有価証券報告書-第114期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/30 11:40
【資料】
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【項目】
141項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態及びキャッシュ・フロー
前連結会計年度
(億円)(A)
当連結会計年度
(億円)(B)
増減(億円)
(B)-(A)
預金・譲渡性預金71,90775,6733,766
預金63,94266,4222,480
譲渡性預金7,9659,2511,286
貸出金45,98449,7873,803
有価証券28,07128,650579
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期末残高5,9038,2152,311
営業活動によるキャッシュ・フロー△2,3382,0074,346
投資活動によるキャッシュ・フロー2,461380△2,081
財務活動によるキャッシュ・フロー△45△75△30

① 預金・譲渡性預金
預金につきましては個人・法人預金ともに堅調に増加しましたことから、期中2,480億円増加いたしまして、6兆6,422億円となりました。また、預金・譲渡性預金合計につきましては期中3,766億円増加いたしまして、7兆5,673億円となりました。
② 貸出金
個人・法人向けともに積極的な対応に努めました結果、期中3,803億円増加いたしまして、4兆9,787億円となりました。
③ 有価証券
市場動向を注視しつつ、適切な運用に努めました結果、期中579億円増加いたしまして、2兆8,650億円となりました。
④ キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況につきましては、「1 業績等の概要」に記載しております。
(2) 経営成績
前連結会計年度
(百万円)(A)
当連結会計年度
(百万円)(B)
増減(百万円)
(B)-(A)
連結粗利益90,75684,565△6,191
資金利益70,48665,648△4,838
役務取引等利益12,69812,067△631
その他業務利益7,5716,849△721
営業経費58,91960,2511,332
貸倒償却引当費用626319△306
うち貸出金償却266236
うち個別貸倒引当金繰入額
うち一般貸倒引当金繰入額
貸倒引当金戻入益1,1461,108△37
株式等関係損益△663,5693,635
持分法による投資損益△12△12
その他経常損益1,797△843△2,641
経常利益34,08827,815△6,273
特別損益△129△11415
税金等調整前当期純利益33,95827,701△6,257
法人税、住民税及び事業税9,7937,685△2,108
法人税等調整額2,041540△1,501
法人税等合計11,8358,226△3,609
当期純利益22,12319,475△2,648
非支配株主に帰属する当期純利益80187372
親会社株主に帰属する当期純利益21,32218,601△2,721
連結自己資本比率(国内基準)13.36%12.49%△0.87%

(注) 連結粗利益=資金利益(資金運用収益-(資金調達費用-金銭の信託運用見合費用))
+役務取引等利益(役務取引等収益-役務取引等費用)
+その他業務利益(その他業務収益-その他業務費用)
① 連結粗利益
貸出金や有価証券などの運用利回の低下により資金利益が減少したことなどから、前連結会計年度比61億91百万円減少し、845億65百万円となりました。
② 経常利益
株式等関係損益は大きく増加しましたが、営業経費が増加したことなどから、前連結会計年度比62億73百万円減少し、278億15百万円となりました。
③ 親会社株主に帰属する当期純利益
前連結会計年度比27億21百万円減少し、186億1百万円となりました。
④ 連結自己資本比率(国内基準)
内部留保の充実に努めましたものの、リスクアセットも増加したことなどから、前連結会計年度比0.87%低下し12.49%となりましたが、引き続き高水準を維持しております。