四半期報告書-第23期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/13 15:11
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、政府によるワクチン接種の促進、各種政策の効果や海外経済の改善もあって持ち直しの動きが続いています。企業収益は、非製造業など一部の業態で弱さが見られるものの、資金繰り状況は改善しつつあり、設備投資は成長分野への対応等を背景に製造業などで増加傾向が見られます。一方、個人消費については緊急事態宣言の影響により外食等のサービス支出が依然として弱い動きとなっており、持ち直しに向かうことが期待されるものの、感染の動向による影響など先行き不透明な状況が続きました。
FX市場におきましては、2021年4月に1米ドル=110円台後半で始まった米ドル/円相場は、日米実質金利差が縮小に転じたことや、ロシア制裁措置発動によるリスク回避の動きから円が買われ、一時107円台後半まで円高が進みましたが、5月に入り、日本のワクチン接種の遅れや、1月~3月の年換算GDPが△5.1%となるなど、欧米と比べた経済回復の弱さを背景に円は売られ、6月のFOMC後は、米ドルの早期の利上げ期待感の高まりから円安が進行し、当第1四半期連結会計期間末は1米ドル=111円10銭で取引を終了しました。
このような市場環境のもと、当社グループの主力事業であるFX取引事業を中核とする金融商品取引事業は、子会社であるトレイダーズ証券株式会社(以下、「トレイダーズ証券」といいます。)において、『みんなのFX』(FX証拠金取引)、『LIGHT FX』(FX証拠金取引)、『みんなのシストレ』(自動売買ツールを利用したFX証拠金取引)及び『みんなのオプション』(FXオプション取引)のサービスを提供してまいりました。FX顧客からの預り資産は、前期に引き続き増加し、当第1四半期連結会計期間末において684億5百万円(前連結会計年度末比33億48百万円増、5.1%増)に増加しました。当第1四半期連結累計期間のトレーディング損益は、14億59百万円(前年同期比1億24百万円減、7.8%減)と前年同期をわずかに下回りました。
また、子会社である株式会社Nextop.Asia(以下、「Nextop.Asia」といいます。)が営むシステム開発・システムコンサルティング事業は、トレイダーズ証券向けにFX取引等の金融商品取引システムの開発及び保守・運用を行うとともに、外部顧客向けにFX取引及び暗号資産取引等の金融商品取引に関連したシステム開発及び保守・運用を行い収益の確保を図ってまいりました。当第1四半期連結累計期間のシステム開発・システムコンサルティング事業における外部顧客に対する営業収益は、78百万円(前年同期比11百万円増、17.0%増)と前年同期を上回りました。
以上の結果、営業収益合計は、15億53百万円(前年同期比1億13百万円減、6.8%減)となり、金融費用、原価等を差し引いた純営業収益合計は、14億57百万円(前年同期比1億21百万円減、7.7%減)となりました。
一方、販売費及び一般管理費は、人員増により人件費が3億32百万円(前年同期比28百万円増、9.4%増)に増加したものの、FX取引事業における広告宣伝費が前年同期に比べ減少し、取引関係費が4億23百万円(前年同期比1億41百万円減、25.1%減)に減少したことで、販売費及び一般管理費合計は9億84百万円(前年同期比1億5百万円減、9.7%減)と前年同期に比べ減少しました。
その結果、営業利益は、4億72百万円(前年同期比15百万円減、3.2%減)となりました。営業外収益は、受取利息及び配当金等により2百万円(前年同期比16百万円減、84.8%減)となり、営業外費用は、持分法による投資損失の計上がなくなったこと(前年同期比19百万円減)及び支払利息が2百万円(前年同期比13百万円減、82.8%減)となったこと等により5百万円(前年同期比31百万円減、83.9%減)となり、営業外収益及び営業外費用は前年同期に比べ減少しました。
その結果、経常利益は4億69百万円(前年同期比1百万円減、0.2%減)となりました。特別利益は、固定資産売却益0百万円、特別損失は投資有価証券評価損12百万円となり、特別利益及び特別損失は前年同期に比べ減少しました。
また、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載しました当社持分法適用関連会社である株式会社ZEエナジー(以下、「ZEエナジー」といいます。)の株式譲渡及び同社に対する債権放棄を行ったことにより、過年度において特別損失に計上し税務上の加算調整を行っていた関係会社株式評価損及び貸倒引当金が、当期において税務上損金算入される見込みになったため、回収可能性が認められる部分について繰延税金資産を計上し、法人税等調整額が△1億17百万円(△は利益)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は5億40百万円(前年同期比44百万円増、8.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりです。
(金融商品取引事業)
トレイダーズ証券が営む当セグメントの営業収益は14億71百万円(前年同期比1億21百万円減、7.6%減)、セグメント利益は3億93百万円(前年同期比48百万円減、11.1%減)となりました。
なお、FX取引事業の当第1四半期連結会計期間末における顧客口座数、預り資産は以下のとおりとなりました。
顧客口座数 441,171口座(前連結会計年度末比 9,117口座増)
預り資産 684億5百万円(前連結会計年度末比 33億48百万円増)
(システム開発・システムコンサルティング事業)
Nextop.Asiaが営む当セグメントの営業収益は4億70百万円(前年同期比96百万円増、25.8%増)となりました。同収益の内訳は、グループ会社であるトレイダーズ証券に対するFX取引及びCFD取引システムの開発・保守運用等の内部売上が3億91百万円(前年同期比85百万円増、27.8%増)、外部顧客に対する売上が78百万円(前年同期比11百万円増、17.0%増)であります。セグメント利益は1億20百万円(前年同期比8百万円増、8.0%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して34億87百万円増加し、720億34百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1億91百万円減少、FX取引カバー先に対する評価益等の未収債権であるトレーディング商品が3億75百万円減少及び長期預け金が1億33百万円減少したものの、外国為替差入証拠金が10億23百万円増加及び顧客分別金信託が32億29百万円増加したこと等によるものです。
負債合計は、前連結会計年度末と比較して32億45百万円増加し、644億71百万円となりました。これは主に、FX取引カバー先に対する評価損等の未払債務であるトレーディング商品が1億52百万円増加及び外国為替受入証拠金が30億73百万円増加したこと等によります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して2億42百万円増加し、75億63百万円となりました。これは主に、配当金の支払2億91百万円等により減少したものの、当第1四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益により5億40百万円増加したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループの研究開発費は、システム開発・システムコンサルティング事業を営むNextop.Asiaが、金融商品取引システムの開発に関する研究活動を行っており、当事業の当第1四半期連結累計期間における研究開発費は24百万円となりました。
(6)従業員の状況
当第1四半期連結累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の状況
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(8)設備の状況
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

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