有価証券報告書-第196期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 9:12
【資料】
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【項目】
124項目

企業結合等関係

p 企業結合等関係
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
1 企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 Jacobi Carbons AB
事業の内容 活性炭の製造・販売
(2) 企業結合を行った主な理由
活性炭市場は、先進国における水・大気への規制強化、新興国における生活水準の向上に伴い、大きな成長が期待されている。今回の企業結合により、連結子会社である大阪ガスケミカル㈱及び傘下の日本エンバイロケミカルズ㈱は、安定した原料調達力と幅広い商品群、世界に広がる流通を保有する活性炭企業グループを形成することができ、今後、世界トップクラスの活性炭事業者として更なる発展を目指すことが可能となるため。
(3) 企業結合日
平成26年1月7日
(4) 企業結合の法的形式
株式の取得
(5) 結合後企業の名称
変更なし。
(6) 取得した議決権比率
企業結合日に取得した議決権比率 100%
(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社の連結子会社である大阪ガスケミカル㈱が現金を対価としてJacobi Carbons ABの全株式を取得したため。
2 当連結会計年度に係る連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
平成26年1月1日をみなし取得日としているため、当連結会計年度に係る連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間はない。
3 被取得企業の取得原価及びその内訳
取得の対価 企業結合日に取得したJacobi Carbons AB株式の時価40,282百万円
取得に直接要した費用 アドバイザリー費用等223百万円
取得原価40,505百万円

4 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1) 発生したのれんの金額
21,009百万円
(2) 発生原因
主にJacobi Carbons ABが活性炭事業を展開することにより期待される超過収益力。
(3) 償却方法及び償却期間
10年間にわたる均等償却
5 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産11,632百万円
固定資産16,588
資産合計28,221
流動負債4,215
固定負債4,510
負債合計8,725


6 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
売上高19,512百万円
経常利益△1,003
当期純利益△910

(注) 概算額の算定方法
企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と、連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を、影響の概算額としている。なお、企業結合時に認識されたのれん等が当連結会計年度の開始の日に発生したものとしてのれんの償却額等の影響を算定しており、その結果、経常利益が4,467百万円、当期純利益が3,912百万円減少している。
また、当該注記は監査証明を受けていない。