有価証券報告書-第52期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/24 12:55
【資料】
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【項目】
128項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用環境の改善等を背景に緩やかな回復基調で推移してきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響等により、連結会計年度終盤が近くなるにつれて大変厳しい状況に変わってまいりました。一方、世界経済においては、米中貿易摩擦や英国のEU離脱、更に新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、各種経済指標に景気後退が見られるとともに、先行きは不透明な状況が続いております。
当社の属する情報サービス産業界においては、IoT、AI等の新技術を活用した事業のデジタル化やクラウドの領域において市場拡大が継続しており、当社の主要な顧客におけるIT関連投資の向け先も多様化しております。しかし、経済環境の急激な変化が、今後、顧客の投資動向に大きな影響を及ぼす可能性があり、先行き予断を許さない状況にあります。
このような事業環境の中、当社グループは、ベース事業であるシステム運用・開発、解析・設計、PLM等の領域において生産性の向上と技術の高度化を図るなど競争力の強化に取組むとともに、デジタル化分野の事業化促進や営業体制の強化等による事業領域の拡大に向けた施策を推進してまいりました。
当連結会計年度においては、パソコンのWindows10への切替えをはじめとするシステム機器販売の受注が続いたことに加えてシステム開発案件も安定して受注できたことから、売上高は前事業年度と比べてほぼ横這いの331億19百万円(前事業年度331億83百万円 前事業年度比0.2%減)となりました。損益については、各システム開発案件におけるプロジェクト管理の徹底や生産性向上等により前年同期に比べて改善し、営業利益25億82百万円(前事業年度23億1百万円 前事業年度比12.2%増)、経常利益25億95百万円(前事業年度23億5百万円 前事業年度比12.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益16億80百万円(前事業年度15億12百万円 前事業年度比11.1%増)となりました。
なお、当連結会計年度実績の期首業績予想に対する達成状況は次のとおりであり、業績予想として設定した全ての項目において超過達成しております。
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
(参考)
翌連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
期首業績予想
(注)1
実績増減額達成率期首業績予想
(注)2
売上高(百万円)31,00033,1192,119106.8%30,000
営業利益(百万円)2,0002,582582129.1%2,100
経常利益(百万円)2,0002,595595129.8%2,100
売上高経常利益率(%)6.57.81.3120.0%7.0
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)1,3001,680380129.3%1,300
1株当たり当期純利益(円)1,024.791,324.85300.06129.3%1,024.80

(注)1.2019年5月10日に公表したものです。
2.2020年5月11日に公表したものです。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて18億6百万円減少し193億27百万円となりました。受取手形及び売掛金の減少が主な要因となっております。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて30億64百万円減少し79億65百万円となりました。買掛金及び退職給付に係る負債が減少したことが主な要因となっております。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて12億58百万円増加し113億62百万円となりました。利益剰余金の増加が主な要因となっております。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10億18百万円増加して、当連結会計年度末には25億65百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上及び売上債権の減少等により15億31百万円の資金の増加となりました。(前連結会計年度は8億69百万円の減少)
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、無形固定資産を取得したこと等により1億56百万円の資金の減少となりました。(前連結会計年度は13億43百万円の増加)
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により3億56百万円の資金の減少となりました。(前連結会計年度は3億22百万円の減少)

④生産・受注及び販売の実績
イ.生産実績
当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)
情報サービス25,187108.2
合計25,187108.2

(注)上記金額は、販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
ロ.受注実績
当連結会計年度における受注実績は、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)
情報サービス32,142103.84,71582.8
合計32,142103.84,71582.8

(注)上記金額は、販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
ハ.販売実績
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)
情報サービス33,11999.8
合計33,11999.8

(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
三菱重工業株式会社11,47334.612,56337.9

(注)1.上記金額には、リース会社経由で販売した分が含まれております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績に関する認識及び分析・検討内容については、「第一部 第2.事業の状況 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 及び ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第一部 第2.事業の状況 2.事業等のリスク」に記載のとおりであります。
なお、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、当社グループは情報サービスの単一セグメントであるため記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析・検討内容については、「第一部 第2.事業の状況 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、人件費及び外注費のほかシステム機器販売に係る商品購入費用等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
運転資金及び設備投資資金については、内部資金で賄っておりますが、必要に応じて借入による資金調達を実施することを基本としております。資金調達については、金融機関2行との間に総額20億円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結し、資金の流動性を確保しております。なお、当連結会計年度における借入実績はありません。
また、当連結会計年度末における有利子負債の残高はリース債務11百万円、現金及び現金同等物の残高は2,565百万円となっております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。個々の重要な会計方針及び見積りについては、「第一部 第5.経理の状況 1.連結財務諸表等」の注記事項「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、当社グループにおいては、当連結会計年度の業績数値に重要な影響が出ていないこと等を考慮し、繰延税金資産の回収可能性の判断における将来課税所得の見積りについて、一定の仮定の下、会計上の見積りを行っております。
なお、見積りが必要な事項については、過去の実績や現状等を勘案し、合理的な基準により判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。

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