四半期報告書-第21期第2四半期(令和2年3月1日-令和2年5月31日)
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、企業の経営成績や雇用情勢が改善するなど、引き続き緩やかな回復基調で推移しておりました。しかしながら、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が全世界で拡大したことにより、日本国内においても感染防止策として緊急事態宣言に基づく様々な措置が出されました。その結果、国内外の経済活動は大きな影響を受けており、先行き不透明な状況が強まっております。
そのような中、当社グループは、領域の異なる事業を複数展開するポートフォリオ経営を推進してきたことにより、新型コロナウイルス感染症の影響を分散させることができました。セールスサポートサービスなど対面型のサービスでは、業務の縮小や延期が相次ぎましたが、その一方でロジスティクスアウトソーシングサービスや採用支援サービスについては、コロナ禍の中でも業務が順調に増加しました。また、主力の人材派遣サービス及び障がい者雇用支援サービスにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響は現時点では限定的となっており、それぞれ堅調に推移しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,759百万円(前年同四半期比17.6%増)、営業利益は991百万円(前年同四半期比29.9%増)、経常利益は989百万円(前年同四半期比27.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は688百万円(前年同四半期比38.5%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間のセグメント経営成績(セグメント間内部取引消去前)は以下のとおりであります。
①ビジネスソリューション事業
ビジネスソリューション事業では、シニアや障がい者など潜在労働力の活用を支援するサービスや、企業の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスを提供しています。前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者雇用を希望する企業に同社が運営する農園を貸し出し、主に知的障がい者を企業が直接雇用し、収穫した野菜を従業員の健康促進に役立てる福利厚生プログラムの提供を行っています。また、株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるプロフェッショナル人材サービスを提供しています。
後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販企業の商品の発送代行サービスを提供しています。また、株式会社エスプールリンクでは、アルバイトやパートの求人応募の受付を代行する採用支援サービスを提供しており、株式会社エスプールセールスサポートでは、対面型の会員獲得業務やキャンペーンやラウンダー等の販売促進業務を行っています。
当第2四半期連結累計期間は、障がい者雇用支援サービスにおいては、緊急事態宣言に伴う外出自粛要請の影響により障がい者の教育訓練に遅れが生じたことで、農園の設備販売は計画を下回ったものの、ストック収入となる管理収入が順調に積み上がっており、売上を堅調に伸ばすことができました。また、採用支援サービスについては、コロナ禍により飲食業の応募受付は減少となりましたが、一方でデリバリーサービスやスーパーマーケットの応募受付が大きく伸びており、大幅な増収となりました。損益面では、障がい者雇用支援サービスの管理収入の増加によって利益増となったほか、ロジスティクスアウトソーシングサービスについては、巣ごもり需要によりEC通販の発送代行業務が大きく伸びたことで、利益が計画を上回りました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,644百万円(前年同四半期比9.0%増)、営業利益は740百万円(前年同四半期比10.0%増)となりました。
②人材ソリューション事業
人材ソリューション事業は、人材派遣、人材紹介サービスを主力とする株式会社エスプールヒューマンソリューションズが提供するサービスで、コールセンターや事務センター等のオフィスサポート業務と、スマートフォンや家電製品等の店頭販売支援業務に関する人材サービスを展開しております。
当第2四半期連結累計期間においては、主力のコールセンター業務に関し、ソーシャルディスタンスの取り組みによって稼働率の低下があったものの、未経験者の即戦力化に長けたグループ型派遣サービスの売上が引き続き順調に増加しました。一方、販売支援業務については、店舗の時短営業や休業の影響により業務が大きく縮小となりましたが、コールセンター業務の伸びが大きく、人材派遣サービス全体では増収を達成することができました。また、地域別では、集中的に支店展開をしている札幌、東京、大阪、博多エリアが高い伸びを示しました。損益面においては、売上増による利益増に加え、効率的な支店運営によって販売費及び一般管理費の増加をある程度抑制することができたことで、大幅な増益となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,142百万円(前年同四半期比21.3%増)、営業利益は786百万円(前年同四半期比33.0%増)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末から761百万円増加し、5,795百万円となりました。新型コロナウイルスの影響による売上減少等に対応できるよう臨時的な借り入れを実施したため、現金及び預金が644百万円増加しております。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末から879百万円増加し、4,504百万円となりました。障がい者雇用支援サービス拡大のため、株式会社エスプールプラスにて、あいち東海ファーム及び船橋第三ファーム等の新規農園の建設や既存農園の増設をしており、有形固定資産が808百万円増加しております。
②負債
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末から1,002百万円増加し、5,607百万円となりました。前述の新型コロナウイルスの影響への対策のため短期借入金を1,300百万円借り増ししております。一方、納税により未払法人税等が117百万円減少しております。また、賞与の支払により賞与引当金が35百万円、事業所税等の支払等によって流動負債その他が91百万円減少しております。
当第2四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末から115百万円増加し、1,134百万円となりました。長期借入金の返済により42百万円減少し、農園の新規建設等により資産除去債務が75百万円、繰延税金負債が71百万円それぞれ増加しております。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益により688百万円増加し、一方、第20期期末配当により158百万円減少し、3,558百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物は前連結会計年度末から644百万円増加し、2,763百万円となりました。各活動によるキャッシュ・フローの状況と要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期比154百万円増加の578百万円の収入(前年同四半期は423百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益が前年同四半期と比較して207百万円増加し986百万円、減価償却費が前年同四半期と比較して50百万円増加し215百万円であったものの、売上債権の増加を主要因とした運転資本の増加が273百万円発生したこと及び法人税等の支払額が296百万円あったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期比278百万円増加の1,008百万円の支出(前年同四半期は730百万円の支出)となりました。これは、主に株式会社エスプールプラスの新農園建設等による有形固定資産の取得による支出883百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、1,075百万円の収入(前年同四半期は533百万円の収入)となりました。収入及び支出の主な内訳は、短期借入金の増加1,300百万円、長期借入金の返済による支出67百万円、配当金の支払額156百万円であります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。当連結会計年度においては、環境変化に強いバランスの取れたポートフォリオ経営の推進のために、①安定収益基盤の底上げ、②新たな収益機会の獲得、③外部連携強化によるイノベーションの加速の3点を基本方針として事業を推進していく所存であります。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、事業の拡大に伴い、当社グループの常時雇用者数(正社員及び契約社員)が、ビジネスソリューション事業で47名、人材ソリューション事業で34名、全社(共通)で17名、それぞれ増加しております。
また、会社分割により新たに設立した株式会社エスプールリンクに当社の採用支援事業を承継したことなどにより、提出会社の常時雇用者数(正社員及び契約社員)が、ビジネスソリューション事業において、78名減少するなどにより、前連結会計年度に比べ、61名減少の77名となっております。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(9)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、企業の経営成績や雇用情勢が改善するなど、引き続き緩やかな回復基調で推移しておりました。しかしながら、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が全世界で拡大したことにより、日本国内においても感染防止策として緊急事態宣言に基づく様々な措置が出されました。その結果、国内外の経済活動は大きな影響を受けており、先行き不透明な状況が強まっております。
そのような中、当社グループは、領域の異なる事業を複数展開するポートフォリオ経営を推進してきたことにより、新型コロナウイルス感染症の影響を分散させることができました。セールスサポートサービスなど対面型のサービスでは、業務の縮小や延期が相次ぎましたが、その一方でロジスティクスアウトソーシングサービスや採用支援サービスについては、コロナ禍の中でも業務が順調に増加しました。また、主力の人材派遣サービス及び障がい者雇用支援サービスにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響は現時点では限定的となっており、それぞれ堅調に推移しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,759百万円(前年同四半期比17.6%増)、営業利益は991百万円(前年同四半期比29.9%増)、経常利益は989百万円(前年同四半期比27.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は688百万円(前年同四半期比38.5%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間のセグメント経営成績(セグメント間内部取引消去前)は以下のとおりであります。
①ビジネスソリューション事業
ビジネスソリューション事業では、シニアや障がい者など潜在労働力の活用を支援するサービスや、企業の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスを提供しています。前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者雇用を希望する企業に同社が運営する農園を貸し出し、主に知的障がい者を企業が直接雇用し、収穫した野菜を従業員の健康促進に役立てる福利厚生プログラムの提供を行っています。また、株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるプロフェッショナル人材サービスを提供しています。
後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販企業の商品の発送代行サービスを提供しています。また、株式会社エスプールリンクでは、アルバイトやパートの求人応募の受付を代行する採用支援サービスを提供しており、株式会社エスプールセールスサポートでは、対面型の会員獲得業務やキャンペーンやラウンダー等の販売促進業務を行っています。
当第2四半期連結累計期間は、障がい者雇用支援サービスにおいては、緊急事態宣言に伴う外出自粛要請の影響により障がい者の教育訓練に遅れが生じたことで、農園の設備販売は計画を下回ったものの、ストック収入となる管理収入が順調に積み上がっており、売上を堅調に伸ばすことができました。また、採用支援サービスについては、コロナ禍により飲食業の応募受付は減少となりましたが、一方でデリバリーサービスやスーパーマーケットの応募受付が大きく伸びており、大幅な増収となりました。損益面では、障がい者雇用支援サービスの管理収入の増加によって利益増となったほか、ロジスティクスアウトソーシングサービスについては、巣ごもり需要によりEC通販の発送代行業務が大きく伸びたことで、利益が計画を上回りました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,644百万円(前年同四半期比9.0%増)、営業利益は740百万円(前年同四半期比10.0%増)となりました。
②人材ソリューション事業
人材ソリューション事業は、人材派遣、人材紹介サービスを主力とする株式会社エスプールヒューマンソリューションズが提供するサービスで、コールセンターや事務センター等のオフィスサポート業務と、スマートフォンや家電製品等の店頭販売支援業務に関する人材サービスを展開しております。
当第2四半期連結累計期間においては、主力のコールセンター業務に関し、ソーシャルディスタンスの取り組みによって稼働率の低下があったものの、未経験者の即戦力化に長けたグループ型派遣サービスの売上が引き続き順調に増加しました。一方、販売支援業務については、店舗の時短営業や休業の影響により業務が大きく縮小となりましたが、コールセンター業務の伸びが大きく、人材派遣サービス全体では増収を達成することができました。また、地域別では、集中的に支店展開をしている札幌、東京、大阪、博多エリアが高い伸びを示しました。損益面においては、売上増による利益増に加え、効率的な支店運営によって販売費及び一般管理費の増加をある程度抑制することができたことで、大幅な増益となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,142百万円(前年同四半期比21.3%増)、営業利益は786百万円(前年同四半期比33.0%増)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末から761百万円増加し、5,795百万円となりました。新型コロナウイルスの影響による売上減少等に対応できるよう臨時的な借り入れを実施したため、現金及び預金が644百万円増加しております。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末から879百万円増加し、4,504百万円となりました。障がい者雇用支援サービス拡大のため、株式会社エスプールプラスにて、あいち東海ファーム及び船橋第三ファーム等の新規農園の建設や既存農園の増設をしており、有形固定資産が808百万円増加しております。
②負債
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末から1,002百万円増加し、5,607百万円となりました。前述の新型コロナウイルスの影響への対策のため短期借入金を1,300百万円借り増ししております。一方、納税により未払法人税等が117百万円減少しております。また、賞与の支払により賞与引当金が35百万円、事業所税等の支払等によって流動負債その他が91百万円減少しております。
当第2四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末から115百万円増加し、1,134百万円となりました。長期借入金の返済により42百万円減少し、農園の新規建設等により資産除去債務が75百万円、繰延税金負債が71百万円それぞれ増加しております。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益により688百万円増加し、一方、第20期期末配当により158百万円減少し、3,558百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物は前連結会計年度末から644百万円増加し、2,763百万円となりました。各活動によるキャッシュ・フローの状況と要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期比154百万円増加の578百万円の収入(前年同四半期は423百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益が前年同四半期と比較して207百万円増加し986百万円、減価償却費が前年同四半期と比較して50百万円増加し215百万円であったものの、売上債権の増加を主要因とした運転資本の増加が273百万円発生したこと及び法人税等の支払額が296百万円あったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期比278百万円増加の1,008百万円の支出(前年同四半期は730百万円の支出)となりました。これは、主に株式会社エスプールプラスの新農園建設等による有形固定資産の取得による支出883百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、1,075百万円の収入(前年同四半期は533百万円の収入)となりました。収入及び支出の主な内訳は、短期借入金の増加1,300百万円、長期借入金の返済による支出67百万円、配当金の支払額156百万円であります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。当連結会計年度においては、環境変化に強いバランスの取れたポートフォリオ経営の推進のために、①安定収益基盤の底上げ、②新たな収益機会の獲得、③外部連携強化によるイノベーションの加速の3点を基本方針として事業を推進していく所存であります。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、事業の拡大に伴い、当社グループの常時雇用者数(正社員及び契約社員)が、ビジネスソリューション事業で47名、人材ソリューション事業で34名、全社(共通)で17名、それぞれ増加しております。
また、会社分割により新たに設立した株式会社エスプールリンクに当社の採用支援事業を承継したことなどにより、提出会社の常時雇用者数(正社員及び契約社員)が、ビジネスソリューション事業において、78名減少するなどにより、前連結会計年度に比べ、61名減少の77名となっております。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(9)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。