有価証券報告書-第53期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/27 11:23
【資料】
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【項目】
136項目
経営成績等の概要
(1)経営成績
当連結会計年度(2018年4月1日~2019年3月31日)におけるわが国の経済環境は、企業収益の改善の動きは横ばいの状況であるものの、雇用環境等は改善の動きを続けており、個人消費についても持ち直しの動きが見られる等、全体では緩やかに回復しつつある状況で推移しました。
このような環境のなか、当社グループにおいて中核事業である自動車販売関連事業が属する自動車販売業界では、登録車(普通自動車)、届出車(軽自動車)ともに、モデルチェンジ等の効果が持続している車種の販売が堅調に推移したことから、当連結会計年度の国内新車販売台数は5,259,589台(登録車(普通自動車)・届出車(軽自動車)の合計。前期比1.2%増)となりました。
当社グループにおける当連結会計年度のセグメント毎の状況につきましては以下のとおりであります。
新車販売につきましては、前期にモデルチェンジを受けた車種の販売は堅調に推移しましたが、モデル末期となる車種の販売が落ち込んだこと等により販売台数は2,275台(前期比0.4%減)となりました。また、登録受取手数料等の手数料収入、整備業務を行うサービス売上は減少しましたが、車両売上において1台当たりの販売価格が増加したこと等から売上高は6,508百万円(前期比1.5%増)となりました。
中古車販売につきましては、新車販売からの下取車の他、オークション等外部仕入により販売車両の確保に努めましたが、販売台数は1,823台(前期比5.8%減。内訳:小売台数768台(前期比9.3%減)、卸売台数1,055台(前期比3.1%減))となりました。また、サービス売上は増加しましたが、登録受取手数料等の手数料収入が減少したこと等から売上高は1,173百万円(前期比6.4%減)となりました。
その他につきましては、生命保険・損害保険代理店業関連事業において、商品構成の変化などにより保険取扱手数料が増加したこと等から売上高は105百万円(前期比4.7%増)となりました。
以上の結果、当社グループの売上高は7,787百万円(前期比0.2%増)となりました。
損益につきましては、営業利益は388百万円(前期比14.3%減)、経常利益は406百万円(前期比12.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は255百万円(前期比16.2%減)となりました。これは、売上高については微増となりましたが、主力である自動車販売事業において、中古車販売の売上が前期に比べて減少したこと、販売費及び一般管理費が前期に比べて増加したこと等によるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ310百万円増加し、当連結会計年度末には1,975百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は611百万円(前期は348百万円の獲得)となりました。これは税金等調整前当期純利益402百万円から主に減価償却費127百万円、売上債権の減少額368百万円、その他の資産の減少額19百万円、仕入債務の減少額52百万円、たな卸資産の増加額80百万円、その他の負債の減少額17百万円及び法人税等の支払額166百万円等を調整したものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は33百万円(前期は116百万円の使用)となりました。これは主に固定資産の取得による支出44百万円、貸付金の回収による収入10百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は268百万円(前期は206百万円の使用)となりました。これは借入金の返済による支出219百万円、配当金の支払額48百万円によるものです。
仕入及び販売の実績
(1)仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
前年同期比(%)
新車販売(千円)4,706,50492.6
中古車販売(千円)763,786193.5
報告セグメント計(千円)5,470,29199.9
その他(千円)69,613108.7
合計(千円)5,539,905100.0

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
前年同期比(%)
新車販売(千円)6,508,626101.5
中古車販売(千円)1,173,35093.6
報告セグメント計(千円)7,681,976100.2
その他(千円)105,233104.7
合計(千円)7,787,209100.2

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数字で比較を行っております。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、下記の事項について特に当社グループの重要な判断と見積りが財務諸表に影響を及ぼすと考えます。
① 収益の認識
当社グループの修理売上高は、完成基準としております。割賦販売契約による受取手数料については、回収期日到来分を売上高に、回収期日未到来分を流動負債の「その他」及び固定負債の「長期前受収益」に計上しております。
② 貸倒引当金
当社グループでは、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
1.財政状態の分析
① 流動資産
当連結会計年度末は3,497百万円(前期比87百万円増)となりました。主な要因としては、現金及び預金310百万円、商品及び製品21百万円がそれぞれ増加、受取手形及び売掛金226百万円、その他の流動資産17百万円がそれぞれ減少したことによるものです。
② 固定資産
当連結会計年度末は3,013百万円(前期比51百万円減)となりました。主な要因としては、建設仮勘定10百万円が増加、建物及び構築物22百万円、機械装置及び運搬具22百万円、長期貸付金9百万円がそれぞれ減少したことによるものです。
③ 流動負債
当連結会計年度末は2,067百万円(前期比179百万円減)となりました。主な要因としては、その他の流動負債81百万円が増加、短期借入金169百万円、買掛金52百万円、1年内返済予定の長期借入金20百万円、未払法人税等20百万円がそれぞれ減少したことによるものです。
④ 固定負債
当連結会計年度末は223百万円(前期比3百万円増)となりました。主な要因としては、その他の固定負債43百万円が増加、長期借入金29百万円、長期前受収益10百万円がそれぞれ減少したことによるものです。
⑤ 純資産
当連結会計年度末は4,219百万円(前期比212百万円増)となりました。主な要因としては、親会社株主に帰属する当期純利益255百万円及び配当金の支払48百万円により利益剰余金206百万円が増加したことによるものです。
2.経営成績の分析
① 売上高(セグメント別)
当社グループの当連結会計年度の売上高は7,787百万円(前期比19百万円増)となりました。セグメント別の概要につきましては、「第一部 第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の概要 (1)経営成績」に記載しております。
② 売上総利益
当連結会計年度の売上総利益は1,715百万円(前期比22百万円減)となりました。
③ 販売費及び一般管理費
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,326百万円(前期比42百万円増)となりました。
項目毎の内訳では、販売費129百万円(前期比2百万円減)、設備費315百万円(前期比0百万円増)、人件費675百万円(前期比35百万円増)、管理費206百万円(前期比9百万円増)となり、主に人件費並びに管理費で増加となりました。
④ 営業利益
上記の結果、当連結会計年度の営業利益は388百万円(前期比64百万円減)となりました。
⑤ 経常利益
当連結会計年度の経常利益は406百万円(前期比57百万円減)となりました。
営業外損益では純額で17百万円(収益)(前期は純額で10百万円(収益))となりました。主な要因としては、営業外収益では受取手数料が増加したこと、営業外費用では支払利息が減少したことによるものです。
⑥ 税金等調整前当期純利益
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は402百万円(前期比60百万円減)となりました。
特別損益では純額で4百万円(損失)(前期は純額で1百万円(損失))となりました。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第一部 第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
(4)経営戦略の現状と見通し
経営戦略の現状と見通しについては、「第一部 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性
資金の流動性についての分析については「第一部 第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、たな卸資産の購入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。
当社グループはこれらの資金需要については、内部資金及び銀行からの借入により調達をすることとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金、設備投資については長期借入金で調達をしております。
(6)経営者の問題認識と今後の方針
経営者の問題認識と今後の方針については、「第一部 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。

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