四半期報告書-第23期第3四半期(令和4年2月1日-令和4年4月30日)

【提出】
2022/06/13 10:11
【資料】
PDFをみる
【項目】
37項目
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日本国内において引き続き新型コロナウイルス感染症の影響が続く一方、世界的な政治・経済環境の変動により経済全般に対する中長期的な見通しについても引き続き先行き不透明な状況が続いております。当社グループは令和4年7月期の事業年度より、従来の法人事業、コンシューマー事業及び新規事業の事業区分を廃止し、新たにコーポレートDX、画像解析・AI、ライフスタイルDX、ブレインテック・DTx及びベンチャーインキュベーションの5つの事業領域をターゲットにビジネス展開を行っております。新型コロナウイルス感染症による経済への影響は未だ払拭し難く、当社ビジネス全般において少なからぬ影響が生じておりますが、在宅勤務の普及等による各種オンラインサービスに対する新規ニーズ拡大といった新たな市場トレンドに対応した、成長市場向けサービス強化と新規ビジネス拡大を進めております。
当第3四半期連結累計期間においては、「コーポレートDX」ビジネスユニットにおいて、国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティング業務による売上を計上しました。「画像解析・AI」ビジネスユニットにおいては、スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」を中心に、主にスマートフォン向け広告収入による売上を計上しました。「ライフスタイルDX」ビジネスユニットにおいては、当社オンラインプラットフォーム「マイクラス」、「マイクラスリモート」による売上のほか、スマートフォン向けゲーム等各種情報サービスによる売上を計上しました。「ブレインテック・DTx」ビジネスユニットにおいては、当社ブレインテックアプリ「ALPHA SWITCH」「ALPHA SWITCH PRO」による売上のほか、各種コンサルティングサービスに基づく売上を計上しました。「ベンチャーインキュベーション」ビジネスユニットにおいては、有望なスタートアップ企業、各種ベンチャー企業に対するインキュベーションサービスに伴う活動を実施しました。なお、主要な連結子会社であった株式会社デリバリーコンサルティングが、前第2四半期連結会計期間末をもって連結子会社に該当しなくなったことにより、売上高及び各種段階利益に前年同期と比べて著しい変動が生じております。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、701,746千円(前年同期比54.2%減)、営業利益は、68,092千円(前年同期比60.6%減)、経常利益は、108,420千円(前年同期比52.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、93,030千円(前年同期比22.7%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下の通りです。
(コーポレートDX)
「コーポレートDX」ビジネスユニットにおいては、主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施しました。その結果、同ビジネスユニットの当第3四半期連結累計期間の売上高は、274,686千円(前年同期比73.3%減)、セグメント利益は、100,455千円(前年同期比42.6%減)となりました。なお、株式会社デリバリーコンサルティングが連結の範囲から除外されたことにより、前年同期に比べて売上高及びセグメント利益が著しく減少しております。一方、株式会社デリバリーコンサルティングの活動に起因した売上高及びセグメント利益を除いた前年同期の売上高は、225,439千円、前年同期のセグメント利益は、47,337千円となっており、株式会社デリバリーコンサルティングの連結離脱の影響を除けば当該セグメントは、増収増益傾向にあります。
(画像解析・AI)
「画像解析・AI」ビジネスユニットにおいては、主に累計3,400万ダウンロードを達成したスマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」を中心としたスマートフォン向け広告収入のほか、各種ライセンス提供に基づく売上を計上しました。その結果、同ビジネスユニットの当第3四半期連結累計期間の売上高は、247,385千円(前年同期比14.4%減)、セグメント利益は、128,206千円(前年同期比30.1%減)となりました。
(ライフスタイルDX)
「ライフスタイルDX」ビジネスユニットにおいては、当社オンラインプラットフォーム「マイクラス」、「マイクラスリモート」による売上のほか、スマートフォン向けゲーム等各種情報サービスによる売上を計上しました。その結果、同ビジネスユニットの当第3四半期連結累計期間の売上高は、179,045千円(前年同期比16.3%減)、セグメント利益は、25,348千円(前年同期は7,016千円のセグメント損失)となりました。
(ブレインテック・DTx)
「ブレインテック・DTx」ビジネスユニットにおいては、当社ブレインテックアプリ「ALPHA SWITCH」「ALPHA SWITCH PRO」による売上のほか、各種コンサルティングサービスに基づく売上を計上しました。その結果、同ビジネスユニットの当第3四半期連結累計期間の売上高は、629千円(前年同期比30.5%減)、セグメント損失は、17,454千円(前年同期は19,684千円のセグメント損失)となりました。なお、当該セグメントの売上高は、僅少な値となっておりますが、これは、当該セグメントの活動が当第3四半期連結累計期間において、事業立ち上げのフェーズにあり、本格的に売上高を計上するフェーズにないためです。
(ベンチャーインキュベーション)
「ベンチャーインキュベーション」ビジネスユニットにおいては、有望なスタートアップ企業、各種ベンチャー企業に対するインキュベーションサービスに伴う活動を実施しました。なお、当第3四半期連結累計期間で一部売上高及び利益が発生しておりますが、これらは、全社管理部門で発生した費用及び「コーポレートDX」ビジネスユニットで計上された売上高及びセグメント利益と切り分けが困難であるため、当該ビジネスユニットに値を含めております。なお、当第3四半期連結会計期間末に計上されているその他有価証券評価差額金のうち、1,010,349千円は、同ビジネスユニットの活動に起因したものとなります。
(2) 財政状態
① 資産の部
資産の総額は、3,767,410千円(前連結会計年度末比26.0%減)です。
流動資産は、総資産の20.8%に相当する782,934千円(前連結会計年度末比44.2%減)です。流動資産の前連結会計年度末からの減少額は、621,348千円となっておりますが、この主要因は、流動資産のその他に含まれる未収法人税が32,370千円増加した一方で、現金及び預金が520,591千円減少したこと、流動資産のその他に含まれる未収入金が88,155千円減少したこと及び流動資産のその他に含まれる預け金が57,174千円減少したことによるものです。また、現金及び預金の残高は、469,988千円(前連結会計年度末比52.6%減)となっており、流動資産の大きな割合を占めております。なお、現金及び預金の減少は、余資運用の一環として時価のある投資有価証券を購入したことによるものです。固定資産は、総資産の79.2%に相当する2,984,475千円(前連結会計年度末比19.0%減)です。有形固定資産は、総資産の1.0%に相当する38,216千円(前連結会計年度末比692.6%増)となっております。なお、前連結会計年度末からの増額は、事務所の移転に起因するものです。無形固定資産は、該当するものが無いため(前連結会計年度も、該当なし)残高が計上されておりません。投資その他の資産は、総資産の78.2%に相当する2,946,259千円(前連結会計年度末比19.9%減)です。投資その他の資産の前連結会計年度末からの減少額は、732,352千円となっておりますが、この主要因は、余資運用の一環として投資有価証券を追加購入した一方で、保有する投資有価証券の時価が下落したことにより、投資有価証券が707,045千円減少したこと及び事務所の移転により、敷金が25,152千円減少したことによるものです。投資その他の資産のその他の内訳として、長期滞留債権が26,650千円計上されておりますが、全額に相当する26,650千円について貸倒引当金が計上済みであるため、貸倒れの確定による多額の追加損失発生の恐れはありません。また、投資有価証券が2,874,852千円計上されておりますが、このうち2,752,101千円は時価を有する性質のものです。
② 負債の部
負債の総額は、負債純資産合計の17.7%に相当する665,177千円(前連結会計年度末比42.1%減)です。
流動負債は、負債純資産合計の3.2%に相当する120,475千円(前連結会計年度末比50.3%減)となっております。流動負債の前連結会計年度末からの減少額は、121,771千円となっておりますが、この主要因は、未払法人税等が84,664千円減少したこと、賞与引当金が15,730千円減少したこと、資産除去債務が15,105千円減少したこと及び買掛金が10,303千円減少したことによるものです。
固定負債は、負債純資産合計の14.5%に相当する544,701千円(前連結会計年度末比40.0%減)となっております。前連結会計年度末からの減少額は、362,662千円となっておりますが、この主要因は、保有する投資有価証券の時価が下落したこと等により繰延税金負債が405,409千円減少したことによるものです。
③ 純資産の部
純資産の総額は、3,102,232千円(前連結会計年度末比21.2%減)であり、自己資本比率は、81.8%と高い水準を維持しております。純資産の前連結会計年度末からの減少額は、835,872千円となっておりますが、この主要因は、以下の通りです。9,743千円の配当を実行した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益を93,030千円計上したことにより利益剰余金が83,286千円増加しました。一方で、保有する投資有価証券の時価が下落したこと等によりその他有価証券評価差額金が918,592千円減少しました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
研究開発活動は、第1四半期連結会計期間よりブレインテック・DTx、画像解析・AI等のセグメントにおいて通常の活動内で継続的に実施しております。
具体的な活動としては、今後市場の拡大が見込まれるブレインテック、バーコードリーダー等の領域で、将来の収益化のためのノウハウを蓄積しております。
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は、41,143千円となっております。この研究開発費は、主として研究開発プロジェクトにアサインされた人件費及び外注費によるものです。なお、当社グループは、当該費用を全額期間費用として処理しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。