四半期報告書-第35期第1四半期(平成31年1月1日-平成31年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
(資産)
流動資産は、177億82百万円(前連結会計年度末比3億42百万円の増加)となりました。これは主に、現金及び預金の減少14億46百万円、有価証券の増加10億円、短期貸付金の増加6億96百万円によるものです。
固定資産は、16億54百万円(前連結会計年度末比1億20百万円の減少)となりました。これは主に、繰延税金資産の減少1億42百万円によるものです。
この結果、当第1四半期末における総資産は、194億37百万円(前連結会計年度末比2億21百万円の増加)となりました。
(負債)
流動負債は、50億64百万円(前連結会計年度末比91百万円の増加)となりました。これは主に、買掛金の増加2億93百万円、賞与引当金の減少3億91百万円、預り金の増加1億46百万円によるものです。
固定負債は、13億54百万円(前連結会計年度末比20百万円の減少)となりました。
この結果、当第1四半期末における負債合計は、64億18百万円(前連結会計年度末比70百万円の増加)となりました。
(純資産)
当第1四半期末における純資産は、130億18百万円(前連結会計年度末比1億50百万円の増加)となりました。これは主に、自己株式の減少1億56百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の66.3%から66.2%となりました。
②経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績は、国内売上高は、CAEソリューションサービス事業及びITソリューションサービス事業ともに好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。海外売上高は、米国の開発子会社及びアジアの販売子会社が好調に推移いたしました。その結果、連結売上高は前年同期に比べ増収となりました。利益面では、売上高の増加等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも前年同期を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は51億40百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益は6億64百万円(前年同期比266.9%増)、経常利益は6億80百万円(前年同期比174.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億6百万円(前年同期比223.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較について、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
(CAEソリューションサービス事業)
主力商品のマルチフィジックス解析ツールの新規ライセンス販売は、輸送機器業界等からの受注とエレクトロニクス関連CAEの受注が増加し好調に推移いたしました。保守契約の更新は、従来のオプション機能を標準搭載した新パッケージによる最適化機能やモデリング機能の活用拡大に伴う受注が増加し、好調に推移いたしました。
エンジニアリングサービスは、自動車業界から自動運転及び制御系設計のMBD関連業務の引合いが増加していることに加え、自動車業界及び電機業界からのMBSE関連業務の引合いも増加し、好調に推移いたしました。
WATERLOO MAPLE INC.(カナダ)は、北米は好調に推移いたしましたが、他の地域では低調に推移いたしました。Sigmetrix, L.L.C.(米国)は、3次元公差マネジメントツールの販売がすべての地域で好調に推移いたしました。Noesis Solutions NV(ベルギー)は、最適設計支援ツールの販売が、欧州では低調に推移いたしましたが、他の地域では好調に推移いたしました。
莎益博工程系統開発(上海)有限公司(中国)は、主力商品の光学系ソフトウェア及びマルチフィジックス解析ツールの販売が好調に推移いたしました。思渤科技股份有限公司(台湾)は、主力商品の光学系ソフトウェアが低調に推移いたしましたが、マルチフィジックス解析ツールの販売が好調に推移いたしました。CYFEM Inc.(韓国)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が好調に推移いたしました。2019年3月に事業を開始したCYBERNET SYSTEMS MALAYSIA SDN. BHD.(マレーシア)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は41億41百万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益(営業利益)は8億25百万円(前年同期比81.3%増)となりました。
(ITソリューションサービス事業)
主力商品のセキュリティ関連ソリューションは、年間利用型のライセンス更新が好調に推移いたしました。クラウド型シングルサインオン・アクセスコントロールソリューションの新規販売は、製造業界からの受注により好調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は9億99百万円(前年同期比41.6%増)、セグメント利益(営業利益)は1億24百万円(前年同期はセグメント損失10百万円)となりました。
(2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの資金需要は、運転資金のほか、ソフトウェア開発費用、企業価値向上への貢献が見込める成長分野への事業投資等があります。これらの資金需要に対しては、自己資本及び必要に応じて親会社のCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)または金融機関からの借入による資金調達を実施致します。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は18百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループが提供する様々なCAEソリューションサービスは、ものづくり企業の品質向上、開発期間の短縮、開発コスト削減、製品の安全性の向上並びに環境に配慮した製品開発に貢献しております。
経営環境につきましては、米中貿易摩擦による中国市場の減速等世界経済の先行きは不透明となっておりますが、当社グループの主要顧客である製造業の研究開発投資は、先端技術による開発競争の激化などもあり、引き続き堅調に推移していくものと思われます。
これらの状況を勘案した結果、2019年2月7日付け発表の通期業績予想に変更はありません。
[ご参考 2019年度(2019年12月期連結業績見通し)]
(注) 上記連結業績見通しに関する注意事項
2019年度(2019年12月期)連結業績予想値は、いずれも業界等の動向、国内及び海外の経済状況、為替相場などの要因について、現時点で入手可能な情報をもとに行った見通しであります。そのため、上記連結業績予想数値はこれらの要因の変動により大きく異なる場合があります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
(資産)
流動資産は、177億82百万円(前連結会計年度末比3億42百万円の増加)となりました。これは主に、現金及び預金の減少14億46百万円、有価証券の増加10億円、短期貸付金の増加6億96百万円によるものです。
固定資産は、16億54百万円(前連結会計年度末比1億20百万円の減少)となりました。これは主に、繰延税金資産の減少1億42百万円によるものです。
この結果、当第1四半期末における総資産は、194億37百万円(前連結会計年度末比2億21百万円の増加)となりました。
(負債)
流動負債は、50億64百万円(前連結会計年度末比91百万円の増加)となりました。これは主に、買掛金の増加2億93百万円、賞与引当金の減少3億91百万円、預り金の増加1億46百万円によるものです。
固定負債は、13億54百万円(前連結会計年度末比20百万円の減少)となりました。
この結果、当第1四半期末における負債合計は、64億18百万円(前連結会計年度末比70百万円の増加)となりました。
(純資産)
当第1四半期末における純資産は、130億18百万円(前連結会計年度末比1億50百万円の増加)となりました。これは主に、自己株式の減少1億56百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の66.3%から66.2%となりました。
②経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績は、国内売上高は、CAEソリューションサービス事業及びITソリューションサービス事業ともに好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。海外売上高は、米国の開発子会社及びアジアの販売子会社が好調に推移いたしました。その結果、連結売上高は前年同期に比べ増収となりました。利益面では、売上高の増加等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも前年同期を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は51億40百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益は6億64百万円(前年同期比266.9%増)、経常利益は6億80百万円(前年同期比174.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億6百万円(前年同期比223.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較について、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
(CAEソリューションサービス事業)
主力商品のマルチフィジックス解析ツールの新規ライセンス販売は、輸送機器業界等からの受注とエレクトロニクス関連CAEの受注が増加し好調に推移いたしました。保守契約の更新は、従来のオプション機能を標準搭載した新パッケージによる最適化機能やモデリング機能の活用拡大に伴う受注が増加し、好調に推移いたしました。
エンジニアリングサービスは、自動車業界から自動運転及び制御系設計のMBD関連業務の引合いが増加していることに加え、自動車業界及び電機業界からのMBSE関連業務の引合いも増加し、好調に推移いたしました。
WATERLOO MAPLE INC.(カナダ)は、北米は好調に推移いたしましたが、他の地域では低調に推移いたしました。Sigmetrix, L.L.C.(米国)は、3次元公差マネジメントツールの販売がすべての地域で好調に推移いたしました。Noesis Solutions NV(ベルギー)は、最適設計支援ツールの販売が、欧州では低調に推移いたしましたが、他の地域では好調に推移いたしました。
莎益博工程系統開発(上海)有限公司(中国)は、主力商品の光学系ソフトウェア及びマルチフィジックス解析ツールの販売が好調に推移いたしました。思渤科技股份有限公司(台湾)は、主力商品の光学系ソフトウェアが低調に推移いたしましたが、マルチフィジックス解析ツールの販売が好調に推移いたしました。CYFEM Inc.(韓国)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が好調に推移いたしました。2019年3月に事業を開始したCYBERNET SYSTEMS MALAYSIA SDN. BHD.(マレーシア)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は41億41百万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益(営業利益)は8億25百万円(前年同期比81.3%増)となりました。
(ITソリューションサービス事業)
主力商品のセキュリティ関連ソリューションは、年間利用型のライセンス更新が好調に推移いたしました。クラウド型シングルサインオン・アクセスコントロールソリューションの新規販売は、製造業界からの受注により好調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は9億99百万円(前年同期比41.6%増)、セグメント利益(営業利益)は1億24百万円(前年同期はセグメント損失10百万円)となりました。
(2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの資金需要は、運転資金のほか、ソフトウェア開発費用、企業価値向上への貢献が見込める成長分野への事業投資等があります。これらの資金需要に対しては、自己資本及び必要に応じて親会社のCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)または金融機関からの借入による資金調達を実施致します。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は18百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループが提供する様々なCAEソリューションサービスは、ものづくり企業の品質向上、開発期間の短縮、開発コスト削減、製品の安全性の向上並びに環境に配慮した製品開発に貢献しております。
経営環境につきましては、米中貿易摩擦による中国市場の減速等世界経済の先行きは不透明となっておりますが、当社グループの主要顧客である製造業の研究開発投資は、先端技術による開発競争の激化などもあり、引き続き堅調に推移していくものと思われます。
これらの状況を勘案した結果、2019年2月7日付け発表の通期業績予想に変更はありません。
[ご参考 2019年度(2019年12月期連結業績見通し)]
| 売上高 | 200億円 | (前年比1.4%増) |
| 営業利益 | 15億20百万円 | (前年比1.2%増) |
| 経常利益 | 16億8百万円 | (前年比4.6%減) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 9億58百万円 | (前年は親会社株主に帰属する 当期純損失6億56百万円) |
(注) 上記連結業績見通しに関する注意事項
2019年度(2019年12月期)連結業績予想値は、いずれも業界等の動向、国内及び海外の経済状況、為替相場などの要因について、現時点で入手可能な情報をもとに行った見通しであります。そのため、上記連結業績予想数値はこれらの要因の変動により大きく異なる場合があります。