四半期報告書-第67期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、2017年12月20日に行われたGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.との企業結合に係る暫定的な会計処理は当第3四半期連結会計期間に確定したため、前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析に当たっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は166,929百万円であり、前連結会計年度末に比べ4,489百万円減少しております。流動資産は92,933百万円と前連結会計年度末に比べ2,021百万円減少しましたが、これは主に季節変動による売上債権の減少によるものです。固定資産は73,995百万円と前連結会計年度末に比べて2,468百万円減少しました。
負債合計は65,746百万円であり、前連結会計年度末に比べ688百万円増加しております。これは主に海外事業における設備投資のための長期借入金の増加によるものです。
純資産合計は101,182百万円であり、前連結会計年度末に比べ5,177百万円減少しております。これは主に取得した自己株式を消却したことによるものです。
これらにより当社グループの流動比率は270.1%、自己資本比率は60.0%となり、その他の要素も含め、健全な財政状態を維持しております。
②経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益が改善し、緩やかな回復基調で推移しました。一方、世界経済においては、通商問題や地政学的リスクの高まりにより株式市場が大きく変動し、かつ実体経済にも影響を及ぼしつつあり、これらの要因が今後金融市場や産業に及ぼす影響については、引き続き留意する必要があります。当社事業に関連の深い建設市場においては、非住宅分野ではホテル等の宿泊施設や首都圏を中心とした事務所等の建築需要が引き続き拡大したものの、医療・介護関連施設では縮小が続いております。また、住宅分野では新築住宅着工戸数が貸家を中心に減少傾向となり、市場全体としては弱含みで推移しました。さらに、原材料価格や物流コストの高騰など、厳しい事業環境が継続しております。
このような状況のもと、当社グループは中期経営計画(2017-2019)「PLG 2019」に基づく成長戦略を着実に実行しました。原材料価格や物流コストの高騰に対応し、顧客サービスの維持・向上をはかるため、自社配送体制の強化や商品価格の改定を行ったほか、新たな基幹システムを稼働開始するなど、経営基盤の強化に努めました。また、2017年12月に買収したGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.の業績が連結対象となったことにより、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高117,818百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益4,134百万円(同9.4%減)、経常利益4,812百万円(同6.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,280百万円(同2.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(インテリア事業)
壁装事業では、インバウンド需要や首都圏を中心とする都市再開発需要の増加を背景に、非住宅向けの不燃認定壁紙見本帳「FAITH」の売上が堅調に推移しました。また、オフィス市場を中心に、フィルム営業部による商品特化型の営業活動が奏功し、粘着剤付化粧フィルム「リアテック」の売上も伸長しました。一方、住宅市場においては6月に発売した主要見本帳「リザーブ1000」とリフォーム向け見本帳「リフォームセレクション」の市場浸透が遅れたことに加え、新築住宅着工戸数の伸び悩みが影響し、壁装材の売上高は42,251百万円(前年同期比2.0%減)となりました。
床材事業では、オフィス・ホテル市場を中心に、繊維系床材カーペットタイルの売上が堅調に推移しました。10月には新見本帳「カーペットタイルDT/NT」を発刊し、全国で新作展示会や施工講習会を開催するなど、より一層の販促活動に注力しました。また、商業施設や賃貸住宅等において、床用塩ビタイルの売上が継続して増加しました。これらの結果、床材の売上高は31,455百万円(同0.5%増)となりました。
ファブリック事業では、住宅向けカーテン見本帳「STRINGS」、ワンプライスによる選びやすさを追求したカーテン見本帳「Simple Order」が売上を牽引しました。壁紙とファブリックを同一コンセプトでデザインした「Hampshire Gardens -EDA-」では、異業種とのコラボレーション企画を実施するなど積極的な販促活動を行い、新たな顧客獲得に努めました。また、カーテン専門販売会社「サンゲツヴォーヌ」による営業活動が奏功した結果、カーテンと椅子生地をあわせたファブリックの売上高は6,148百万円(同8.4%増)となりました。
これらのほか、施工費や接着剤などを含むその他の売上7,900百万円(同11.1%減)を加え、インテリア事業における売上高は87,756百万円(同1.4%減)、営業利益は4,321百万円(同3.2%減)となりました。
(エクステリア事業)
エクステリア事業を担う株式会社サングリーンにおいては、前四半連結会計期間に発生した台風等の自然災害の復旧に向けた工事が増加し、「フェンス」「カーポート」などのアルミ商材の売上が大きく伸長したほか、「物置」の受注が増加しました。また、一部商材において仕入メーカーの価格改定が市場に浸透したことが売上に貢献しました。さらに、公共物件においては、安全性への意識の高まりから、既存ブロック塀の補強工事及びフェンスへの切り替え需要が増加しました。これらの結果、エクステリア事業における売上高は11,769百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は399百万円(同11.6%増)となりました。
(照明器具事業)
照明器具事業を担う山田照明株式会社では、得意とする特注品分野において、インバウンドやオリンピック需要増加に伴うコントラクト市場の好調を背景に、ホテル・宿泊施設で売上が伸長しました。また、サンゲツのコントラクト営業部との連携促進のほか、スペック活動を担う営業開発担当者を増員し、営業体制の強化に努めました。この結果、売上高は2,923百万円(前年同期比12.6%増)、営業利益は5百万円(前年同期は営業損失123百万円)となりました。
(海外事業)
北米市場を担うKoroseal Interior Products Holdings,Inc.においては、ホテル市場を中心にデジタルプリントが売上に貢献しました。また、9月より新たに欧州の壁紙メーカー「VESCOM」の北米販売権を取得し、商品力の強化に取り組みました。中国市場を担う山月堂(上海)装飾有限公司においては、レジデンシャル分野では壁装材の売上が、医療・福祉や商業分野では床材の売上が継続して増加しました。また、11月にはサンゲツブランドの浸透に向けて上海ショールームを開設しました。東南アジア市場を担うGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.においては、営業拠点を山月堂(上海)装飾有限公司と統合することで、サンゲツグループでのシナジー効果を高める仕組みづくりを進めました。一方で、Koroseal Interior Products Holdings,Inc.において販売費及び一般管理費が増加しており、海外事業の売上高は15,659百万円(前年同期比21.5%増)、営業損失は600百万円(前年同期は営業損失32百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、56百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、2017年12月20日に行われたGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.との企業結合に係る暫定的な会計処理は当第3四半期連結会計期間に確定したため、前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析に当たっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は166,929百万円であり、前連結会計年度末に比べ4,489百万円減少しております。流動資産は92,933百万円と前連結会計年度末に比べ2,021百万円減少しましたが、これは主に季節変動による売上債権の減少によるものです。固定資産は73,995百万円と前連結会計年度末に比べて2,468百万円減少しました。
負債合計は65,746百万円であり、前連結会計年度末に比べ688百万円増加しております。これは主に海外事業における設備投資のための長期借入金の増加によるものです。
純資産合計は101,182百万円であり、前連結会計年度末に比べ5,177百万円減少しております。これは主に取得した自己株式を消却したことによるものです。
これらにより当社グループの流動比率は270.1%、自己資本比率は60.0%となり、その他の要素も含め、健全な財政状態を維持しております。
②経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益が改善し、緩やかな回復基調で推移しました。一方、世界経済においては、通商問題や地政学的リスクの高まりにより株式市場が大きく変動し、かつ実体経済にも影響を及ぼしつつあり、これらの要因が今後金融市場や産業に及ぼす影響については、引き続き留意する必要があります。当社事業に関連の深い建設市場においては、非住宅分野ではホテル等の宿泊施設や首都圏を中心とした事務所等の建築需要が引き続き拡大したものの、医療・介護関連施設では縮小が続いております。また、住宅分野では新築住宅着工戸数が貸家を中心に減少傾向となり、市場全体としては弱含みで推移しました。さらに、原材料価格や物流コストの高騰など、厳しい事業環境が継続しております。
このような状況のもと、当社グループは中期経営計画(2017-2019)「PLG 2019」に基づく成長戦略を着実に実行しました。原材料価格や物流コストの高騰に対応し、顧客サービスの維持・向上をはかるため、自社配送体制の強化や商品価格の改定を行ったほか、新たな基幹システムを稼働開始するなど、経営基盤の強化に努めました。また、2017年12月に買収したGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.の業績が連結対象となったことにより、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高117,818百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益4,134百万円(同9.4%減)、経常利益4,812百万円(同6.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,280百万円(同2.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(インテリア事業)
壁装事業では、インバウンド需要や首都圏を中心とする都市再開発需要の増加を背景に、非住宅向けの不燃認定壁紙見本帳「FAITH」の売上が堅調に推移しました。また、オフィス市場を中心に、フィルム営業部による商品特化型の営業活動が奏功し、粘着剤付化粧フィルム「リアテック」の売上も伸長しました。一方、住宅市場においては6月に発売した主要見本帳「リザーブ1000」とリフォーム向け見本帳「リフォームセレクション」の市場浸透が遅れたことに加え、新築住宅着工戸数の伸び悩みが影響し、壁装材の売上高は42,251百万円(前年同期比2.0%減)となりました。
床材事業では、オフィス・ホテル市場を中心に、繊維系床材カーペットタイルの売上が堅調に推移しました。10月には新見本帳「カーペットタイルDT/NT」を発刊し、全国で新作展示会や施工講習会を開催するなど、より一層の販促活動に注力しました。また、商業施設や賃貸住宅等において、床用塩ビタイルの売上が継続して増加しました。これらの結果、床材の売上高は31,455百万円(同0.5%増)となりました。
ファブリック事業では、住宅向けカーテン見本帳「STRINGS」、ワンプライスによる選びやすさを追求したカーテン見本帳「Simple Order」が売上を牽引しました。壁紙とファブリックを同一コンセプトでデザインした「Hampshire Gardens -EDA-」では、異業種とのコラボレーション企画を実施するなど積極的な販促活動を行い、新たな顧客獲得に努めました。また、カーテン専門販売会社「サンゲツヴォーヌ」による営業活動が奏功した結果、カーテンと椅子生地をあわせたファブリックの売上高は6,148百万円(同8.4%増)となりました。
これらのほか、施工費や接着剤などを含むその他の売上7,900百万円(同11.1%減)を加え、インテリア事業における売上高は87,756百万円(同1.4%減)、営業利益は4,321百万円(同3.2%減)となりました。
(エクステリア事業)
エクステリア事業を担う株式会社サングリーンにおいては、前四半連結会計期間に発生した台風等の自然災害の復旧に向けた工事が増加し、「フェンス」「カーポート」などのアルミ商材の売上が大きく伸長したほか、「物置」の受注が増加しました。また、一部商材において仕入メーカーの価格改定が市場に浸透したことが売上に貢献しました。さらに、公共物件においては、安全性への意識の高まりから、既存ブロック塀の補強工事及びフェンスへの切り替え需要が増加しました。これらの結果、エクステリア事業における売上高は11,769百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は399百万円(同11.6%増)となりました。
(照明器具事業)
照明器具事業を担う山田照明株式会社では、得意とする特注品分野において、インバウンドやオリンピック需要増加に伴うコントラクト市場の好調を背景に、ホテル・宿泊施設で売上が伸長しました。また、サンゲツのコントラクト営業部との連携促進のほか、スペック活動を担う営業開発担当者を増員し、営業体制の強化に努めました。この結果、売上高は2,923百万円(前年同期比12.6%増)、営業利益は5百万円(前年同期は営業損失123百万円)となりました。
(海外事業)
北米市場を担うKoroseal Interior Products Holdings,Inc.においては、ホテル市場を中心にデジタルプリントが売上に貢献しました。また、9月より新たに欧州の壁紙メーカー「VESCOM」の北米販売権を取得し、商品力の強化に取り組みました。中国市場を担う山月堂(上海)装飾有限公司においては、レジデンシャル分野では壁装材の売上が、医療・福祉や商業分野では床材の売上が継続して増加しました。また、11月にはサンゲツブランドの浸透に向けて上海ショールームを開設しました。東南アジア市場を担うGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.においては、営業拠点を山月堂(上海)装飾有限公司と統合することで、サンゲツグループでのシナジー効果を高める仕組みづくりを進めました。一方で、Koroseal Interior Products Holdings,Inc.において販売費及び一般管理費が増加しており、海外事業の売上高は15,659百万円(前年同期比21.5%増)、営業損失は600百万円(前年同期は営業損失32百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、56百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。