四半期報告書-第72期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/14 9:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費は力強さにはやや欠けるものの持ち直しており、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国による対イラン制裁再開などの中東情勢問題の緊迫化やトランプ政権の保護主義的な通商政策に関する不確実性が、わが国の景気を下押しするリスクとして懸念され、先行きは引き続き不透明な状況にあります。
当社グループの主たる事業である投資・金融サービス業においては、主力商品である金は、中東情勢の懸念や米国金利の先高観などが強材料となる一方で、北朝鮮リスクの後退や円安ドル高基調が弱材料となり、ボラティリティの高い環境で推移しました。その結果、国内の貴金属市場の売買高は、7,911千枚(前年同四半期比11.3%増)となり、国内商品取引所の総売買高は、11,934千枚(前年同四半期比3.0%増)と前年と比較して増加しました。また、国内の株式市場は、好調な企業収益を背景に、5月21日、6月12日に23,000円台を付けたものの、米中貿易戦争の激化などが株価上昇の足かせとなったため、5月、6月は22,000円~23,000円のレンジ相場で推移しました。
このような環境の下、当社グループの委託売買高は、商品先物取引においては、主力の貴金属市場が80千枚(前年同四半期比28.0%増)と増加したため、全体では92千枚(前年同四半期比17.1%増)と増加に転じました。また金融商品取引においては、取引所株価指数証拠金取引(くりっく株365)は20千枚(前年同四半期比33.7%増)、取引所為替証拠金取引(くりっく365)は84千枚(前年同四半期は2千枚)となったため、全体では104千枚(前年同四半期比471.5%増)と大幅に増加しました。
生活・環境事業におきましては、広告用電設資材卸売業及びLED照明等の販売は、依然高水準で需要が推移しているなか収益の確保に努め、保険事業では、所属員の総合的な提案スキルの向上と前期に連結子会社化したふくろう少額短期保険株式会社の経営立て直しを通じて保険事業全体の安定的な成長に尽力してまいりました。
スポーツ施設提供業においては、当社が所有するゴルフ場(ゴールデンクロスカントリークラブ)ですが、期間を通して天候は比較的晴天に恵まれたため、来場者数の増加に繋がりました。また、料金設定の見直しなどに注力した結果、前年と比較して、売上、来場者数ともに増加しました。
不動産業におきましては、不動産賃貸では、当社グループが所有する賃貸用不動産は、入居率、稼働率ともに高水準を維持し、安定した収益源となりました。また、不動産売買では、中小不動産業者との協業強化や仕入れルートの新規開拓などに注力し、短期的な収益獲得を目指してまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益832百万円(前年同四半期比8.0%減)、営業総利益561百万円(前年同四半期比2.0%増)、営業損失74百万円(前年同四半期は営業損失38百万円)、経常損失49百万円(前年同四半期は経常損失8百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失32百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失8百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 投資・金融サービス業
当第1四半期連結累計期間の投資・金融サービス業は、受取手数料346百万円(前年同四半期比24.0%増)となりました。また、自己ディーリング部門は11百万円の売買損(前年同四半期は売買益38百万円)となりました。こうした結果、営業収益は336百万円(前年同四半期比6.1%増)、セグメント損失は3百万円(前年同四半期はセグメント損失18百万円)となりました。当第1四半期連結累計期間における投資・金融サービス業の営業収益は、次のとおりであります。
イ.受取手数料
区分金額(千円)前年同四半期比(%)
商品先物取引
現物先物取引
農産物市場4,977△17.9
貴金属市場148,326△15.5
ゴム市場2,254△59.5
石油市場5,303△42.6
小計160,862△18.1
現金決済取引
石油市場3,21444.9
貴金属市場40,90374.9
小計44,11872.3
商品先物取引計204,980△7.7
金融商品取引
取引所株価指数証拠金取引69,98924.1
取引所為替証拠金取引71,256-
金融商品取引計141,246146.4
合計346,22624.0

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ロ.売買損益
区分金額(千円)前年同四半期比(%)
商品先物取引
現物先物取引
農産物市場--
貴金属市場△13,068-
ゴム市場210△96.3
石油市場--
小計△12,857-
現金決済取引
石油市場1,419△93.8
貴金属市場--
小計1,419△93.9
商品先物取引計△11,438-
金融商品トレーディング損益--
合計△11,438-

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ハ.その他
区分金額(千円)前年同四半期比(%)
その他(情報提供報酬等)1,887-
合計1,887-

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当社グループの商品先物取引及び金融商品取引の売買高に関して当第1四半期連結累計期間中の状況は次のとおりであります。
ニ.商品先物取引の売買高の状況
市場名委託(枚)前年同四半期比(%)自己(枚)前年同四半期比(%)合計(枚)前年同四半期比(%)
現物先物取引
農産物市場2,497△26.9--2,497△34.0
貴金属市場35,961△3.84,23013.340,191△2.2
ゴム市場2,037△55.0124106.72,161△52.9
石油市場4,237△29.7--4,237△33.2
小計44,732△12.94,354△2.849,086△12.1
現金決済取引
石油市場3,43648.5260△51.93,69629.5
貴金属市場44,75674.2--44,75652.1
小計48,19272.1260△93.948,45250.1
合計92,92417.14,614△47.297,53810.7

(注)商品先物取引における取引の最低単位を枚と呼び、例えば一般大豆は1枚10トン、金は1枚1kgというように1枚当たりの数量は商品ごとに異なります。
ホ.金融商品取引の売買高の状況
区分委託(枚)前年同四半期比(%)自己(枚)前年同四半期比(%)合計(枚)前年同四半期比(%)
取引所株価指数証拠金取引20,79333.7--20,79333.7
取引所為替証拠金取引84,138---84,138-
合計104,931471.5--104,931471.5

当社グループの商品先物取引及び金融商品取引に関する売買高のうち当第1四半期連結会計期間末において反対売買により決済されていない建玉の状況は次のとおりであります。
ヘ.商品先物取引の未決済建玉の状況
市場名委託(枚)前年同四半期比(%)自己(枚)前年同四半期比(%)合計(枚)前年同四半期比(%)
現物先物取引
農産物市場5581.6--558△4.1
貴金属市場5,394△15.95042.95,444△15.5
ゴム市場228△33.3--228△33.3
石油市場438△16.4--438△29.8
小計6,618△15.450△70.26,668△16.6
現金決済取引
石油市場176△11.1--176△55.8
貴金属市場9,462△9.1--9,462△9.1
小計9,638△9.2--9,638△10.8
合計16,256△11.850△86.416,306△13.3

ト.金融商品取引の未決済建玉の状況
区分委託(枚)前年同四半期比(%)自己(枚)前年同四半期比(%)合計(枚)前年同四半期比(%)
取引所株価指数証拠金取引9,85556.5--9,85556.5
取引所為替証拠金取引6,067412.0--6,067412.0
合計15,922112.8--15,922112.8

② 生活・環境事業
当第1四半期連結累計期間の生活・環境事業の営業収益は235百万円(前年同四半期比6.9%増)、セグメント損失は49百万円(前年同四半期はセグメント損失12百万円)となりました。
当第1四半期連結累計期間における生活・環境事業の営業収益は、次のとおりであります。
区分金額(千円)前年同四半期比(%)
広告用電設資材卸売業114,661△20.6
太陽光発電機・LED照明等の販売事業55,699120.5
生命保険・損害保険の募集34,230△14.0
少額短期保険業30,638-
その他34△97.2
合計235,2656.9

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③ スポーツ施設提供業
当第1四半期連結累計期間のスポーツ施設提供業の営業収益は131百万円(前年同四半期比7.5%増)、セグメント利益は27百万円(前年同四半期比3.7%増)となりました。
④ 不動産業
当第1四半期連結累計期間の不動産業の営業収益は85百万円(前年同四半期比59.6%減)、セグメント利益は57百万円(前年同四半期比10.3%減)となりました。
区分金額(千円)前年同四半期比(%)
不動産賃貸料収入63,2131.1
不動産販売収入22,187△85.1
合計85,400△59.6

⑤ その他
当第1四半期連結累計期間のインターネット広告業などの営業収益は44百万円(前年同四半期比29.3%増)、セグメント利益は6百万円(前年同四半期比81.3%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期末の総資産は、前期末と比べ408百万円減少し、14,521百万円となりました。これは主に差入保証金の減少541百万円によるものであります。
負債は、前期末と比べ280百万円減少し、5,099百万円となりました。これは主に受入保証金の減少177百万円によるものであります。
純資産額は、親会社株主に帰属する四半期純損失32百万円の計上、その他有価証券評価差額金の減少39百万円、配当金の支払23百万円により、9,421百万円となりました。
なお、当社グループの当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は57.2%であり、当面、財務面に不安は無い状態であると考えております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。