四半期報告書-第22期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/10/31 15:30
【資料】
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【項目】
31項目
(1) 経営成績等の状況の概要
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策により、企業収益や雇用環境の改善を中心に緩やかな回復基調にあるものの、大国間の貿易摩擦や地政学リスク等世界経済を取り巻く環境の影響により、先行きが不透明な状態にあります。
当社グループが主に事業展開を行うスマートフォン関連市場においては、2018年4月の内閣府の報告によりますと、2018年3月末の国内スマートフォン世帯普及率は前年度比5.5ポイント増の75.2%と増加を継続しております(*1)。
こうした環境のもと、当社グループにおきましては、今後も市場の成長が見込まれるスマートフォン広告に特化した「アドテクノロジー(*2)事業」「ゲーム事業」及び「コンテンツ事業」を中心に積極的に投資を実施し、売上高・営業利益を拡大するべく事業展開してまいりました。
当第2四半期連結累計期間においては、アドテクノロジー事業は売上高減少トレンドが下げ止まるも減収減益、ゲーム事業は既存タイトルの売上逓減と新規タイトルリリースに向けた開発投資の継続により減収減益、コンテンツ事業はキラメックス㈱をはじめとしたグループ会社が好調なものの、新規事業への先行投資が増加したため、増収減益となりました。
また、インベストメント事業においては、投資先の上場に伴う株式売却により増収増益となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(*1) 内閣府『平成30年3月実施調査結果:消費動向調査』 (平成30年4月)
(*2) アドテクノロジー:インターネット広告における広告配信等の技術やシステムを指す。
① 財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ50,239百万円増加し、62,873百万円となりました。これは主に、投資先である㈱メルカリの上場に伴う株式の売出し等に伴い現金及び預金が10,610百万円増加したこと及び同社株式の時価評価による影響により営業投資有価証券が39,505百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ15,743百万円増加し、18,096百万円となりました。これは主に、前述の投資先株式の時価評価により繰延税金負債が11,870百万円増加したこと及び未払法人税等が3,623百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ34,495百万円増加し、44,777百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益8,080百万円の計上により利益剰余金が8,034百万円増加したこと及び投資先株式の時価評価によりその他有価証券評価差額金が27,038百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は18,858百万円(前年同期比173.3%増)となり、営業利益は12,219百万円(前年同期比1,185.9%増)、経常利益は12,206百万円(前年同期比1,192.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,080百万円(前年同期比1,327.0%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、従来「コンテンツ事業」としていた報告セグメントから「ゲーム事業」を独立させ、報告セグメントを「アドテクノロジー事業」「ゲーム事業」「コンテンツ事業」及び「インベストメント事業」の4区分に変更しております。セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
a. アドテクノロジー事業
アドテクノロジー事業は、DSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)『Bypass(バイパス)』、動画広告配信プラットフォーム『VidSpot(ビッドスポット)』、及びSSP(メディア向け広告管理プラットフォーム)『adstir(アドステア)』等を提供しております。また、当第2四半期連結会計期間においては、既存のプロダクトにおける配信先メディア・技術・ノウハウ等の資産を活用し、アプリ特化広告配信プラットフォーム『ADeals(アディールズ)』、アドネットワーク『HaiNa(ハイナ)』といった新規プロダクトを開発し、新たに提供を開始しております。
当事業におきましては、市場環境の変化を受けて、主力事業であるadstirの売上高減少やBypassにおける特定業種での出稿量減少等に伴う売上高減少により、減収減益となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間におけるアドテクノロジー事業の売上高は3,001百万円(前年同期比21.2%減)となり、セグメント損失は32百万円(前年同期比421百万円減)となりました。
b. ゲーム事業
ゲーム事業は、スマートフォン向けアプリにて提供するゲームからの課金収入を事業の柱として、既存タイトルである『クラッシュフィーバー』や『CocoPPa Play(ココッパプレイ)』に加え、10月23日に提供を開始しました新規タイトル『東京コンセプション』等の開発を進めてまいりました。
当事業におきましては、『クラッシュフィーバー』のリリース後の経年による売上高逓減と、『東京コンセプション』をはじめとした新規タイトルの開発投資が増加したことに伴い、減収減益となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間におけるゲーム事業の売上高は799百万円(前年同期比11.2%減)となり、セグメント利益は78百万円(前年同期比72.7%減)となりました。
c. コンテンツ事業
コンテンツ事業は、スマートフォン向けアプリやWEBサイトを通してユーザーにコンテンツを提供しており、㈱Smarprise、キラメックス㈱、フォッグ㈱及び㈱アラン・プロダクツについては「成長期待事業」と位置づけ、事業育成を図っております。また、メール広告等のデータベースマーケティング事業、スポーツマーケティング事業及びキャリアマーケット向けアプリ事業を「安定収益事業」とし、安定的な利益貢献を期待する事業と位置づけております。
当事業におきましては、キラメックス㈱をはじめとした子会社が成長を継続し、増収となりました。セグメント利益については、㈱Smarpriseや㈱アラン・プロダクツにおける新たな事業への投資や、規模拡大による人件費等のコストに充てたため減益となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間におけるコンテンツ事業の売上高は2,044百万円(前年同期比6.5%増)となり、セグメント利益は1百万円(前年同期比99.6%減)となりました。
d. インベストメント事業
インベストメント事業は、主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行っております。
当事業におきましては、第1四半期連結累計期間において投資先である㈱メルカリの上場に伴う株式売却益を計上したこと等の影響により、売上高は13,044百万円(前年同期比4,463.2%増)、セグメント利益は12,905百万円(前年同期比5,054.4%増)となりました。
e. その他事業
その他事業の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に仮想通貨取引関連事業の開業準備についてのコストが先行し、当第2四半期連結累計期間においてセグメント損失127百万円(前年同期はなし)となりました。
キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、インベストメント事業が当第2四半期連結累計期間の業績に大きく貢献したこと等により、11,554百万円のプラスとなりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、無形固定資産や連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得等により、381百万円のマイナスとなりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得や配当金の支払等により、572百万円のマイナスとなりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、16,186百万円となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。

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