四半期報告書-第23期第2四半期(令和4年3月1日-令和4年5月31日)

【提出】
2022/07/12 9:46
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【項目】
42項目
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の減少が進む中、行動制限の緩和などにより景気の緩やかな持ち直しの動きが見られました。しかしながら、ロシアによるウクライナ侵攻など国際情勢の緊迫化に加え、急激な円安の進行、原材料価格やエネルギー価格の高騰などが重なり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
そのような中、当社グループは、領域の異なる事業を複数展開するポートフォリオ経営を推進したことにより、不安定な外部環境の影響を最小限に抑え、売上・利益ともに第2四半期連結累計期間における過去最高を更新いたしました。人材アウトソーシングサービスについては、販売支援業務の回復は遅れているものの、コールセンター業務のスポット案件の一部が延長となったことで、売上は堅調に推移しました。障がい者雇用支援サービスにおいては、営業活動が好調を維持しており、新規・既存の顧客ともに受注が大きく積み上がりました。また、農園開設が計画通り進んだことで納品も順調に進み、大幅な増収増益を達成することができました。その他、環境経営支援サービス、広域行政BPOサービスなどの新規事業も好調な立ち上がりを見せており、グループ業績の向上に大きく寄与しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は13,665百万円(前年同四半期比17.4%増)、営業利益は1,565百万円(前年同四半期比32.1%増)、経常利益は1,568百万円(前年同四半期比31.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,030百万円(前年同四半期比32.1%増)となりました。
なお、当社グループは、社会的価値と経済的な価値の両立を実現することを中期的なビジョンとし、①「既存事業の深堀りによるオーガニック成長の継続」、②「新たな事業領域における成長機会の獲得」、③「ESGを軸とした経営基盤の強化」の3点を重点戦略として定めております。
当第2四半期連結累計期間のセグメント経営成績(セグメント間内部取引消去前)は以下のとおりであります。
①ビジネスソリューション事業
[事業概要]
ビジネスソリューション事業では、シニアや障がい者など潜在労働力の活用を支援するサービスや、企業の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスを提供しています。前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者の就労に適した農園を企業に貸し出し、主に知的障がい者の採用・教育から定着化までを支援するサービスを行っています。株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるプロフェッショナル人材サービスを提供しています。
後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販商品の発送を代行する物流サービスを行っています。株式会社エスプールリンクでは、アルバイトやパートの求人応募の受付を代行する採用支援サービスを提供しており、株式会社エスプールセールスサポートでは、対面型の会員獲得業務や販売促進業務を行っています。ブルードットグリーン株式会社は、CO2の排出量算出やカーボンオフセット仲介など環境経営の支援に関するサービスを提供しています。また、2021年12月に新設した株式会社エスプールグローカルでは、隣接する複数の自治体の行政業務を一括で受託する広域行政BPOサービスを行っています。
[当第2四半期連結累計期間の経営成績]
障がい者雇用支援サービスにおいては、ESG経営の浸透にともなう企業の障がい者雇用に対する意識の高まりが、好調な営業活動の後押しとなりました。農園は2施設の開設となり、累計では32施設まで拡大しました。また、初進出となった神奈川県横浜市の屋内型農園に関しては、引き合いが強く開設1カ月でほぼ完売となりました。その結果、第2四半期は過去2番目の設備販売数となり、大幅な増収増益を達成しました。ロジスティクスアウトソーシングサービスについては、新規顧客の獲得は堅調に推移したものの、既存顧客の出荷が伸び悩んだことで売上は若干の増加にとどまりました。環境経営支援サービスにおいては、TCFD提言に沿った情報開示の支援業務が大きく伸び、売上・利益ともに大幅増となりました。広域行政BPOサービスについては、第2四半期で新たに3センターを開設し、累計では8拠点となりました。新センターに関しては、スポット業務を上手く取り込み、早期の収益化につなげることができました。採用支援サービスにおいては、まん延防止等重点措置の実施の影響により第1四半期こそ苦戦しましたが、行動制限の緩和とともに飲食業の求人が伸びており回復が鮮明となってきました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,681百万円(前年同四半期比35.4%増)、営業利益は1,328百万円(前年同四半期比50.8%増)となりました。
②人材ソリューション事業
[事業概要]
人材ソリューション事業は、人材派遣サービスを主力とする株式会社エスプールヒューマンソリューションズが提供するサービスで、コールセンター等のオフィスサポート業務とスマートフォンや家電製品等の店頭販売支援業務に関する人材サービスを展開しています。サービスの特徴は、フィールドコンサルタント(FC)と呼ばれる同社の従業員と派遣スタッフをチームで派遣する「グループ型派遣」の形態を採用している点になります。派遣先に常駐するFCが派遣スタッフを現場で手厚くフォローすることで、未経験者を短期間で育成できるだけでなく定着率の向上にもつながり、顧客満足度の向上とシェア拡大につながっています。また、最近では、受託業務の受注にも注力しており、自社コールセンターを2施設運営しています。
[当第2四半期連結累計期間の経営成績]
主力のコールセンター業務については、主要顧客を中心にグループ型派遣が堅調に推移しました。新型コロナウイルス感染症対策に関連したスポット業務が縮小傾向にあるものの、当第2四半期連結累計期間においては、案件の一部が延長となり売上増に寄与しました。一方、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた販売支援業務については、一部の業務において再開の兆しが見えてきたものの、通信キャリア関連の人材ニーズが弱く、本格的な需要回復には至りませんでしたが、一部の業務では再開の動きがあり、底打ちの兆しが見えてきました。地域別では、コールセンター業務が好調に推移した東京・横浜地区や沖縄地区が高い伸びを示しました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,042百万円(前年同四半期比10.2%増)、営業利益は997百万円(前年同四半期比7.1%増)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末から301百万円減少し、7,416百万円となりました。人材ソリューション事業を中心として売上が増加しておりますが、売上債権の回収が進んだ結果、受取手形及び売掛金が316百万円減少しております。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末から1,235百万円増加し、8,838百万円となりました。障がい者雇用支援サービス拡大のため、株式会社エスプールプラスにて、新規農園の建設や既存農園の増設をしており、有形固定資産が1,104百万円増加しております。また、業務拡大に備えたグループ会社拠点の移転開設等に伴う差入保証金を中心とする、その他が156百万円増加しております。
②負債
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末から446百万円増加し、7,414百万円となりました。納税や投資活動による支出等に備えて短期借入金を474百万円借り増ししております。
当第2四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末から68百万円減少し、2,177百万円となりました。長期借入金の返済により114百万円減少し、農園の新規建設等により資産除去債務が82百万円増加しております。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が1,030百万円、ブルードットグリーン株式会社の株式を追加取得したことにより資本剰余金が24百万円増加し、一方、第22期期末配当により474百万円減少し、6,661百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物は前連結会計年度末から4百万円減少し、3,934百万円となりました。各活動によるキャッシュ・フローの状況と要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期比1,126百万円増加の1,562百万円の収入(前年同四半期は435百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益が前年同四半期と比較して379百万円増加し1,567百万円であったのに加え、主に減価償却費が391百万円、売上債権の減少が316百万円、及び法人税等の支払額が320百万円あったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期比405百万円増加の1,417百万円の支出(前年同四半期は1,012百万円の支出)となりました。これは、主に株式会社エスプールプラスの新農園建設等による有形固定資産の取得による支出1,271百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、149百万円の支出(前年同四半期は199百万円の収入)となりました。収入及び支出の主な内訳は、短期借入金の増加474百万円、長期借入金の返済による支出114百万円、配当金の支払額472百万円、及び連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出36百万円であります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
(8)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数の著しい増減はありません。
会社分割により新たに設立した株式会社エスプールグローカルに当社のBPO事業を承継したことなどにより、提出会社の常時雇用者数(正社員及び契約社員)が、ビジネスソリューション事業において、40名減少するなどにより、前連結会計年度に比べ、30名減少の108名となっております。
(9)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(10)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。

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