有価証券報告書-第22期(令和2年3月1日-令和3年2月28日)
(1)経営成績等の状況の概要
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況は次のとおりであります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって経済活動が停滞し、回復の動きがみられつつも、感染が再拡大するたびに後退するなど、先行きの不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、自治体から休業、営業時間短縮、及び酒類の提供制限にかかる要請を受けたこと、インバウンド需要が消失したことに加え、不要不急の外出や大人数での飲食を控える動きが広がったことなどにより、極めて厳しい事業環境が続きました。デリバリー及びテイクアウトの需要は高く推移しましたが、多くの事業者の参入により競争も激化しております。
このような状況の下、当社グループは、既存店の販売強化、店舗管理体制の見直し、全社的なコストの見直しを推進してまいりました。店舗につきましては、自治体からの要請に従って休業、営業時間短縮、酒類の提供制限を行うとともに、営業にあたっては、衛生管理や店舗スタッフの健康管理等、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を講じております。
当連結会計年度におきましては、XEXグループ及びカジュアルレストラングループの既存店について、4月及び5月の緊急事態宣言発令下において休業や営業時間短縮を余儀なくされました。その後売上高は一進一退ではありつつも回復基調にありましたが、1月に、当社グループの店舗が所在する地域の多くを対象として緊急事態宣言が再び発令され、自治体の要請に従って営業時間の大幅な短縮と酒類の提供制限を行った結果、イートイン(店内飲食)の売上高は大きく落ち込みました。カジュアルレストラングループで行っているデリバリー事業は、需要の高まりを受けて好調に推移してまいりましたが、イートインの売上減少を補うには至らず、当社グループ全体の売上高は前年実績を大きく下回りました。損失を最小限に抑制するべく、家賃等の減免交渉や従業員の休業、役員報酬の減額等、全面的なコスト削減に努めてまいりました。
これらの結果、売上高は8,288百万円(前期比39.6%減少)、営業損失は1,905百万円(前期は営業利益131百万円)となりました。また、営業外収益として助成金収入443百万円を計上したこと等により、経常損失は1,384百万円(前期は経常利益232百万円)となりました。特別損失として減損損失155百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失は1,502百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益48百万円)となりました。
当連結会計年度におけるセグメントの状況は次の通りです。
a.XEXグループ
「XEX」をはじめとする高級レストラン事業であるXEXグループにおいては、4月から5月はほぼ全店が休業となり、営業再開後も、インバウンド顧客やパーティ及び団体客の大幅な減少、自治体の要請を受けた営業時間短縮等の影響を受け、売上高が大幅に減少しました。9月から11月にかけて売上高は回復してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大と、1月及び2月の営業時間短縮により、売上の減少幅は再び拡大しました。
この結果、当連結会計年度の同グループの売上高は2,290百万円(前期比48.6%減少)、営業損失は559百万円(前期は営業利益361百万円)となりました。なお、店舗数は直営店8店舗となりました。
b.カジュアルレストラングループ
カジュアルレストラングループについても、イートイン業態においては、4月から5月にかけて店舗休業や営業時間短縮を行いました。6月以降、売上高は郊外店を中心に回復しましたが、大人数での飲食を控える傾向が続いていること等により引き続き影響を受けております。一方、デリバリー業態においては、需要の高まりにより注文件数が大幅に増加し、イートイン業態の営業再開後も堅調に推移して、店舗の収益を下支えしました。
なお、経営資源の効率的な配分という観点から、直営店「SALVATORE CUOMO & BAR 金沢片町」等2店舗、FC店「SALVATORE CUOMO & BAR たまプラーザ」等4店舗をそれぞれ閉店いたしました。また、2020年9月に、直営店「SALVATORE CUOMO & BAR 西新井」をFC企業に譲渡いたしました。
この結果、当連結会計年度の同グループの売上高は5,987百万円(前期比35.4%減少)、営業損失は469百万円(前期は営業利益896百万円)となりました。なお、店舗数は直営店42店舗、FC店36店舗となりました。
c.その他
その他は、人材派遣事業及び不動産賃貸事業等により構成されております。当連結会計年度の同グループの売上高は10百万円(前期比28.0%減少)、営業損失は5百万円(前期は営業損失39百万円)となりました。
財政状態につきましては、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて450百万円減少し、4,365百万円となりました。
流動資産合計は1,969百万円となり、前連結会計年度末に比べ38百万円減少しました。これは主として、売上高の減少による売掛金の減少229百万円等によるものです。
固定資産合計は2,395百万円となり、前連結会計年度末に比べ411百万円減少しました。これは主として、減損損失を計上したこと等による建物及び構築物の減少222百万円、並びにリース資産の減少57百万円、直営店の閉店やFC企業への譲渡による敷金及び保証金の減少35百万円等によるものです。
流動負債合計は3,958百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,583百万円増加しました。これは主として、金融機関から借入を行ったこと及び借入にかかる条件変更契約を締結したこと等による短期借入金の増加1,093百万円、社会保険料等の納付猶予を受けたこと等による未払金の増加288百万円及び預り金の増加522百万円、納付猶予を受けたこと等による未払消費税等の増加245百万円等によるものです。
固定負債合計は1,385百万円となり、前連結会計年度末に比べ531百万円減少しました。これは主として、金融機関からの借入にかかる条件変更契約を締結したこと等による長期借入金の減少444百万円、長期前受収益の取崩し等によるその他固定負債の減少65百万円等によるものです。
純資産は△978百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,502百万円減少しました。これは、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失の計上1,502百万円によるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におきまして、税金等調整前当期純損失を計上したものの、預り金、未払金及び未払消費税等の増加や、短期借入金の増加により資金を確保した結果、現金及び現金同等物の期末残高は1,096百万円となり、前連結会計年度の期末残高と比較して31百万円増加いたしました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、99百万円の支出超過(前連結会計年度は921百万円の収入超過)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失1,536百万円に減価償却費291百万円、減損損失155百万円、のれん償却額10百万円を加味した上で、未払金の増加283百万円、未払消費税等の増加245百万円、預り金の増加519百万円、売上債権の減少231百万円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、101百万円の支出超過(前連結会計年度は660百万円の支出超過)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出121百万円、貸付による支出30百万円、敷金及び保証金の回収による収入20百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、232百万円の収入超過(前連結会計年度は159百万円の支出超過)となりました。これは、短期借入金の増減額510百万円、長期借入れによる収入120百万円、長期借入金の返済による支出360百万円等があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
a.生産実績及び受注実績
当社グループは、店舗に来店した顧客の注文に基づき飲食物を提供する飲食事業を営んでいるため生産実績及び受注実績は記載しておりません。
b.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
(注)1 金額は、仕入価格によって表示しております。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
(注)1 金額は、販売価格によって表示しております。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、連結会計年度末における資産、負債の金額、及び連結会計年度における収益、費用の金額に影響を与える重要な会計方針及び各種引当金等の見積り方法につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。また、当社グループは重要な会計上の見積りとして固定資産の減損、繰延税金資産等を識別しております。当連結会計年度における会計上の見積りに当たっては、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が及ぼす影響を仮定に織り込んだうえで見積もっております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.当連結会計年度の経営成績等の分析
当社グループの当連結会計年度における財政状態及び経営成績の状況につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要① 財政状態及び経営成績の状況及び② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料費、人件費及び店舗支払家賃等の営業費用であり、設備投資資金需要のうち主なものは、新規出店及び既存店の改装等であります。したがいまして、運転資金と設備投資資金については営業キャッシュ・フローで充当するとともに、必要に応じて金融機関等からの借入れやリース会社に対するセール・アンド・リースバック取引による資金調達を実施し充当しております。また、資金調達においては、安定的な経営を続けるために必要な流動性を確保しながら金融情勢を勘案し、長期資金を中心とした安定資金を重点的に調達しております。
c.継続企業の前提に関する重要事象について
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴う各国政府による渡航制限や、日本政府により複数回にわたり発出された緊急事態宣言、自治体からの自粛要請は、訪日客及び国内外食需要に重要な影響を与えてまいりました。外食需要には一定の回復もみられましたが、感染が再拡大するたびに冷え込み、全体として低調に推移しております。
当社グループにおきましても、外食需要の落ち込みに加え、政府及び自治体からの各種要請等を踏まえて店舗の臨時休業や営業時間短縮、酒類の提供制限を行ったことにより、売上高が前年実績を大きく下回る状況が続いております。これらの結果、当連結会計年度においては売上高の著しい減少により親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、債務超過となっております。
国内の経済活動には緩やかな回復の動きも見られつつありますが、感染再拡大の影響等により、外食需要の回復の見通しはいまだ不透明であると考えられることから、営業債務の支払い及び借入金の返済等の資金繰りに懸念が生じており、また当連結会計年度末においては債務超過であることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況は次のとおりであります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって経済活動が停滞し、回復の動きがみられつつも、感染が再拡大するたびに後退するなど、先行きの不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、自治体から休業、営業時間短縮、及び酒類の提供制限にかかる要請を受けたこと、インバウンド需要が消失したことに加え、不要不急の外出や大人数での飲食を控える動きが広がったことなどにより、極めて厳しい事業環境が続きました。デリバリー及びテイクアウトの需要は高く推移しましたが、多くの事業者の参入により競争も激化しております。
このような状況の下、当社グループは、既存店の販売強化、店舗管理体制の見直し、全社的なコストの見直しを推進してまいりました。店舗につきましては、自治体からの要請に従って休業、営業時間短縮、酒類の提供制限を行うとともに、営業にあたっては、衛生管理や店舗スタッフの健康管理等、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を講じております。
当連結会計年度におきましては、XEXグループ及びカジュアルレストラングループの既存店について、4月及び5月の緊急事態宣言発令下において休業や営業時間短縮を余儀なくされました。その後売上高は一進一退ではありつつも回復基調にありましたが、1月に、当社グループの店舗が所在する地域の多くを対象として緊急事態宣言が再び発令され、自治体の要請に従って営業時間の大幅な短縮と酒類の提供制限を行った結果、イートイン(店内飲食)の売上高は大きく落ち込みました。カジュアルレストラングループで行っているデリバリー事業は、需要の高まりを受けて好調に推移してまいりましたが、イートインの売上減少を補うには至らず、当社グループ全体の売上高は前年実績を大きく下回りました。損失を最小限に抑制するべく、家賃等の減免交渉や従業員の休業、役員報酬の減額等、全面的なコスト削減に努めてまいりました。
これらの結果、売上高は8,288百万円(前期比39.6%減少)、営業損失は1,905百万円(前期は営業利益131百万円)となりました。また、営業外収益として助成金収入443百万円を計上したこと等により、経常損失は1,384百万円(前期は経常利益232百万円)となりました。特別損失として減損損失155百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失は1,502百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益48百万円)となりました。
当連結会計年度におけるセグメントの状況は次の通りです。
a.XEXグループ
「XEX」をはじめとする高級レストラン事業であるXEXグループにおいては、4月から5月はほぼ全店が休業となり、営業再開後も、インバウンド顧客やパーティ及び団体客の大幅な減少、自治体の要請を受けた営業時間短縮等の影響を受け、売上高が大幅に減少しました。9月から11月にかけて売上高は回復してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大と、1月及び2月の営業時間短縮により、売上の減少幅は再び拡大しました。
この結果、当連結会計年度の同グループの売上高は2,290百万円(前期比48.6%減少)、営業損失は559百万円(前期は営業利益361百万円)となりました。なお、店舗数は直営店8店舗となりました。
b.カジュアルレストラングループ
カジュアルレストラングループについても、イートイン業態においては、4月から5月にかけて店舗休業や営業時間短縮を行いました。6月以降、売上高は郊外店を中心に回復しましたが、大人数での飲食を控える傾向が続いていること等により引き続き影響を受けております。一方、デリバリー業態においては、需要の高まりにより注文件数が大幅に増加し、イートイン業態の営業再開後も堅調に推移して、店舗の収益を下支えしました。
なお、経営資源の効率的な配分という観点から、直営店「SALVATORE CUOMO & BAR 金沢片町」等2店舗、FC店「SALVATORE CUOMO & BAR たまプラーザ」等4店舗をそれぞれ閉店いたしました。また、2020年9月に、直営店「SALVATORE CUOMO & BAR 西新井」をFC企業に譲渡いたしました。
この結果、当連結会計年度の同グループの売上高は5,987百万円(前期比35.4%減少)、営業損失は469百万円(前期は営業利益896百万円)となりました。なお、店舗数は直営店42店舗、FC店36店舗となりました。
c.その他
その他は、人材派遣事業及び不動産賃貸事業等により構成されております。当連結会計年度の同グループの売上高は10百万円(前期比28.0%減少)、営業損失は5百万円(前期は営業損失39百万円)となりました。
財政状態につきましては、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて450百万円減少し、4,365百万円となりました。
流動資産合計は1,969百万円となり、前連結会計年度末に比べ38百万円減少しました。これは主として、売上高の減少による売掛金の減少229百万円等によるものです。
固定資産合計は2,395百万円となり、前連結会計年度末に比べ411百万円減少しました。これは主として、減損損失を計上したこと等による建物及び構築物の減少222百万円、並びにリース資産の減少57百万円、直営店の閉店やFC企業への譲渡による敷金及び保証金の減少35百万円等によるものです。
流動負債合計は3,958百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,583百万円増加しました。これは主として、金融機関から借入を行ったこと及び借入にかかる条件変更契約を締結したこと等による短期借入金の増加1,093百万円、社会保険料等の納付猶予を受けたこと等による未払金の増加288百万円及び預り金の増加522百万円、納付猶予を受けたこと等による未払消費税等の増加245百万円等によるものです。
固定負債合計は1,385百万円となり、前連結会計年度末に比べ531百万円減少しました。これは主として、金融機関からの借入にかかる条件変更契約を締結したこと等による長期借入金の減少444百万円、長期前受収益の取崩し等によるその他固定負債の減少65百万円等によるものです。
純資産は△978百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,502百万円減少しました。これは、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失の計上1,502百万円によるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におきまして、税金等調整前当期純損失を計上したものの、預り金、未払金及び未払消費税等の増加や、短期借入金の増加により資金を確保した結果、現金及び現金同等物の期末残高は1,096百万円となり、前連結会計年度の期末残高と比較して31百万円増加いたしました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、99百万円の支出超過(前連結会計年度は921百万円の収入超過)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失1,536百万円に減価償却費291百万円、減損損失155百万円、のれん償却額10百万円を加味した上で、未払金の増加283百万円、未払消費税等の増加245百万円、預り金の増加519百万円、売上債権の減少231百万円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、101百万円の支出超過(前連結会計年度は660百万円の支出超過)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出121百万円、貸付による支出30百万円、敷金及び保証金の回収による収入20百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、232百万円の収入超過(前連結会計年度は159百万円の支出超過)となりました。これは、短期借入金の増減額510百万円、長期借入れによる収入120百万円、長期借入金の返済による支出360百万円等があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
a.生産実績及び受注実績
当社グループは、店舗に来店した顧客の注文に基づき飲食物を提供する飲食事業を営んでいるため生産実績及び受注実績は記載しておりません。
b.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年3月1日 至 2021年2月28日) | 前年同期比(%) |
| XEXグループ(千円) | 566,772 | 56.0 |
| カジュアルレストラングループ(千円) | 2,102,121 | 73.0 |
| その他グループ(千円) | 295 | 11.8 |
| 合計(千円) | 2,669,189 | 68.5 |
(注)1 金額は、仕入価格によって表示しております。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年3月1日 至 2021年2月28日) | 前年同期比(%) |
| XEXグループ(千円) | 2,290,562 | 51.4 |
| カジュアルレストラングループ(千円) | 5,987,442 | 64.6 |
| その他(千円) | 10,959 | 72.0 |
| 合計(千円) | 8,288,964 | 60.4 |
(注)1 金額は、販売価格によって表示しております。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、連結会計年度末における資産、負債の金額、及び連結会計年度における収益、費用の金額に影響を与える重要な会計方針及び各種引当金等の見積り方法につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。また、当社グループは重要な会計上の見積りとして固定資産の減損、繰延税金資産等を識別しております。当連結会計年度における会計上の見積りに当たっては、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が及ぼす影響を仮定に織り込んだうえで見積もっております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.当連結会計年度の経営成績等の分析
当社グループの当連結会計年度における財政状態及び経営成績の状況につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要① 財政状態及び経営成績の状況及び② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料費、人件費及び店舗支払家賃等の営業費用であり、設備投資資金需要のうち主なものは、新規出店及び既存店の改装等であります。したがいまして、運転資金と設備投資資金については営業キャッシュ・フローで充当するとともに、必要に応じて金融機関等からの借入れやリース会社に対するセール・アンド・リースバック取引による資金調達を実施し充当しております。また、資金調達においては、安定的な経営を続けるために必要な流動性を確保しながら金融情勢を勘案し、長期資金を中心とした安定資金を重点的に調達しております。
c.継続企業の前提に関する重要事象について
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴う各国政府による渡航制限や、日本政府により複数回にわたり発出された緊急事態宣言、自治体からの自粛要請は、訪日客及び国内外食需要に重要な影響を与えてまいりました。外食需要には一定の回復もみられましたが、感染が再拡大するたびに冷え込み、全体として低調に推移しております。
当社グループにおきましても、外食需要の落ち込みに加え、政府及び自治体からの各種要請等を踏まえて店舗の臨時休業や営業時間短縮、酒類の提供制限を行ったことにより、売上高が前年実績を大きく下回る状況が続いております。これらの結果、当連結会計年度においては売上高の著しい減少により親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、債務超過となっております。
国内の経済活動には緩やかな回復の動きも見られつつありますが、感染再拡大の影響等により、外食需要の回復の見通しはいまだ不透明であると考えられることから、営業債務の支払い及び借入金の返済等の資金繰りに懸念が生じており、また当連結会計年度末においては債務超過であることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。