四半期報告書-第23期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/01/31 15:30
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策により、企業収益や雇用環境の改善を中心に緩やかな回復基調が続いているものの、大国間の貿易摩擦や地政学リスク等世界経済を取り巻く環境の影響により、依然先行きが不透明な状態にあります。
当社グループが主に事業展開を行うスマートフォン関連市場においては、2019年4月の内閣府の報告によりますと、2019年3月末の国内スマートフォン世帯普及率は前年度比3.2ポイント増の78.4%と増加を継続しております(*1)。
こうした環境のもと、当社グループにおきましては、スマートフォン関連領域に特化した「アドテクノロジー(*2)事業」「ゲーム事業」及び「コンテンツ事業」と「インベストメント事業」を展開してまいりました。その中で、中期経営計画「UNITED2.0」の「集中期」にあたる当第3四半期連結累計期間においては、新規事業やプロダクトへの投資を継続する一方で、来期以降の成長の足場固めを行うべく、事業ポートフォリオの整理及び注力事業の絞り込みをすすめております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(*1) 内閣府『平成31年3月実施調査結果:消費動向調査』 (2019年4月)
(*2) アドテクノロジー:インターネット広告における広告配信等の技術やシステムを指す
① 財政状態
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ21,600,377千円減少し、35,629,734千円となりました。これは主に、法人税等の納付及び配当金の支払いの影響により現金及び預金が1,790,020千円減少したこと、投資先株式の売却及び時価下落の影響により営業投資有価証券が15,067,578千円減少したこと、及び減損損失の計上等によりのれんが3,981,943千円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ9,288,615千円減少し、7,840,820千円となりました。これは主に、法人税等の納付の影響により未払法人税等が3,870,820千円減少したこと、並びに投資先株式の時価下落による時価評価に係る将来加算一時差異の減少及び繰越欠損金に係る将来減算一時差異の増加等の影響により繰延税金負債が5,173,229千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ12,311,761千円減少し、27,788,913千円となりました。これは主に、投資先株式の売却及び時価下落の影響によりその他有価証券評価差額金が10,543,123千円減少したこと、自己株式取得により自己株式が992,237千円増加したこと、及び剰余金の配当の影響により利益剰余金が696,296千円減少したことによるものであります。
② 経営成績
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高15,984,974千円(前年同期比30.3%減)、営業利益3,267,403千円(前年同期比71.0%減)、経常利益3,223,590千円(前年同期比71.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益402,347千円(前年同期比94.5%減)と、前第1四半期連結会計期間における投資先の上場に伴う株式売却益計上の反動及び事業ポートフォリオの整理に伴う特別損失の計上等により、減収減益となりました。
なお、前第1四半期連結会計期間における投資先上場に伴う株式売却益計上による影響額は、売上高12,892,500千円、営業利益及び経常利益12,641,040千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,770,353千円であります。
当第3四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、以下のとおりであります。
a.アドテクノロジー事業
アドテクノロジー事業は、アプリ広告領域において、アプリ特化広告配信プラットフォーム『ADeals』、動画広告配信プラットフォーム『VidSpot』を提供し、ウェブ広告領域において、SSP『adstir』、DSP『Bypass』、アドネットワーク『HaiNa』を提供しております。
当第3四半期連結累計期間は、アプリ広告領域における売上高が増加したこと、及びウェブ広告領域を中心にプロダクト間の連携強化や運用体制の効率化といった収益性改善施策に引き続き取り組んだこと等により、売上高は4,851,890千円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益は415,797千円(前年同期はセグメント損失60,676千円)と増収増益となりました。
b.ゲーム事業
ゲーム事業は、スマートフォン向けアプリにて提供するゲームからの課金収入を事業の柱として、既存タイトルである『クラッシュフィーバー』及び『CocoPPa Play』に加え、2020年1月20日に提供を開始しました新規タイトル『CocoPPa Dolls(ココッパドール)』の開発を進めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間は、既存タイトルのリリース後の経年による売上高の逓減、前連結会計年度にリリースした複数タイトルの不振及び新規タイトルの開発投資が増加したこと等により、売上高は1,749,125千円(前年同期比2.5%減)、セグメント損失は783,796千円(前年同期はセグメント損失288,622千円)と減収減益となりました。
なお、前第3四半期連結会計期間より連結子会社化した㈱トライフォートは、当社グループ入り以降にリリースした新規ゲームタイトルの不振が続き、当初の目的が達成困難であると判断したため、ゲーム以外のアプリ開発事業を分社化しその全株式を取得の上、分割後の㈱トライフォートの全株式を譲渡することといたしました。
c.コンテンツ事業
コンテンツ事業は、スマートフォン向けアプリやウェブサイトを通した様々なサービスを提供しており、連結子会社であるキラメックス㈱及びフォッグ㈱は、主力事業のさらなる成長と周辺領域への展開に注力しております。
当第3四半期連結累計期間は、キラメックス㈱が好調であること等により、売上高は4,144,446千円(前年同期比22.8%増)と増加したものの、㈱Smarprise及び㈱アラン・プロダクツにおけるビジネスモデル転換や新規事業開発の遅延により、セグメント損失は485,779千円(前年同期はセグメント損失153,391千円)と増収減益となりました。
㈱Smarpriseは、国内スマートフォンゲーム市場等外部環境の変化もあり、より事業シナジーの高い企業のもとで事業成長を目指すことが最善の選択肢であるとの結論に至り、全株式を譲渡することといたしました。
㈱アラン・プロダクツは、既存事業の事業環境の変化及び新規事業の進捗状況を踏まえ、継続的な経営資源の投下は困難と判断し、同社については解散を決定いたしました。また、同社の子会社である㈱ラップスについては全株式を譲渡することといたしました。
d.インベストメント事業
インベストメント事業は、主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、投資先の営業投資有価証券を売却したこと等の影響により、売上高は5,287,210千円(前年同期比59.5%減)、セグメント利益は4,879,492千円(前年同期比62.2%減)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。

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