四半期報告書-第37期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は228億80百万円となりました(前連結会計年度末比6億37百万円増加)。
流動資産は210億6百万円と、前連結会計年度末比8億1百万円増加しました。現金及び預金等が増加した一方で、有価証券、短期貸付金が減少しました。固定資産は18億73百万円と、前連結会計年度末比1億64百万円減少しました。経営システム基盤強化のための無形資産の取得等があった一方で、繰延税金資産等が減少しました。
負債合計は70億86百万円となりました(前連結会計年度末比6億76百万円減少)。流動負債は58億53百万円と、前連結会計年度末比6億35百万円減少しました。買掛金等が増加した一方で、賞与引当金、未払金、未払費用が減少しました。固定負債は12億32百万円と、前連結会計年度末比40百万円減少しました。
純資産合計は157億94百万円と、前連結会計年度末比13億13百万円増加しました。主として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の64.2%から67.7%へ改善しました。
②キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は118億82百万円となり、前連結会計年度末に比べて15億44百万円増加しました。当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況とその主な要因は、次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは16億28百万円のプラスとなりました(前年同四半期は15億59百万円のプラス)。税金等調整前四半期純利益を計上する一方で、法人税等の納税、賞与支給に伴う賞与引当金が減少しています。
投資活動によるキャッシュ・フローは6億27百万円のプラスとなりました(前年同四半期は6億55百万円のマイナス)。経営システム基盤強化のための無形資産の取得による支出等を行う一方で、親会社への貸付金の回収による収入を得ています。
財務活動によるキャッシュ・フローは8億72百万円のマイナスとなりました(前年同四半期は7億40百万円のマイナス)。配当金の支払によるものです。
③経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が175億47百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は27億3百万円(同4.1%増)、経常利益は27億3百万円(同4.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億13百万円(同11.3%増)となりました。
各セグメントの経営成績は、次のとおりです。
(CAEソリューションサービス事業)
売上高は145億40百万円(前年同期比7.2%増)、セグメント利益は34億44百万円(同5.2%増)となりました。
国内では、機械・精密機器業界を中心に半導体不足による影響はありましたが、保守契約の更新販売を中心に堅調に推移しました。
海外については、販売子会社はマルチフィジックス解析ツール及び光学系解析ツール等の販売が好調に推移しました。開発子会社はSTEM※コンピューティング・プラットフォーム、公差解析マネジメントツール、最適設計支援ツール等の自社開発ソフトウェアの販売と技術サポートサービスが、売上高・セグメント利益に寄与しております。
※STEM:Science, Technology, Engineering, and Mathematics(科学、技術、工学、数学)という総合的な分野の総称。
(ITソリューションサービス事業)
売上高は30億6百万円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は4億17百万円(同34.3%増)となりました。
エンドポイントセキュリティ製品の販売が低調であった一方で、顧客における在宅勤務(テレワーク)等の新しい働き方の定着・浸透に伴い、クラウド環境向けセキュリティソリューションの販売伸長が続いております。また、その他分野(自社開発製品の医療用ソフトウェア)の販売が好調に推移したこと等により大幅な増益となりました。
(2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの資金需要は、運転資金のほか、ソフトウェア開発費用、企業価値向上への貢献が見込める成長分野への事業投資等があります。これらの資金需要に対しては、自己資本及び必要に応じて親会社のCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)または金融機関からの借入による資金調達を実施致します。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は、次のとおりであります。
当社は、主要取引先であるSynopsys, Inc.との日本、中国、台湾、ASEAN、韓国における光学設計解析ソフトウェアの販売代理店契約を、2021年10月1日を以って終了することとなりました。これに対して、代替品の取り扱いの検討を行い、2021年10月2日より主要取引先であるANSYS, Inc.の光学CAEソリューションの取り扱いを開始いたしました。これに伴い、新たな光学CAEソリューション事業の早期立ち上げが重要と認識しております。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は68百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社は、Synopsys,Inc.との光学設計解析ソフトウェアの販売代理店契約を、2021年10月1日を以って終了することとなりました。これに伴い2021年6月25日開催の取締役会において、2021年2月10日に公表した連結業績予想及び配当予想を修正しております。また、アジアを中心に海外事業が好調に推移していることから、2021年11月4日開催の取締役会において、2021年6月25日に公表した連結業績予想及び配当予想を修正しております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は228億80百万円となりました(前連結会計年度末比6億37百万円増加)。
流動資産は210億6百万円と、前連結会計年度末比8億1百万円増加しました。現金及び預金等が増加した一方で、有価証券、短期貸付金が減少しました。固定資産は18億73百万円と、前連結会計年度末比1億64百万円減少しました。経営システム基盤強化のための無形資産の取得等があった一方で、繰延税金資産等が減少しました。
負債合計は70億86百万円となりました(前連結会計年度末比6億76百万円減少)。流動負債は58億53百万円と、前連結会計年度末比6億35百万円減少しました。買掛金等が増加した一方で、賞与引当金、未払金、未払費用が減少しました。固定負債は12億32百万円と、前連結会計年度末比40百万円減少しました。
純資産合計は157億94百万円と、前連結会計年度末比13億13百万円増加しました。主として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の64.2%から67.7%へ改善しました。
②キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は118億82百万円となり、前連結会計年度末に比べて15億44百万円増加しました。当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況とその主な要因は、次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは16億28百万円のプラスとなりました(前年同四半期は15億59百万円のプラス)。税金等調整前四半期純利益を計上する一方で、法人税等の納税、賞与支給に伴う賞与引当金が減少しています。
投資活動によるキャッシュ・フローは6億27百万円のプラスとなりました(前年同四半期は6億55百万円のマイナス)。経営システム基盤強化のための無形資産の取得による支出等を行う一方で、親会社への貸付金の回収による収入を得ています。
財務活動によるキャッシュ・フローは8億72百万円のマイナスとなりました(前年同四半期は7億40百万円のマイナス)。配当金の支払によるものです。
③経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が175億47百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は27億3百万円(同4.1%増)、経常利益は27億3百万円(同4.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億13百万円(同11.3%増)となりました。
各セグメントの経営成績は、次のとおりです。
(CAEソリューションサービス事業)
売上高は145億40百万円(前年同期比7.2%増)、セグメント利益は34億44百万円(同5.2%増)となりました。
国内では、機械・精密機器業界を中心に半導体不足による影響はありましたが、保守契約の更新販売を中心に堅調に推移しました。
海外については、販売子会社はマルチフィジックス解析ツール及び光学系解析ツール等の販売が好調に推移しました。開発子会社はSTEM※コンピューティング・プラットフォーム、公差解析マネジメントツール、最適設計支援ツール等の自社開発ソフトウェアの販売と技術サポートサービスが、売上高・セグメント利益に寄与しております。
※STEM:Science, Technology, Engineering, and Mathematics(科学、技術、工学、数学)という総合的な分野の総称。
(ITソリューションサービス事業)
売上高は30億6百万円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は4億17百万円(同34.3%増)となりました。
エンドポイントセキュリティ製品の販売が低調であった一方で、顧客における在宅勤務(テレワーク)等の新しい働き方の定着・浸透に伴い、クラウド環境向けセキュリティソリューションの販売伸長が続いております。また、その他分野(自社開発製品の医療用ソフトウェア)の販売が好調に推移したこと等により大幅な増益となりました。
(2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの資金需要は、運転資金のほか、ソフトウェア開発費用、企業価値向上への貢献が見込める成長分野への事業投資等があります。これらの資金需要に対しては、自己資本及び必要に応じて親会社のCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)または金融機関からの借入による資金調達を実施致します。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は、次のとおりであります。
当社は、主要取引先であるSynopsys, Inc.との日本、中国、台湾、ASEAN、韓国における光学設計解析ソフトウェアの販売代理店契約を、2021年10月1日を以って終了することとなりました。これに対して、代替品の取り扱いの検討を行い、2021年10月2日より主要取引先であるANSYS, Inc.の光学CAEソリューションの取り扱いを開始いたしました。これに伴い、新たな光学CAEソリューション事業の早期立ち上げが重要と認識しております。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は68百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社は、Synopsys,Inc.との光学設計解析ソフトウェアの販売代理店契約を、2021年10月1日を以って終了することとなりました。これに伴い2021年6月25日開催の取締役会において、2021年2月10日に公表した連結業績予想及び配当予想を修正しております。また、アジアを中心に海外事業が好調に推移していることから、2021年11月4日開催の取締役会において、2021年6月25日に公表した連結業績予想及び配当予想を修正しております。