四半期報告書-第19期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 10:42
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【項目】
18項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループは、当社グループの主力事業であるPCオンラインゲーム及びモバイルゲーム市場の成長速度を予測することが難しく、ユーザーの嗜好や人気タイトルの有無などの不確定要素に収益が大きく左右されることから、株主と投資家の皆様により正確な情報を提供するために、四半期報告書の経営成績の状況につきましては、前年同四半期連結会計期間との比較・分析を中心に説明を行っております。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結会計期間における我が国経済は、新型コロナウィルスの感染拡大による経済活動の停滞により急速な減速に転じました。緊急事態宣言は解除されたものの感染拡大第2波の警戒から、経済活動の全面再開は依然として見通せない状況にあります。また、世界経済につきましても、新型コロナウィルスの感染拡大による世界的な経済活動の停滞から段階的に活動を再開させておりますが、経済回復への道のりは依然として厳しい状況が続くと予想されております。
このような状況の中、当社グループは、PCオンライン事業及びモバイル事業を展開し、ユーザーの皆様に楽しんでいただける高品質なゲームの開発、コンテンツの獲得、新規ゲームタイトルの配信に努めるとともに、既存ゲームタイトルのアップデートを推し進めてまいりました。具体的には、(ⅰ)大規模マルチプレイヤーオンラインゲームへの注力、(ⅱ)PC、コンソール及びモバイル等、あらゆるプラットフォームでのサービス提供、(ⅲ)自社IPの活用、(ⅳ)特別に価値のある新規IPへの投資、を成長戦略における4つの柱として設定し、グローバル事業の成長に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結会計期間におきましては、主要外貨に対する円高の進行により為替のマイナス影響を受けたものの、韓国事業が業績を牽引したことから、売上収益は前年同期比で増加いたしました。
中国においては、主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)に対して労働節アップデート及び12周年アップデートを実施いたしました。既存ユーザーのエンゲージメントの向上及び離脱ユーザーの復帰に重点を置いた3月の大型アップデート実施後、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数に改善が見られましたが、その水準が想定ほど持続せず、低下いたしました。また、新型コロナウィルス感染拡大により1月下旬以降営業を休止していたPCカフェは順次営業を再開しましたが、営業再開後も通常通りの営業が行えていないことなどから、PCカフェのユーザー数についても前四半期から目立った改善がありませんでした。その結果、当第2四半期連結会計期間におけるアクティブユーザー数及び課金ユーザー数が想定よりも低い水準で推移し、売上収益は当社の業績予想を下回り、前年同期比で減少いたしました。
韓国においては、主力PCオンラインゲーム『メイプルストーリー』(MapleStory)、『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)及び『サドンアタック』(Sudden Attack)が好調であったことから、PCオンライン事業の売上収益は前年同期比で増加いたしました。モバイル事業では、前第4四半期連結会計期間に配信を開始した『V4』、当第2四半期連結会計期間に配信を開始した『KartRider Rush+』及び『EA SPORTSTM FIFA MOBILE』の増収寄与により、売上収益は前年同期比で増加いたしました。PC、モバイル事業共に前年同期比で成長し、韓国では第2四半期連結会計期間として過去最高の売上収益を達成いたしました。
日本においては、当第2四半期連結会計期間に配信を開始した『TRAHA』による増収寄与があった一方で、サービスが開始した前第2四半期連結会計期間との比較による『メイプルストーリーM』(MapleStory M)の減収と、連結子会社であった株式会社gloopsの売却に伴う減収により、売上収益は前年同期比で減少いたしました。
北米及び欧州においては『メイプルストーリー』(MapleStory)及び『Choices: Stories You Play』の売上収益が増加した一方で、『メイプルストーリー2』(MapleStory 2)、『OVERHIT』、『AxE』、『Darkness Rises』の売上収益の減少により、売上収益は前年同期比で減少いたしました。
その他の地域においては『OVERHIT』、『天涯明月刀』(Moonlight Blade)、『AxE』が減収となった一方で、当第2四半期連結会計期間に配信を開始した『KartRider Rush+』、第1四半期連結会計期間に台湾、香港、マカオで配信を開始した『V4』の増収寄与に加えて、『メイプルストーリー』(MapleStory)の売上収益が成長したことから、売上収益は前年同期比で増加いたしました。
費用面では、ロイヤリティ費用が増加したものの、人件費やAWS費用の減少及び円高の進行による為替の好影響を受け、売上原価は前年同期比で減少いたしました。販売費及び一般管理費は、広告宣伝費やストック・オプション費用が減少した一方で、研究開発費の増加、モバイル事業の成長に伴うプラットフォーム費用の増加等により、前年同期比で増加いたしました。その他の費用については、使用権資産や前払ロイヤリティ等に係る減損損失を計上した前第2四半期連結会計期間との比較により、前年同期比で減少いたしました。
また、外貨建ての現金預金等について為替差損が発生した結果、前年同期比で金融費用は増加いたしました。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は147,228百万円(前年同期比0.2%増)、営業利益は68,254百万円(同4.1%増)、税引前四半期利益は86,667百万円(同3.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は69,674百万円(同4.0%減)となりました。
報告セグメントの当第2四半期連結累計期間の業績は、次のとおりであります。
① 日本
当第2四半期連結累計期間の売上収益は1,964百万円(前年同期比54.9%減)、セグメント損失は1,279百万円(前年同期は2,123百万円の損失)となりました。
② 韓国
当第2四半期連結累計期間の売上収益は134,225百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益は75,686百万円(同0.3%減)となりました。韓国セグメントの売上収益には、子会社であるNEXON Korea Corporationの傘下にあるNEOPLE INC.の中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれます。
③ 中国
当第2四半期連結累計期間の売上収益は1,487百万円(前年同期比3.3%減)、セグメント利益は948百万円(同3.1%増)となりました。
④ 北米
当第2四半期連結累計期間の売上収益は8,258百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント損失は563百万円(前年同期は2,998百万円の損失)となりました。
⑤ その他
当第2四半期連結累計期間の売上収益は1,294百万円(前年同期比57.7%増)、セグメント損失は1,028百万円(前年同期は38百万円の利益)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産、負債及び資本の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は765,934百万円であり、前連結会計年度末に比べて46,846百万円増加しております。主な増加要因は、その他の金融資産の増加(前期末比85,661百万円増)、現金及び現金同等物の増加(同51,883百万円増)によるものであり、主な減少要因は、その他の預金の減少(同88,887百万円減)によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は91,879百万円であり、前連結会計年度末に比べて3,922百万円増加しております。主な増加要因は、未払法人所得税の増加(前期末比5,753百万円増)によるものであり、主な減少要因は、引当金の減少(同2,596百万円減)によるものであります。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本の残高は674,055百万円であり、前連結会計年度末に比べて42,924百万円増加しております。主な増加要因は、四半期利益計上等に伴う利益剰余金の増加(前期末比60,422百万円増)によるものであり、主な減少要因は、在外営業活動体の換算差額の計上等に伴うその他の資本の構成要素の減少(同25,591百万円減)によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は86.7%(前連結会計年度末は86.2%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ51,883百万円増加し、305,519百万円となりました。当該増加には資金に係る為替変動による影響△551百万円が含まれております。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は65,586百万円(前年同期は60,514百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期利益86,667百万円によるものであり、主な減少要因は、法人所得税の支払額11,378百万円及び為替差益11,149百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は10,429百万円(前年同期は48,209百万円の支出)となりました。主な支出要因は、有価証券の取得による支出74,352百万円、連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の取得による支出18,343百万円、拘束性預金の純増加額3,433百万円によるものであり、主な収入要因は、定期預金の純減少額79,161百万円、連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の売却による収入8,139百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,723百万円(前年同期は801百万円の収入)となりました。主な収入要因は、ストック・オプションの行使による収入3,526百万円によるものであり、主な支出要因は、自己株式取得による支出2,783百万円、配当金の支払額2,206百万円、リース負債の返済による支出1,123百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更又は新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は8,001百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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