四半期報告書-第9期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
(1)財政状態および経営成績の状況
①財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は24,310百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,492百万円減少しました。これは主に現金及び預金が374百万円、受取手形及び売掛金が1,230百万円、商品及び製品が237百万円それぞれ減少した一方で、原材料及び貯蔵品が316百万円増加したことによるものです。固定資産は36,719百万円となり、前連結会計年度末に比べ287百万円増加しました。これは主に有形固定資産が475百万円増加した一方で、のれんが167百万円減少したことによるものです。
この結果、資産合計は61,030百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,205百万円減少しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は6,755百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,426百万円減少しました。これは主に支払手形及び買掛金が1,013百万円、未払法人税等が237百万円、その他流動負債が183百万円それぞれ減少したことによるものです。固定負債は2,723百万円となり、前連結会計年度末に比べ142百万円減少しました。これは主に引当金が85百万円、その他固定負債が63百万円それぞれ減少したことによるものです。
この結果、負債合計は9,478百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,569百万円減少しました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における株主資本は48,467百万円となり、前連結会計年度末に比べ458百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益1,209百万円および剰余金の配当750百万円によるものです。また、その他の包括利益累計額は3,084百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円減少しました。これは主にその他有価証券評価差額金が80百万円減少したことによるものです。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は51,552百万円となり、前連結会計年度末に比べ363百万円増加し、自己資本比率は84.5%(前連結会計年度末比2.3ポイント増)となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済につきましては、輸出や生産面では米中貿易摩擦や中国景気の悪化など世界経済減速の影響がみられ、全体的に力強さに欠ける状況となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高24,439百万円(前年同期比0.2%減)、営業利益1,664百万円(同2.4%減)、経常利益1,825百万円(同1.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,209百万円(同0.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりです。
[砂糖その他食品事業]
海外原糖市況につきましては、値上がり材料として、主要生産国であるインド・タイの干ばつなどによる減産見通しがあったものの、値下がり材料として、足元の供給過剰感や最大砂糖輸出国ブラジルの通貨安などから、若干値を下げて当第2四半期を終了しました。
海外原糖市況(ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限))
日付 セント/ポンド 円/kg 為替(円/ドル)
始 値 2019年4月1日 12.53 30.97 112.10
高 値 2019年4月5日 12.84 31.93 112.81
安 値 2019年9月12日 10.68 25.69 109.09
終 値 2019年9月30日 11.92 28.62 108.92
(注)1ポンドは約0.4536㎏として換算し、為替は当日の三菱UFJ銀行直物為替公表TTSによっています。
一方、国内精糖市況(日本経済新聞掲載、東京)につきましては、前期末から変わらず上白糖1kg当たり187～188円で当第2四半期を終了しました。
このような状況のもと、主力の砂糖につきましては、当社独自製品の「きび砂糖」が好調に推移したものの、家庭内調理の減少が続き家庭用製品は減少しました。また、業務用製品は梅雨寒や夏場の長雨等の影響により、飲料・冷菓などの消費が落ち込んだことから減少し、砂糖全体の出荷量は前年同期を下回りました。その他食品につきましては、ツキオカフィルム製薬株式会社の製品が大手食品会社のノベルティに採用されるなど堅調に推移しました。
以上の結果、砂糖その他食品事業合計の売上高は21,971百万円(前年同期比2.5%減)、セグメント利益は1,516百万円(同2.6%増)となりました。
[健康産業事業]
健康産業事業におきましては、主に総合フィットネスクラブ「ドゥ・スポーツプラザ」、「NAスポーツクラブA-1」と女性専用のホットヨガ&コラーゲンスタジオ「BLEDA(ブレダ)」ならびにコンパクトジム「DO SMART(ドゥ・スマート)」、「A-1 EXPRESS」を運営しています。当第2四半期連結累計期間に新たに東京都と神奈川県に「A-1 EXPRESS」を計3店舗出店しました。
前連結会計年度末に連結子会社化した株式会社エヌエーシーシステムが寄与し、売上高は1,722百万円(前年同期比44.9%増)となりましたが、同社取得に係るのれん償却額50百万円の計上、新店舗開店費用の発生、および総合フィットネスクラブ既存店の近隣への競合店出店による業績悪化により、セグメント損失は31百万円(前年同期セグメント利益55百万円)となりました。
[倉庫事業]
倉庫事業におきましては、冷蔵倉庫、普通倉庫ともに引き続き好調な貨物の在庫水準を維持し、売上高は745百万円(前年同期比2.0%減)、セグメント利益は178百万円(同3.6%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より374百万円減少し、8,096百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,261百万円の収入となりました。
主なものは、税金等調整前四半期純利益1,778百万円、減価償却費455百万円、のれん償却額167百万円、持分法による投資利益△91百万円、利息及び配当金の受取額61百万円、法人税等の支払額△784百万円、ならびに売上債権の減少、たな卸資産の増加、仕入債務の減少、その他の流動資産の増加およびその他の流動負債の減少による△131百万円です。
なお、前年同期は1,743百万円の収入であり、主なものは、税金等調整前四半期純利益1,771百万円、減価償却費390百万円、のれん償却額116百万円、持分法による投資利益△35百万円、利息及び配当金の受取額87百万円、法人税等の支払額△165百万円、ならびに売上債権の減少、たな卸資産の増加、仕入債務の減少、その他の流動資産の減少およびその他の流動負債の減少による△369百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、825百万円の支出となりました。
主なものは、有形固定資産の取得による支出△848百万円です。
なお、前年同期は1,486百万円の支出であり、主なものは、余資の運用である有価証券の純増加額△1,000百万円、有形固定資産の取得による支出△447百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、810百万円の支出となりました。
主なものは、配当金の支払額△753百万円です。
なお、前年同期は823百万円の支出であり、主なものは、配当金の支払額△771百万円です。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、63百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
①財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は24,310百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,492百万円減少しました。これは主に現金及び預金が374百万円、受取手形及び売掛金が1,230百万円、商品及び製品が237百万円それぞれ減少した一方で、原材料及び貯蔵品が316百万円増加したことによるものです。固定資産は36,719百万円となり、前連結会計年度末に比べ287百万円増加しました。これは主に有形固定資産が475百万円増加した一方で、のれんが167百万円減少したことによるものです。
この結果、資産合計は61,030百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,205百万円減少しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は6,755百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,426百万円減少しました。これは主に支払手形及び買掛金が1,013百万円、未払法人税等が237百万円、その他流動負債が183百万円それぞれ減少したことによるものです。固定負債は2,723百万円となり、前連結会計年度末に比べ142百万円減少しました。これは主に引当金が85百万円、その他固定負債が63百万円それぞれ減少したことによるものです。
この結果、負債合計は9,478百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,569百万円減少しました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における株主資本は48,467百万円となり、前連結会計年度末に比べ458百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益1,209百万円および剰余金の配当750百万円によるものです。また、その他の包括利益累計額は3,084百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円減少しました。これは主にその他有価証券評価差額金が80百万円減少したことによるものです。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は51,552百万円となり、前連結会計年度末に比べ363百万円増加し、自己資本比率は84.5%(前連結会計年度末比2.3ポイント増)となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済につきましては、輸出や生産面では米中貿易摩擦や中国景気の悪化など世界経済減速の影響がみられ、全体的に力強さに欠ける状況となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高24,439百万円(前年同期比0.2%減)、営業利益1,664百万円(同2.4%減)、経常利益1,825百万円(同1.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,209百万円(同0.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりです。
[砂糖その他食品事業]
海外原糖市況につきましては、値上がり材料として、主要生産国であるインド・タイの干ばつなどによる減産見通しがあったものの、値下がり材料として、足元の供給過剰感や最大砂糖輸出国ブラジルの通貨安などから、若干値を下げて当第2四半期を終了しました。
海外原糖市況(ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限))
日付 セント/ポンド 円/kg 為替(円/ドル)
始 値 2019年4月1日 12.53 30.97 112.10
高 値 2019年4月5日 12.84 31.93 112.81
安 値 2019年9月12日 10.68 25.69 109.09
終 値 2019年9月30日 11.92 28.62 108.92
(注)1ポンドは約0.4536㎏として換算し、為替は当日の三菱UFJ銀行直物為替公表TTSによっています。
一方、国内精糖市況(日本経済新聞掲載、東京)につきましては、前期末から変わらず上白糖1kg当たり187～188円で当第2四半期を終了しました。
このような状況のもと、主力の砂糖につきましては、当社独自製品の「きび砂糖」が好調に推移したものの、家庭内調理の減少が続き家庭用製品は減少しました。また、業務用製品は梅雨寒や夏場の長雨等の影響により、飲料・冷菓などの消費が落ち込んだことから減少し、砂糖全体の出荷量は前年同期を下回りました。その他食品につきましては、ツキオカフィルム製薬株式会社の製品が大手食品会社のノベルティに採用されるなど堅調に推移しました。
以上の結果、砂糖その他食品事業合計の売上高は21,971百万円(前年同期比2.5%減)、セグメント利益は1,516百万円(同2.6%増)となりました。
[健康産業事業]
健康産業事業におきましては、主に総合フィットネスクラブ「ドゥ・スポーツプラザ」、「NAスポーツクラブA-1」と女性専用のホットヨガ&コラーゲンスタジオ「BLEDA(ブレダ)」ならびにコンパクトジム「DO SMART(ドゥ・スマート)」、「A-1 EXPRESS」を運営しています。当第2四半期連結累計期間に新たに東京都と神奈川県に「A-1 EXPRESS」を計3店舗出店しました。
前連結会計年度末に連結子会社化した株式会社エヌエーシーシステムが寄与し、売上高は1,722百万円(前年同期比44.9%増)となりましたが、同社取得に係るのれん償却額50百万円の計上、新店舗開店費用の発生、および総合フィットネスクラブ既存店の近隣への競合店出店による業績悪化により、セグメント損失は31百万円(前年同期セグメント利益55百万円)となりました。
[倉庫事業]
倉庫事業におきましては、冷蔵倉庫、普通倉庫ともに引き続き好調な貨物の在庫水準を維持し、売上高は745百万円(前年同期比2.0%減)、セグメント利益は178百万円(同3.6%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より374百万円減少し、8,096百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,261百万円の収入となりました。
主なものは、税金等調整前四半期純利益1,778百万円、減価償却費455百万円、のれん償却額167百万円、持分法による投資利益△91百万円、利息及び配当金の受取額61百万円、法人税等の支払額△784百万円、ならびに売上債権の減少、たな卸資産の増加、仕入債務の減少、その他の流動資産の増加およびその他の流動負債の減少による△131百万円です。
なお、前年同期は1,743百万円の収入であり、主なものは、税金等調整前四半期純利益1,771百万円、減価償却費390百万円、のれん償却額116百万円、持分法による投資利益△35百万円、利息及び配当金の受取額87百万円、法人税等の支払額△165百万円、ならびに売上債権の減少、たな卸資産の増加、仕入債務の減少、その他の流動資産の減少およびその他の流動負債の減少による△369百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、825百万円の支出となりました。
主なものは、有形固定資産の取得による支出△848百万円です。
なお、前年同期は1,486百万円の支出であり、主なものは、余資の運用である有価証券の純増加額△1,000百万円、有形固定資産の取得による支出△447百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、810百万円の支出となりました。
主なものは、配当金の支払額△753百万円です。
なお、前年同期は823百万円の支出であり、主なものは、配当金の支払額△771百万円です。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、63百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。