四半期報告書-第20期第1四半期(平成30年8月1日-平成30年10月31日)
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績
当第1四半期連結累計期間においては、世界的な政治・経済環境の変動において先行き不透明な状況が続いていることから、日本経済全般に対する中長期的影響について引き続き先行き不透明な状況が続いております。
当社グループは、法人事業において、国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツール導入のコンサルティング業務が拡大しつつあり、主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティング業務による売上を計上しました。前年同期実績に比べ売上は拡大、セグメント利益も拡大しました。コンシューマー事業においては、スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しておりますが、売上、セグメント利益ともにほぼ前年同期並の実績となりました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、467,700千円(前年同期比27.6%増)、営業利益は、3,606千円(前年同期は、40,103千円の営業損失)、経常利益は、11,808千円(前年同期は、32,803千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は、3,948千円(前年同期は、28,998千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下の通りです。
(法人事業)
法人事業においては、主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施しました。国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツールの導入コンサルティング業務が拡大し、当社グループが提供するRPAツール「ipaS」のライセンス数も堅調に拡大していることから、売上、セグメント利益ともに、前年同期実績に比べ拡大しました。その結果、同事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は、388,315千円(前年同期比34.3%増)、セグメント利益は、49,558千円(前年同期比549.7%増)となりました。
(コンシューマー事業)
コンシューマー事業においては、スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が平成30年7月に累計2,800万ダウンロードを達成し、その後もダウンロード数を拡大しております。スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しておりますが、コンシューマー事業全体としては、売上、セグメント利益ともにほぼ前年同期並の実績となりました。その結果、同事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は、79,359千円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益は、8,093千円(前年同期比5.7%減)となりました。
(その他)
その他においては、前連結会計年度に新設した研究開発部門にて、動画配信及び画像解析等の分野の研究開発を中心とした事業開発を実施しました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、26千円(前年同期比55.1%減)、セグメント損失は、6,538千円(前年同期は7,970千円のセグメント損失)となりました。
(2) 財政状態
① 資産の部
資産の総額は、2,164,841千円(前年同期比1.5%減)です。
流動資産は、総資産の58.6%に相当する1,267,972千円(前連結会計年度末比1.4%減)です。流動資産の前連結会計年度末からの減少額は、17,976千円となっておりますが、この主要因は、現金及び預金が93,248千円減少したことによるものです。また、現金及び預金の残高は、874,034千円(前連結会計年度末比9.6%減)となっており、流動資産の大きな割合を占めております。
固定資産は、総資産の41.4%に相当する896,868千円(前連結会計年度末比1.6%減)です。
有形固定資産は、総資産の0.8%に相当する16,344千円(前連結会計年度末比0.2%増)、無形固定資産は、総資産の0.1%に相当する2,453千円(前連結会計年度末比10.2%減)であり、いずれも僅少な割合となっております。
投資その他の資産は、総資産の40.6%に相当する878,070千円(前連結会計年度末比1.6%減)です。減少の主要因は、投資有価証券が14,246千円減少したことによるものです。投資その他の資産のその他の内訳として、長期滞留債権が26,650千円計上されておりますが、全額に相当する26,650千円について貸倒引当金が計上済みであるため、貸倒れの確定による多額の追加損失発生の恐れはありません。また、投資有価証券が783,273千円計上されておりますが、このうち765,462千円は時価を有する性質のものです。
② 負債の部
負債の総額は、負債純資産合計の26.9%に相当する581,380千円(前連結会計年度末比5.1%減)です。
流動負債は、負債純資産合計の16.3%に相当する353,291千円(前連結会計年度末比8.0%減)となっております。流動負債の前連結会計年度末からの減少額は、30,888千円となっておりますが、この主要因は、賞与引当金が22,096千円減少したこと及び1年内返済予定の長期借入金が11,775千円減少したことによるものです。
固定負債は、負債純資産合計の10.5%に相当する228,089千円(前連結会計年度末比0.2%減)となっております。前連結会計年度末からの減少額は、345千円となっており、前連結会計年度末とほぼ同水準となっております。
③ 純資産の部
純資産の総額は、1,583,460千円(前連結会計年度末比0.1%減)であり、自己資本比率は、70.3%と高い水準を維持しております。純資産の前連結会計年度末からの減少額は、1,237千円となっておりますが、この主要因は、非支配株主持分が14,998千円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が12,146千円減少したこと及び親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したことにより利益剰余金が3,948千円減少したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
主として今後市場の拡大が見込まれる動画配信及び画像解析等の分野を中心に研究開発を進め、将来の収益化のためのノウハウを蓄積しております。
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は6,565千円となっております。
(1) 経営成績
当第1四半期連結累計期間においては、世界的な政治・経済環境の変動において先行き不透明な状況が続いていることから、日本経済全般に対する中長期的影響について引き続き先行き不透明な状況が続いております。
当社グループは、法人事業において、国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツール導入のコンサルティング業務が拡大しつつあり、主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティング業務による売上を計上しました。前年同期実績に比べ売上は拡大、セグメント利益も拡大しました。コンシューマー事業においては、スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しておりますが、売上、セグメント利益ともにほぼ前年同期並の実績となりました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、467,700千円(前年同期比27.6%増)、営業利益は、3,606千円(前年同期は、40,103千円の営業損失)、経常利益は、11,808千円(前年同期は、32,803千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は、3,948千円(前年同期は、28,998千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下の通りです。
(法人事業)
法人事業においては、主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施しました。国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツールの導入コンサルティング業務が拡大し、当社グループが提供するRPAツール「ipaS」のライセンス数も堅調に拡大していることから、売上、セグメント利益ともに、前年同期実績に比べ拡大しました。その結果、同事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は、388,315千円(前年同期比34.3%増)、セグメント利益は、49,558千円(前年同期比549.7%増)となりました。
(コンシューマー事業)
コンシューマー事業においては、スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が平成30年7月に累計2,800万ダウンロードを達成し、その後もダウンロード数を拡大しております。スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しておりますが、コンシューマー事業全体としては、売上、セグメント利益ともにほぼ前年同期並の実績となりました。その結果、同事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は、79,359千円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益は、8,093千円(前年同期比5.7%減)となりました。
(その他)
その他においては、前連結会計年度に新設した研究開発部門にて、動画配信及び画像解析等の分野の研究開発を中心とした事業開発を実施しました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、26千円(前年同期比55.1%減)、セグメント損失は、6,538千円(前年同期は7,970千円のセグメント損失)となりました。
(2) 財政状態
① 資産の部
資産の総額は、2,164,841千円(前年同期比1.5%減)です。
流動資産は、総資産の58.6%に相当する1,267,972千円(前連結会計年度末比1.4%減)です。流動資産の前連結会計年度末からの減少額は、17,976千円となっておりますが、この主要因は、現金及び預金が93,248千円減少したことによるものです。また、現金及び預金の残高は、874,034千円(前連結会計年度末比9.6%減)となっており、流動資産の大きな割合を占めております。
固定資産は、総資産の41.4%に相当する896,868千円(前連結会計年度末比1.6%減)です。
有形固定資産は、総資産の0.8%に相当する16,344千円(前連結会計年度末比0.2%増)、無形固定資産は、総資産の0.1%に相当する2,453千円(前連結会計年度末比10.2%減)であり、いずれも僅少な割合となっております。
投資その他の資産は、総資産の40.6%に相当する878,070千円(前連結会計年度末比1.6%減)です。減少の主要因は、投資有価証券が14,246千円減少したことによるものです。投資その他の資産のその他の内訳として、長期滞留債権が26,650千円計上されておりますが、全額に相当する26,650千円について貸倒引当金が計上済みであるため、貸倒れの確定による多額の追加損失発生の恐れはありません。また、投資有価証券が783,273千円計上されておりますが、このうち765,462千円は時価を有する性質のものです。
② 負債の部
負債の総額は、負債純資産合計の26.9%に相当する581,380千円(前連結会計年度末比5.1%減)です。
流動負債は、負債純資産合計の16.3%に相当する353,291千円(前連結会計年度末比8.0%減)となっております。流動負債の前連結会計年度末からの減少額は、30,888千円となっておりますが、この主要因は、賞与引当金が22,096千円減少したこと及び1年内返済予定の長期借入金が11,775千円減少したことによるものです。
固定負債は、負債純資産合計の10.5%に相当する228,089千円(前連結会計年度末比0.2%減)となっております。前連結会計年度末からの減少額は、345千円となっており、前連結会計年度末とほぼ同水準となっております。
③ 純資産の部
純資産の総額は、1,583,460千円(前連結会計年度末比0.1%減)であり、自己資本比率は、70.3%と高い水準を維持しております。純資産の前連結会計年度末からの減少額は、1,237千円となっておりますが、この主要因は、非支配株主持分が14,998千円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が12,146千円減少したこと及び親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したことにより利益剰余金が3,948千円減少したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
主として今後市場の拡大が見込まれる動画配信及び画像解析等の分野を中心に研究開発を進め、将来の収益化のためのノウハウを蓄積しております。
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は6,565千円となっております。