四半期報告書-第27期第3四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/14 16:08
【資料】
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【項目】
29項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるスマートフォンを取り巻く環境においては、MM総研調べによりますと、2018年度におけるスマートフォンの国内出荷台数は3,061万台で、統計調査を始めた2009年以降の10年間で2番目に多い出荷実績となっておりましたが、2018年の暦年での出荷台数に比べると微減しており、今後は通信料金と端末料金の分離などの影響により、販売台数は減少していくことが見込まれます。
ゲーム事業の属するモバイルゲーム市場については、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムによりますと、スマートフォン等市場のうち、ゲーム・ソーシャルゲーム等市場は、2017年から2018年にかけて前年比4%増となる1兆4,116億円へ拡大しておりますが、その拡大速度は急速に鈍化しております。また、市場の主力となっているJRPGと呼ばれる日本特有の性質をもったRPG分野では、近年ではゲーム性向上に伴い開発期間が長期化するとともに、開発費やプロモーション費用の著しい増大に伴って、開発・提供・運営には資本力が求められることで、提供されるゲームタイトル数は以前に比べて減少傾向にあります。
広告事業の属するインターネット広告市場については、株式会社D2C / 株式会社サイバー・コミュニケーションズ(CCI) / 株式会社電通の共同調べによりますと、2017年から2018年にかけて前年比118.6%となる1兆4,480億円の規模にまで拡大し、媒体別では、スマートフォン広告が前年比122.4%となる1兆181億円の規模となっております。2019年においても、インターネット広告市場は前年比115.9%、特にスマートフォン広告は前年比122.7%の成長を見込んでおります。
このような市場環境の下、当社グループは第2四半期連結会計期間から事業構造の転換に着手し、ゲーム事業においては既存タイトルにおける運営体制の見直しを行うとともに、カジュアルゲーム分野(パズルゲーム等)と、ブロックチェーンゲーム分野を中心に当社の経営資源を集中させることとしたほか、and Experience事業においても投資領域を絞り経営資源を集中させる運営体制の変更を進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,179,878千円(前年同期比30.0%増)、営業損失470,114千円(前年同期は302,714千円の営業損失)、経常損失478,799千円(前年同期は310,707千円の経常損失)、開発中であったゲームタイトルの開発中止に係る固定資産並びに運用中のゲームタイトルに関して当初想定していた期間内での収益回収が見込めなくなった固定資産の減損損失482,872千円を第2四半期連結会計期間に特別損失として計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失964,996千円(前年同期は312,885千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
(ゲーム事業)
ゲーム事業において、運用中のパズルゲーム「COLOR PIECEOUT(カラーピーソウト)」は、AndroidOSは5月28日から、iOSは6月25日からサービスを開始いたしました。20代~30代のメイン層に加え、女性を中心とした幅広い年齢層の方々から高い支持を得ることができ、各種継続率は想定を上回り好調に推移しております。ユーザーのサービス利用期間が延びることに従って補助アイテムの使用やプレイ回数の追加などが増加し、収益が拡大していくことを見込んでおります。
また、開発中のブロックチェーンゲーム「コントラクトサーヴァント-CARD GAME-」は、リリースに向けた開発の1つのステップとして6月28日に試遊会を行いました。参加者からは高いゲーム性を評価された一方で、課題も明確になり、正式リリースに向けた開発を加速させております。
以上の結果、当セグメントの売上高は577,369千円(前年同期比26.3%増)、セグメント損失は314,923千円(前年同期は137,120千円のセグメント損失)となりました。
(広告事業)
アドネットワーク「ADroute」において、新たに開始したPC向け広告配信サービスが拡大したほか、「トレーディングデスク」において、顧客開拓が進んだことに加え、大型スポット案件を獲得できたことで、広告事業全体で売上高が伸長し、四半期連結会計期間での過去最高の売上高となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は1,486,789千円(前年同期比28.3%増)、セグメント利益は62,920千円(前年同期比22.9%増)となりました。
(and Experience事業)
オンラインくじサービス「くじコレ」に経営資源を集中させることとし、企画・運営体制を強化したことで断続的なくじの実施により実施回数を重ねることができました。売上計上基準に出荷基準を採用しているため、くじの実施時期と売上の計上時期が異なるため、当四半期連結会計期間での収益貢献は限定的となります。
以上の結果、当セグメントの売上高は115,719千円(前年同期比87.7%増)、セグメント損失は107,513千円(前年同期は114,712千円のセグメント損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産合計については、前期末に比べて777,511千円減少し、1,219,186千円となりました。これは、主に現金及び預金が253,139千円、ソフトウエアが151,769千円、ソフトウエア仮勘定が303,871千円減少したこと等によるものであります。
負債合計については、前期末に比べて116,363千円減少し、930,375千円となりました。これは、主に買掛金が33,989千円増加したものの、1年内返済予定を含む長期借入金が89,750千円、流動負債のその他が43,911千円減少したこと等によるものであります。
純資産合計については、前期末に比べて661,147千円減少し、288,811千円となりました。これは、主に新株予約権の行使により資本金等が309,068千円増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純損失を964,996千円計上したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象等が存在しておりますが、①ゲーム事業における投資と回収のタイトルポートフォリオの見直し及び開発・運営人員の最適な配置による売上の維持拡大、②広告事業のADrouteにおけるPC領域への展開による売上の拡大、③and Experience事業で展開するサービスの選択と集中による収益改善及び売上拡大、④新規含むプロジェクトの他社とのアライアンスによるリスク分散、収益獲得機会の増加、⑤資金調達や資金繰りの安定化に努めてまいります。なお、2019年3月8日付で発行した第三者割当による行使価額修正条項付第20回新株予約権が2019年6月5日までの間に700,000個が行使された結果、307,850千円の資金調達をしており、財務基盤の安定化が図られております。また、2019年8月以降も資金需要や今後の事業の進捗、市場環境も踏まえたうえで、行使価額修正条項付第21回新株予約権の行使開始指示も含め、最適な資金調達方法を慎重に検討してまいります。これらの対応策を事業を取り巻く環境の変化に適応し推進していくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

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