四半期報告書-第48期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 15:14
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症第6波の急拡大に見舞われ、回復基調に陰りを生じることが懸念され始めましたが、医薬品業界は国内外ともに引き続き新薬開発に意欲的に取り組んでおり、繁忙が続いております。
国内においては、日本政府が創薬ベンチャーへの出資支援(創薬ベンチャーエコシステムの強化)を打ち出すなど、国内の創薬力強化に向けて動き出しており、各製薬会社も革新的な新薬開発に意欲的に取り組んでおります。
海外においては、新型コロナウイルスのワクチン・治療薬の開発ニーズを含めて、医薬品業界は活況を呈しており、アジア圏も世界の医薬品開発市場の成長を牽引しております。
このような中、当社は国内と併せアジア圏からの大型プロジェクトの受託増加等により、高い稼働率を維持し、試験原材料の価格高騰や、原油高騰に伴う施設のランニングコスト増加を吸収し、収益を改善しております。
海外のCRO代理店事業は順調に拡大しており、感染実験に強みを持ちCOVID-19のウイルス株を保有する代理店提携先の米国サザンリサーチを含め、コロナ関連試験も継続的に受託しております。
また、当社が得意とするSEND(米国食品医薬局への新薬申請時に義務化されている非臨床試験データ標準フォーマット:Standard for Exchange of Nonclinical Data)変換対応サービスも、国内各社の米国販路拡大方針に後押しされ、着実に受注を伸ばしております。
当社内に設けられた国立大学法人信州大学の「遺伝子・細胞治療研究開発基盤事業(遺伝子改変T細胞(CAR-T細胞)の医薬品化に向けた研究基盤整備)」の研究拠点に関しては、国立研究開発法人日本医療開発機構(AMED)の支援のもと、遺伝子治療用ウイルスベクターや腫瘍溶解性ウイルスの非臨床試験に対応できる国内でも希少な施設となっており、遺伝子治療法開発における安全性評価試験のノウハウ蓄積への貢献が期待されております。
環境事業においては、メンテナンス案件の前倒し受注などで、新型コロナウイルス感染症の影響による大学・研究所等の動物関連施設工事の取込み停滞をカバーしてまいりましたが、第6波襲来により、下半期における挽回がやや厳しくなりつつあります。
これらの結果、当第3四半期会計期間末における財政状態及び当第3四半期累計期間の経営成績は、以下のとおりとなりました。
① 財政状態
(流動資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産の残高は2,566,205千円となり、前事業年度末に比べ175,546千円増加しました。主な内訳は、売上債権の回収や契約負債の増加等に伴う現金及び預金の増加285,973千円、売上債権の回収による受取手形、売掛金及び契約資産の減少166,917千円、受注残高の増加による仕掛品の増加154,558千円であります。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末における固定資産の残高は1,627,576千円となり、前事業年度末に比べ16,625千円減少しました。主な内訳は、有形固定資産及び無形固定資産の減価償却によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債の残高は2,166,143千円となり、前事業年度末に比べ128,024千円増加しました。主な内訳は、支払手形及び買掛金の減少146,294千円、返済の実行による短期借入金の減少100,000千円、契約負債の増加262,819千円であります。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末における固定負債の残高は855,465千円となり、前事業年度末に比べ109,980千円減少しました。内訳は、返済の実行による長期借入金の減少90,030千円、リース債務の減少等による固定負債「その他」の減少19,950千円であります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産の残高は1,172,172千円となり、前事業年度末に比べ140,877千円増加しました。これは、株主総会決議に基づく剰余金の処分により資本剰余金が254,585千円減少した一方で、当該剰余金の振替えがあったこと、また、四半期純利益を計上したこと等により、利益剰余金が395,462千円増加したことによるものであります。
② 経営成績
当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高は2,170,569千円(前年同四半期比11.2%増)、営業利益は183,278千円(前年同四半期比87.2%増)、経常利益は172,957千円(前年同四半期比125.5%増)、四半期純利益は143,242千円(前年同四半期比83.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(受託試験)
当事業部門におきましては、前事業年度にスタートした長期大型試験が順調に進捗するとともに、海外顧客からの受託増加により、受注は引き続き好調を維持しており、引き続き高水準の施設稼働が続いております。
以上の結果、売上高は2,066,376千円(前年同四半期比11.1%増)、営業利益は183,230千円(前年同四半期比81.8%増)となりました。
(環境)
当事業部門におきましては、メンテナンス案件の前倒し受注などで、コロナに起因する工事案件の受注不振をカバーし、現時点までは当初予定どおりの収益をあげておりますが、コロナ第6波により工事案件の停滞がやや長引く様相を呈してまいりました。
以上の結果、売上高は104,192千円(前年同四半期比13.0%増)、営業利益は48千円(前年同四半期は営業損失2,868千円)となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についての重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、64,867千円であります。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期累計期間において、主力の受託試験の生産実績は2,267,920千円(前年同四半期比8.0%増)、受注実績は2,929,812千円(前年同四半期比3.8%増)、販売実績は2,066,376千円(前年同四半期比11.1%増)となりました。環境の生産実績は73,087千円(前年同四半期比58.4%減)、受注実績は89,802千円(前年同四半期比23.4%減)、販売実績は104,192千円(前年同四半期比13.0%増)となりました。

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