四半期報告書-第37期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで。以下、「当第2四半期」という。)におけるわが国経済は、企業収益の拡大や雇用・所得環境の改善が続き、堅調な海外経済と相まって、緩やかな回復基調が持続しました。一方、世界経済は米中貿易摩擦の激化により、先行きに不透明感が増しております。
このような状況のもと、当社グループは、平成31年3月期を最終年度とする中期4ヵ年計画の達成に向けて、営業強化、自社商材・サービスの拡充、成長分野への集中投資を積極的に行った結果、売上、利益ともに期初計画を上回って好調に推移しております。
ソリューションデザイン事業においては、引き続き大きな成長が見込まれる、ネットビジネス、eコマース、車載、IoT、ロボット/AIの分野の拡大に注力しております。
ITサービス事業においては、あらゆるものがインターネットにつながりITが新たな価値を生み出す潮流が加速する中、「業務改革」、「スマートデバイスの活用」などの企業が抱えるクリティカルな問題の解決は、ITなくしては実現できず、企業の新たなIT投資の恩恵を受け、業務範囲が大幅に拡大しております。
ソリューション営業部門は、引き続き好調なシステムインテグレーション事業に注力するとともに、各本部と連携し更なるサービスメニューと自社商材の拡充を図り、システム設計から構築・開発・保守運用まで、ワンストップでのサービスを提供しております。
ストック型ビジネスの推進を担う新企隊本部は、自社開発商品『Canbus.\キャンバスドット』、『Cloudstep』の機能拡張を実施、テレビCMやWebマーケティングによる販売促進を積極的に展開しております。また、IoT、セキュリティ、ブロックチェーンをキーワードとした商材開発と国内外の子会社やベンチャー企業との協業を推進して、グローバルでの販売に取り組んでおります。
以上の結果、当第2四半期の連結業績は、売上高27,210百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益3,235百万円(同49.2%増)、経常利益3,131百万円(同44.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,096百万円(同36.8%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高または振替高を含めております。
①ソリューションデザイン事業
ソリューションデザイン事業は、「車載」、「社会インフラ」、「ネットビジネス」、「スマートデバイス/ロボット/AI」および「業務システム」の5つのカテゴリーに区分しており、当事業の売上高は10,002百万円(前年同期比13.8%増)、営業利益は1,709百万円(同82.3%増)となりました。
(車載)
自動運転、車載インフォテインメント、テレマティクス(*)およびECU(電子制御ユニット)の開発といった車載分野では、得意とする車載インフォテインメント関連で売上を伸ばしました。また、自動車と通信の融合に伴うIT・通信関連企業の新規参入を見込んで営業を強化した結果、通信事業者やコンテンツプロバイダー向けの売上が大きく拡大しております。
(*)テレマティクス(Telematics)とは、テレコミュニケーション(Telecommunication)とインフォマティクス(Informatics)から作られた造語で、自動車などの移動体に携帯電話などの移動体通信システムを利用してサービスを提供することの総称。
(社会インフラ)
これまでは、電力、交通、航空、宇宙、防衛を中心に事業を拡大してまいりましたが、事業範囲を広げすぎた結果、収益性に問題のある事業も発生しております。
このような結果を踏まえ、スクラップアンドビルドの経営方針に則り、収益性が高く更なる拡大が見込める、スマート駐車場などのIoTを使ったインフラ整備を積極推進する事業分野への経営資源の移動を継続して行っております。
(ネットビジネス)
通信キャリア、eコマース、教育、電子書籍など、ネットビジネスに関わる分野では、通信キャリアの大規模基幹サービス開発、ネットショッピング利用者の増加に比例して市場の拡大を続けるECサイト開発に加え、2020年に予定されている教育改革に関わる開発・評価業務の引き合いが増加しております。
また、顧客がサービスのスマートフォン対応を加速させる中、スマートフォンアプリ開発を得意とするシステナベトナムの需要が急増し、売上を拡大しました。
当分野は今後、モノに付加価値をつけたサービスモデルの増加に伴う市場拡大が見込まれるため、引き続きシステナベトナムを活用しながら収益の柱として注力してまいります。
(スマートデバイス/ロボット/AI)
スマートフォン、家電、ロボットなど、プロダクト開発に関わる分野では、減少するスマートフォンの開発業務からは撤退して品質検証業務に特化するとともに、当事業として注力している『ロボットおよび情報家電』、『人工知能(AI)』、『IoT関連機器』の開発業務へのシフトを推進し、受注を拡大しております。
(業務システム)
企業の旺盛なIT投資により需要が益々増加している業務システムの分野は、この分野を最も得意とする大阪支社が担っております。日本国内の技術者が不足する中で、ベトナム人技術者のマンパワーも使って顧客ニーズに応え、大きく売上を伸ばしております。
今後はシステナベトナムでの経験蓄積と教育を通じて、オフショアで対応できる範囲を広げ、受注をさらに拡大してまいります。
②フレームワークデザイン事業
当事業は、既存顧客を中心とした金融分野と、業務自動化ソリューションを中心とした新規サービス分野にカテゴライズし、双方の顧客ニーズを捉えて、受注拡大に繋げております。
既存金融分野は、決済システムの開発が保守フェーズに向け収束する中、引き続き大型保険システム開発の拡大および基盤構築案件の拡大等により堅調に推移しました。
また、新規サービス分野では受注拡大に向け、業務自動化ソリューションのライセンス販売、導入支援を中心に展示会やセミナー等のプロモーション、キャンペーンを積極的に推進しております。
これらの結果、当事業の売上高は2,546百万円(前年同期比17.5%増)、営業利益は386百万円(同38.0%増)となりました。
③ITサービス事業
あらゆるものがインターネットにつながりITが新たな価値を生み出す潮流が加速する中、「業務改革」、「スマートデバイスの活用」などの企業が抱えるクリティカルな問題の解決は、ITなくしては実現できず、企業の新たなIT投資は伸長傾向にあります。
このような市場環境の下、システムの運用・保守、ヘルプデスク、ユーザーサポートを主な業務とする当事業は、人材動員力を強みとした「ヘルプデスク」、「システムオペレーター」などの従来の派遣型サービスから、「ITサポート」や「インフラ構築」といった請負型業務へのシフトを推進しております。
こうした方針に基づき、顧客のプロフィット部門への提案営業を通じたこれらの高付加価値案件の受注拡大に加え、英語での「グローバルサポート」業務の新規受注が増加しました。
また、「働き方改革」に対応した「AIチャットボット」、「ITトレーニング」、「eラーニング」をはじめ、情報セキュリティに対するリスクマネジメントとしての「セキュリティ導入支援・訓練・教育」や「Windows10移行」、「スマートデバイス導入」を推進するサービスなどが企業ニーズを捉え、新規顧客数の増加に繋がりました。
さらに、事業拡大に不可欠な人材の拡充に関しても、順調に推移しました。
これらの結果、当事業の売上高は3,701百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は496百万円(同32.5%増)となりました。
④ソリューション営業
IT関連商品の法人向け販売および外資・中堅企業向けを中心としたシステムインテグレーションを主な業務とする当事業は、ITを活用した生産性の向上、また「働き方改革」をキーワードにモバイル、セキュリティ、そしてクラウドを中心とした需要を喚起するソリューションの構築、さらには部門間連携の強化に取り組みました。
具体的には、特にモバイルソリューションサービスの拡充、およびクラウドとオンプレミスサーバーによるハイブリッド環境のサービス強化を推進しております。
こうした中、期初計画では前期にあったPC大口リプレース案件の反動により前期比での売上および営業利益の減少を見込んでおりましたが、それを上回るモバイルPCのリプレース案件を獲得し、またサーバーソリューションに関しても計画を上回る受注を獲得いたしました。
これらの結果、当事業の売上高は、10,299百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は571百万円(同4.6%増)となりました。
⑤クラウド事業
企業等にクラウドソリューションや自社開発商品を提供する当事業は、ビジネスアプリケーションプラットフォーム『Canbus.\キャンバスドット』を注力商材として積極投資と営業強化を推進しております。
また、「G Suite」や「Microsoft Office365」と連携するグループウェア『Cloudstep』は新規顧客のニーズを的確に捉え、大型案件の受注に成功しました。
これらの結果、当事業の売上高は545百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益は100百万円(同108.1%増)となりました。
⑥コンシューマサービス事業
当事業は、主に連結子会社の株式会社GaYaが行う事業が該当します。株式会社GaYaは、スマートフォン向けゲームコンテンツを開発し、SNSゲームを展開する大手SNSサイトへ提供するとともに、他社が開発・リリースしたゲームの運営も受託しております。
当第2四半期は、既存コンテンツの売上減少に対し、新規コンテンツへリソースの適正な配置転換を行い、リリース時期の第3四半期への前倒しを目指し鋭意開発を行っており、先行投資の局面となりました。
これらの結果、当事業の売上高は205百万円(前年同期比22.5%減)、営業損失は6百万円(前年同期は営業利益83百万円)となりました。
⑦海外事業
米国子会社は、既存顧客の開発支援受注に加え、ソリューションデザイン事業との連携による受注増や新規日系顧客の獲得により、当第2四半期末に単月黒字化を達成しました。
また、米国子会社とプラズマ社との合弁会社であるONE Tech,Inc.は、プラズマ社の「IoTプラットフォーム」がオーストラリアで大規模な農業IoTに採用されたことにより、AI部分の受注が決まりました。グローバルでのIoT受注については、引き続きプラズマ社、ONE Tech社と連携してまいります。
さらに、世界各国の中央銀行、大手金融機関、軍事機関など、グローバルで多くの導入実績があるストロングキー社(ストロングオース社から社名変更)の「暗号化と次世代認証セキュリティ・ソリューション」の下期からの日本での販売に向けて、日本語化や日本仕様の追加開発、マニュアル整備、マーケティング活動および営業戦略立案を継続しました。これらをテコとして、日本のみならず、アジア・米国での共同ビジネスに弾みをつけてまいります。
当事業は未だ投資の段階であり、売上高は53百万円(前年同期比7.9%増)、営業損失は20百万円(前年同期は営業損失90百万円)となりました。
⑧投資育成事業
当事業では、株式会社インターネットオブシングスがCanbus.の顧客向けに、IoTでIT経営を実現するためのデータ活用アプリケーション(Canbus.スマートフォンアプリ)の開発を行っております。このスマートフォンアプリとLPWA(LoRaなど)のIoTネットワークを活用した、IoTサービスによる収益化を推進しており、来期に向けての投資段階であることから当事業の売上高はありませんでした(前年同期は売上高4百万円)。また、営業損失は1百万円(前年同期は営業損失13百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は28,449百万円(前期末は28,424百万円)となり、前期末と比較して24百万円の増加となりました。流動資産は24,127百万円(前期末は24,126百万円)となり、前期末と比較して1百万円の増加となりました。固定資産は4,322百万円(前期末は4,298百万円)となり、前期末と比較して23百万円の増加となりました。有形固定資産は559百万円(前期末は529百万円)となり、前期末と比較して29百万円の増加となりました。無形固定資産は260百万円(前期末は113百万円)となり、前期末と比較して146百万円の増加となりました。これは主にソフトウェア仮勘定143百万円の増加によるものであります。投資その他の資産は3,502百万円(前期末は3,655百万円)となり、前期末と比較して153百万円の減少となりました。これは主に繰延税金資産275百万円の減少、投資有価証券104百万円の増加によるものであります。
(負債)
負債の合計は9,729百万円(前期末は11,204百万円)となり、前期末と比較して1,474百万円の減少となりました。これは主に買掛金1,138百万円の減少、賞与引当金182百万円の減少によるものであります。
(純資産)
純資産は18,720百万円(前期末は17,220百万円)となり、前期末と比較して1,499百万円の増加となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益2,096百万円、剰余金の配当609百万円によるものであります。自己資本比率につきましては、前期末と比較して5.3ポイント上昇し64.8%となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前期末に比べ2,481百万円増加し、11,838百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は3,602百万円(前年同期は2,366百万円の獲得)となりました。
この主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益3,124百万円、売上債権の減少額2,414百万円によるものであり、主な減少要因は、仕入債務の減少額1,136百万円、未収入金の増加額588百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は527百万円(前年同期は93百万円の獲得)となりました。
この主な減少要因は、投資有価証券の取得による支出327百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出253百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は610百万円(前年同期は659百万円の使用)となりました。
この主な減少要因は、配当金の支払額608百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、45百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで。以下、「当第2四半期」という。)におけるわが国経済は、企業収益の拡大や雇用・所得環境の改善が続き、堅調な海外経済と相まって、緩やかな回復基調が持続しました。一方、世界経済は米中貿易摩擦の激化により、先行きに不透明感が増しております。
このような状況のもと、当社グループは、平成31年3月期を最終年度とする中期4ヵ年計画の達成に向けて、営業強化、自社商材・サービスの拡充、成長分野への集中投資を積極的に行った結果、売上、利益ともに期初計画を上回って好調に推移しております。
ソリューションデザイン事業においては、引き続き大きな成長が見込まれる、ネットビジネス、eコマース、車載、IoT、ロボット/AIの分野の拡大に注力しております。
ITサービス事業においては、あらゆるものがインターネットにつながりITが新たな価値を生み出す潮流が加速する中、「業務改革」、「スマートデバイスの活用」などの企業が抱えるクリティカルな問題の解決は、ITなくしては実現できず、企業の新たなIT投資の恩恵を受け、業務範囲が大幅に拡大しております。
ソリューション営業部門は、引き続き好調なシステムインテグレーション事業に注力するとともに、各本部と連携し更なるサービスメニューと自社商材の拡充を図り、システム設計から構築・開発・保守運用まで、ワンストップでのサービスを提供しております。
ストック型ビジネスの推進を担う新企隊本部は、自社開発商品『Canbus.\キャンバスドット』、『Cloudstep』の機能拡張を実施、テレビCMやWebマーケティングによる販売促進を積極的に展開しております。また、IoT、セキュリティ、ブロックチェーンをキーワードとした商材開発と国内外の子会社やベンチャー企業との協業を推進して、グローバルでの販売に取り組んでおります。
以上の結果、当第2四半期の連結業績は、売上高27,210百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益3,235百万円(同49.2%増)、経常利益3,131百万円(同44.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,096百万円(同36.8%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高または振替高を含めております。
①ソリューションデザイン事業
ソリューションデザイン事業は、「車載」、「社会インフラ」、「ネットビジネス」、「スマートデバイス/ロボット/AI」および「業務システム」の5つのカテゴリーに区分しており、当事業の売上高は10,002百万円(前年同期比13.8%増)、営業利益は1,709百万円(同82.3%増)となりました。
(車載)
自動運転、車載インフォテインメント、テレマティクス(*)およびECU(電子制御ユニット)の開発といった車載分野では、得意とする車載インフォテインメント関連で売上を伸ばしました。また、自動車と通信の融合に伴うIT・通信関連企業の新規参入を見込んで営業を強化した結果、通信事業者やコンテンツプロバイダー向けの売上が大きく拡大しております。
(*)テレマティクス(Telematics)とは、テレコミュニケーション(Telecommunication)とインフォマティクス(Informatics)から作られた造語で、自動車などの移動体に携帯電話などの移動体通信システムを利用してサービスを提供することの総称。
(社会インフラ)
これまでは、電力、交通、航空、宇宙、防衛を中心に事業を拡大してまいりましたが、事業範囲を広げすぎた結果、収益性に問題のある事業も発生しております。
このような結果を踏まえ、スクラップアンドビルドの経営方針に則り、収益性が高く更なる拡大が見込める、スマート駐車場などのIoTを使ったインフラ整備を積極推進する事業分野への経営資源の移動を継続して行っております。
(ネットビジネス)
通信キャリア、eコマース、教育、電子書籍など、ネットビジネスに関わる分野では、通信キャリアの大規模基幹サービス開発、ネットショッピング利用者の増加に比例して市場の拡大を続けるECサイト開発に加え、2020年に予定されている教育改革に関わる開発・評価業務の引き合いが増加しております。
また、顧客がサービスのスマートフォン対応を加速させる中、スマートフォンアプリ開発を得意とするシステナベトナムの需要が急増し、売上を拡大しました。
当分野は今後、モノに付加価値をつけたサービスモデルの増加に伴う市場拡大が見込まれるため、引き続きシステナベトナムを活用しながら収益の柱として注力してまいります。
(スマートデバイス/ロボット/AI)
スマートフォン、家電、ロボットなど、プロダクト開発に関わる分野では、減少するスマートフォンの開発業務からは撤退して品質検証業務に特化するとともに、当事業として注力している『ロボットおよび情報家電』、『人工知能(AI)』、『IoT関連機器』の開発業務へのシフトを推進し、受注を拡大しております。
(業務システム)
企業の旺盛なIT投資により需要が益々増加している業務システムの分野は、この分野を最も得意とする大阪支社が担っております。日本国内の技術者が不足する中で、ベトナム人技術者のマンパワーも使って顧客ニーズに応え、大きく売上を伸ばしております。
今後はシステナベトナムでの経験蓄積と教育を通じて、オフショアで対応できる範囲を広げ、受注をさらに拡大してまいります。
②フレームワークデザイン事業
当事業は、既存顧客を中心とした金融分野と、業務自動化ソリューションを中心とした新規サービス分野にカテゴライズし、双方の顧客ニーズを捉えて、受注拡大に繋げております。
既存金融分野は、決済システムの開発が保守フェーズに向け収束する中、引き続き大型保険システム開発の拡大および基盤構築案件の拡大等により堅調に推移しました。
また、新規サービス分野では受注拡大に向け、業務自動化ソリューションのライセンス販売、導入支援を中心に展示会やセミナー等のプロモーション、キャンペーンを積極的に推進しております。
これらの結果、当事業の売上高は2,546百万円(前年同期比17.5%増)、営業利益は386百万円(同38.0%増)となりました。
③ITサービス事業
あらゆるものがインターネットにつながりITが新たな価値を生み出す潮流が加速する中、「業務改革」、「スマートデバイスの活用」などの企業が抱えるクリティカルな問題の解決は、ITなくしては実現できず、企業の新たなIT投資は伸長傾向にあります。
このような市場環境の下、システムの運用・保守、ヘルプデスク、ユーザーサポートを主な業務とする当事業は、人材動員力を強みとした「ヘルプデスク」、「システムオペレーター」などの従来の派遣型サービスから、「ITサポート」や「インフラ構築」といった請負型業務へのシフトを推進しております。
こうした方針に基づき、顧客のプロフィット部門への提案営業を通じたこれらの高付加価値案件の受注拡大に加え、英語での「グローバルサポート」業務の新規受注が増加しました。
また、「働き方改革」に対応した「AIチャットボット」、「ITトレーニング」、「eラーニング」をはじめ、情報セキュリティに対するリスクマネジメントとしての「セキュリティ導入支援・訓練・教育」や「Windows10移行」、「スマートデバイス導入」を推進するサービスなどが企業ニーズを捉え、新規顧客数の増加に繋がりました。
さらに、事業拡大に不可欠な人材の拡充に関しても、順調に推移しました。
これらの結果、当事業の売上高は3,701百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は496百万円(同32.5%増)となりました。
④ソリューション営業
IT関連商品の法人向け販売および外資・中堅企業向けを中心としたシステムインテグレーションを主な業務とする当事業は、ITを活用した生産性の向上、また「働き方改革」をキーワードにモバイル、セキュリティ、そしてクラウドを中心とした需要を喚起するソリューションの構築、さらには部門間連携の強化に取り組みました。
具体的には、特にモバイルソリューションサービスの拡充、およびクラウドとオンプレミスサーバーによるハイブリッド環境のサービス強化を推進しております。
こうした中、期初計画では前期にあったPC大口リプレース案件の反動により前期比での売上および営業利益の減少を見込んでおりましたが、それを上回るモバイルPCのリプレース案件を獲得し、またサーバーソリューションに関しても計画を上回る受注を獲得いたしました。
これらの結果、当事業の売上高は、10,299百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は571百万円(同4.6%増)となりました。
⑤クラウド事業
企業等にクラウドソリューションや自社開発商品を提供する当事業は、ビジネスアプリケーションプラットフォーム『Canbus.\キャンバスドット』を注力商材として積極投資と営業強化を推進しております。
また、「G Suite」や「Microsoft Office365」と連携するグループウェア『Cloudstep』は新規顧客のニーズを的確に捉え、大型案件の受注に成功しました。
これらの結果、当事業の売上高は545百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益は100百万円(同108.1%増)となりました。
⑥コンシューマサービス事業
当事業は、主に連結子会社の株式会社GaYaが行う事業が該当します。株式会社GaYaは、スマートフォン向けゲームコンテンツを開発し、SNSゲームを展開する大手SNSサイトへ提供するとともに、他社が開発・リリースしたゲームの運営も受託しております。
当第2四半期は、既存コンテンツの売上減少に対し、新規コンテンツへリソースの適正な配置転換を行い、リリース時期の第3四半期への前倒しを目指し鋭意開発を行っており、先行投資の局面となりました。
これらの結果、当事業の売上高は205百万円(前年同期比22.5%減)、営業損失は6百万円(前年同期は営業利益83百万円)となりました。
⑦海外事業
米国子会社は、既存顧客の開発支援受注に加え、ソリューションデザイン事業との連携による受注増や新規日系顧客の獲得により、当第2四半期末に単月黒字化を達成しました。
また、米国子会社とプラズマ社との合弁会社であるONE Tech,Inc.は、プラズマ社の「IoTプラットフォーム」がオーストラリアで大規模な農業IoTに採用されたことにより、AI部分の受注が決まりました。グローバルでのIoT受注については、引き続きプラズマ社、ONE Tech社と連携してまいります。
さらに、世界各国の中央銀行、大手金融機関、軍事機関など、グローバルで多くの導入実績があるストロングキー社(ストロングオース社から社名変更)の「暗号化と次世代認証セキュリティ・ソリューション」の下期からの日本での販売に向けて、日本語化や日本仕様の追加開発、マニュアル整備、マーケティング活動および営業戦略立案を継続しました。これらをテコとして、日本のみならず、アジア・米国での共同ビジネスに弾みをつけてまいります。
当事業は未だ投資の段階であり、売上高は53百万円(前年同期比7.9%増)、営業損失は20百万円(前年同期は営業損失90百万円)となりました。
⑧投資育成事業
当事業では、株式会社インターネットオブシングスがCanbus.の顧客向けに、IoTでIT経営を実現するためのデータ活用アプリケーション(Canbus.スマートフォンアプリ)の開発を行っております。このスマートフォンアプリとLPWA(LoRaなど)のIoTネットワークを活用した、IoTサービスによる収益化を推進しており、来期に向けての投資段階であることから当事業の売上高はありませんでした(前年同期は売上高4百万円)。また、営業損失は1百万円(前年同期は営業損失13百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は28,449百万円(前期末は28,424百万円)となり、前期末と比較して24百万円の増加となりました。流動資産は24,127百万円(前期末は24,126百万円)となり、前期末と比較して1百万円の増加となりました。固定資産は4,322百万円(前期末は4,298百万円)となり、前期末と比較して23百万円の増加となりました。有形固定資産は559百万円(前期末は529百万円)となり、前期末と比較して29百万円の増加となりました。無形固定資産は260百万円(前期末は113百万円)となり、前期末と比較して146百万円の増加となりました。これは主にソフトウェア仮勘定143百万円の増加によるものであります。投資その他の資産は3,502百万円(前期末は3,655百万円)となり、前期末と比較して153百万円の減少となりました。これは主に繰延税金資産275百万円の減少、投資有価証券104百万円の増加によるものであります。
(負債)
負債の合計は9,729百万円(前期末は11,204百万円)となり、前期末と比較して1,474百万円の減少となりました。これは主に買掛金1,138百万円の減少、賞与引当金182百万円の減少によるものであります。
(純資産)
純資産は18,720百万円(前期末は17,220百万円)となり、前期末と比較して1,499百万円の増加となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益2,096百万円、剰余金の配当609百万円によるものであります。自己資本比率につきましては、前期末と比較して5.3ポイント上昇し64.8%となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前期末に比べ2,481百万円増加し、11,838百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は3,602百万円(前年同期は2,366百万円の獲得)となりました。
この主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益3,124百万円、売上債権の減少額2,414百万円によるものであり、主な減少要因は、仕入債務の減少額1,136百万円、未収入金の増加額588百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は527百万円(前年同期は93百万円の獲得)となりました。
この主な減少要因は、投資有価証券の取得による支出327百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出253百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は610百万円(前年同期は659百万円の使用)となりました。
この主な減少要因は、配当金の支払額608百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、45百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。