四半期報告書-第45期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/10 15:08
【資料】
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【項目】
23項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
なお、当社は、前第1四半期連結累計期間では四半期連結財務諸表を作成しておりましたが、当社の連結子会社であったIna Research Philippines, Inc.及びInaphil, Incorporatedの重要性が乏しくなったこと、また、清算に向けた手続きを開始していることから、これらを連結の範囲から除外しました。これにより、当第1四半期累計期間より四半期財務諸表を作成しているため、前年同四半期との比較は行っておりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社の主要顧客である製薬企業では、平成30年4月からの薬価の毎年改定の開始を受け、新薬開発への軸足移動を一段と進めております。これに伴い、開発初期の受け皿を担うCROへ寄せられる期待は、信頼性、納期及びコストはもとより、新たな分野への柔軟な取り組みの提案等において高まっています。
こうした中、当社は経営改革により基盤固めを終え、委託者の期待に応えるべく、多様な商品の提供と納期やコストを意識して生産性の向上を図るとともに、業容の拡大に向けた顧客開拓をすすめております。
受託試験事業では、他CROとの差別化が功奏する米国食品医薬局(FDA)への新薬申請時に義務化されたSEND(非臨床試験データ標準フォーマット:Standard for Exchange of Nonclinical Data)への対応サービスで、確実に実績を積み上げております。加えて、海外においてもSENDサービスを切り口とした営業活動を推進した結果、受注の実績ができており、今後も有望な市場と見込んでおります。
環境事業におきましては、大学・民間企業の動物関連施設の多くが更新時期を迎えることで市況が活発な動きを見せております。営業人員を補充して、理化学機器販売会社等と連携した営業活動を進め、取り込み強化を図っております。
これらの結果、当第1四半期会計期間末における財政状態及び第1四半期累計期間の経営成績は、以下のとおりとなりました。
① 財政状態
(流動資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産の残高は1,389,382千円となり、前事業年度末に比べ655,137千円減少しました。主な内訳は、借入金の返済に伴う現金及び預金の減少603,006千円、売上債権の回収による受取手形及び売掛金の減少252,683千円、受注残高の増加による仕掛品の増加180,420千円であります。
(固定資産)
当第1四半期会計期間末における固定資産の残高は1,352,486千円となり、前事業年度末に比べ14,912千円減少しました。主な要因は、減価償却の進行によるものであります。
(流動負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債の残高は1,383,135千円となり、前事業年度末に比べ597,744千円減少しました。主な内訳は、支払手形及び買掛金の減少98,748千円、返済の実行による短期借入金の減少227,520千円及び1年内返済予定の長期借入金の減少213,343千円であります。
(固定負債)
当第1四半期会計期間末における固定負債の残高は759,617千円となり、前事業年度末に比べ33,820千円増加しました。主な内訳は、金融機関からの借入金返済方法の見直しに伴う、1年内返済予定の長期借入金からの振り替えによる長期借入金の増加40,863千円であります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産の残高は599,116千円となり、前事業年度末に比べ106,125千円減少しました。これは、四半期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少によるものであります。
② 経営成績
当第1四半期累計期間の経営成績は、受託試験事業においては当初より報告書提出によって売上となる予定の案件が少なかったことに加え、委託者都合によって報告書提出が翌四半期会計期間に延期された試験が発生したこと、環境事業においては完成引き渡しとなった案件が少なかったことにより、売上高は307,720千円、営業損失は97,553千円、経常損失は105,309千円、四半期純損失は106,125千円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(受託試験)
当事業部門におきましては、各社の開発ステージの進捗により市場は緩やかな回復基調が継続しております。その中で当社は、他CROに先行するSEND対応サービスで差別化を図るとともに、既存の製薬会社以外の市場開拓を進めて参りました。しかしながら、当第1四半期累計期間においては、当初より報告書提出によって売上となる予定の案件が少なく、委託者都合によって報告書提出が翌四半期会計期間に延期された試験が発生したため、売上高は297,126千円、営業損失は90,277千円となりました。
(環境)
当事業分野におきましては、大学・民間企業の動物関連施設の多くが更新時期を迎えることで市況が活発なことから、営業人員を補充して営業力の強化を図っております。当第1四半期累計期間においては、比較的小規模の工事案件と物品売上が主体となったため、売上高は10,594千円、営業損失は7,275千円となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、10,843千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、拡大するがん治療研究での伸長が期待される「ヒト由来がんを用いたPDXマウスモデル」の開発を目指し、DNA Link,Inc.(韓国)及び日本エスエルシー株式会社との共同事業を開始いたしました。今後、製薬企業を始め、ベンチャー企業、大学研究機関等幅広くがん研究分野へ作製モデルを提供し、研究進展への寄与を図ってまいります。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期累計期間において、主力の受託試験の生産実績は475,282千円、受注実績は411,996千円、販売実績は297,126千円となりました。環境の生産実績は12,858千円、受注実績は66,078千円、販売実績は10,594千円となりました。

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