四半期報告書-第20期第2四半期(平成30年11月1日-平成31年1月31日)
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間においては、世界的な政治・経済環境の変動において先行き不透明な状況が続いていることから、日本経済全般に対する中長期的影響について引き続き先行き不透明な状況が続いております。
当社グループは、法人事業において、国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツール導入のコンサルティング業務が拡大しつつあり、前年同期実績に比べ売上が拡大しました。コンシューマー事業においては、スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しており、売上はほぼ前年同期並の実績となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、944,415千円(前年同期比30.6%増)、営業損失は、16,453千円(前年同期は、94,586千円の営業損失)、経常利益は、10,015千円(前年同期は、79,229千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は、11,083千円(前年同期は、60,030千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下の通りです。
(法人事業)
法人事業においては、主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施しました。国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツールの導入コンサルティング業務が拡大し、当社グループが提供するRPAツール「ipaS」のライセンス数も堅調に拡大しています。その結果、同事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、781,926千円(前年同期比37.9%増)、セグメント利益は、72,957千円(前年同期は、3,696千円のセグメント損失)となりました。
(コンシューマー事業)
コンシューマー事業においては、スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が2019年1月に累計2,900万ダウンロードを達成し、その後もダウンロード数を拡大しております。スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しておりますが、コンシューマー事業全体としては、ほぼ前年同期並の実績となりました。その結果、同事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、162,462千円(前年同期比4.3%増)、セグメント利益は、19,360千円(前年同期比5.5%減)となりました。
(その他)
その他においては、前連結会計年度に新設した研究開発部門にて、動画配信及び画像解析等の分野の研究開発を中心とした事業開発を実施しました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、26千円(前年同期比55.1%減)、セグメント損失は、11,892千円(前年同期は、16,202千円のセグメント損失)となりました。
なお、売上が発生しておりますが、現段階での研究開発活動における副次的な産物であり、僅少な金額に留まっております。
(2) 財政状態
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、2,123,073千円(前連結会計年度末から74,239千円の減少)となりました。
このうち、流動資産は、1,224,907千円(前連結会計年度末から61,041千円の減少)となりました。これは、主として現金及び預金が125,595千円減少した一方で、売掛金が41,919千円増加したこと及び流動資産のその他に含まれている預け金が14,581千円増加したことによるものです。
固定資産は、898,166千円(前連結会計年度末から13,197千円の減少)となりました。これは、主として投資有価証券が14,279千円減少したことによるものです。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債は、569,934千円(前連結会計年度末から42,679千円の減少)となりました。
このうち、流動負債は、356,320千円(前連結会計年度末から27,859千円の減少)となりました。これは、主として1年内返済予定の長期借入金が28,173千円減少したこと及び賞与引当金が13,798千円減少した一方で、流動負債のその他に含まれている未払金が13,811千円増加したことによるものです。
固定負債は、213,614千円(前連結会計年度末から14,820千円の減少)となりました。これは、主として長期借入金が14,067千円減少したことによるものです。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、1,553,138千円(前連結会計年度末から31,559千円の減少)となりました。これは、主として非支配株主持分が19,299千円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が39,554千円減少したこと及び親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したことにより利益剰余金が11,083千円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ111,014千円減少し、899,479千円(前連結会計年度末は、1,010,494千円)となりました。
また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは次の通りです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、40,252千円の支出(前年同期は、63,974千円の支出)となりました。これは、主として税金等調整前四半期純利益を10,015千円計上した一方で、賞与引当金が13,798千円減少したこと及び売上債権が41,804千円増加したことによるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、29,748千円の支出(前年同期は、7,872千円の支出)となりました。これは、主として投資有価証券の取得により29,550千円を支出したことによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、42,240千円の支出(前年同期は、105,166千円の支出)となりました。これは、長期借入金による収入・長期借入金の返済により差引42,240千円を支出したことによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
主として今後市場の拡大が見込まれる動画配信及び画像解析等の分野を中心に研究開発を進め、将来の収益化のためのノウハウを蓄積しております。
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は11,919千円となっております。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間においては、世界的な政治・経済環境の変動において先行き不透明な状況が続いていることから、日本経済全般に対する中長期的影響について引き続き先行き不透明な状況が続いております。
当社グループは、法人事業において、国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツール導入のコンサルティング業務が拡大しつつあり、前年同期実績に比べ売上が拡大しました。コンシューマー事業においては、スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しており、売上はほぼ前年同期並の実績となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、944,415千円(前年同期比30.6%増)、営業損失は、16,453千円(前年同期は、94,586千円の営業損失)、経常利益は、10,015千円(前年同期は、79,229千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は、11,083千円(前年同期は、60,030千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下の通りです。
(法人事業)
法人事業においては、主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施しました。国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツールの導入コンサルティング業務が拡大し、当社グループが提供するRPAツール「ipaS」のライセンス数も堅調に拡大しています。その結果、同事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、781,926千円(前年同期比37.9%増)、セグメント利益は、72,957千円(前年同期は、3,696千円のセグメント損失)となりました。
(コンシューマー事業)
コンシューマー事業においては、スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が2019年1月に累計2,900万ダウンロードを達成し、その後もダウンロード数を拡大しております。スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しておりますが、コンシューマー事業全体としては、ほぼ前年同期並の実績となりました。その結果、同事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、162,462千円(前年同期比4.3%増)、セグメント利益は、19,360千円(前年同期比5.5%減)となりました。
(その他)
その他においては、前連結会計年度に新設した研究開発部門にて、動画配信及び画像解析等の分野の研究開発を中心とした事業開発を実施しました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、26千円(前年同期比55.1%減)、セグメント損失は、11,892千円(前年同期は、16,202千円のセグメント損失)となりました。
なお、売上が発生しておりますが、現段階での研究開発活動における副次的な産物であり、僅少な金額に留まっております。
(2) 財政状態
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、2,123,073千円(前連結会計年度末から74,239千円の減少)となりました。
このうち、流動資産は、1,224,907千円(前連結会計年度末から61,041千円の減少)となりました。これは、主として現金及び預金が125,595千円減少した一方で、売掛金が41,919千円増加したこと及び流動資産のその他に含まれている預け金が14,581千円増加したことによるものです。
固定資産は、898,166千円(前連結会計年度末から13,197千円の減少)となりました。これは、主として投資有価証券が14,279千円減少したことによるものです。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債は、569,934千円(前連結会計年度末から42,679千円の減少)となりました。
このうち、流動負債は、356,320千円(前連結会計年度末から27,859千円の減少)となりました。これは、主として1年内返済予定の長期借入金が28,173千円減少したこと及び賞与引当金が13,798千円減少した一方で、流動負債のその他に含まれている未払金が13,811千円増加したことによるものです。
固定負債は、213,614千円(前連結会計年度末から14,820千円の減少)となりました。これは、主として長期借入金が14,067千円減少したことによるものです。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、1,553,138千円(前連結会計年度末から31,559千円の減少)となりました。これは、主として非支配株主持分が19,299千円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が39,554千円減少したこと及び親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したことにより利益剰余金が11,083千円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ111,014千円減少し、899,479千円(前連結会計年度末は、1,010,494千円)となりました。
また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは次の通りです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、40,252千円の支出(前年同期は、63,974千円の支出)となりました。これは、主として税金等調整前四半期純利益を10,015千円計上した一方で、賞与引当金が13,798千円減少したこと及び売上債権が41,804千円増加したことによるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、29,748千円の支出(前年同期は、7,872千円の支出)となりました。これは、主として投資有価証券の取得により29,550千円を支出したことによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、42,240千円の支出(前年同期は、105,166千円の支出)となりました。これは、長期借入金による収入・長期借入金の返済により差引42,240千円を支出したことによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
主として今後市場の拡大が見込まれる動画配信及び画像解析等の分野を中心に研究開発を進め、将来の収益化のためのノウハウを蓄積しております。
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は11,919千円となっております。