四半期報告書-第46期第3四半期(平成31年4月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
国内製薬市場においては、薬価の改定が一段と進んだことを受け、当社の主要顧客である製薬会社は従来の低分子・高分子医薬品と併せて、より革新的な再生医療等製品、免疫療法、遺伝子治療等へ経営資源の集中を進めております。一方、世界の医薬品開発市場は各国の健康戦略や経済戦略も伴い着実に成長を続けており、アジア圏においても創薬市場は地道に拡大しつつあります。
このような中、当社は当第3四半期累計期間において、バイオ医薬品関連の高度分析機器や病理サービス強化のための機器への設備投資を行い、医薬品開発分野での対応可能領域の拡充を図ってまいりました。従来より注力しておりますSEND(米国食品医薬局(FDA)への新薬申請時に義務化されている非臨床試験データ標準フォーマット:Standard for Exchange of Nonclinical Data)の変換対応サービスについては、国内外を含めて顧客数は着実に増加しており、環境事業に次ぐ第3の事業へと成長しつつあります。
今期より開始いたしました、国内に無い特色ある試験を持つ欧州、米国のCRO(Contract Research Organization:以下「CRO」と言います。)の代理店事業については、国内企業への紹介営業を重ねたなか順調に取扱高は増加し、併せて当社の試験サービスとのシナジー効果も出始めております。
更に、当社の試験サービスの顧客拡大を目的として、台湾、シンガポールにおいて、現地の非臨床関連会社との代理店契約を締結いたしました。これについては同エリアでの宣伝活動を開始しております。
このように、受託試験事業全般に関しては、受注は好調に推移し、四半期累計期間をとおして、稼働率も高い水準を維持しましたが、複数の試験で委託者都合により、最終報告書提出が翌四半期以降に延期されたため、売上高は予算に届かず、営業損失53,610千円を計上しております。
環境事業におきましては、大学・民間企業の動物関連施設の多くが更新時期を迎えることで、市況は活発であり今後も活況が予想されることから、理化学機器販売会社等と連携した大型工事案件の取り込みを軸に、営業活動を実施しましたが、上半期において複数の案件で発注に慎重な姿勢が見られたことから、当第3四半期累計期間では、売上高及び受注ともに対前年同期比では減少しております。
これらの結果、当第3四半期会計期間末における財政状態及び当第3四半期累計期間の経営成績は、以下のとおりとなりました。
① 財政状態
(流動資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産の残高は1,952,007千円となり、前事業年度末に比べ97,418千円増加しました。主な内訳は、売上債権の回収や前受金の増加等に伴う現金及び預金の増加174,107千円、売上債権の回収による受取手形及び売掛金の減少436,801千円、受注残高の増加による仕掛品の増加188,362千円、原材料及び貯蔵品の増加37,679千円であります。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末における固定資産の残高は1,425,548千円となり、前事業年度末に比べ37,952千円増加しました。主な内訳は、有形固定資産の取得によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債の残高は1,676,391千円となり、前事業年度末に比べ232,706千円増加しました。主な内訳は、返済の実行による短期借入金の減少100,000千円、前受金の増加451,185千円であります。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末における固定負債の残高は1,017,380千円となり、前事業年度末に比べ19,178千円減少しました。主な内訳は、返済の実行による長期借入金の減少75,000千円、有形固定資産の取得に伴うリース債務計上等によるその他固定負債の増加55,821千円であります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産の残高は683,783千円となり、前事業年度末に比べ78,155千円減少しました。これは、四半期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少によるものであります。
② 経営成績
当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高は1,792,659千円(前年同四半期比10.4%増)、営業損失は53,610千円(前年同四半期は営業損失50,887千円)、経常損失は75,705千円(前年同四半期は経常損失74,643千円)、四半期純損失は78,155千円(前年同四半期は四半期損失77,093千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(受託試験)
当事業部門におきましては、国内及びアジアを中心とする海外で、積極的な営業展開を進めた他、他社に先行するSENDサービスへの増員、研究設備投資による拡充を進めた結果、前年同期より受注が増加し、四半期累計期間をとおして高い稼働率を維持しましたが、人件費及び海外代理店への手数料の増加の影響もあり、売上高は前年同期比で増加しましたが、営業損失はやや改善するに留まりました。その結果、売上高は1,680,058千円(前年同四半期比14.9%増)、営業損失は53,058千円(前年同四半期は営業損失55,451千円)となりました。
(環境)
当事業部門におきましては、当第3四半期累計期間においては、完成引渡しとなる案件が少なかったことから、売上高は112,600千円(前年同四半期比30.1%減)、営業損失は551千円(前年同四半期は営業利益4,564千円)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、52,345千円であります。
当第3四半期会計期間では、信州大学が国立研究開発法人日本医療開発機構(AMED)の委託事業に採択された「新たながん免疫細胞療法:CAR-T細胞療法」研究において安全性試験を担う拠点「遺伝子・細胞治療研究開発センター」の共同研究施設が開所となりました。サルを用いた非臨床試験で安全性を確立し、重い副作用の報告もあるCAR-T細胞療法の実用化を目指すものであります。
引き続き製薬企業を始め、ベンチャー企業、大学研究機関等と幅広く協力し研究進展への寄与を図ってまいります。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期累計期間において、主力の受託試験の生産実績は1,919,014千円(前年同四半期比21.0%増)、受注実績は2,408,766千円(前年同四半期比41.5%増)、販売実績は1,680,058千円(前年同四半期比14.9%増)となりました。環境の生産実績は62,007千円(前年同四半期比72.8%減)、受注実績は209,173千円(前年同四半期比10.2%減)、販売実績は112,600千円(前年同四半期比30.1%減)となりました。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
国内製薬市場においては、薬価の改定が一段と進んだことを受け、当社の主要顧客である製薬会社は従来の低分子・高分子医薬品と併せて、より革新的な再生医療等製品、免疫療法、遺伝子治療等へ経営資源の集中を進めております。一方、世界の医薬品開発市場は各国の健康戦略や経済戦略も伴い着実に成長を続けており、アジア圏においても創薬市場は地道に拡大しつつあります。
このような中、当社は当第3四半期累計期間において、バイオ医薬品関連の高度分析機器や病理サービス強化のための機器への設備投資を行い、医薬品開発分野での対応可能領域の拡充を図ってまいりました。従来より注力しておりますSEND(米国食品医薬局(FDA)への新薬申請時に義務化されている非臨床試験データ標準フォーマット:Standard for Exchange of Nonclinical Data)の変換対応サービスについては、国内外を含めて顧客数は着実に増加しており、環境事業に次ぐ第3の事業へと成長しつつあります。
今期より開始いたしました、国内に無い特色ある試験を持つ欧州、米国のCRO(Contract Research Organization:以下「CRO」と言います。)の代理店事業については、国内企業への紹介営業を重ねたなか順調に取扱高は増加し、併せて当社の試験サービスとのシナジー効果も出始めております。
更に、当社の試験サービスの顧客拡大を目的として、台湾、シンガポールにおいて、現地の非臨床関連会社との代理店契約を締結いたしました。これについては同エリアでの宣伝活動を開始しております。
このように、受託試験事業全般に関しては、受注は好調に推移し、四半期累計期間をとおして、稼働率も高い水準を維持しましたが、複数の試験で委託者都合により、最終報告書提出が翌四半期以降に延期されたため、売上高は予算に届かず、営業損失53,610千円を計上しております。
環境事業におきましては、大学・民間企業の動物関連施設の多くが更新時期を迎えることで、市況は活発であり今後も活況が予想されることから、理化学機器販売会社等と連携した大型工事案件の取り込みを軸に、営業活動を実施しましたが、上半期において複数の案件で発注に慎重な姿勢が見られたことから、当第3四半期累計期間では、売上高及び受注ともに対前年同期比では減少しております。
これらの結果、当第3四半期会計期間末における財政状態及び当第3四半期累計期間の経営成績は、以下のとおりとなりました。
① 財政状態
(流動資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産の残高は1,952,007千円となり、前事業年度末に比べ97,418千円増加しました。主な内訳は、売上債権の回収や前受金の増加等に伴う現金及び預金の増加174,107千円、売上債権の回収による受取手形及び売掛金の減少436,801千円、受注残高の増加による仕掛品の増加188,362千円、原材料及び貯蔵品の増加37,679千円であります。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末における固定資産の残高は1,425,548千円となり、前事業年度末に比べ37,952千円増加しました。主な内訳は、有形固定資産の取得によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債の残高は1,676,391千円となり、前事業年度末に比べ232,706千円増加しました。主な内訳は、返済の実行による短期借入金の減少100,000千円、前受金の増加451,185千円であります。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末における固定負債の残高は1,017,380千円となり、前事業年度末に比べ19,178千円減少しました。主な内訳は、返済の実行による長期借入金の減少75,000千円、有形固定資産の取得に伴うリース債務計上等によるその他固定負債の増加55,821千円であります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産の残高は683,783千円となり、前事業年度末に比べ78,155千円減少しました。これは、四半期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少によるものであります。
② 経営成績
当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高は1,792,659千円(前年同四半期比10.4%増)、営業損失は53,610千円(前年同四半期は営業損失50,887千円)、経常損失は75,705千円(前年同四半期は経常損失74,643千円)、四半期純損失は78,155千円(前年同四半期は四半期損失77,093千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(受託試験)
当事業部門におきましては、国内及びアジアを中心とする海外で、積極的な営業展開を進めた他、他社に先行するSENDサービスへの増員、研究設備投資による拡充を進めた結果、前年同期より受注が増加し、四半期累計期間をとおして高い稼働率を維持しましたが、人件費及び海外代理店への手数料の増加の影響もあり、売上高は前年同期比で増加しましたが、営業損失はやや改善するに留まりました。その結果、売上高は1,680,058千円(前年同四半期比14.9%増)、営業損失は53,058千円(前年同四半期は営業損失55,451千円)となりました。
(環境)
当事業部門におきましては、当第3四半期累計期間においては、完成引渡しとなる案件が少なかったことから、売上高は112,600千円(前年同四半期比30.1%減)、営業損失は551千円(前年同四半期は営業利益4,564千円)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、52,345千円であります。
当第3四半期会計期間では、信州大学が国立研究開発法人日本医療開発機構(AMED)の委託事業に採択された「新たながん免疫細胞療法:CAR-T細胞療法」研究において安全性試験を担う拠点「遺伝子・細胞治療研究開発センター」の共同研究施設が開所となりました。サルを用いた非臨床試験で安全性を確立し、重い副作用の報告もあるCAR-T細胞療法の実用化を目指すものであります。
引き続き製薬企業を始め、ベンチャー企業、大学研究機関等と幅広く協力し研究進展への寄与を図ってまいります。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期累計期間において、主力の受託試験の生産実績は1,919,014千円(前年同四半期比21.0%増)、受注実績は2,408,766千円(前年同四半期比41.5%増)、販売実績は1,680,058千円(前年同四半期比14.9%増)となりました。環境の生産実績は62,007千円(前年同四半期比72.8%減)、受注実績は209,173千円(前年同四半期比10.2%減)、販売実績は112,600千円(前年同四半期比30.1%減)となりました。