有価証券報告書-第136期(2024/04/01-2025/03/31)
経営者の視点による当連結会計年度の経営成績等の状況及び分析は、以下のとおりであります。
なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況及び分析
当連結会計年度の経営成績は、運輸業における鉄道事業等での運輸収入の増加があったものの、不動産業における分譲収入の減少などにより、営業収益は38,489百万円と前連結会計年度に比べ730百万円(1.9%)の減収となり、営業利益は4,065百万円と前連結会計年度に比べ261百万円(6.0%)の減益、経常利益は4,185百万円と前連結会計年度に比べ283百万円(6.3%)の減益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は3,031百万円と前連結会計年度に比べて79百万円(2.6%)の減益となりました。
セグメントごとの経営成績の状況及び分析は、次のとおりであります。
① 運輸業
鉄道事業において、沿線企業の活況に加え、三井アウトレットパーク マリンピア神戸リニューアルオープン等の行楽需要が好調であったことや、バス事業においても、一般乗合路線の運賃改定等により、外部顧客に対する営業収益は20,027百万円と前連結会計年度に比べ942百万円(4.9%)の増収となり、営業利益は1,272百万円と前連結会計年度に比べ146百万円(13.0%)の増益となりました。
(イ)提出会社の運輸成績表
(ロ)業種別営業成績
② 流通業
山陽百貨店において、2023年4月にオープンした南館の売上が増加したものの、婦人服や家庭用品の売上が減少したこと等により、外部顧客に対する営業収益は9,455百万円と前連結会計年度に比べ171百万円(1.8%)の減収となり、営業利益は350百万円と前連結会計年度に比べ58百万円(14.3%)の減益となりました。
業種別営業成績
③ 不動産業
分譲事業において、神戸市西区での「クレヴィアシティ西神中央」や加古川市での「ブランシエラ加古川リアラス」等の引渡しがあったものの、前期とのマンション分譲の規模の差等により、外部顧客に対する営業収益は5,459百万円と前連結会計年度に比べ1,512百万円(21.7%)の減収となり、営業利益は2,117百万円と前連結会計年度に比べ321百万円(13.2%)の減益となりました。
業種別営業成績
④ レジャー・サービス業
飲食業において、2023年12月にケンタッキーフライドチキン西神中央店の開業があったことや、ミスタードーナツも堅調に推移したこと等により、外部顧客に対する営業収益は2,234百万円と前連結会計年度に比べ27百万円(1.2%)の増収となりましたが、人件費や材料費等の増加により、営業利益は171百万円と前連結会計年度に比べ25百万円(12.7%)の減益となりました。
業種別営業成績
⑤ その他の事業
労働者派遣事業では増収となったものの、外部顧客に対する営業収益は1,312百万円と前連結会計年度に比べ16百万円(1.2%)の減収となり、営業利益は151百万円と前連結会計年度に比べ29百万円(24.1%)の増益となりました。
業種別営業成績
(2)財政状態に関する概況
① 資産、負債及び純資産の状況
総資産は、前連結会計年度末と比較し8,156百万円増加の122,690百万円となりました。主な増減は、現金及び預金が3,080百万円の増加、建物及び構築物が1,342百万円の増加、投資有価証券が1,697百万円の増加などであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較し4,962百万円増加の65,118百万円となりました。主な増減は、支払手形及び買掛金が1,112百万円の増加、長期借入金が3,667百万円の増加などであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較し3,194百万円増加の57,572百万円となりました。主な増減は、利益剰余金2,364百万円の増加、その他有価証券評価差額金938百万円の増加などであります。
これらの結果、自己資本比率は46.9%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より1,393百万円の増加となり、当連結会計年度末には6,812百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、法人税等の支払等があったものの、税金等調整前当期純利益、減価償却費の計上等により5,898百万円となり、前連結会計年度に比べ2,608百万円の減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、設備投資による有形固定資産の取得による支出等により7,808百万円となり、前連結会計年度に比べ2,302百万円の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、長期借入れによる収入等により3,302百万円(前連結会計年度は1,280百万円の支出)となりました。
(3)生産、受注及び販売の状況
当社グループのサービスは広範囲かつ多種多様であり、同種のサービスであっても、必ずしも一様ではなく、ま
た受注生産形態をとらない製品も多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことは
しておりません。
このため生産、受注及び販売の状況については、「(1)経営成績の状況及び分析」におけるセグメントごとの
経営成績の状況に関連付けて示しております。
(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについて
は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載
の通りであります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループにおいては、当社の鉄道事業の設備の維持・更新や不動産賃貸・不動産分譲業への投資にかかる資
金、百貨店業における店舗改装等のための資金を、主として金融機関からの借入金により調達しております。
なお、当連結会計年度末の有利子負債の残高は43,194百万円で、前期末に比し3,848百万円増加いたしました。
有利子負債の状況については、「3 事業等のリスク (9)有利子負債への依存について」に記載しており
ます。
(6)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等についての分析
当社グループは、「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」に記載の通り、2025年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画において、「営業利益」および「有利子負債/EBITDA倍率」を連結目標指標として定めております。
当連結会計年度における各指標および中期経営計画の最終年度である2025年度の数値目標は以下のとおりです。
※ EBITDA=営業利益+減価償却費
有利子負債=借入金+社債
なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況及び分析
当連結会計年度の経営成績は、運輸業における鉄道事業等での運輸収入の増加があったものの、不動産業における分譲収入の減少などにより、営業収益は38,489百万円と前連結会計年度に比べ730百万円(1.9%)の減収となり、営業利益は4,065百万円と前連結会計年度に比べ261百万円(6.0%)の減益、経常利益は4,185百万円と前連結会計年度に比べ283百万円(6.3%)の減益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は3,031百万円と前連結会計年度に比べて79百万円(2.6%)の減益となりました。
セグメントごとの経営成績の状況及び分析は、次のとおりであります。
① 運輸業
鉄道事業において、沿線企業の活況に加え、三井アウトレットパーク マリンピア神戸リニューアルオープン等の行楽需要が好調であったことや、バス事業においても、一般乗合路線の運賃改定等により、外部顧客に対する営業収益は20,027百万円と前連結会計年度に比べ942百万円(4.9%)の増収となり、営業利益は1,272百万円と前連結会計年度に比べ146百万円(13.0%)の増益となりました。
(イ)提出会社の運輸成績表
| 種別 | 単位 | 当連結会計年度 (自 2024年4月 至 2025年3月) | 対前期増減率 (%) | |
| 営業日数 | 日 | 365 | △0.3 | |
| 営業キロ | キロ | 63.2 | - | |
| 客車走行キロ | 千キロ | 30,911 | △0.5 | |
| 定期 | 千人 | 38,463 | 3.2 | |
| 輸送人員 | 定期外 | 千人 | 21,619 | 4.2 |
| 計 | 千人 | 60,082 | 3.6 | |
| 定期 | 百万円 | 6,500 | 3.7 | |
| 旅客運輸収入 | 定期外 | 百万円 | 6,775 | 5.0 |
| 計 | 百万円 | 13,276 | 4.3 | |
| 運輸雑収 | 百万円 | 1,658 | 4.1 | |
| 運輸収入合計 | 百万円 | 14,934 | 4.3 | |
| 乗車効率 | % | 23.0 | - | |
| (注) 乗車効率の算出は、 | 延人キロ | によります。 |
| 客車走行キロ×平均定員 |
(ロ)業種別営業成績
| 業種別 | 当連結会計年度 (自 2024年4月 至 2025年3月) | |
| 営業収益(百万円) | 対前期増減率(%) | |
| 鉄道事業 | 14,321 | 4.4 |
| バス事業 | 3,924 | 4.7 |
| その他 | 1,783 | 10.4 |
| 消去 | △2 | - |
| 計 | 20,027 | 4.9 |
② 流通業
山陽百貨店において、2023年4月にオープンした南館の売上が増加したものの、婦人服や家庭用品の売上が減少したこと等により、外部顧客に対する営業収益は9,455百万円と前連結会計年度に比べ171百万円(1.8%)の減収となり、営業利益は350百万円と前連結会計年度に比べ58百万円(14.3%)の減益となりました。
業種別営業成績
| 業種別 | 当連結会計年度 (自 2024年4月 至 2025年3月) | |
| 営業収益(百万円) | 対前期増減率(%) | |
| 百貨店業 | 8,104 | △2.1 |
| コンビニエンスストア業 | 1,586 | 0.2 |
| 消去 | △235 | - |
| 計 | 9,455 | △1.8 |
③ 不動産業
分譲事業において、神戸市西区での「クレヴィアシティ西神中央」や加古川市での「ブランシエラ加古川リアラス」等の引渡しがあったものの、前期とのマンション分譲の規模の差等により、外部顧客に対する営業収益は5,459百万円と前連結会計年度に比べ1,512百万円(21.7%)の減収となり、営業利益は2,117百万円と前連結会計年度に比べ321百万円(13.2%)の減益となりました。
業種別営業成績
| 業種別 | 当連結会計年度 (自 2024年4月 至 2025年3月) | |
| 営業収益(百万円) | 対前期増減率(%) | |
| 不動産賃貸業 | 3,887 | 10.1 |
| 不動産分譲業 | 1,423 | △58.8 |
| 不動産管理業 | 290 | - |
| 消去 | △141 | - |
| 計 | 5,459 | △21.7 |
④ レジャー・サービス業
飲食業において、2023年12月にケンタッキーフライドチキン西神中央店の開業があったことや、ミスタードーナツも堅調に推移したこと等により、外部顧客に対する営業収益は2,234百万円と前連結会計年度に比べ27百万円(1.2%)の増収となりましたが、人件費や材料費等の増加により、営業利益は171百万円と前連結会計年度に比べ25百万円(12.7%)の減益となりました。
業種別営業成績
| 業種別 | 当連結会計年度 (自 2024年4月 至 2025年3月) | |
| 営業収益(百万円) | 対前期増減率(%) | |
| 飲食業 | 1,865 | 2.4 |
| スポーツ業 | 280 | △2.0 |
| 広告代理業 | 89 | △9.7 |
| 消去 | △0 | - |
| 計 | 2,234 | 1.2 |
⑤ その他の事業
労働者派遣事業では増収となったものの、外部顧客に対する営業収益は1,312百万円と前連結会計年度に比べ16百万円(1.2%)の減収となり、営業利益は151百万円と前連結会計年度に比べ29百万円(24.1%)の増益となりました。
業種別営業成績
| 業種別 | 当連結会計年度 (自 2024年4月 至 2025年3月) | |
| 営業収益(百万円) | 対前期増減率(%) | |
| 労働者派遣事業 | 519 | 9.8 |
| 業務請負業 | 90 | 28.4 |
| 設備の保守・整備・工事業・ 情報業ほか | 775 | 2.0 |
| 消去 | △73 | - |
| 計 | 1,312 | △1.2 |
(2)財政状態に関する概況
① 資産、負債及び純資産の状況
総資産は、前連結会計年度末と比較し8,156百万円増加の122,690百万円となりました。主な増減は、現金及び預金が3,080百万円の増加、建物及び構築物が1,342百万円の増加、投資有価証券が1,697百万円の増加などであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較し4,962百万円増加の65,118百万円となりました。主な増減は、支払手形及び買掛金が1,112百万円の増加、長期借入金が3,667百万円の増加などであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較し3,194百万円増加の57,572百万円となりました。主な増減は、利益剰余金2,364百万円の増加、その他有価証券評価差額金938百万円の増加などであります。
これらの結果、自己資本比率は46.9%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より1,393百万円の増加となり、当連結会計年度末には6,812百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、法人税等の支払等があったものの、税金等調整前当期純利益、減価償却費の計上等により5,898百万円となり、前連結会計年度に比べ2,608百万円の減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、設備投資による有形固定資産の取得による支出等により7,808百万円となり、前連結会計年度に比べ2,302百万円の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、長期借入れによる収入等により3,302百万円(前連結会計年度は1,280百万円の支出)となりました。
(3)生産、受注及び販売の状況
当社グループのサービスは広範囲かつ多種多様であり、同種のサービスであっても、必ずしも一様ではなく、ま
た受注生産形態をとらない製品も多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことは
しておりません。
このため生産、受注及び販売の状況については、「(1)経営成績の状況及び分析」におけるセグメントごとの
経営成績の状況に関連付けて示しております。
(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについて
は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載
の通りであります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループにおいては、当社の鉄道事業の設備の維持・更新や不動産賃貸・不動産分譲業への投資にかかる資
金、百貨店業における店舗改装等のための資金を、主として金融機関からの借入金により調達しております。
なお、当連結会計年度末の有利子負債の残高は43,194百万円で、前期末に比し3,848百万円増加いたしました。
有利子負債の状況については、「3 事業等のリスク (9)有利子負債への依存について」に記載しており
ます。
(6)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等についての分析
当社グループは、「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」に記載の通り、2025年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画において、「営業利益」および「有利子負債/EBITDA倍率」を連結目標指標として定めております。
当連結会計年度における各指標および中期経営計画の最終年度である2025年度の数値目標は以下のとおりです。
| 2024年度実績 | 2025年度目標 | |
| 営業利益(連結) | 4,065百万円 | 3,050百万円 |
| 有利子負債/EBITDA倍率(連結)※ | 5.5倍 | 6倍台を維持 |
※ EBITDA=営業利益+減価償却費
有利子負債=借入金+社債