四半期報告書-第49期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 15:03
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期における当社を取り巻く経営環境といたしまして、営業・学会活動が順次再開・活性化しつつある中で新型コロナウイルス感染症第7波に見舞われ、かつロシアによるウクライナ侵攻の長期化もあって、エネルギー費や穀物相場が高止まりし、試験原価の高騰をもたらすなど、再び不透明感が増しております。
一方で、目下は下記の通り旺盛な新薬開発需要があり、特に収益を圧迫するような状況には至っておりません。
近年の医薬品市場においては、抗体医薬品、核酸医薬品、再生医療、遺伝子療法といったバイオ医薬品(バイオテクノロジーを用いて製造されるタンパク質を有効成分とした高分子の医薬品)の技術が広がりつつあり、創薬モダリティ(医薬品の創薬基盤技術の方法・手段の分類)が多様化しております。
国内においては、医療費圧縮政策により、大手製薬各社はがん、中枢薬、希少疾患等の高額な薬価が見込まれるターゲット領域への集中化や、非臨床試験を含む研究関連業務の外注化による経営資源の集中化を更に進めるとともに、積極的にグローバル市場に進出しております。
併せて経産省による創薬ベンチャー支援が決定し、国内の創薬ベンチャー企業の動きが活性化することが期待されています。
また、アジア圏においては、各国の創薬力育成強化政策を受け、医薬品開発の需要は総じて拡大しております。
このような中、当社は海外営業を強化し、バイオ医薬品市場及びアジア圏からの受託を順調に拡大するとともに、試験資材のコスト抑制と安定調達に努めております。
また、SEND(米国食品医薬局(FDA)への新薬申請時に義務化されている非臨床試験データ標準フォーマット:Standard for Exchange of Nonclinical Data)の変換対応サービスについては、国内CROのトップランナーとして、国内外での顧客数を着実に増やすともに、国内には無い特色を持つ海外のCRO代理店事業の取り扱い企業数の増加を図っております。
環境事業においては、コロナ禍により新規の動物関連施設更新工事の受注で苦戦を強いられており、商品の見直しやメンテナンス・物販の売上拡大により挽回を図っております。
なお、当第1四半期累計期間においては、当社普通株式に対する公開買付けに係る諸費用が発生しており、当該費用の合計額71,299千円を「公開買付関連費用」として特別損失に計上しております。
これらの結果、当第1四半期会計期間末における財政状態及び当第1四半期累計期間の経営成績は、以下のとおりとなりました。
① 財政状態
(流動資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産の残高は3,320,424千円となり、前事業年度末に比べ152,229千円増加しました。主な内訳は、現金及び預金の減少210,178千円、売上債権の回収による受取手形、売掛金及び契約資産の減少250,180千円、受注残高の増加に伴う原材料及び貯蔵品の増加266,361千円並びに仕掛品の増加283,344千円であります。
(固定資産)
当第1四半期会計期間末における固定資産の残高は1,681,308千円となり、前事業年度末に比べ11,845千円減少しました。主な内訳は、減価償却による有形固定資産の減少21,654千円、繰延税金資産の増加13,987千円であります。
(流動負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債の残高は2,925,263千円となり、前事業年度末に比べ246,853千円増加しました。主な内訳は、支払手形及び買掛金の増加52,193千円、受注残高の増加による契約負債の増加316,891千円並びに賞与引当金の減少91,580千円であります。
(固定負債)
当第1四半期会計期間末における固定負債の残高は770,615千円となり、前事業年度末に比べ48,561千円減少しました。主な内訳は、返済による長期借入金の減少30,010千円であります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産の残高は1,305,854千円となり、前事業年度末に比べ57,908千円減少しました。内訳は、四半期純損失の計上及び剰余金の配当による利益剰余金の減少57,908千円であります。
② 経営成績
売上高は568,660千円(前年同四半期比20.3%増)、営業利益は17,203千円(前年同四半期は営業損失6,350千円)、経常利益は24,211千円(前年同四半期は経常損失12,205千円)、四半期純損失は33,917千円(前年同四半期は四半期純損失7,910千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(受託試験)
当事業部門におきましては、コロナ禍第7波により営業活動が再び制限されつつありますが、WEBによる営業スタイルが定着しつつあり、受注は前期に引続き好調に推移しました。
以上の結果、売上高は558,112千円(前年同四半期比19.8%増)、営業利益は24,122千円(前年同四半期比1,644.0%増)となりました。
(環境)
当事業部門におきましては、メンテナンス案件の前倒し受注などにより、当初の計画どおりに推移しております。この結果、当第1四半期累計期間においては、売上高は前年同四半期を上回り、損失は縮小しております。売上高は10,547千円(前年同四半期比52.5%増)、営業損失は6,918千円(前年同四半期は営業損失7,734千円)となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についての重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、9,000千円であります。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期累計期間において、主力の受託試験の生産実績は829,656千円(前年同四半期比29.5%増)、受注実績は2,331,453千円(前年同四半期比183.5%増)、販売実績は558,112千円(前年同四半期比19.8%増)となりました。環境の生産実績は16,992千円(前年同四半期比93.6%増)、受注実績は40,782千円(前年同四半期比0.2%増)、販売実績は10,547千円(前年同四半期比52.5%増)となりました。

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