半期報告書-第24期(2025/01/01-2025/12/31)

【提出】
2025/08/13 17:01
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当中間連結会計期間における世界経済は、持ち直しが緩やかになっており、一部の地域において足踏みがみられるほか、関税率引上げに伴う駆け込み需要やその反動の影響、不透明感がみられます。
先行きについては、通商政策による影響の広がりから、持ち直しの動きが弱まる可能性があり、今後の通商政策など米国の政策動向による影響等による下振れリスクや金融資本市場の変動の影響等に留意する必要があります。
このような状況の中、当社グループは、ライブ運用を基盤とし、IP成長戦略に沿った組織再編を行っております。これにより主要IPを著しく成長させるとともに、新たな大ヒット作の開発を進めてまいります。新たに策定したIP成長戦略は、垂直及び水平方向の成長で構成される戦略です。垂直方向の成長とは、『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)や『メイプルストーリー』 (MapleStory)などの大ヒットフランチャイズを新しいコンテンツ、プラットフォーム、地域を通じて提供し、再活性化及び拡張することで成長させる戦略です。この戦略の重要な要素として、市場間の文化的違いを認識し、各地域のプレイヤーの好みに合わせてコンテンツをカスタマイズするハイパー・ローカライゼーションが含まれます。また、水平方向の成長とは、『マビノギ』(Mabinogi)など、当社グループのその他のゲームフランチャイズ、また『ARC Raiders』など開発中の新作から新たな大ヒット作を創出することを目的とした戦略です。
当中間連結会計期間においては、前年同期に中国で配信を開始し爆発的な人気を博した『アラド戦記モバイル』(Dungeon&Fighter Mobile)が前年同期比で減収となったものの、主力タイトルであるPC版『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)及び『メイプルストーリー』(MapleStory)の再活性化に加え、3月に配信を開始した『マビノギモバイル』(MABINOGI MOBILE)や『The First Berserker: Khazan』の貢献及びサービス地域を拡大した『MapleStory Worlds』の増収により、売上収益は前年同期比で増加いたしました。主要フランチャイズ別の売上収益は、以下のとおりです。
『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)においては、PC版『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の成長及び『The First Berserker: Khazan』の増収寄与の一方で、フランチャイズ全体の売上収益は『アラド戦記モバイル』(Dungeon&Fighter Mobile)を中国でローンチした前年同期との比較で減少いたしました。韓国のPC版『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)では、MAU及び課金ユーザー数を前年同期比でほぼ倍増させることに成功し、売上収益は前年同期比で2倍超に成長いたしました。中国では、当中間連結会計期間において労働節アップデートや周年アップデートが好評を博し、6月にはMAU及び課金ユーザー数が今年最高の水準まで上昇するなど、業績回復が着実に進みました。
『メイプルストーリー』(MapleStory)においては、韓国のPC版の好調な業績及び『MapleStory Worlds』の地域展開により、フランチャイズ全体の売上収益は前年同期比で成長いたしました。韓国の『メイプルストーリー』(MapleStory)では、6月の夏季アップデートがアクティブプレイヤー数を大幅に増加させ、PCカフェでの占有率が過去最高を記録いたしました。また、『MapleStory Worlds』では、4月に中国や日本を除くアジア地域へサービスを拡大し、特に台湾において好評を博しました。これらの成功により、売上収益は前年同期比で大幅に増加いたしました。
『EA SPORTS FC™ ONLINE』は、当中間連結会計期間においては前年同期比で減収となったものの、当第2四半期連結会計期間においては、7周年コンテンツアップデートにより、前年同期比だけでなく弱い季節性にもかかわらず前四半期比でも売上収益が成長いたしました。
その他の主要タイトルでは、3月27日に韓国で配信を開始した『マビノギモバイル』(MABINOGI MOBILE)においてバトル中心の従来のMMORPGとは異なり、生活要素に焦点を当てた平和的なゲーム性がプレイヤーから好評を得ました。3月の配信開始以降、MAU、課金ユーザー数、ARPPUいずれの指標においても好調を維持し、業績に大きく貢献いたしました。
費用面では、業績連動賞与の減少により人件費が減少したものの、『マビノギモバイル』(MABINOGI MOBILE)によるロイヤリティ費用の増加及び『MapleStory Worlds』のクリエイター報酬の増加により、売上原価は前年同期比で増加いたしました。販売費及び一般管理費は、主に従業員数の増加に伴う研究開発費の増加やプラットフォーム利用料の増加により、前年同期比で増加いたしました。その他の費用は、前年同期にのれんの減損損失を計上した影響で減少いたしました。また、前年同期においては為替差益が発生しておりましたが、当中間連結会計期間では為替差損を認識した結果、税引前中間利益及び親会社の所有者に帰属する中間利益は前年同期比で減少いたしました。
上記の結果、当中間連結会計期間の売上収益は232,784百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は79,309百万円(同6.6%増)、税引前中間利益は67,545百万円(同41.6%減)、親会社の所有者に帰属する中間利益は43,030百万円(同43.2%減)となっております。
報告セグメントの当中間連結会計期間の業績は、次のとおりです。
① 日本
当中間連結会計期間の売上収益は2,679百万円(前年同期比7.6%減)、セグメント損失は1,844百万円(前年同期は1,386百万円の損失)となりました。
② 韓国
当中間連結会計期間の売上収益は212,085百万円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は83,746百万円(同5.2%減)となりました。韓国セグメントの売上収益には、子会社であるNEXON Korea Corporationの傘下にあるNEOPLE INC.の中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれます。
③ 中国
当中間連結会計期間の売上収益は815百万円(前年同期比56.3%減)、セグメント損失は112百万円(前年同期は861百万円の利益)となりました。
④ 北米
当中間連結会計期間の売上収益は14,078百万円(前年同期比45.3%増)、セグメント利益は1,144百万円(前年同期は2,193百万円の損失)となりました。
⑤ その他
当中間連結会計期間の売上収益は3,127百万円(前年同期比24.6%減)、セグメント損失は4,956百万円(前年同期は4,654百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産、負債及び資本の状況
(資産)
当中間連結会計期間末の総資産は1,275,121百万円であり、前連結会計年度末に比べて18,350百万円増加しております。主な増加要因は、その他の金融資産の増加(前期末比61,000百万円増)及び現金及び現金同等物の増加(同54,435百万円増)によるものであり、主な減少要因は、その他の預金の減少(同58,830百万円減)、営業債権及びその他の債権の減少(同23,988百万円減)及び繰延税金資産の減少(同18,710百万円減)によるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末の負債合計は223,079百万円であり、前連結会計年度末に比べて3,167百万円減少しております。主な減少要因は、リース負債の減少(前期末比1,547百万円減)及び引当金の減少(同14,661百万円減)によるものであり、主な増加要因は、仕入債務及びその他の債務の増加(同8,518百万円増)及びその他の流動負債の増加(同1,903百万円増)によるものであります。
(資本)
当中間連結会計期間末における資本の残高は1,052,042百万円であり、前連結会計年度末に比べて21,517百万円増加しております。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する中間利益計上に伴う利益剰余金の増加(前期末比43,030百万円増)及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の計上等によるその他の資本の構成要素の増加(同44,220百万円増)によるものであり、主な減少要因は、自己株式の取得による減少(同56,188百万円減)であります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は81.7%(前連結会計年度末は81.1%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ54,435百万円増加し、386,366百万円となりました。当該増加には資金に係る為替変動による減少の影響△12,513百万円が含まれております。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は88,059百万円(前年同期は34,309百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前中間利益67,545百万円及び営業債権及びその他の債権の減少額23,865百万円によるものであり、主な減少要因は、法人所得税の支払額25,457百万円によるものであります。
前年同期と比べて、営業債権及びその他の債権が減少したことにより、営業活動による収入が増加いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は49,734百万円(前年同期は67,856百万円の支出)となりました。主な収入要因は、定期預金の純減少額60,648百万円であり、主な支出要因は、持分法で会計処理されている投資の取得による支出8,319百万円によるものであります。
前年同期と比べて、定期預金への預け入れが減少したことにより、投資活動による支出が減少いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は70,845百万円(前年同期は32,421百万円の支出)となりました。主な支出要因は、自己株式の取得による支出56,188百万円によるものであります。
前年同期と比べて、自己株式の取得による支出が増加したことにより、財務活動による支出が増加いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更又は新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は13,163百万円です。なお、当中間連結会計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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