四半期報告書-第22期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策により、企業収益や雇用環境の改善を中心に緩やかな回復基調にあるものの、大国間の貿易摩擦や地政学リスク等世界経済を取り巻く環境の影響により、依然先行きが不透明な状態にあります。
当社グループが主に事業展開を行うスマートフォン関連市場においては、2018年4月の内閣府の報告によりますと、2018年3月末の国内スマートフォン世帯普及率は前年度比5.5ポイント増の75.2%と増加を継続しております(*1)。
こうした環境のもと、当社グループにおきましては、今後も市場の成長が見込まれるスマートフォン広告に特化した「アドテクノロジー(*2)事業」「ゲーム事業」及び「コンテンツ事業」を中心に積極的に投資を実施し、売上高・営業利益を拡大するべく事業展開してまいりました。
中期経営計画「UNITED2.0」の投資期にあたる当期の第3四半期連結累計期間においては、アドテクノロジー事業は売上高減少トレンドが第2四半期連結会計期間において下げ止まるも減収減益、ゲーム事業は㈱トライフォートを連結子会社化したものの、同社含む新規タイトルリリースに向けた開発投資の継続により増収減益、コンテンツ事業は㈱Smarpriseの新サービス開始に伴う増収効果があったものの、既存高収益事業の縮小や、新規事業への先行投資増加のため、増収減益となりました。
また、インベストメント事業においては、投資先の上場に伴う株式売却により増収増益となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(*1) 内閣府『平成30年3月実施調査結果:消費動向調査』 (平成30年4月)
(*2) アドテクノロジー:インターネット広告における広告配信等の技術やシステムを指す。
① 財政状態
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ29,914百万円増加し、42,548百万円となりました。これは主に、投資先である㈱メルカリの上場に伴う株式の売出し等に伴い現金及び預金が4,023百万円増加したこと及び同社株式の時価評価による影響により営業投資有価証券が20,511百万円増加したこと並びに㈱トライフォート等の株式取得に伴いのれんが3,451百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ10,575百万円増加し、12,927百万円となりました。これは主に、前述の投資先株式の時価評価により繰延税金負債が5,831百万円増加したこと及び未払法人税等が3,170百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ19,339百万円増加し、29,620百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益7,317百万円の計上により利益剰余金が6,718百万円増加したこと及び投資先株式の時価評価によりその他有価証券評価差額金が13,129百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は22,921百万円(前年同期比118.8%増)となり、営業利益は11,264百万円(前年同期比905.7%増)、経常利益は11,239百万円(前年同期比916.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,317百万円(前年同期比1,151.4%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、従来「コンテンツ事業」としていた報告セグメントから「ゲーム事業」を独立させ、報告セグメントを「アドテクノロジー事業」「ゲーム事業」「コンテンツ事業」及び「インベストメント事業」の4区分に変更しております。セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
a. アドテクノロジー事業
アドテクノロジー事業は、DSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)『Bypass(バイパス)』、動画広告配信プラットフォーム『VidSpot(ビッドスポット)』、及びSSP(メディア向け広告管理プラットフォーム)『adstir(アドステア)』等を提供しております。また、第2四半期連結会計期間においては、既存のプロダクトにおける配信先メディア・技術・ノウハウ等の資産を活用し、アプリ特化広告配信プラットフォーム『ADeals(アディールズ)』、アドネットワーク『HaiNa(ハイナ)』といった新規プロダクトを開発し、新たに提供を開始しております。
当事業におきましては、アプリインストール広告においては『ADeals』が順調に拡大を続けているものの、ウェブ広告では『adstir』の媒体仕入費用の増加による売上総利益率の減少により、減収減益となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間におけるアドテクノロジー事業の売上高は4,756百万円(前年同期比19.1%減)となり、セグメント損失は60百万円(前年同期はセグメント利益514百万円)となりました。
b. ゲーム事業
ゲーム事業は、スマートフォン向けアプリにて提供するゲームからの課金収入を事業の柱として、既存タイトルである『クラッシュフィーバー』や『CocoPPa Play(ココッパプレイ)』に加え、昨年10月に提供を開始しました新規タイトル『東京コンセプション』等の開発を進めてまいりました。また、経験豊富な開発組織や優秀な経営人材の参画を期待し、当第3四半期連結会計期間より㈱トライフォートを連結子会社化しております。
当事業におきましては、前述の㈱トライフォートの連結子会社化及び『東京コンセプション』のリリースにより売上は増加したものの、新規タイトルの開発投資の継続により、増収減益となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間におけるゲーム事業の売上高は1,794百万円(前年同期比33.4%増)となり、セグメント損失は288百万円(前年同期はセグメント利益458百万円)となりました。
c. コンテンツ事業
コンテンツ事業は、スマートフォン向けアプリやWEBサイトを通してユーザーにコンテンツを提供しており、㈱Smarprise、キラメックス㈱、フォッグ㈱及び㈱アラン・プロダクツについては「成長期待事業」と位置づけ、事業育成を図っております。また、メール広告等のデータベースマーケティング事業、スポーツマーケティング事業及びキャリアマーケット向けアプリ事業を「安定収益事業」とし、安定的な利益貢献を期待する事業と位置づけております。
当事業におきましては、新サービスを開始した㈱Smarprise及び主力事業が好調なキラメックス㈱並びにフォッグ㈱が売上増加に貢献し、増収となりました。セグメント利益については、㈱Smarpriseや㈱アラン・プロダクツにおける既存高収益事業の縮小により減益となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間におけるコンテンツ事業の売上高は3,376百万円(前年同期比14.6%増)となり、セグメント損失は153百万円(前年同期はセグメント利益469百万円)となりました。
d. インベストメント事業
インベストメント事業は、主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行っております。
当事業におきましては、第1四半期連結会計期間において投資先である㈱メルカリの上場に伴う株式売却益を計上したこと等の影響により、売上高は13,055百万円(前年同期比3,765.1%増)、セグメント利益は12,901百万円(前年同期比5,082.2%増)となりました。
e. その他事業
その他事業の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に仮想通貨取引関連事業の開業準備についてのコストが先行し、当第3四半期連結累計期間においてセグメント損失204百万円(前年同期比176百万円減)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策により、企業収益や雇用環境の改善を中心に緩やかな回復基調にあるものの、大国間の貿易摩擦や地政学リスク等世界経済を取り巻く環境の影響により、依然先行きが不透明な状態にあります。
当社グループが主に事業展開を行うスマートフォン関連市場においては、2018年4月の内閣府の報告によりますと、2018年3月末の国内スマートフォン世帯普及率は前年度比5.5ポイント増の75.2%と増加を継続しております(*1)。
こうした環境のもと、当社グループにおきましては、今後も市場の成長が見込まれるスマートフォン広告に特化した「アドテクノロジー(*2)事業」「ゲーム事業」及び「コンテンツ事業」を中心に積極的に投資を実施し、売上高・営業利益を拡大するべく事業展開してまいりました。
中期経営計画「UNITED2.0」の投資期にあたる当期の第3四半期連結累計期間においては、アドテクノロジー事業は売上高減少トレンドが第2四半期連結会計期間において下げ止まるも減収減益、ゲーム事業は㈱トライフォートを連結子会社化したものの、同社含む新規タイトルリリースに向けた開発投資の継続により増収減益、コンテンツ事業は㈱Smarpriseの新サービス開始に伴う増収効果があったものの、既存高収益事業の縮小や、新規事業への先行投資増加のため、増収減益となりました。
また、インベストメント事業においては、投資先の上場に伴う株式売却により増収増益となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(*1) 内閣府『平成30年3月実施調査結果:消費動向調査』 (平成30年4月)
(*2) アドテクノロジー:インターネット広告における広告配信等の技術やシステムを指す。
① 財政状態
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ29,914百万円増加し、42,548百万円となりました。これは主に、投資先である㈱メルカリの上場に伴う株式の売出し等に伴い現金及び預金が4,023百万円増加したこと及び同社株式の時価評価による影響により営業投資有価証券が20,511百万円増加したこと並びに㈱トライフォート等の株式取得に伴いのれんが3,451百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ10,575百万円増加し、12,927百万円となりました。これは主に、前述の投資先株式の時価評価により繰延税金負債が5,831百万円増加したこと及び未払法人税等が3,170百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ19,339百万円増加し、29,620百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益7,317百万円の計上により利益剰余金が6,718百万円増加したこと及び投資先株式の時価評価によりその他有価証券評価差額金が13,129百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は22,921百万円(前年同期比118.8%増)となり、営業利益は11,264百万円(前年同期比905.7%増)、経常利益は11,239百万円(前年同期比916.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,317百万円(前年同期比1,151.4%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、従来「コンテンツ事業」としていた報告セグメントから「ゲーム事業」を独立させ、報告セグメントを「アドテクノロジー事業」「ゲーム事業」「コンテンツ事業」及び「インベストメント事業」の4区分に変更しております。セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
a. アドテクノロジー事業
アドテクノロジー事業は、DSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)『Bypass(バイパス)』、動画広告配信プラットフォーム『VidSpot(ビッドスポット)』、及びSSP(メディア向け広告管理プラットフォーム)『adstir(アドステア)』等を提供しております。また、第2四半期連結会計期間においては、既存のプロダクトにおける配信先メディア・技術・ノウハウ等の資産を活用し、アプリ特化広告配信プラットフォーム『ADeals(アディールズ)』、アドネットワーク『HaiNa(ハイナ)』といった新規プロダクトを開発し、新たに提供を開始しております。
当事業におきましては、アプリインストール広告においては『ADeals』が順調に拡大を続けているものの、ウェブ広告では『adstir』の媒体仕入費用の増加による売上総利益率の減少により、減収減益となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間におけるアドテクノロジー事業の売上高は4,756百万円(前年同期比19.1%減)となり、セグメント損失は60百万円(前年同期はセグメント利益514百万円)となりました。
b. ゲーム事業
ゲーム事業は、スマートフォン向けアプリにて提供するゲームからの課金収入を事業の柱として、既存タイトルである『クラッシュフィーバー』や『CocoPPa Play(ココッパプレイ)』に加え、昨年10月に提供を開始しました新規タイトル『東京コンセプション』等の開発を進めてまいりました。また、経験豊富な開発組織や優秀な経営人材の参画を期待し、当第3四半期連結会計期間より㈱トライフォートを連結子会社化しております。
当事業におきましては、前述の㈱トライフォートの連結子会社化及び『東京コンセプション』のリリースにより売上は増加したものの、新規タイトルの開発投資の継続により、増収減益となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間におけるゲーム事業の売上高は1,794百万円(前年同期比33.4%増)となり、セグメント損失は288百万円(前年同期はセグメント利益458百万円)となりました。
c. コンテンツ事業
コンテンツ事業は、スマートフォン向けアプリやWEBサイトを通してユーザーにコンテンツを提供しており、㈱Smarprise、キラメックス㈱、フォッグ㈱及び㈱アラン・プロダクツについては「成長期待事業」と位置づけ、事業育成を図っております。また、メール広告等のデータベースマーケティング事業、スポーツマーケティング事業及びキャリアマーケット向けアプリ事業を「安定収益事業」とし、安定的な利益貢献を期待する事業と位置づけております。
当事業におきましては、新サービスを開始した㈱Smarprise及び主力事業が好調なキラメックス㈱並びにフォッグ㈱が売上増加に貢献し、増収となりました。セグメント利益については、㈱Smarpriseや㈱アラン・プロダクツにおける既存高収益事業の縮小により減益となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間におけるコンテンツ事業の売上高は3,376百万円(前年同期比14.6%増)となり、セグメント損失は153百万円(前年同期はセグメント利益469百万円)となりました。
d. インベストメント事業
インベストメント事業は、主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行っております。
当事業におきましては、第1四半期連結会計期間において投資先である㈱メルカリの上場に伴う株式売却益を計上したこと等の影響により、売上高は13,055百万円(前年同期比3,765.1%増)、セグメント利益は12,901百万円(前年同期比5,082.2%増)となりました。
e. その他事業
その他事業の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に仮想通貨取引関連事業の開業準備についてのコストが先行し、当第3四半期連結累計期間においてセグメント損失204百万円(前年同期比176百万円減)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。