四半期報告書-第35期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
(資産)
流動資産は、183億20百万円(前連結会計年度末比8億80百万円の増加)となりました。これは主に、現金及び預金の減少10億86百万円、有価証券の増加20億円によるものです。
固定資産は、16億75百万円(前連結会計年度末比1億円の減少)となりました。これは主に、繰延税金資産の減少110百万円によるものです。
この結果、当第3四半期末における総資産は、199億95百万円(前連結会計年度末比7億80百万円の増加)となりました。
(負債)
流動負債は、49億96百万円(前連結会計年度末比23百万円の増加)となりました。これは主に、未払法人税等の増加1億88百万円、賞与引当金の減少2億67百万円によるものです。
固定負債は、13億51百万円(前連結会計年度末比23百万円の減少)となりました。これは主に、長期未払金の減少11百万円、退職給付に係る負債の減少7百万円によるものです。
この結果、当第3四半期末における負債合計は、63億47百万円(前連結会計年度末比0百万円の減少)となりました。
(純資産)
当第3四半期末における純資産は、136億47百万円(前連結会計年度末比7億80百万円の増加)となりました。これは主に、利益剰余金の増加6億71百万円、自己株式の減少1億56百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の66.3%から67.5%となりました。
②経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は、国内売上高は、CAEソリューションサービス事業及びITソリューションサービス事業ともに好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。海外売上高は、米国の開発子会社及びアジアの販売子会社が好調に推移いたしました。その結果、連結売上高は前年同期に比べ増収となりました。利益面では、売上高の増加等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも前年同期を上回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は164億31百万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は19億56百万円(前年同期比56.5%増)、経常利益は20億55百万円(前年同期比53.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億27百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失10億78百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較について、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
(CAEソリューションサービス事業)
主力商品のマルチフィジックス解析ツールの新規ライセンス販売は、重電業界からの大型受注及びエレクトロニクス関連からの受注が、第2四半期に引き続き獲得できたことにより、好調に推移いたしました。保守契約の更新は、従来のオプション機能を標準搭載した新パッケージによる最適化機能やモデリング機能の活用拡大に伴う受注が増加し、好調に推移いたしました。
エンジニアリングサービスは、自動車業界からの自動運転及び制御系設計のMBD関連業務の引合いが引き続き順調に推移していることに加え、自動車及び自動車部品業界のMBSE関連業務の拡大により好調に推移いたしました。
WATERLOO MAPLE INC.(カナダ)は、北米及びアジアでは好調に推移いたしましたが、日本及び欧州では低調に推移いたしました。Sigmetrix, L.L.C.(米国)は、3次元公差マネジメントツールの販売が日本では横ばいとなりましたが、他の地域では好調に推移いたしました。Noesis Solutions NV(ベルギー)は、最適設計支援ツールの販売が欧州では横ばいとなりましたが、他の地域では好調に推移いたしました。
莎益博工程系統開発(上海)有限公司(中国)は、主力商品の光学系ソフトウェア及びマルチフィジックス解析ツールの販売が好調に推移いたしました。思渤科技股份有限公司(台湾)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が低調に推移いたしましたが、マルチフィジックス解析ツールの販売が好調に推移いたしました。CYFEM Inc.(韓国)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が好調に推移いたしました。2019年3月に事業を開始したCYBERNET SYSTEMS MALAYSIA SDN.BHD.(マレーシア)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は135億67百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益(営業利益)は27億79百万円(前年同期比40.8%増)となりました。
(ITソリューションサービス事業)
主力商品のエンドポイントセキュリティ関連ソリューションは、ライセンス更新が好調に推移いたしました。IT資産管理の窓口(主要商品の複数販売)ソリューションは、金融業界・卸売業界からの大型案件により、順調に推移いたしました。また、CASB(Cloud Access Security Broker)ソリューションもクラウドサービスの利用増加に伴い新規受注が好調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は28億63百万円(前年同期比32.3%増)、セグメント利益(営業利益)は2億45百万円(前年同期比112.2%増)となりました。
(2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの資金需要は、運転資金のほか、ソフトウェア開発費用、企業価値向上への貢献が見込める成長分野への事業投資等があります。これらの資金需要に対しては、自己資本及び必要に応じて親会社のCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)または金融機関からの借入による資金調達を実施致します。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は54百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
2019年10月24日に公表した連結業績予想から修正は行っておりません。
[ご参考 2019年度(2019年12月期連結業績見通し)]
(注) 上記連結業績見通しに関する注意事項
2019年度(2019年12月期)連結業績予想値は、いずれも業界等の動向、国内及び海外の経済状況、為替相場などの要因について、現時点で入手可能な情報をもとに行った見通しであります。そのため、上記連結業績予想数値はこれらの要因の変動により大きく異なる場合があります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
(資産)
流動資産は、183億20百万円(前連結会計年度末比8億80百万円の増加)となりました。これは主に、現金及び預金の減少10億86百万円、有価証券の増加20億円によるものです。
固定資産は、16億75百万円(前連結会計年度末比1億円の減少)となりました。これは主に、繰延税金資産の減少110百万円によるものです。
この結果、当第3四半期末における総資産は、199億95百万円(前連結会計年度末比7億80百万円の増加)となりました。
(負債)
流動負債は、49億96百万円(前連結会計年度末比23百万円の増加)となりました。これは主に、未払法人税等の増加1億88百万円、賞与引当金の減少2億67百万円によるものです。
固定負債は、13億51百万円(前連結会計年度末比23百万円の減少)となりました。これは主に、長期未払金の減少11百万円、退職給付に係る負債の減少7百万円によるものです。
この結果、当第3四半期末における負債合計は、63億47百万円(前連結会計年度末比0百万円の減少)となりました。
(純資産)
当第3四半期末における純資産は、136億47百万円(前連結会計年度末比7億80百万円の増加)となりました。これは主に、利益剰余金の増加6億71百万円、自己株式の減少1億56百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の66.3%から67.5%となりました。
②経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は、国内売上高は、CAEソリューションサービス事業及びITソリューションサービス事業ともに好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。海外売上高は、米国の開発子会社及びアジアの販売子会社が好調に推移いたしました。その結果、連結売上高は前年同期に比べ増収となりました。利益面では、売上高の増加等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも前年同期を上回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は164億31百万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は19億56百万円(前年同期比56.5%増)、経常利益は20億55百万円(前年同期比53.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億27百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失10億78百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較について、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
(CAEソリューションサービス事業)
主力商品のマルチフィジックス解析ツールの新規ライセンス販売は、重電業界からの大型受注及びエレクトロニクス関連からの受注が、第2四半期に引き続き獲得できたことにより、好調に推移いたしました。保守契約の更新は、従来のオプション機能を標準搭載した新パッケージによる最適化機能やモデリング機能の活用拡大に伴う受注が増加し、好調に推移いたしました。
エンジニアリングサービスは、自動車業界からの自動運転及び制御系設計のMBD関連業務の引合いが引き続き順調に推移していることに加え、自動車及び自動車部品業界のMBSE関連業務の拡大により好調に推移いたしました。
WATERLOO MAPLE INC.(カナダ)は、北米及びアジアでは好調に推移いたしましたが、日本及び欧州では低調に推移いたしました。Sigmetrix, L.L.C.(米国)は、3次元公差マネジメントツールの販売が日本では横ばいとなりましたが、他の地域では好調に推移いたしました。Noesis Solutions NV(ベルギー)は、最適設計支援ツールの販売が欧州では横ばいとなりましたが、他の地域では好調に推移いたしました。
莎益博工程系統開発(上海)有限公司(中国)は、主力商品の光学系ソフトウェア及びマルチフィジックス解析ツールの販売が好調に推移いたしました。思渤科技股份有限公司(台湾)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が低調に推移いたしましたが、マルチフィジックス解析ツールの販売が好調に推移いたしました。CYFEM Inc.(韓国)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が好調に推移いたしました。2019年3月に事業を開始したCYBERNET SYSTEMS MALAYSIA SDN.BHD.(マレーシア)は、主力商品の光学系ソフトウェアの販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は135億67百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益(営業利益)は27億79百万円(前年同期比40.8%増)となりました。
(ITソリューションサービス事業)
主力商品のエンドポイントセキュリティ関連ソリューションは、ライセンス更新が好調に推移いたしました。IT資産管理の窓口(主要商品の複数販売)ソリューションは、金融業界・卸売業界からの大型案件により、順調に推移いたしました。また、CASB(Cloud Access Security Broker)ソリューションもクラウドサービスの利用増加に伴い新規受注が好調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は28億63百万円(前年同期比32.3%増)、セグメント利益(営業利益)は2億45百万円(前年同期比112.2%増)となりました。
(2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの資金需要は、運転資金のほか、ソフトウェア開発費用、企業価値向上への貢献が見込める成長分野への事業投資等があります。これらの資金需要に対しては、自己資本及び必要に応じて親会社のCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)または金融機関からの借入による資金調達を実施致します。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は54百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
2019年10月24日に公表した連結業績予想から修正は行っておりません。
[ご参考 2019年度(2019年12月期連結業績見通し)]
| 売上高 | 213億円 | (前年比8.0%増) |
| 営業利益 | 19億80百万円 | (前年比31.8%増) |
| 経常利益 | 20億90百万円 | (前年比24.1%増) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 12億50百万円 | (前年は親会社株主に帰属する 当期純損失6億56百万円) |
(注) 上記連結業績見通しに関する注意事項
2019年度(2019年12月期)連結業績予想値は、いずれも業界等の動向、国内及び海外の経済状況、為替相場などの要因について、現時点で入手可能な情報をもとに行った見通しであります。そのため、上記連結業績予想数値はこれらの要因の変動により大きく異なる場合があります。