四半期報告書-第27期第1四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による個人消費、企業活動の収縮、雇用環境の悪化等の影響が長期化する中、政府や地方自治体による経済対策等により回復の兆しも見られたものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大により先行きが不透明な状況が続いております。
新型コロナウイルス感染症の影響により、アジア新興国を始めとする諸外国の経済動向、金融資本市場の変動等、世界経済に与える影響は依然不透明であり、不確実性は高く、国内外の先行き景気には留意する必要があります。
当社グループの主要顧客が属する製薬業界においては、大型薬剤の特許切れや薬価制度の変更、ジェネリック医薬品の使用促進などに直面し、製薬企業の営業環境は、依然として厳しい状況が続いております。そのため、製薬企業は、新薬の研究開発や営業・適正普及活動において、さらなる生産性向上を求めております。また上市される新薬の中心が、スペシャリティ医薬品になるなかで、製薬企業はスペシャリティ医薬品に合った新たな適正普及支援を必要としております。
なお、当社グループでは、長期化する新型コロナウイルス感染症対策として、引き続きリモートワークの実施、顧客との商談、セミナー等についてもオンラインで実施いたしました。また、製薬企業はMRの医療機関への訪問自粛が続いている背景から、医薬営業支援サービスの各既存サービスのニーズが高まり、受注が増加する要因となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高2,058百万円(前年同四半期比150.6%増)、売上総利益1,438百万円(前年同四半期比159.5%増)、営業利益849百万円(前年同四半期比347.2%増)、経常利益860百万円(前年同四半期比358.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は587百万円(前年同四半期は4百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
a .医薬DX事業
当事業においては、既存サービスの販売体制強化などの取り組みを進めるなか、医薬DX事業の売上高は1,814百万円(前年同四半期比156.7%増)、営業利益は1,086百万円(前年同四半期比214.4%増)となりました。
b .メディカルプラットフォーム事業
当事業においては、医師向け教育コンテンツ「ケアネットDVD」及び「その他」の売上高は10百万円(前年同四半期比18.5%減)、医療教育動画サービス「CareNeTV」の売上高は81百万円(前年同四半期比26.3%増)となりました。
この結果、メディカルプラットフォーム事業の売上高は92百万円(前年同四半期比18.7%増)、営業利益は16百万円(前年同四半期比60.5%増)となりました。
c .連結グロース事業
当事業においては、新規事業の開発及び積極投資を進めるなか、主に当第1四半期連結会計期間において株式会社アドメディカを連結の範囲に含めた影響に伴い、連結グロース事業の売上高は165百万円(前年同四半期比347.6%増)、営業損失は11百万円(前年同四半期は営業損失2百万円)となりました。
また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っております。これにより、当第1四半期連結会計期間末の医師会員数は18万2千人(前年同四半期比17.7%増)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ128百万円減少の5,191百万円となりました。
流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ226百万円減少の4,099百万円となりました。これは主に、現金及び預金116百万円、受取手形及び売掛金82百万円の減少によるものであります。
また、固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ98百万円増加の1,091百万円となりました。これは主に、のれん45百万円、投資その他の資産42百万円の増加によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ648百万円減少の1,585百万円となりました。
流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ648百万円減少の1,561百万円となりました。これは主に、未払法人税等300百万円、役員賞与引当金220百万円の減少によるものであります。
また、固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ0百万円増加の24百万円となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ520百万円増加の3,605百万円となりました。これは主に、利益剰余金504百万円、その他有価証券評価差額金24百万円の増加によるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による個人消費、企業活動の収縮、雇用環境の悪化等の影響が長期化する中、政府や地方自治体による経済対策等により回復の兆しも見られたものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大により先行きが不透明な状況が続いております。
新型コロナウイルス感染症の影響により、アジア新興国を始めとする諸外国の経済動向、金融資本市場の変動等、世界経済に与える影響は依然不透明であり、不確実性は高く、国内外の先行き景気には留意する必要があります。
当社グループの主要顧客が属する製薬業界においては、大型薬剤の特許切れや薬価制度の変更、ジェネリック医薬品の使用促進などに直面し、製薬企業の営業環境は、依然として厳しい状況が続いております。そのため、製薬企業は、新薬の研究開発や営業・適正普及活動において、さらなる生産性向上を求めております。また上市される新薬の中心が、スペシャリティ医薬品になるなかで、製薬企業はスペシャリティ医薬品に合った新たな適正普及支援を必要としております。
なお、当社グループでは、長期化する新型コロナウイルス感染症対策として、引き続きリモートワークの実施、顧客との商談、セミナー等についてもオンラインで実施いたしました。また、製薬企業はMRの医療機関への訪問自粛が続いている背景から、医薬営業支援サービスの各既存サービスのニーズが高まり、受注が増加する要因となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高2,058百万円(前年同四半期比150.6%増)、売上総利益1,438百万円(前年同四半期比159.5%増)、営業利益849百万円(前年同四半期比347.2%増)、経常利益860百万円(前年同四半期比358.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は587百万円(前年同四半期は4百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
a .医薬DX事業
当事業においては、既存サービスの販売体制強化などの取り組みを進めるなか、医薬DX事業の売上高は1,814百万円(前年同四半期比156.7%増)、営業利益は1,086百万円(前年同四半期比214.4%増)となりました。
b .メディカルプラットフォーム事業
当事業においては、医師向け教育コンテンツ「ケアネットDVD」及び「その他」の売上高は10百万円(前年同四半期比18.5%減)、医療教育動画サービス「CareNeTV」の売上高は81百万円(前年同四半期比26.3%増)となりました。
この結果、メディカルプラットフォーム事業の売上高は92百万円(前年同四半期比18.7%増)、営業利益は16百万円(前年同四半期比60.5%増)となりました。
c .連結グロース事業
当事業においては、新規事業の開発及び積極投資を進めるなか、主に当第1四半期連結会計期間において株式会社アドメディカを連結の範囲に含めた影響に伴い、連結グロース事業の売上高は165百万円(前年同四半期比347.6%増)、営業損失は11百万円(前年同四半期は営業損失2百万円)となりました。
また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っております。これにより、当第1四半期連結会計期間末の医師会員数は18万2千人(前年同四半期比17.7%増)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ128百万円減少の5,191百万円となりました。
流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ226百万円減少の4,099百万円となりました。これは主に、現金及び預金116百万円、受取手形及び売掛金82百万円の減少によるものであります。
また、固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ98百万円増加の1,091百万円となりました。これは主に、のれん45百万円、投資その他の資産42百万円の増加によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ648百万円減少の1,585百万円となりました。
流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ648百万円減少の1,561百万円となりました。これは主に、未払法人税等300百万円、役員賞与引当金220百万円の減少によるものであります。
また、固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ0百万円増加の24百万円となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ520百万円増加の3,605百万円となりました。これは主に、利益剰余金504百万円、その他有価証券評価差額金24百万円の増加によるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。