四半期報告書-第28期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。この結果、前第1四半期連結累計期間と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において増減額及び前年同四半期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更) (収益認識に関する会計基準等の適用)」をご参照ください。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の第6波が収束しつつあり、景気面で持ち直しの動きが続いているものの、個人消費の持ち直しの足踏み及び雇用情勢の弱い動き等、依然として厳しさが残る状況となっております。また、海外ではウクライナ情勢等による不透明感が見られる中、原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、供給面での制約等による下振れリスクに警戒すべき状況が続いており、依然として不確実性は高く、国内外の先行き景気には留意する必要があります。
当社グループの主要顧客が属する製薬業界においては、大型薬剤の特許切れや薬価制度の変更、ジェネリック医薬品の使用促進などに直面し、製薬企業の営業環境は、依然として厳しい状況が続いております。そのため、製薬企業は、新薬の研究開発や営業・適正普及活動において、さらなる生産性向上を求めております。また、上市される新薬の中心が、スペシャリティ医薬品になるなかで、製薬企業はスペシャリティ医薬品に合った新たな適正普及支援を必要としております。
なお、当社グループでは、長期化する新型コロナウイルス感染症対策として、引き続きリモートワークの実施、顧客との商談、セミナー等についてもオンラインで実施いたしました。また、製薬企業はMRの医療機関への訪問自粛が続いている背景から、引き続き医薬DX事業の各既存サービスに対するニーズの高まりが続いており、受注が増加する要因となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高2,222百万円(前年同四半期は2,058百万円)、売上総利益1,510百万円(前年同四半期は1,438百万円)、営業利益838百万円(前年同四半期は849百万円)、経常利益839百万円(前年同四半期は860百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は558百万円(前年同四半期は587百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。報告セグメントの区分変更について、詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
a .医薬DX事業
当事業においては、既存サービスの販売体制強化などの取り組みを進めるなか、医薬DX事業の売上高は2,016百万円(前年同四半期は1,932百万円)、営業利益は1,058百万円(前年同四半期は1,064百万円)となりました。
b .メディカルプラットフォーム事業
当事業においては、医師向け転職支援サービス「キャリア」等の売上高は114百万円(前年同四半期は33百万円)、医療教育動画サービス「CareNeTV」等の売上高は91百万円(前年同四半期は92百万円)となりました。
この結果、メディカルプラットフォーム事業の売上高は206百万円(前年同四半期は125百万円)、営業利益は87百万円(前年同四半期は26百万円)となりました。
また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っております。これにより、当第1四半期連結会計期間末の医師会員数は19万6千人(前年同四半期比7.5%増)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ677百万円減少の10,065百万円となりました。
流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ600百万円減少の9,006百万円となりました。これは主に、現金及び預金368百万円、売掛金及び契約資産177百万円の減少によるものであります。
また、固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ77百万円減少の1,058百万円となりました。これは主に、投資その他の資産73百万円の減少によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ896百万円減少の1,707百万円となりました。
流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ903百万円減少の1,614百万円となりました。これは主に、未払法人税等376百万円、役員賞与引当金234百万円の減少によるものであります。
また、固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ7百万円増加の93百万円となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ218百万円増加の8,357百万円となりました。これは主に、利益剰余金220百万円の増加によるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
なお、当第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。この結果、前第1四半期連結累計期間と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において増減額及び前年同四半期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更) (収益認識に関する会計基準等の適用)」をご参照ください。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の第6波が収束しつつあり、景気面で持ち直しの動きが続いているものの、個人消費の持ち直しの足踏み及び雇用情勢の弱い動き等、依然として厳しさが残る状況となっております。また、海外ではウクライナ情勢等による不透明感が見られる中、原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、供給面での制約等による下振れリスクに警戒すべき状況が続いており、依然として不確実性は高く、国内外の先行き景気には留意する必要があります。
当社グループの主要顧客が属する製薬業界においては、大型薬剤の特許切れや薬価制度の変更、ジェネリック医薬品の使用促進などに直面し、製薬企業の営業環境は、依然として厳しい状況が続いております。そのため、製薬企業は、新薬の研究開発や営業・適正普及活動において、さらなる生産性向上を求めております。また、上市される新薬の中心が、スペシャリティ医薬品になるなかで、製薬企業はスペシャリティ医薬品に合った新たな適正普及支援を必要としております。
なお、当社グループでは、長期化する新型コロナウイルス感染症対策として、引き続きリモートワークの実施、顧客との商談、セミナー等についてもオンラインで実施いたしました。また、製薬企業はMRの医療機関への訪問自粛が続いている背景から、引き続き医薬DX事業の各既存サービスに対するニーズの高まりが続いており、受注が増加する要因となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高2,222百万円(前年同四半期は2,058百万円)、売上総利益1,510百万円(前年同四半期は1,438百万円)、営業利益838百万円(前年同四半期は849百万円)、経常利益839百万円(前年同四半期は860百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は558百万円(前年同四半期は587百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。報告セグメントの区分変更について、詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
a .医薬DX事業
当事業においては、既存サービスの販売体制強化などの取り組みを進めるなか、医薬DX事業の売上高は2,016百万円(前年同四半期は1,932百万円)、営業利益は1,058百万円(前年同四半期は1,064百万円)となりました。
b .メディカルプラットフォーム事業
当事業においては、医師向け転職支援サービス「キャリア」等の売上高は114百万円(前年同四半期は33百万円)、医療教育動画サービス「CareNeTV」等の売上高は91百万円(前年同四半期は92百万円)となりました。
この結果、メディカルプラットフォーム事業の売上高は206百万円(前年同四半期は125百万円)、営業利益は87百万円(前年同四半期は26百万円)となりました。
また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っております。これにより、当第1四半期連結会計期間末の医師会員数は19万6千人(前年同四半期比7.5%増)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ677百万円減少の10,065百万円となりました。
流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ600百万円減少の9,006百万円となりました。これは主に、現金及び預金368百万円、売掛金及び契約資産177百万円の減少によるものであります。
また、固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ77百万円減少の1,058百万円となりました。これは主に、投資その他の資産73百万円の減少によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ896百万円減少の1,707百万円となりました。
流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ903百万円減少の1,614百万円となりました。これは主に、未払法人税等376百万円、役員賞与引当金234百万円の減少によるものであります。
また、固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ7百万円増加の93百万円となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ218百万円増加の8,357百万円となりました。これは主に、利益剰余金220百万円の増加によるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。