有価証券報告書-第16期(平成26年10月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/12/21 12:56
【資料】
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【項目】
105項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

本項に記載した将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成27年12月21日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針と見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第一部 企業情報 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりです。
また、この連結財務諸表作成にあたり必要と思われる会計上の見積りについては、合理的な基準に基づいて実施しております。
(2) 財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、748百万円増加し6,343百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が523百万円、未収還付法人税等が156百万円増加したことによります。
② 負債
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ、473百万円増加し3,321百万円となりました。これは主に、買掛金が772百万円増加した一方、未払法人税等が226百万円、社債が58百万円が減少したことによります。
③ 純資産
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ、274百万円増加し、3,021百万円となりました。これは主に、利益剰余金が248百万円、その他有価証券評価差額金が13百万円増加したことによります。
(3) 経営成績の分析
① 売上高
売上高は前連結会計年度より3,277百万円増加し20,065百万円となりました。
上記のうちインターネット広告事業の売上高は、主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」において、「金融」カテゴリーのFX、カードローン、「サービス」カテゴリーの美容、人材サービス、「Eコマース」カテゴリーでは化粧品、健康食品の広告需要が増加したことにより、前連結会計年度より3,897百万円増加し19,371百万円となりました。
また、メディア運営事業の売上高は、「ママスタジアム」において、ママ向けイベントへの参加・協賛や芸能人コラムなどコンテンツの充実を図ったほか、提携メディアへの記事配信の増加、Facebookページの運用などソーシャルメディアマーケティングに注力し、広告売上が増加いたしました。一方、ソーシャルゲーム事業においては、2014年12月にリリースした「Bonjour♪恋味パティスリー」や既存タイトルがふるわず、前連結会計年度より620百万円減少し693百万円となりました。
② 売上原価
売上高の増加に伴い売上原価は、前連結会計年度より3,186百万円増加し16,661百万円となりました。
③ 販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は前連結会計年度より523百万円増加し3,055百万円となりました。これは主に人件費や広告宣伝費の増加等によるものであります。
④ 営業利益
営業利益は前連結会計年度より432百万円減少し348百万円となりました。これは主に販売費及び一般管理費の増加によるものであります。
⑤ 経常利益
経常利益は前連結会計年度に比べ443百万円減少し346百万円となりました。営業外費用の主な内容は為替差損6百万円及び持分法による投資損失3百万円であります。
⑥ 特別損益
特別利益は35百万円となりました。これは主に投資有価証券売却益35百万円であります。
特別損失は61百万円となりました。これは主に投資有価証券評価損30百万円及び減損損失21百万円であります。
⑦ 当期純利益
当期純利益は前連結会計年度に比べ83百万円減少し302百万円となりました。
(4) キャッシュ・フローの分析
第2 事業の状況 1 業績等の概要をご参照下さい。