半期報告書-第30期(2026/01/01-2026/12/31)
文中の将来に関する事項は、当半期報告書提出日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 業績の状況
<当中間連結会計期間の概況>当中間連結会計期間においては、国内経済は雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えましたが、中東情勢や米国の通商政策の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。また、当社グループが属する情報サービス業界におきましては、生成AIやAIエージェントに代表される急速な技術革新を背景に、業務効率化や生産性向上等を目的としたIT投資需要が堅調に推移している一方で、IT人材不足や求められる技術領域の拡大の継続により業界全体における競争は激化しており、組織体制の整備や一層の強化が求められております。
このような状況において、当社グループは、「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をミッションと定め、中長期的な企業価値の向上と持続的成長の実現に向け、ストック型ビジネスモデルの拡大に継続して取り組むとともに、AIとオープンソースソフトウェアによる事業強化等を通じ、変化に柔軟かつ俊敏に対応してまいります。
当中間連結会計期間の各セグメントの業績は、次の通りとなりました。
なお、当連結会計年度以降の成長戦略の実現に向け、経営判断を事業特性に応じて最適化するため、事業の一部を取引形態に合わせて管理区分を変更したことから、当中間連結会計期間より、「プロダクト&サービス」に含めていた事業の一部を、「ソフトウェアセールス&ソリューション」の区分に変更しております。詳細は(セグメント情報等)の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。下記の前年同期比較情報については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① プロダクト&サービス
MFP向けソフトウェア製品(*1)販売において、サブスクリプションモデルへの移行の本格化により、当中間連結会計期間において一時的な収益の下押しが進行したものの、その他の自社製品の販売が前年を上回ったことにより、セグメント全体では増収増益となりました。
主力自社製品である「LifeKeeper」(*2)販売は、案件獲得が堅調に推移したことにより、増収増益となりました。クラウド型ワークフロー「Gluegent Flow」やIDの管理をクラウドで行う「Gluegent Gate」等の「Gluegentシリーズ」(*3)販売においても、生成AI機能を標準搭載した新料金プランへの移行が概ね完了したことにくわえ、ユーザー数の増加が好調に推移したことで、増収増益となりました。
これらにより、売上高は2,483百万円(前年同期比5.0%増)、セグメント利益は314百万円(前年同期比10.3%増)となりました。
② コンサルティング&インテグレーション
文教向けのシステム開発・構築支援及び生成AI導入支援事業において、案件獲得が順調に推移したものの、その他の事業において前中間連結会計期間の案件獲得が想定以上に好調に推移した反動により、セグメント全体では減収減益となりました。
これらにより、売上高は1,687百万円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は210百万円(前年同期比1.5%減)となりました。
③ ソフトウェアセールス&ソリューション
Elastic N.V.関連商品(*4)の販売が好調に推移し、セグメント全体では増収増益となりました。
これにより、売上高は6,773百万円(前年同期比26.1%増)、セグメント利益は92百万円(前年同期比27.3%増)となりました。
これらの結果、当中間連結会計期間においては、売上高は10,944百万円(前年同期比15.4%増)、営業利益は196百万円(前年同期比9.0%増)、受取利息及び持分法による投資利益等の計上により経常利益は239百万円(前年同期比8.2%増)、法人税、住民税及び事業税等の計上により親会社株主に帰属する中間純利益は141百万円(前年同期比18.2%増)となりました。
当社グループの重視する経営指標であるEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)とROIC(年率換算数値、税引後営業利益÷(株主資本+有利子負債))は、次の通りとなりました。
EBITDA:237百万円(前年同期比21.9%増)
ROIC(年率換算数値):13.0%(前年同期は14.3%)
(*1) MFP向けソフトウェア
プリンタ、スキャナー、コピー、FAX等複数の機能を搭載した機器をMFP(Multifunction Peripheralの略)という。MFP上で利用できる文書管理ソフトウェア「Quickスキャン」「Speedoc」等。
(*2) LifeKeeper
本番稼働のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一の障害の際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。
(*3) Gluegentシリーズ
IDの管理をクラウドで行うサービス「Gluegent Gate」をはじめ、クラウド型ワークフローの「Gluegent Flow」、Google Calendarにチームメンバーの予定管理機能等を付加した「Gluegent Appsグループスケジューラ」等、企業におけるクラウドを利用した業務効率化等を支援するサービス。
(*4) Elastic N.V.関連商品
オープンソース型の高速検索・分析エンジン「Elasticsearch(エラスティックサーチ)」を活用して、生成AIの精度を向上させる「RAG構築支援コンサルティングサービス」。
(2) 財政状態の分析
①資産
流動資産は、現金及び預金の増加561百万円等の要因により、8,402百万円(前連結会計年度末比10.8%増)となりました。
固定資産は、ソフトウェアの減少30百万円等の要因により、1,038百万円(同3.9%減)となりました。
この結果、総資産は、9,440百万円(同9.0%増)となりました。
②負債
流動負債は、契約負債の増加569百万円等の要因により、7,027百万円(前連結会計年度末比9.7%増)となりました。
固定負債は、退職給付に係る負債の増加18百万円等の要因により、402百万円(同0.7%増)となりました。
この結果、負債合計は、7,430百万円(同9.2%増)となりました。
③純資産
純資産合計は、利益剰余金の増加141百万円等の要因により、2,010百万円(前連結会計年度末比8.3%増)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ561百万円増加し4,148百万円となりました。
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは429百万円の収入となりました。これは、契約負債の増加528百万円等によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは120百万円の収入となりました。これは、デリバティブ取引による収入101百万円によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは10百万円の支出となりました。これは、リース債務の返済による支出△10百万円等によるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、295百万円です。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
<当中間連結会計期間の概況>当中間連結会計期間においては、国内経済は雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えましたが、中東情勢や米国の通商政策の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。また、当社グループが属する情報サービス業界におきましては、生成AIやAIエージェントに代表される急速な技術革新を背景に、業務効率化や生産性向上等を目的としたIT投資需要が堅調に推移している一方で、IT人材不足や求められる技術領域の拡大の継続により業界全体における競争は激化しており、組織体制の整備や一層の強化が求められております。
このような状況において、当社グループは、「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をミッションと定め、中長期的な企業価値の向上と持続的成長の実現に向け、ストック型ビジネスモデルの拡大に継続して取り組むとともに、AIとオープンソースソフトウェアによる事業強化等を通じ、変化に柔軟かつ俊敏に対応してまいります。
当中間連結会計期間の各セグメントの業績は、次の通りとなりました。
なお、当連結会計年度以降の成長戦略の実現に向け、経営判断を事業特性に応じて最適化するため、事業の一部を取引形態に合わせて管理区分を変更したことから、当中間連結会計期間より、「プロダクト&サービス」に含めていた事業の一部を、「ソフトウェアセールス&ソリューション」の区分に変更しております。詳細は(セグメント情報等)の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。下記の前年同期比較情報については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① プロダクト&サービス
MFP向けソフトウェア製品(*1)販売において、サブスクリプションモデルへの移行の本格化により、当中間連結会計期間において一時的な収益の下押しが進行したものの、その他の自社製品の販売が前年を上回ったことにより、セグメント全体では増収増益となりました。
主力自社製品である「LifeKeeper」(*2)販売は、案件獲得が堅調に推移したことにより、増収増益となりました。クラウド型ワークフロー「Gluegent Flow」やIDの管理をクラウドで行う「Gluegent Gate」等の「Gluegentシリーズ」(*3)販売においても、生成AI機能を標準搭載した新料金プランへの移行が概ね完了したことにくわえ、ユーザー数の増加が好調に推移したことで、増収増益となりました。
これらにより、売上高は2,483百万円(前年同期比5.0%増)、セグメント利益は314百万円(前年同期比10.3%増)となりました。
② コンサルティング&インテグレーション
文教向けのシステム開発・構築支援及び生成AI導入支援事業において、案件獲得が順調に推移したものの、その他の事業において前中間連結会計期間の案件獲得が想定以上に好調に推移した反動により、セグメント全体では減収減益となりました。
これらにより、売上高は1,687百万円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は210百万円(前年同期比1.5%減)となりました。
③ ソフトウェアセールス&ソリューション
Elastic N.V.関連商品(*4)の販売が好調に推移し、セグメント全体では増収増益となりました。
これにより、売上高は6,773百万円(前年同期比26.1%増)、セグメント利益は92百万円(前年同期比27.3%増)となりました。
これらの結果、当中間連結会計期間においては、売上高は10,944百万円(前年同期比15.4%増)、営業利益は196百万円(前年同期比9.0%増)、受取利息及び持分法による投資利益等の計上により経常利益は239百万円(前年同期比8.2%増)、法人税、住民税及び事業税等の計上により親会社株主に帰属する中間純利益は141百万円(前年同期比18.2%増)となりました。
当社グループの重視する経営指標であるEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)とROIC(年率換算数値、税引後営業利益÷(株主資本+有利子負債))は、次の通りとなりました。
EBITDA:237百万円(前年同期比21.9%増)
ROIC(年率換算数値):13.0%(前年同期は14.3%)
(*1) MFP向けソフトウェア
プリンタ、スキャナー、コピー、FAX等複数の機能を搭載した機器をMFP(Multifunction Peripheralの略)という。MFP上で利用できる文書管理ソフトウェア「Quickスキャン」「Speedoc」等。
(*2) LifeKeeper
本番稼働のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一の障害の際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。
(*3) Gluegentシリーズ
IDの管理をクラウドで行うサービス「Gluegent Gate」をはじめ、クラウド型ワークフローの「Gluegent Flow」、Google Calendarにチームメンバーの予定管理機能等を付加した「Gluegent Appsグループスケジューラ」等、企業におけるクラウドを利用した業務効率化等を支援するサービス。
(*4) Elastic N.V.関連商品
オープンソース型の高速検索・分析エンジン「Elasticsearch(エラスティックサーチ)」を活用して、生成AIの精度を向上させる「RAG構築支援コンサルティングサービス」。
(2) 財政状態の分析
①資産
流動資産は、現金及び預金の増加561百万円等の要因により、8,402百万円(前連結会計年度末比10.8%増)となりました。
固定資産は、ソフトウェアの減少30百万円等の要因により、1,038百万円(同3.9%減)となりました。
この結果、総資産は、9,440百万円(同9.0%増)となりました。
②負債
流動負債は、契約負債の増加569百万円等の要因により、7,027百万円(前連結会計年度末比9.7%増)となりました。
固定負債は、退職給付に係る負債の増加18百万円等の要因により、402百万円(同0.7%増)となりました。
この結果、負債合計は、7,430百万円(同9.2%増)となりました。
③純資産
純資産合計は、利益剰余金の増加141百万円等の要因により、2,010百万円(前連結会計年度末比8.3%増)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ561百万円増加し4,148百万円となりました。
| (単位:百万円) |
| 前中間 連結会計期間 | 当中間 連結会計期間 | 増減 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | △118 | 429 | 548 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △135 | 120 | 255 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △44 | △10 | 34 |
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは429百万円の収入となりました。これは、契約負債の増加528百万円等によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは120百万円の収入となりました。これは、デリバティブ取引による収入101百万円によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは10百万円の支出となりました。これは、リース債務の返済による支出△10百万円等によるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、295百万円です。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。