,545百万円(同107.7%増)、経常利益4,895百万円(同84.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,635百万円(同97.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間期首をみなし売却日として、当社の連結子会社である山田照明株式会社の全株式を譲渡し、照明器具セグメントを担っていた同社を連結の範囲から除外したことに伴い、第1四半期連結会計期間より照明器具セグメントを報告セグメントから除外しております。
(インテリアセグメント)
壁装事業では、住宅向け見本帳として、5月に「ファイン1000」を発売したほか、6月に商品ラインアップを拡充した量産壁紙「SP」の発売を機に、全国で展示会を開催し市場への早期浸透と拡販に努めました。また、不燃認定壁紙「FAITH」は、首都圏を中心とした都市再開発及びインバウンド需要の底堅さを背景に非住宅分野において売上が堅調に伸長しました。この結果、壁装材の売上高は29,880百万円(前年同期比9.5%増)となりました。
床材事業では、首都圏における都市再開発や働き方改革の一環としてオフィスの新築やリニューアル工事が活況を見せ、繊維系床材「カーペットタイルDT/NT」が売上を牽引したほか、住宅市場、商業施設における床用塩ビタイルの売上が堅調に推移した結果、床材の売上高は21,907百万円(同8.8%増)となりました。
ファブリック事業では、住宅向けカーテン見本帳として、5月に「AC」を発売し、同時期に発売した壁紙見本帳「ファイン1000」との連動企画を実施するなど、トータルインテリアの強みを活かして拡販に努めました。また、廉価なワンプライス設定による選びやすさを追求した「Simple Order」が売上を牽引しました。これらの結果、カーテンと椅子生地をあわせたファブリックの売上高は4,126百万円(同5.0%増)となりました。
これらのほか、施工費や接着剤などを含むその他の売上5,984百万円(同13.3%増)を加え、インテリアセグメントにおける売上高は61,898百万円(同9.3%増)、営業利益は4,570百万円(同92.6%増)となりました。
(エクステリアセグメント)
エクステリアセグメントを担う株式会社サングリーンにおいては、前期に発生した自然災害に伴う補修・復旧工事の継続と防災対策を目的とした改修工事や遅延していた新設工事が進捗し、「フェンス」「カーポート」が売上を牽引したほか、大型物件の獲得や施工付き物件の受注強化などにより好調に推移しました。この結果、エクステリアセグメントの売上高は8,308百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益は382百万円(同111.8%増)となりました。
(海外セグメント)
北米市場を担うKoroseal Interior Products Holdings,Inc.においては、2018年9月に販売権を取得した欧州壁紙メーカー「VESCOM」製品の売上が貢献しました。また、米国内で好調なデジタルプリント分野への強化策として新設備を2019年5月に導入し稼働を開始したほか、7月には壁紙の製造ラインを新設し、本格稼働に向けて準備を進めるなど、生産性と収益力の強化に向けた施策を実施しております。
中国市場を担う山月堂(上海)装飾有限公司においては、マンションのインフィル化(内装付き住宅)への転換、高齢化社会を背景とした医療施設の増加に伴い、壁装材及び床材が売上を牽引しました。
東南アジア市場を担うGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.は、山月堂(上海)装飾有限公司との中国市場における営業施策やサンゲツとの商品開発におけるグループシナジー創出に向けた協業体制構築を進めました。
一方、米国でのホテル改装市場を中心とした非住宅市場の減退及び中国・東南アジアにおける競合他社との競争激化の影響もあり、海外セグメントにおける売上高は10,036百万円(前年同期比3.0%減)、営業損失は404百万円(前年同期は営業損失378百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,254百万円増加し、27,868百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は8,022百万円(前年同期は4,371百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益による収入5,043百万円、売上債権の減少による収入4,416百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3,247百万円(前年同期は5,269百万円の獲得)となりました。これは主に、有価証券の取得による支出2,999百万円及び有形固定資産の取得による支出926百万円、貸付金の回収による収入526百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3,533百万円(前年同期は3,944百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額1,752百万円及び自己株式の取得による支出1,640百万円などによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、35百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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