四半期報告書-第52期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
(1)経営成績の分析
(単位:百万円)
(注)売上総利益、営業利益又は営業損失、経常利益又は経常損失及び親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失の下段に記載している数値は、それぞれ売上高に対する割合を示しております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しが見られず、展示会・イベント開催の自粛や延期が相次ぐとともに、企業も広告宣伝費の抑制に動いたことから、大変厳しい事業環境となりました。2020年5月の緊急事態宣言解除後は国内の経済活動に回復の兆しが見られたものの、7月以降の第2波の影響によりリアルイベント再開への機運が停滞しました。さらに、9月中旬よりイベント開催人数制限が段階的に緩和された中、積極的な営業活動を展開してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大という第3波の影響を大きく受けました。
その一方で、リモートワークの浸透等の社会環境の変化に合わせ、マーケティング市場においてはオンラインを活用したプロモーション活動への需要が急速に高まっており、当社もオンライン向けのサービス開発に迅速に対応し、顧客のプロモーション活動をサポートしております。また、顧客からはリアルプロモーションに対して、ユーザーとの深いリレーションが図れる貴重な場として、その有用性が再認識されており、リアルとデジタルの垣根を超えた視点で「価値ある体験」を再設計し、統合型のコミュニケーションデザインを提供すべく、デジタル領域のサービス拡大とリアルイベントの価値向上に尽力しております。
このような環境の中、当社グループは、中期ビジョン「ココロ揺さぶる瞬間(とき)を創り、世の中を次へ動かす」の実現のため、下記の重点分野に注力し取り組んでおります。
① リアルとデジタルのハイブリッド型のコミュニケーションデザインの確立
② 新規開拓のための組織体制・施策の強化
③ 制作部門の内製領域の拡大(デジタル、商環境分野)
当第3四半期連結累計期間における売上高は、上述のとおり予定をしていた各種展示会・イベント等の中止の影響を受け、46億97百万円(前年同四半期比49.9%減)となりました。
各商材カテゴリー別の売上高の状況は、次のとおりです。
(単位:百万円)
売上高は、展示会出展、商談会・プライベートショー、イベントプロモーション、カンファレンス・セミナーというリアルイベント領域において、新型コロナウイルスによる開催自粛・縮小の影響を受け、大きく減少しました。一方で、前年同四半期より売上高が大きく伸長した商環境では、大手企業のミュージアムやコンセプトショップ等、新たな領域のサービスを拡大しております。また、デジタル・コンテンツ&マーケティングにおいては、リアルイベントの代替としてオンラインイベントの需要が伸びることを早期に見込み、グループ会社のスプラシアと連携を図り、配信プラットフォームの整備と本社内にスタジオを開設する等のサービス提供体制を整えたことで、顧客のニーズを取り込み売上高が増加しました。商環境とデジタル・コンテンツ&マーケティングについては、引き続き成長領域と位置づけ、戦略的に施策の強化を図ってまいります。
売上総利益は売上高の大幅な減少が影響し、12億94百万円(前年同四半期比50.4%減)となりましたが、内製率の向上に努めたことにより、売上総利益率は27.6%(前年同四半期は27.8%)と前年同時期並みの水準を確保いたしました。
販売費及び一般管理費は、21億55百万円(前年同四半期比0.6%増)、販売費及び一般管理費率が45.9%(前年同四半期は22.9%)となり、この結果、営業損失は8億61百万円(前年同四半期は営業利益4億63百万円)となりました。また、雇用調整助成金等の収入1億77百万円を営業外収益に計上して、経常損失は6億94百万円(前年同四半期は経常利益4億67百万円)となり、旧製作スタジオの売却による特別利益75百万円と法人税等調整額1億91百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は4億28百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億18百万円)となりました。
当第3四半期連結累計期間における報告セグメントの業績は、次のとおりです。
a.リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業※1
当第3四半期連結累計期間におけるリアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業の売上高は、42億11百万円(前年同四半期比51.8%減)、セグメント損失は8億31百万円(前年同四半期はセグメント利益4億17百万円)となりました。
これは、前述のとおり、新型コロナウイルスの影響により、展示会出展、商談会・プライベートショー、イベントプロモーション、カンファレンス・セミナーの売上高が大幅に減少したことによります。
b.デジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業※2
当第3四半期連結累計期間におけるデジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業の売上高は、4億85百万円(前年同四半期比24.7%減)、セグメント損失は22百万円(前年同四半期はセグメント利益48百万円)となりました。
これは、グループ会社の株式会社アイアクトと株式会社スプラシアにおいて、前年同四半期の大型プロジェクトに見合う受注を獲得できず、前年同四半期比で売上高が減少したことによります。
※1:展示会・イベント等、人と人とが出会う“場”・“空間”において、様々な体験価値を通じて提供される製品・サービスの宣伝・販売活動を「Experience マーケティング」と位置付け、“コミュニケーション”に関わるあらゆる「表現」「手段」「環境」を最適化し“デザイン”することで、サービスを展開しております。
※2:インターネットを活用したビジネスモデルの策定から戦略的なWebサイト構築やアプリケーション制作をはじめとし、ビジネス向けアプリ制作・配信・管理プラットフォームやAI・コグニティブ領域など、最先端のデジタル・テクノロジーを集積し“デザイン”することでサービスを提供しています。
(2)財政状態の分析
当社グループは、持続的成長の実現を可能とし、長期にわたり企業価値を向上させるために、事業活動により創出した営業キャッシュ・フローを、規律ある成長投資の実行や、株主の皆様への長期的かつ安定的な利益還元に充てながら、健全で強固な財務基盤を確立することを財務方針としています。
当連結会計年度におきましては、資金サイクルの向上やコスト削減等を通じて、更なるキャッシュ・フローの改善に努めております。また、第1四半期に手元流動性を高め財務安定化を図るべく、運転資金等の確保を目的に取引金融機関より20億円の借入を実行しました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における資産は、47億19百万円(前連結会計年度末比3億46百万円増)となりました。これは、現金及び預金が13億27百万円、仕掛品が2億15百万円増加した一方、売掛金の回収により受取手形及び売掛金が12億37百万円減少したこと等によります。
負債は、39億62百万円(前連結会計年度末比8億44百万円増)となりました。これは、上述のとおり20億円の調達をした一方で既存借入金の返済もあり借入金合計は16億49百万円増加しました。また、買掛金が3億40百万円、賞与引当金が2億65百万円、未払法人税等が1億7百万円減少したこと等によります。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失を4億28百万円計上したことと、配当金の支払に85百万円を充てたこと等により7億56百万円(前連結会計年度末比4億98百万円減)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(単位:百万円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減額 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 9,380 | 4,697 | △4,682 | △49.9 |
| 売上総利益 (%) | 2,607 (27.8) | 1,294 (27.6) | △1,312 | △50.4 |
| 営業利益又は営業損失(△) (%) | 463 (4.9) | △861 (△18.3) | △1,324 | ― |
| 経常利益又は経常損失(△) (%) | 467 (5.0) | △694 (△14.8) | △1,162 | ― |
| 親会社株主に帰属する四半期 純利益又は親会社株主に帰属 する四半期純損失(△) (%) | 318 (3.4) | △428 (△9.1) | △747 | ― |
(注)売上総利益、営業利益又は営業損失、経常利益又は経常損失及び親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失の下段に記載している数値は、それぞれ売上高に対する割合を示しております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しが見られず、展示会・イベント開催の自粛や延期が相次ぐとともに、企業も広告宣伝費の抑制に動いたことから、大変厳しい事業環境となりました。2020年5月の緊急事態宣言解除後は国内の経済活動に回復の兆しが見られたものの、7月以降の第2波の影響によりリアルイベント再開への機運が停滞しました。さらに、9月中旬よりイベント開催人数制限が段階的に緩和された中、積極的な営業活動を展開してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大という第3波の影響を大きく受けました。
その一方で、リモートワークの浸透等の社会環境の変化に合わせ、マーケティング市場においてはオンラインを活用したプロモーション活動への需要が急速に高まっており、当社もオンライン向けのサービス開発に迅速に対応し、顧客のプロモーション活動をサポートしております。また、顧客からはリアルプロモーションに対して、ユーザーとの深いリレーションが図れる貴重な場として、その有用性が再認識されており、リアルとデジタルの垣根を超えた視点で「価値ある体験」を再設計し、統合型のコミュニケーションデザインを提供すべく、デジタル領域のサービス拡大とリアルイベントの価値向上に尽力しております。
このような環境の中、当社グループは、中期ビジョン「ココロ揺さぶる瞬間(とき)を創り、世の中を次へ動かす」の実現のため、下記の重点分野に注力し取り組んでおります。
① リアルとデジタルのハイブリッド型のコミュニケーションデザインの確立
② 新規開拓のための組織体制・施策の強化
③ 制作部門の内製領域の拡大(デジタル、商環境分野)
当第3四半期連結累計期間における売上高は、上述のとおり予定をしていた各種展示会・イベント等の中止の影響を受け、46億97百万円(前年同四半期比49.9%減)となりました。
各商材カテゴリー別の売上高の状況は、次のとおりです。
(単位:百万円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減額 | 増減率 (%) | |
| 展示会出展 | 2,852 | 249 | △2,603 | △91.3 |
| イベントプロモーション | 2,332 | 1,436 | △896 | △38.4 |
| 商談会・プライベートショー | 2,033 | 272 | △1,760 | △86.6 |
| カンファレンス・セミナー | 538 | 63 | △475 | △88.2 |
| 商環境 | 824 | 1,415 | 590 | 71.7 |
| デジタル・コンテンツ&マーケティング | 727 | 1,153 | 425 | 58.5 |
| その他 | 70 | 108 | 37 | 52.8 |
| 売上高合計 | 9,380 | 4,697 | △4,682 | △49.9 |
売上高は、展示会出展、商談会・プライベートショー、イベントプロモーション、カンファレンス・セミナーというリアルイベント領域において、新型コロナウイルスによる開催自粛・縮小の影響を受け、大きく減少しました。一方で、前年同四半期より売上高が大きく伸長した商環境では、大手企業のミュージアムやコンセプトショップ等、新たな領域のサービスを拡大しております。また、デジタル・コンテンツ&マーケティングにおいては、リアルイベントの代替としてオンラインイベントの需要が伸びることを早期に見込み、グループ会社のスプラシアと連携を図り、配信プラットフォームの整備と本社内にスタジオを開設する等のサービス提供体制を整えたことで、顧客のニーズを取り込み売上高が増加しました。商環境とデジタル・コンテンツ&マーケティングについては、引き続き成長領域と位置づけ、戦略的に施策の強化を図ってまいります。
売上総利益は売上高の大幅な減少が影響し、12億94百万円(前年同四半期比50.4%減)となりましたが、内製率の向上に努めたことにより、売上総利益率は27.6%(前年同四半期は27.8%)と前年同時期並みの水準を確保いたしました。
販売費及び一般管理費は、21億55百万円(前年同四半期比0.6%増)、販売費及び一般管理費率が45.9%(前年同四半期は22.9%)となり、この結果、営業損失は8億61百万円(前年同四半期は営業利益4億63百万円)となりました。また、雇用調整助成金等の収入1億77百万円を営業外収益に計上して、経常損失は6億94百万円(前年同四半期は経常利益4億67百万円)となり、旧製作スタジオの売却による特別利益75百万円と法人税等調整額1億91百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は4億28百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億18百万円)となりました。
当第3四半期連結累計期間における報告セグメントの業績は、次のとおりです。
a.リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業※1
当第3四半期連結累計期間におけるリアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業の売上高は、42億11百万円(前年同四半期比51.8%減)、セグメント損失は8億31百万円(前年同四半期はセグメント利益4億17百万円)となりました。
これは、前述のとおり、新型コロナウイルスの影響により、展示会出展、商談会・プライベートショー、イベントプロモーション、カンファレンス・セミナーの売上高が大幅に減少したことによります。
b.デジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業※2
当第3四半期連結累計期間におけるデジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業の売上高は、4億85百万円(前年同四半期比24.7%減)、セグメント損失は22百万円(前年同四半期はセグメント利益48百万円)となりました。
これは、グループ会社の株式会社アイアクトと株式会社スプラシアにおいて、前年同四半期の大型プロジェクトに見合う受注を獲得できず、前年同四半期比で売上高が減少したことによります。
※1:展示会・イベント等、人と人とが出会う“場”・“空間”において、様々な体験価値を通じて提供される製品・サービスの宣伝・販売活動を「Experience マーケティング」と位置付け、“コミュニケーション”に関わるあらゆる「表現」「手段」「環境」を最適化し“デザイン”することで、サービスを展開しております。
※2:インターネットを活用したビジネスモデルの策定から戦略的なWebサイト構築やアプリケーション制作をはじめとし、ビジネス向けアプリ制作・配信・管理プラットフォームやAI・コグニティブ領域など、最先端のデジタル・テクノロジーを集積し“デザイン”することでサービスを提供しています。
(2)財政状態の分析
当社グループは、持続的成長の実現を可能とし、長期にわたり企業価値を向上させるために、事業活動により創出した営業キャッシュ・フローを、規律ある成長投資の実行や、株主の皆様への長期的かつ安定的な利益還元に充てながら、健全で強固な財務基盤を確立することを財務方針としています。
当連結会計年度におきましては、資金サイクルの向上やコスト削減等を通じて、更なるキャッシュ・フローの改善に努めております。また、第1四半期に手元流動性を高め財務安定化を図るべく、運転資金等の確保を目的に取引金融機関より20億円の借入を実行しました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における資産は、47億19百万円(前連結会計年度末比3億46百万円増)となりました。これは、現金及び預金が13億27百万円、仕掛品が2億15百万円増加した一方、売掛金の回収により受取手形及び売掛金が12億37百万円減少したこと等によります。
負債は、39億62百万円(前連結会計年度末比8億44百万円増)となりました。これは、上述のとおり20億円の調達をした一方で既存借入金の返済もあり借入金合計は16億49百万円増加しました。また、買掛金が3億40百万円、賞与引当金が2億65百万円、未払法人税等が1億7百万円減少したこと等によります。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失を4億28百万円計上したことと、配当金の支払に85百万円を充てたこと等により7億56百万円(前連結会計年度末比4億98百万円減)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。